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歴史学の検索結果1 - 40 件 / 61件

歴史学に関するエントリは61件あります。 歴史、 history、 研究 などが関連タグです。 人気エントリには 『「渋沢栄一は何をした人か」に即答できない? そんな人が日本史を学び直すための10冊(のつもりだったけど実際は30冊超) #ソレドコ - ソレドコ』などがあります。
  • 「渋沢栄一は何をした人か」に即答できない? そんな人が日本史を学び直すための10冊(のつもりだったけど実際は30冊超) #ソレドコ - ソレドコ

    こんにちは。伊藤賀一と申します。 原始から近代・現代まで、あらゆる時代をカバーしているオールラウンド型の珍しい日本史講師です。 日本史だけでなく社会科全般を教えているため、ありがたいことに「日本一生徒数が多い社会科講師」という称号もいただいたことがあります。 今回は「日本史を学び直すための本」を紹介します。編集部からは「10冊プラスα」という依頼だったのですが、力が入り過ぎてしまい、数えてみたら30冊を超えていました……。 30冊もあると「こんなに読まなきゃいけないの!?」とびっくりするかもしれませんが、全部読む必要はないですよ!(もちろん全部読みたい人は一緒に沼にハマりましょう) 気になったテーマの、気になった一冊だけでも手に取ってみてください。 ▶今すぐ「日本史を学び直すための10冊プラス+α」をチェックしたい人はこちら 予備校で授業をしている筆者 皆さんもご存じのように、今も昔も、人

      「渋沢栄一は何をした人か」に即答できない? そんな人が日本史を学び直すための10冊(のつもりだったけど実際は30冊超) #ソレドコ - ソレドコ
    • 日本歴史学協会 - 公文書の不適切な管理に対して厳重に抗議する(声明)

      近年、国による公文書管理について、次々と重大な問題が生じている。 発端は、南スーダンのPKOに派遣されていた自衛隊の日報について情報公開請求があった際に、一度は廃棄したとされたものの後に存在が判明した件である。その後、安倍総理夫人が関わったとされる森友学園への国有地売却問題では、財務省が決裁文書を廃棄しただけでなく、改ざんを行っていた事実が国土交通省に存在した文書との相違から発覚した。なお、この改ざんに関わったとされる近畿財務局の職員が自殺していたことも報道されている。また、加計学園の獣医学科新設に際して、安倍総理の知人である同学園理事長の加計氏に対する便宜供与があったとの疑惑の件では、柳瀬元安倍総理秘書官が愛媛県職員と面会し、その際に「首相案件」と発言していたことが県側の公文書に記されていたにもかかわらず、柳瀬氏は面会を含め一連の発言は一切なかったと主張した。これらのことは、いみじくも国

      • 虚構の歴史が現代に根付くメカニズム 偽文書研究『椿井文書』著者に聞く

        2020年3月、江戸時代後期の椿井政隆という人物が作った偽の家系図や絵図など「椿井文書」と呼ばれる一連の偽文書(ぎもんじょ)についてまとめた『椿井文書――日本最大級の偽文書』(中公新書)が出版され、話題を集めました。椿井文書の実体と、それを根拠に町おこしが行われている実態を明るみにした同書は「新書大賞2021」3位にも選出。歴史の嘘が真実へと置き換わっていくことについて、著者の大阪大谷大学・馬部隆弘准教授に話を聞きました。 「椿井文書」は山城国相楽郡椿井村(現在の京都府木津川市)出身の椿井政隆(1770~1837年)が、中世の地図や絵図、家系図と称して偽作した文書の総称。現在の滋賀県北部から京都南部、大阪まで数百点が広く流布した。代表的なものとして、興福寺(奈良県)の末寺をリストにまとめた「興福寺官務牒疏(こうふくじかんむちょうそ)」がある。 <名前を見ただけでむず痒くなりますね> ――「

