皆様も、このトーマスのようにリラックスして新しい年を迎える準備をされている事と存じます。
今年は未曾有の東日本大震災の影響を編集長もDoirectに受け、様々に至らない事の多かった年でした。
来年は、もっともっと良い感染症診療に役立つ働きをしたい・・と編集部一同願っております。
本年度のBlog、最後のページは昨日、一昨日の合宿の様子で締めくくりたいと思います。
皆様、良いお年をお . . . 本文を読む
マラリアワクチンがフェーズ3、そして、デング出血熱やチクングニアのワクチン開発もすすめられています。
蚊が媒介してなる感染症のワクチン。
できたとしても誰にどうやって接種計画をたてていくのかという別の問題もあります。
今は蚊帳と虫除けと長袖。
そしてここに別の視点が。
Microbes on human skin found to attract mosquitoes VaccineNe . . . 本文を読む
あのー、編集長、この“学校”ってなんですか?
-いかんかね?
えーっと。一箇所に集めて教えているというわけではないですし(基本、出前やん)
青木デリバリーとかどうすか?
-なぬ。いかがわしい内容だとおもわれるではないか。
では、、、塾、どうでしょう。塾。適塾っぽくてかっくいい♪
-うーむ。予備校のようだな。青木ゼミナールよりはましか。
そうですねえ。では、アナログな教師と学習者のつな . . . 本文を読む
以前から臨床、疫学領域が基礎領域に比較して極めて脆弱なのが、日本の感染症対策をゆがめている・・というのが編集長の長年の主張でした。
写真は母校・中部病院出身の病理・臨床感染症・実地疫学のExpert達@青木学校
さて、今朝、本年最後のお勉強、タイトルはEuropean Vaccine Safety Data Resource。欧州ではどのようにワクチンの安全性がモニターされているか・・とい . . . 本文を読む
編集長もワクチンの話題を・・
ワクチンの試験勉強をしていて非常に特異的なのは黄熱病YF。生ですね・・
当然、生きているウイルスですので免疫不全症例では禁忌が基本・・と思っていたら、何とステロイド使用例にパイロット的に安全性と抗体産生を検討した勇気ある報告がICAACでありました。
通常、欧州と米国では多少の違いがあっても基本的に15日間の使用期間、10-20mg/日の使用量で切り分けていた . . . 本文を読む
今年の6月にシアトルで開かれたPacific Health Summitのテーマはワクチンでした。
各国関係者、製薬会社のトップ、最前線の研究者、ゲイツ財団はじめとする途上国への供給を支援する非営利団体が参加していました。
そこで注目されていた、pipeline上にある新しいワクチンは、マラリア、結核、HIVです。
まさにGlobal Healthの3つのターゲットでもあります。
(このほかですと . . . 本文を読む
※以下は2011年12月29日現在の情報です※
信号機ではありません。(ピンク?)
タイカレーではありません。(ピンク???) → 南インド料理に実際にあるそうです。
ワクチンについて勉強するときにお世話になる本の愛称です。
(・・感染症マニアな皆さんにはやさしすぎましたね。ふう)
Red Book :作成はAmerican Academy of Pediatrics (AAP) Com . . . 本文を読む
ニュースで、四種混合ワクチンの承認申請の話が流れています。
どれくらいの迅速さで検討されるんでしょうね。
今年お子さんが産まれた(る)、来年産まれるご家庭では不活化ポリオ情報は喫緊の課題になっていますが、
小児科領域では不活化ポリオだけに熱くなることが心配もされています。
つまり、乳幼児の生命や健康リスク(確率的にも高い)に関わる感染症を予防するHibや肺炎球菌の接種率が予想以上に低かったりす . . . 本文を読む
今朝のお勉強はDengue熱の入院適応を臨床的に判断する・・といった話。Singaporeからの発表ですが、豊かなSingaporeでさえ不要な入院を抑えて医療費を抑制しようという動きが活発なのだな・・と改めて思った次第。 破綻するまえに破綻しないような工夫を始めるところは素晴らしい。すでに破綻しててもそのままという国もあるのに・・(再放送で医療崩壊に津波が追い打ち・・という番組を見たのでますま . . . 本文を読む
研修医も力がついてくると、感染症の重症度を表現するのに熱や白血球やCRPを使わなくなってきます。
確かに市中肺炎などで入院してくる症例も熱が平熱に近いほど、死亡率が高いんですから・・
では、何を使って「やばい」を表現するか・・いくつか有りますが、血小板数も使われますね・・
駒込病院の感染症科スタッフは良く、ウイルス感染症などを扱う時、「血小板が・・」的表現を頻用しています。
今朝のお勉強はD . . . 本文を読む