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2024年は未訪だった高知の温泉宿に宿泊が叶い、今後の情報発信について試行錯誤した1年でした 2024年も例年どおり、一人温泉&一人登山を楽しんだことには変わりないのですが、特筆すべきこととしては47都道府県で唯一足を運んだことがなかった高知県の温泉宿に宿泊が叶いました。 公共交通機関利用で「温泉宿への宿泊」と「登山」を目的に旅をしていると、旅をするエリアはどうしても偏りがちになります。高知県もそれで行く機会がなかったのですが……最後に1県だけ残ったので行ってみるか!で旅を計画したら、けっこう楽しかったのですよね。これを機に「これまであまり縁がなかったエリアへの旅も計画してみようかな」と思っているところです。 こちらは2024年にようやく登れた花盛りの平標山 また、2024年は思うところあってブログの更新頻度を減らし、2023年9月に開始したnoteのメンバーシップ会員向けの記事に注力した
1泊2食付き2万円以下の宿で、コスパ重視の総合ベスト10を選出した 2024年も間もなく終わるタイミングでの公開となり恐縮ですが、本稿は「2023年に泊まった温泉宿」の振り返り記事です。これを公開せずには年を越せないので……なんとか更新できて良かった! 本稿では、私自身が2023年に泊まった宿の中から「2食付き2万円以下で1人で泊まれる」宿限定でご紹介しています。 先に公開済みの「2023年に泊まった温泉宿で「部屋」「風呂」「食事」が良かったおすすめ宿ランキングを発表する」では、2023年に泊まった宿の中で「部屋・建物」「風呂」「食事」の3項目について「突出して良かった宿」のベスト3をそれぞれ選定しました。 「食事」や「部屋」部門では特に、宿泊料金の高い宿が上位に入りやすい傾向があります。なので「すごく印象が良かったけど項目ごとのランキングには入らなかった」宿がいくつもあるのです。 そこで
選んだ10軒の宿はすべて1人で宿泊可能な宿です 2017年から毎年、1年間に泊まった宿を振り返って「部屋」「風呂」「食事」というそれぞれの側面において「この宿はすばらしく良かった!」と印象に残っている宿をそれぞれ1位から3位まで紹介する、という記事を更新しています。 2024年も間もなく終わるタイミングでの公開となり恐縮ですが、本稿はその2023年版です。この記事を公開せずには年を越せない……。 過去6回分の記事は下記になります。 食事部門だけ3軒に絞りきれず3位が2軒あり、全部で10軒の宿を紹介しています。 2023年版で選んだ宿も、すべて1人で宿泊した宿で、現時点でもすべての宿が1人泊を受け入れており、10軒の宿のうち8軒は、休前日でも1人で宿泊可能な宿です。私自身もそうですが、土日休みの勤め人で、できれば土曜日に1人で泊まれる宿が知りたい……という方が多いのではないかと思いますので、
1人でも、お湯が良くて食事もおいしい宿にできるだけ安く泊まりたい 温泉宿の宿泊料金が高騰する昨今、お安く泊まれる温泉宿を探すことも年々難しくなっています。ただでさえ割高になりがちな「1人で泊まる」のであれば尚更です。 しかし「2食付き1万円以下で1人で泊まれる宿」も探せばまだあります。 たとえばこちらの写真↓は、尾瀬の玄関口となる尾瀬戸倉温泉にある温泉付きペンションですが。 浴室は清潔で卵臭の香る湯を楽しめます。そして食事は朝夕ともにすごいボリュームで味もすばらしい! 滞在中はコーヒーやお茶を自由に飲めてお茶菓子もたくさん置いてあってサービスも満点!なのに平日7500円、休前日8000円で1人で泊まれます。 今年のGWはこちらに2泊して至仏山登山を楽しんできました。尾瀬の玄関口というと交通が不便そうに思われるかもしれませんが、沼田駅からバス1本で宿の目の前まで行けます。こういう宿も探せばあ