          虚構の歴史が現代に根付くメカニズム 偽文書研究『椿井文書』著者に聞く
        • 中世のペストに関する3つの誤解 – 大貫俊夫研究室

          この記事は、中国、モンゴルから中東を経て、1347年から1352年にかけてヨーロッパで蔓延したペスト(黒死病)、いわゆる大ペストについて、3つの誤解を解こうとするものである。いや、そんな誤解はしていないという人もいるかもしれないが、COVID-19にともないこの中世のペストが引かれることが多くなったので、あえてこのタイミングでまとめておきたいと思う。 本題に入る前に、この記事の内容を調べることになった経緯を説明しておきたい。 僕が所属する東京都立大学では、3月後半に予定されていた多くの卒業イベントが中止、ないし大幅に縮小して実施となり、卒業生と名残を惜しむ時間もほとんどなかった。さらに、オリンピックの延期が決まった頃、新学期の授業開始もゴールデンウィーク明けに延期となった。この間学生はほったらかしとなり、とくに新入生は1度もキャンパスに足を踏み入れることもできず、東京都の方針を受けて、引っ

            中世のペストに関する3つの誤解 – 大貫俊夫研究室
          • 呉座勇一「戦争の日本中世史」新潮選書2014.1. - 旧toï½”oï½”o

            同じ著者の「応仁の乱」が面白かったので読んでみたところ、だいぶ若書きというか暴走気味で「学術的な歴史本」としては微妙なのだけども、それゆえに興味深いところがあるなあと思ったので、主にそちらについて。 「応仁の乱」のほうは漠然とした総論で大づかみに語られる日本史上の一大エポックを細かい事件経過で綴るというもので、こちらは著者のやるべきスタイルが確立した、とても良い本だった。 一方、それ以前に書かれてるこちらの本は、たぶん若手が張り切りすぎて空回りしてるんだろうなあ、もしくは時間も準備もないまま慌てて書いてしまって取り繕いようがない、という感じの力み具合があって、個別の記述は面白いところも多々あるんだけれども、全体をまとめようとして導入した視点というか史観が「戦後のマルクス主義階級闘争史観の批判」で、著者自身も「本書は非常に偏っている」とか「一種の思考実験」とかエクスキューズを述べてるんだけど

              呉座勇一「戦争の日本中世史」新潮選書2014.1. - 旧tototo
            • 日本歴史学協会 - 歴史研究者による深刻なハラスメント行為を憂慮し、再発防止に向けて取り組みます(声明)

              日本歴史学協会では、長年にわたり若手研究者問題を議論する中で、「ハラスメントのない自由闊達で平等な歴史研究活動の実現に努めること」を目指し、2020年7月15日に「歴史学関係学会ハラスメント防止宣言」(以下、「ハラスメント防止宣言」)を発表しました。その後、多くの賛同が集まり、現在では25の学・協会がこの宣言に参加しています。 今般、日本中世史を専攻する男性研究者による、ソーシャルメディア(SNS)を通じた、女性をはじめ、あらゆる社会的弱者に対する、長年の性差別・ハラスメント行為が広く知られることとなりました。この行為は、「ハラスメント防止宣言」の趣旨と精神に大きく背くものです。歴史学系学会の連合組織として、日本歴史学協会は、この事態を深刻に受け止め、強い危機感をいだいています。 さらに、このハラスメント行為が、少なくない数の歴史研究者によって看過されてきたことも問題です。また歴史学界の一

              • 「僕は左翼の人たちに聞きたいんだよ」保守の歴史家・伊藤隆88歳が“令和の日本”に苛立つ理由 | 文春オンライン

                日本学術会議は「なくしたほうがいい」 ――櫻井よしこさんが理事長を務めている国基研の「日本学術会議は廃止せよ」という意見広告に、伊藤さんは賛同人として名前を連ねています。ただ、あのとき任命拒否された6名のうち1人は、弟子に当たる加藤陽子さんでした。この一連の問題についてどのようにお考えなのか、まずは伺いたいです。 伊藤 もともと日本学術会議って、僕とはまったく無縁の存在でね。あれはいろんな学閥というかな、大学とか、企業とか……それと民科(民主主義科学者協会)という、共産党系の人たちにとっては関心があるんだろうけど、他の大半の学者にはまったく関係ないんですよ。どちらかといえば、今はもう左翼の巣窟になってるからね。あんなもん、なくしたほうがいいと、僕は思っているわけです。 ――あの6名の方が任命拒否されたのは、政府の安全保障の法制に反対したからだ、という意見もあります。 伊藤 安全保障について

