目の前のコホコホ咳をしている制服の患者さんに結核を考えたことがありますか?
誤診は個人の健康だけでなく、感染症の場合、社会への影響も大きいのが特徴です。
結核関連ニュースが続きました。 再発防止や取組み改善につなげましょう。
『医師が結核を鼻炎、風邪と誤診 高校で生徒らに集団感染』
大阪市西成区の高校で結核の集団感染が発生。
生徒10人と家族6人の計16人が感染。
最初に感染した男子生徒は昨年 . . . 本文を読む
PubMedなどで拾える情報の多くは英語、7割近くは米国の情報といわれています。
私たちが日々目にする感染症関連の情報も米国関連が多いですね。
ちょっと違うとことも見てみようというときにはユーロサベイランスが便利です。
最新号に参考になる情報がありましたので紹介します。
まずひとつめは「医療者向けの感染症トレーニングの開発」です。
日本では医学部で臨床感染症を扱う講座が少なく、初期研修でも必 . . . 本文を読む
日本の介護施設や医療機関にもそのうちフィリピンからきたナースやヘルパーさんが増えるかもしれない・・・と考える時代ですね。
フィリピンで流行している病気のことも勉強しなくては!です。
偶然ですが、下の感染研のFETPの夏のプログラムに今年招聘されているのはフィリピンのTayag先生です(昨年はタイFETP)。
Eric A. Tayag, MD, FETP, FPSMID
Officer-in-C . . . 本文を読む
今週は河北病院で抗菌薬の講義、杏林大学では難しい症例検討会がありました。
土日はEBICセミナーがあり(ちなみに満員となったので受付終了)、ながい一週間です。
杏林のあとの定番は「いせや」(やきとり)→「めんぞう」(牛スジ味噌ラーメン)ですが、今日は吉祥寺B級グルメマスターのS先生が新たな店情報を仕入れてきました。
当たりです!!いい辛子使っています。
しかもメニューが豊富です。順番に食べない . . . 本文を読む
病院内で感染予防・拡大防止・再発防止に取り組むのは感染対策チームの医師やナース・薬剤師・検査技師です。
これが地域・社会となるともう少し広い疫学やサベイランス・介入が必要になります。
外国ではEIS officer(Epidemic Intelligence Service)という専門職が存在しています。
http://www.cdc.gov/eis/about/about.htm
日本には国 . . . 本文を読む
B級という名前は失礼にあたる、そのような料理が「沖縄料理」です。何しろ格式の高い琉球王朝の偉い方々も召し上がったのですから・・・。
何はさておき、本日、歌舞伎町近くの外来を終えて入りました、このお店。沖縄料理(庶民派Version)が沢山あります。私、ダイエット中を忘れて、沖縄ソバ(”すば”と発音すること)とゴーヤチャンプルーに埋没したのであります。あまりに美味しいので店名と場所は公開しません . . . 本文を読む
2月に米国FEMA(危機管理部門)のLeo Bosner先生が来日された時に勉強しようといろいろ探しましたが、このの分野の本は本当に少ないことがわかりました。1冊手元にあるといいですね。2007年5月に出たばかりです。
マニュアルづくりがゴールになってしまい、つくったあとは満足モードになりがちなこの国で、実際に危機が発生したときにいち専門職としてどうすべきか。自分立場守らなくてはならないのはどの . . . 本文を読む
今日(米国は明日)6月27日は米国のHIV検査デーです。もともとは感染者団体が「早く気づきましょう」という趣旨で始めましたが、現在は行政や民間セクターもろもろが協力する一大イベントとなっています。
日本は6月の1週目が「HIV検査普及啓発週間」でした。ウシくんポスターを町の中でみかけたかたもいらしたのではないかと思います。
日本のHIV/AIDSの報告数のうち、自発検査(保健所など)でわかる人 . . . 本文を読む
★前にアナウンスしたときと日時が変更になっているのでご注意ください★
抗菌薬について体系だって勉強してみたい、まだ勉強したことがない、という研修医を対象に準備をしています。
現場での教育の参考にしていただける指導医の方の参加も歓迎しております。
参加は無料です。
事前申し込み制ではありませんが、参加にあたり何かご質問ご希望がある場合は[email protected]にお問い合わせください。
. . . 本文を読む
感染症好きな方には海外でおきている問題や情報の関心が高い方も多いですね。ま、「ずっとこのままこの島にいるぞ!一歩も出ないぞ!」と決意をしてもさまざまなお約束ごととは無縁ではありません。
無縁ではありませんが、親切に解説をしてくれる機関も人も通常いないので自分で勉強するしかありません。
大きな話題としては、IHR(Internaitonal Health Regulations)がUpdateされ . . . 本文を読む