湯上がりの一杯に最適!別府駅前に2022年12月にオープンした醸造所併設のビアレストラン 温泉好きの聖地、別府。 例にもれず私も大好きで、年に1度は訪れて温泉旅を楽しんでいます。 市内の至るところに温泉が湧いている別府では、駅から徒歩圏内にも立ち寄りで入浴できる温泉宿や温泉施設がたくさんあるため、電車やバスの待ち時間にもサクッと極上湯を浴びることができます。 そんなとき、駅前で昼から風呂上がりのビールが飲めて、ちょっとしたつまみがいただけるお店があったら……なんて思っていたのですが、2022年12月に、別府駅からすぐの場所に醸造所併設のビアレストラン「別府ブルワリー」がオープンしました。 存在を知ってから「次に別府に行ったときは必ず寄ろう!」と思っていたのですが、なかなかタイミングが合わず……。 先日初めてお邪魔することができ、風呂上がりの1杯を楽しむことができましたので、レポートしたいと
2024年の1月~6月に1人で泊まった、各エリアで最も印象深かった温泉宿をご紹介 2017年から毎年、1年間で泊まった宿の中から「部屋・風呂・食事が良かった」「2食付き2万円以下でコスパ最強」という観点でピックアップした記事を公開しています。 最新記事は2022年版で、2023年版は現在内容を詰めているところです。宿泊した宿すべてを公平に比較してしっかりとご紹介したい!という思いから、どうしても選定・執筆に時間がかかってしまいます。 また、毎年ご好評いただいているまとめ記事ではあるのですが「選出された宿のエリアが偏っている」というお言葉をいただく年もありました。 「今回は西日本の宿が少なめだからこっちの宿を選ぼう」というような忖度をせず、純粋に良かった宿を選んでいるので仕方がないのですが……。これらのまとめ記事とは別に、偏りなくすべてのエリアの宿をご紹介する記事を出したい気持ちもあり、今回
最北の日本百名山・利尻山のある利尻島で、山と温泉・キャンプ・ウニを楽しむ 2022年の夏、利尻山登山を目的に初めて利尻島に上陸し、2泊3日滞在して中日に利尻山に登頂しました。 帰りの飛行機の窓から見た利尻島。惚れ惚れするほど格好よくて「また必ず来たい!」と強く思ったのです。 短いけれど印象的な旅だったので、翌年の2023年にも2泊で利尻島に滞在。旅のきろくをnoteに公開しています。 前年に行けなかった日帰り温泉に立ち寄り、にごり湯のすばらしい源泉を持つ温泉宿にも泊まることができて大満足! 遠いですが、遠くても行きたい!と思える魅力あふれる島でした。 観光客が多すぎず少なすぎず、広すぎず狭すぎず。宿泊施設の選択肢もそこそこあり、車が運転できなくてもバス・タクシー・宿の送迎でなんとか楽しめるところもちょうど良かったなあと。 実を言うと、noteのメンバーシップのアイキャッチ画像も利尻島の風景
大雪山旭岳登山の前後泊に最適!連休や休前日も一人泊可能な人気の宿 北海道・大雪山の麓にある旭岳温泉は、大雪山旭岳ロープウェイの山麓駅から徒歩圏内にあり、登山の前後泊にも最適な温泉地です。 その中でも今回ご紹介する湯本湧駒荘は、5つの自家源泉を持ち、食事もおいしく、シングルルームがあって連休や休前日でも一人泊可能という、ひとり温泉登山を楽しみたい私にとって何拍子も揃った宿。 2020年に初めて泊まってぬるめの源泉のすばらしさの虜になり、また随所に工夫の感じられる食事もとても気に入りました。 その後客室がリノベーションされてきれいになり、宿泊料金は少し上がったものの快適度は大幅にアップし、一人旅の女性にもおすすめしやすい宿になりました。 私自身も既に3度宿泊しているお気に入りの宿、湯元湧駒荘についてレポートしたいと思います。 ◆ お知らせ ◆ noteでメンバーシップ運営中! 温泉宿や登山につ