                  「僕は左翼の人たちに聞きたいんだよ」保守の歴史家・伊藤隆88歳が“令和の日本”に苛立つ理由 | 文春オンライン
                • 墨東公安委員会 on Twitter: "伊藤隆先生が大学を離れて以降「おかしい」というのはある程度知っていましたが、ここまでひどくなっていたとは、『近衛新体制』を読んで勉強した者としても、天を仰がざるを得ません。単に老化では済まされない問題もあるように思われます。 https://t.co/dIGdGpg90k"

                  伊藤隆先生が大学を離れて以降「おかしい」というのはある程度知っていましたが、ここまでひどくなっていたとは、『近衛新体制』を読んで勉強した者としても、天を仰がざるを得ません。単に老化では済まされない問題もあるように思われます。 https://t.co/dIGdGpg90k

                    墨東公安委員会 on Twitter: "伊藤隆先生が大学を離れて以降「おかしい」というのはある程度知っていましたが、ここまでひどくなっていたとは、『近衛新体制』を読んで勉強した者としても、天を仰がざるを得ません。単に老化では済まされない問題もあるように思われます。 https://t.co/dIGdGpg90k"
                  • ナチス入門本『検証 ナチスは良いこともしたのか?』が売れる

                    岩波書店 @Iwanamishoten 【今月のブックレット】「ナチスは良いこともした」との言説は、定期的に議論の的になり続けています。アウトバーン建設、福祉政策――ナチスの功績とされがちな事象をとりあげ、事実性や文脈を検証します。 小野寺拓也・田野大輔『検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?』☞ iwnm.jp/271080 pic.twitter.com/GipJ3aMbOJ 2023-07-05 12:00:19 岩波書店 @Iwanamishoten ブックレット『検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?』(小野寺拓也・田野大輔)の見本が届きました! たっぷりの図版にブックガイドもついた、「まずはここから」にふさわしい1冊になりました。 7月5日刊行予定です。只今ご予約受付中。☞ iwnm.jp/271080 pic.twitter.com/eJVcpzbWpZ 2023-06-29

                      ナチス入門本『検証 ナチスは良いこともしたのか?』が売れる
                    • 信用できない歴史関連本の見分け方 - 読む・考える・書く

                      いま、ある調べ物をする必要から北康利『白洲次郎 占領を背負った男』という本を読んでいるのだが、一読してみて、この本の内容はまったく信用ならない、という結論になった。 なぜこの本が信用できないかを説明していくと、ある意味、一見もっともらしいが実際には信用に値しない歴史関連本の見分け方の解説にもなると思うので、ちょっと書いてみることにする。 参考文献の恣意的利用 この本の中に、こういう記述がある。日本国憲法のGHQ草案では国会が一院制とされていたことに関する話である。[1] このとき、松本が勇気を振り絞って口を開いた。 「一つ申し上げておきたいが、二院制というのはただなんとなく二つあるというのではなく、チェック&バランスの役割を果たしているのです」 松本のその言葉に対し、ホイットニーは意外にも素直に耳を傾けた。後年、「参議院など不要だ!」と発言する次郎も、このときばかりは松本を応援したい気持ち

                        信用できない歴史関連本の見分け方 - 読む・考える・書く
                      • 撃たれて死んだことは理由にならない…「安倍元首相の国葬」に国葬の専門家が「やるべきではない」というワケ 国葬はむしろ「民主主義の精神」と相反する制度

