2007'01.28 (Sun) 16:19

相変らず最高です。そして書くことがない……!
美術学校に通う四人の女子高生のほんわかした空気だけで空間を満たして見てるこっちもほんわかしまくる超ほんわか作品!ひだまり荘の四人を描く、だから「ひだまりスケッチ」なのだ!
やっぱり書くことないっす。
【More】
こっちが慣れたのか把握したのか、回を追うごとにどんどん良くなっていきます。ネタも普通に笑えるようになってるし。

二人でおんなじに、絵に黒点つけたり顔に煤つけたり。
宮子お前もか!ということでブルータスなんでしょうか(笑)。
こういう裏も表もなく一緒のことできる・してくれる友達同士ってのは一番素敵ですね。

二人おんなじに、天井から攻撃を受けるゆのっち&宮子。
うん、個人的にはなんか青春ノスタルジーを感じます。
なんだかフィクション的というか、王道的な青春観に沿っている感じです。仲の良い友達と楽しくワイワイ過ごすっていう素敵な時間。
もう既にそこを通り過ぎてしまった僕達には、『ソレ』はいつしか失われるモノだとわかっているからこそ、その瞬間瞬間がとっても大切なモノだと知っている。
仲が良い友達がいて、ダラダラとダベッて楽しんでいたけど、時間の所為か環境の所為か自分の所為か、いつしかそれが失われていた。
背景の小物がちょくちょく形を変えたりしていたのが、余計にそれを思わさます(只の遊びだろうけど)。
でも、過去の状況が失われた今は今で、また形を変えた別の状況が生まれてるんですよね。そしてソレもまたいつかは失われていく。その繰り返し。……だから結局、過去も今も全てがいつか失われ、形を変えていくものだからこそ、全てが大切な瞬間なんじゃないでしょうか。今、昔を思い返して感傷に浸れるように、今この瞬間だって、いつか思い出せば感傷に浸れる瞬間なんだろうし。
だから結局、何が言いたいのかっていうと、この作品は『空間』だってことが言いたいのです。も~~これでもか!ってくらいの青春的仲良し空間。
そのための四人&吉野屋&校長以外のガン無視。そのための画面作り。
人生ってのはゆるい・まったりだけではない。だからこその攻撃的な演出・画面、だからこそのお色気的描写。現実と乖離しすぎた画面と、微妙な現実的エロス、王道的なキャラクター。ゆるい・まったりだけで占めてもいいのに、そこに敢えて違う色をいくつか入れることによって、この作品のそれこそ強烈な『色』を出しているのではないでしょうか。
何を見た後でも、「ひだまり」見れば一瞬でトリップできる、そんな独自色を出すために『色々なこと』をやっていて、そしてソレがまったり・ゆったりから外れているからこそ、同じくまったり・ゆったりな作品とも差別化ができる。
しかも無駄にエロスを入れてくるところがまた良い。ゆるい・まったり・ファンタジーを無碍に下世話なレベルまで落としてくれる。ロリキャラにエロス的成長を感じさせるからこそ、いつかは成長してこの状況も失われていくということをより感じさせてくれるのです。
つまりなんでしょ、この独自色の強さが、この作品に没入させるだけのモノに成りえている、ということっす。
ひだまり 0 【日▼溜まり】
日あたりのよい暖かい所。建物などが風をさえぎり、吹きさらしでない場所についていう。
(from:goo辞書)
確かに、この四人の作り出す空間は暖かいや。
しっかしアレだこの作品、本当書くことない。こう、適当に感じた事を書くしかない(つーか殆ど自分語りレベルだよなぁ。まあいっか)。
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