乗鞍岳登山の前後泊に最適!乗鞍観光センターから徒歩圏内の土曜日1人泊OKの温泉宿 乗鞍高原温泉は、乗鞍岳の登山バスの始発となる乗鞍観光センター周辺に位置する、冬はスキー客、春から秋にかけては登山客で賑わう温泉地です。 乗鞍岳の登山バス(畳平行きのバス)はもともと、長野県側の乗鞍高原温泉のほかに岐阜県側の平湯温泉からも出ていたのですが、平湯温泉発のバスは2022年9月より崩落のため運休しています。 そのため、2024年5月現在は長野県側の乗鞍観光センターからのみ登山バスが運行しており、乗鞍高原温泉は乗鞍岳登山の前後泊に最適な温泉地になります。 ですが実は、乗鞍高原温泉の、それも観光センターから徒歩圏内の宿って「2食付きで1人で泊まれる温泉宿」がとても少ないのです……。 私が知る限りでは、観光センターから徒歩圏内で「Web予約可能、2食付きで1人泊可能な温泉宿」はこの泊まれる温泉Bar136、
2024年の山菜シーズンも終盤!山菜料理目当てに今すぐ予約したい宿を選んだ わりと最近までウニが苦手だった私ですが、実は子供の頃から山菜が好きでした。 なぜ山菜とウニを並記したかと言うと、ある程度大人になって「苦み」のおいしさを理解できるようになると好きになる食材、という共通点があるかなと思うのですが……。 ウニについては今も、ミョウバンに浸かっていない高価なウニしか食べたくないけれど、山菜はなんでも大好き!なので春は山の宿にばかり泊まっています。 この記事では、毎年春に山菜を期待して山の温泉宿に泊まりに行く私が「山菜料理がおいしかった!」と特に印象に残っている宿をまとめました。紹介しているすべての宿は、2024年5月の時点で2食付きで1人で泊まれて、Web予約が可能な宿です。 水煮するなどして保存した山菜を使っておいしい山菜料理を提供している宿もありますが「今日採れた山菜」を提供している
2024年も1人で、お湯が良くて食事もおいしい宿に泊まりたい 全国旅行支援などのコロナ禍にまつわる観光需要喚起施策も終了し、インバウンドも増加して、すっかりコロナ禍以前に戻ったような印象を受ける昨今。 大幅な割引きキャンペーンなどで観光需要が高まると、1人客の受け入れを止めてしまう宿が増える傾向にありますが、現在は「外国人観光客がものすごく多いエリア・宿」を避ければ、一人旅も比較的しやすい状況ではないかと思います。 そんな2024年も「1人で」泊まれる温泉宿に絞って、47都道府県から1軒ずつ、1番泊まりたい宿を選びました。 このリストはもともと私が「次の休みにどこに行こうかな?」と考えたときに、選択肢を絞りやすくするために作っているリストです。昨年もピックアップした47軒の宿の中から7軒の宿に実際に泊まりました。 私は食事は宿で食べたいタイプなので、今回も基本的に「1人でも2食付きで泊まれ
1人でもさまざまな日本酒が楽しめて、品揃えや状態もすばらしかった温泉宿 お酒の中では特に、日本酒が好きです。 温泉旅館の食事は和食ベースのことが多いので、多くの宿で日本酒を提供しています。地元の酒造のお酒を数種類ラインナップしている……という宿が割合としては多いですが、中には ・あまり出回っていない限定酒も含めて地酒のラインナップがすごい ・地元のお酒だけでなく全国各地の今一番おいしいお酒を集めている ・さまざまなお酒の中から自分で選んで利き酒セットを作れる ・料理に合わせて日本酒のペアリングが楽しめる など、日本酒への強いこだわりが感じられる宿との巡り会いも、これまで何度もありました。 この記事では「日本酒の品揃えや提供方法に強いこだわりがあり」「提供された日本酒の状態も良く」「1人で泊まれる」宿を10軒厳選しました。 ひとり旅が好きで、各地の日本酒を旅先でも楽しみたい方の参考になればと
甲府に来ると昼から飲んでしまうけど、たまには飲まずにしっかりご飯を ひとり旅を始めたころからずっと甲府が好きです。 登山を始めてからは山帰りに立ち寄ることも多くなりました。駅周辺がほどほどに栄えていて昼から一杯飲める店も多くあり、さらにはあちこちに温泉銭湯もあるので「温泉に入ったあとに風呂上がりの一杯を楽しめる」ところが特に好きです。過去にはこんな記事も書きました。 そんなわけで甲府に来ると昼から飲んでしまうことが多いのですが、今回は飲まずにしっかりランチをいただこうと駅前の洋食店に伺い、予約なしで当日注文可能なランチコースをいただいたところ、メインで選んだオムライスが大変おいしくて。 コースの他の料理(前菜・スープ・デザート)もすばらしい内容だったのでぜひ紹介したく、レポートしたいと思います。 ◆ お知らせ ◆ noteでメンバーシップ運営中! 温泉宿や登山についてのブログには書けなかっ
日本酒と温泉が好きな人なら間違いなく気に入る、食事おいしく夜通し貸切で極上の温泉を楽しめる宿 東北新幹線の那須塩原駅から路線バスで1時間ほど、塩原温泉郷の古町温泉エリアにある全5室の温泉宿、本陣。 土曜日も2食付きで1人泊可能な宿で、食事も大変おいしくお湯も良い、そして日本酒の品揃えが大変豊富な宿であるという評判を聞き、1度泊まってみたいと思っていた宿でした。 宿泊してみると食事はお値段以上どころではないすばらしさ。2024年2月現在、土曜日に2食付きのスタンダードプランで1人で泊まると16500円、平日なら15400円なのですが、創作料理のコースで品数も多くすべてがおいしい。 そして日本酒のラインナップも想像以上でした。全5室の宿でこれほどの種類の日本酒を、すべて良い状態でキープしておけるとは……ご主人の並々ならぬこだわりが感じられます。詳しくは後述しますが、日本酒好きな方はぜひ「利き酒
伯耆大山登山前後の宿泊にも最適「皆生のお湯ってこんなにいいお湯なのか」と驚く極上湯の宿 鳥取県米子市の北側に位置する「皆生温泉」は、米子駅や米子空港からも便が良く、夏は海水浴客で賑わう海辺の温泉地です。 私が米子に足を運ぶのは大抵、大山(だいせん)登山のためで、皆生温泉に初めて泊まったのも大山登山帰りのことでした。10年以上前に初めて大山に登った後、皆生温泉の海に面した温泉宿に泊まったのです。 そのとき泊まった宿はお湯の印象はやや薄く「まあこんなもんかな」と思っていたのですが……今回ご紹介する「三井別館」のお湯はぜんぜん違いました。 広々とした大浴場にものすごい勢いで源泉がかけ流され、そのお湯の新鮮さと湯使いのすばらしさに圧倒されました。 建物は古いですがその分お安く泊まれますし、土曜日も1人泊可能。 季節限定のプランを選べば、境港産姿紅ズワイ蟹が1枚ついたプランで、税込11,880円~宿
防寒対策や移動中の仮眠、宿でのくつろぎグッズにこだわりあり!冬の温泉旅の持ち物一覧 先日、宿泊した温泉宿でふと思い立って、持ってきたバッグ(私の場合はリュックですが……)の中身を撮影してみました。 今回の旅の特色としては ・2024年の1月で、エリアは九州 ・公共交通機関利用で、飛行機・電車・高速バス・路線バスを利用 ・温泉宿に2泊する(それぞれ別の宿に1泊ずつ) ・観光らしい観光はせず、日帰り入浴と温泉宿での滞在メイン ・今回は登山はしない予定 という旅でした。 それほど個性的な持ち物リストではないと思いますが、公共交通機関で長時間移動するので仮眠をとりやすくするアイテムはこだわって持っています。 また、冬は電車やバスの中は暖房で暑いのですが、バスの待ち時間などは屋外にいなければならずめちゃくちゃ寒かったりします。移動中・外での待ち時間共にできるだけ快適に過ごせるよう、服装にはちょっとし
2023年の旅の振り返りと、2024年に考えていることを少し 2024年最初の記事は昨年に続き、2023年の旅を振り返ってみることにしました。 当ブログでは宿や飲食店についてのレポートを中心に掲載しており、一繋がりの旅のきろく・旅行記はあまり掲載していません。 2023年にnoteでメンバーシップ「旅と日常」を開始し、こちらでは旅日記・旅行記を随時公開しているのですが、2023年の旅の中で特に印象に残っている旅については、1年の振り返りとしてブログにも書いておくことにしました。 旅行記に興味がある方は、メンバーシップ会員特典として「旅先にてひとり」というマガジンを公開しておりますので、こちらをチェックしていただけますと幸いです。 ◆ お知らせ ◆ 2020年10月に著書が発売となりました。 ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山 [ 月山 もも ] posted with カエレバ 楽天市場 Am
2023年は九州と北海道に足を運び、自宅の執筆環境を整えた1年でした 遠出しにくかった2020年・2021年を経て、2022年はひさびさの飛行機旅を楽しんだ1年でしたが、2023年もその傾向は続きました。 久々の海外旅行を楽しんだ方も多いかと思いますが、コロナ禍以前より海外旅行にぜんぜん興味がない私は、2023年も国内で温泉と登山を楽しむ日々。 特に、2022年に久々に足を運んだ北海道と九州でその魅力を再認識し、貯めたマイルでひたすら北海道と九州に足を運んだ1年でした。 また、2023年は5年ぶりのノートPCを買い換えたこともあり、自宅での執筆環境を整えた1年でもありました。 というわけで今年の「買ってよかったもの」は (1)山と旅で使えるアイテム (2)山と旅を快適にするウェアとシューズ (3)自宅で執筆に集中&快適に過ごすためのおうちアイテム (4)リピート購入した食品 という分類でご
函館市電 湯の川温泉駅から徒歩1分、1名からネット予約可能な函館湯の川温泉のお寿司屋さん 函館市にある「大寿し(だいずし)」は、函館市電湯の川温泉駅から徒歩1分の場所にある、地元の人に愛されるお寿司屋さんです。 湯の川温泉の温泉街からも徒歩圏内にあるため、湯の川温泉に宿を取って食事は外食、という用途でも利用しやすく、11時30分~21時30分まで通し営業しているので遅い昼食や早めの夕食を取りたいときにも便利です。 また、特上寿司が4000円という価格帯も高すぎず安すぎずちょうど良いし、1名からネット予約も可能とあらゆる意味で使い勝手のいいお寿司屋さんですが、北海道旅の最後の夜に伺ったところ、サービスも温かく、寿司もつまみも大変おいしかったです。 函館 湯の川の大寿しについてレポートしたいと思います。 ◆ お知らせ ◆ 2020年10月に著書が発売となりました。 ひとり酒、ひとり温泉、ひとり
部屋からも露天風呂からも中禅寺湖を間近に臨める!食事のおいしい温泉宿 栃木県日光市の中禅寺温泉は、中禅寺湖の湖畔、二荒山神社中宮祠周辺に位置する温泉地です。 当ブログでもご紹介している私のお気に入り宿「中禅寺金谷ホテル」のほか、星野リゾート系列の宿や数年前にはリッツカールトンなども開業し、外国人観光客からの人気も高い温泉地ですが、昔ながらの小規模な宿も残っています。 今回ご紹介する「ホテル湖上苑」は、かつては外国大使の別荘だった場所に建つ全10室の温泉宿。 露天風呂からも中禅寺湖を大きく望み、客室の窓からの眺めはまるで、湖の上に浮かんでいるかのようです。 1階に1人泊専用の「訳あり和室」があり、非常に人気があって予約は取りやすくはないですが、土曜日でも1人泊可能です。平日なら2食付き1万5千円以下で一人泊できる(2023年12月現在)のもうれしいポイント。実は2021年にも宿泊しており「2
自分へのご褒美に、1人でも温泉のついたちょっといい部屋に泊まりたい人向けの温泉宿厳選10軒 「自分へのご褒美に少し高くてもいい宿に泊まってゆっくり過ごしたい」とき、私にとって最も心躍るのは「かけ流しの温泉風呂付きの部屋に1人で泊まる」というシチュエーションだなと思います。 大浴場を夜通し利用できる宿もいいのですが、冬の深夜早朝に1人で大浴場に行くのは特に女性にとってはなかなかハードルが高いもの。しかし温泉内湯や温泉露天風呂が付いている宿なら、夜中でも、チェックアウト直前でも好きに温泉に入ることができるのです。 この記事では「かけ流しの温泉がついている部屋に1人で泊まれる」宿であり、かつ「食事もおいしくサービスも良く、ご褒美感を感じられる」宿を10軒、厳選しました。 1年間がんばった自分へのご褒美温泉旅を計画したい方の参考になればと思います。 また、一人旅で利用しやすい温泉宿については、発売
永遠に浸かっていられそうな、泡つきたっぷりの極上ぬる湯の宿 山梨県甲府市の湯村温泉は、約1200年前に弘法大師によって開湯されたと伝わる歴史ある温泉地です。 「武田信玄の隠し湯」としても名高く、2021年には武田信玄生誕500周年を機に名称を「信玄の湯 湯村温泉」に改めています。 湯村温泉は43度ほどの源泉が多いのですが、今回ご紹介する「弘法湯」では、38度前後のぬる湯、かつ二酸化炭素ガスを含む自家源泉を持ち、泡つきを楽しみながら長湯できるスペシャルなお湯の宿。 さらに食事もおいしく、朝夕部屋食で山梨の旬の味を部屋でテレビを見ながらのんびり楽しむことができます。 人気の宿ということもあり、1人で泊まれるのは平日のみ、かつ空室はかなり少なめなのですが……2食付き1万円台前半から泊まれてお値段以上の満足度を味わえる宿です。 空室のある日に合わせて休みを取っても泊まりに行きたい、湯村温泉の弘法湯
甲府駅と温泉銭湯の喜久乃湯温泉の間にあるマイクロブルワリー併設ビアバー ペルソナブルワリーは、甲府駅北口から徒歩10分ほどの場所にある、クラフトビールの小規模な醸造所を併設したタップルームです。 甲府と言えば甲州ワインのイメージが強いですが、やはり風呂上がりの1杯はビールが飲みたくなります。 甲府駅の南口にはお気に入りのタップルームがあるのですが、北口にもいいお店はないものかと思って探してみたところ、見つけたのがこちらのお店です。 かつては太宰治も通ったという甲府では有名な温泉銭湯「喜久乃湯温泉」からも徒歩5分ほどの場所にあり、喜久乃湯帰りの1杯に最適なお店です。 土曜日は15時から、日曜日は13時から営業しており、休日に気軽に昼飲みできるのもうれしいペルソナブルワリーについてレポートしたいと思います。 ◆ お知らせ ◆ 2020年10月に著書が発売となりました。 ひとり酒、ひとり温泉、ひ
1泊2食付き2万円以下の宿で、コスパ重視の総合ベスト10を選出した 2023年も終わりに近づくタイミングでの公開となり恐縮ですが、本稿は「2022年に泊まった温泉宿」の振り返り記事です。 私自身が2022年に泊まった宿の中から「2食付き2万円以下で1人で泊まれる」宿限定でご紹介しています。 先に公開済みの「2022年に泊まった温泉宿で「部屋」「風呂」「食事」が良かったおすすめ宿ランキングを発表する」では、2022年に泊まった宿の中で「部屋・建物」「風呂」「食事」の3項目について「突出して良かった宿」のベスト3をそれぞれ選定しました。 「食事」や「部屋」部門では特に、宿泊料金の高い宿が上位に入りやすい傾向があります。なので「すごく印象が良かったけど項目ごとのランキングには入らなかった」宿がいくつもあるのです。 そこで、2022年に泊まった宿の中から「1泊2食付で2万円以内で泊まれる」宿に限定
土曜日も1人泊OK!休前日の料金アップもなく2食付き12700円~で泊まれてお湯も良い 鹿児島県と宮崎県の県境にある霧島連山。 その最高峰である「韓国岳」の登山口まで徒歩でアクセスできる温泉付きのホテルが、今回ご紹介するホテル ピコラナイ えびの高原(旧名称:えびの高原荘)です。2022年に宮崎県で泊まりたい宿にも選出していました。 2022年に初めて宿泊したところ、2食付き12700円から土曜日も1人泊可能で、休前日の料金アップもなしという良心的かつ一人旅に優しい宿で、館内も改装されて日が浅くきれいな上にお湯も良いというすばらしい宿でした。 えびの高原は周辺を散歩するだけでも美しい自然を楽しめる場所ですし、登山される方にもそうでない方にもおすすめしたい宿ですので、レポートしたいと思います。 ◆ お知らせ ◆ 2020年10月に著書が発売となりました。 ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山 [
1名からネット予約可能!鰻生産量日本一の鹿児島で鰻をつまみに飲み、うな重で〆める 鰻と言えば静岡県や愛知県をイメージする方が多いかと思いますが、実は養殖うなぎの生産量日本一は鹿児島県です。 鹿児島には黒豚やキビナゴ、地鶏、かんぱちなど、鰻以外にも魅力的な食材がたくさんあるので鰻の生産量日本一であることは注目されにくいのですが、生産地ならではの価格でおいしい鰻をいただける店があちこちにあります。 今回ご紹介する「薩摩 雅咲亭(さつま がしょうてい)」は、鹿児島市の中心街である天文館に位置する、炭火で焼かれた鰻を楽しめる居酒屋さんです。 カウンター席があって1人でも気軽に入れますし、食べログから1名でのネット予約も可能です。週末の夜でも気兼ねなく、ゆったりとひとり酒を楽しむことができます。 鰻以外の串焼きや魚介のメニューも豊富で、〆にいただいた小さめサイズのうな重も、南部鉄器の鍋で炊かれたご飯
鹿児島空港から便の良い妙見温泉にある素泊まりの宿で快適な湯治体験 鹿児島空港から直通バスで30分弱、タクシー利用なら15分ほどという便の良い場所にある温泉地、妙見温泉。 以前「私の好きな温泉地10選」という記事でも10の温泉地のうちの1つに選んでいるお気に入りの温泉地ですが、今回ご紹介する「きらく温泉」は、妙見温泉にあって1泊2990円からという格安な料金で宿泊可能な素泊まりの温泉宿です。 内湯も露天風呂もすばらしいので、これまで何度も日帰り入浴でおとずれていました。 車の運転ができないので、徒歩圏内に外食できるお店がほぼない温泉地で素泊まりの宿に泊まるのは気が進まなかったのですが、2022年4月にきらく温泉の目の前に食事のできるカフェができたと知り「それなら泊まれる!」と思い宿泊してきました。 古い宿ですがやはりお湯はすばらしく、お部屋は1番安い部屋ではなく冷暖房ありの部屋を選んだところ
シングルルームがあり、休前日も1人で泊まれる奥日光のご褒美宿 栃木県日光市の日光湯元温泉にある「奥日光 森のホテル」は、日光国立公園の自然の中にある、その名のとおり森に囲まれた温泉ホテルです。 浴室では日によって白濁したり、緑色になったりするかけ流しの温泉に浸かることができ、冬は雪見露天風呂も楽しめます。 食事もおいしく部屋も快適な人気の宿ですが、1人泊専用のシングルルームがあり、土曜日でも1人で泊まることができます。 ひとり旅を始めて間もないずいぶん前から、散策や登山の後に日帰り入浴で伺っていたのですが、2021年の4月に初めて宿泊したところ、食事のおいしさや館内の快適さなど、かなり気に入ってしまいました。それから2022年1月、2023年9月と季節を変えて毎年宿泊している、お気に入りの宿になりました。(浴室の写真についてのみ、2017年に日帰り入浴で伺った際に撮影させていただいたもので
1人客が途切れることなく来店する、盛岡駅前の冷麺と焼肉の名店 ぴょんぴょん舎は、岩手県内に数軒と、宮城県・関東地方に数軒の店舗を持つ、盛岡冷麺で有名な焼肉店です。 盛岡市内には盛岡冷麺で有名な焼肉屋さんが何軒もありますが、中でもぴょんぴょん舎盛岡駅前店は立地も良く、1人でも気軽に焼肉と冷麺が楽しめるカウンター席があります。そのため、けして「1人焼肉」を売りにしているわけではないのに、1人客が途切れることなく訪れるというちょっと珍しい焼肉店です。 もちろん、焼肉も冷麺も大変おいしく、ドリンクもフードもメニュー豊富。店内も清潔で女性1人で来られる方も多いです。 盛岡にひとり旅する際に覚えておくと便利なお店、ぴょんぴょん舎盛岡駅前店についてレポートしたいと思います。 ◆ お知らせ ◆ 2020年10月に著書が発売となりました。 ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山 [ 月山 もも ] posted w
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