                        「民主主義を断固として守り抜く」への違和感 岸田文雄首相は、2022年7月14日に開かれた記者会見にて、凶弾に倒れた安倍晋三元首相の葬儀を今秋に「国葬儀」の形式で行うと発表した。 その理由として挙げられたのは、①憲政史上で最長期間首相を務めたこと、②さまざまな分野で重要な実績をあげたこと、③国内外から哀悼の意が寄せられていること、の3つである。そして、「安倍元首相を追悼するとともに、わが国は暴力に屈せず、民主主義を断固として守り抜く」と国葬の意義を語った。 私は、この会見の内容を目にして恐ろしさを覚えた。 3つの理由は、どれも納得できるものではないが、事前の報道で話題になっていたこともあって驚きはしなかった。ただ、岸田首相の言葉にある「民主主義を断固として守り抜く」は意味がわからなかった。不当な暴力で亡くなったからといって、安倍元首相を国葬にすることがどうして民主主義を守ることになるのか。

                          撃たれて死んだことは理由にならない…「安倍元首相の国葬」に国葬の専門家が「やるべきではない」というワケ 国葬はむしろ「民主主義の精神」と相反する制度
                        • ラムザイヤー教授の「従軍慰安婦」の論文の主張ってどんな内容なの?|弁護士ほり

                          議論を呼ぶラムザイヤー教授の論文 いわゆる「従軍慰安婦」問題について、ハーヴァード大学のラムザイヤー教授が発表した論文が議論を呼んでいますが、一体どのような内容なのでしょうか。 その全文は、次のリンク先で見ることができます。 https://news.yahoo.co.jp/byline/takeuchikan/20210225-00224442/ 私はこの分野の専門家でも何でもありませんが、ラムザイヤー論文を自分なりに読んでみたところ、一応何を言わんとしているかくらいは理解できたように思いますので、以下、主だった論点を整理してご紹介することにします。 なお後述のとおり、ラムザイヤー教授は歴史学者ではなく、「法と経済学」という法学と経済学にまたがる分野の研究者です。 ラムザイヤー論文の主張の中核の部分  主張の中核的な部分を要約してみると、おおむね次のとおりでしょう。 ①当事者の女性たちは

                            ラムザイヤー教授の「従軍慰安婦」の論文の主張ってどんな内容なの?|弁護士ほり
                          • 歴史学=解釈で殴り合う学問ってイメージで合ってる?

                            結構前になるけど鎌倉幕府の成立は1192年じゃないってのが話題になったじゃん。 その根拠が「1185年に全国の荘園に地頭を置くことを認めさせたから」ってことだった。 つまり実効支配が固まったのがその辺だから、鎌倉幕府が成立したのはその辺になるそうだ。 頼朝の征夷大将軍任命を節目と考えるのは、後の時代の勝手な解釈って考え方らしい。 でも、んなこと言ったら鎌倉幕府成立は1185年ってのも現代人の勝手な解釈じゃん。 これって単に歴史学界隈のパワーゲームの結果、主流の解釈が変わっただけなんじゃね? って思っちゃうんだよな。 俺の中で歴史学って文献などの資料で補強した学者それぞれの解釈で殴り合って、一番強い解釈がその時の主流として認められる学問ってイメージになっちゃってるんだけど、これで合ってるんだろうか? テレビやネットで見る歴史学者って、実は解釈で戦うガンダムファイターみたいなもんだったの? そ

                              歴史学=解釈で殴り合う学問ってイメージで合ってる?
                            • 「歴史学者」からのストーキング被害について|Yonaha Jun

                              何年かにわたり、オンライン・ストーカーのような「歴史学者」から誹謗中傷を受け続けており、困っている。 それは熊本学園大学の嶋理人氏という方で、私より年長なのだが本名での単著がなく、むしろTwitter(X)で用いる「墨東公安委員会」の筆名で知られている。思想誌の『情況』に登場した際も、自ら著者名を「嶋 理人(HN:墨東公安委員会)」と記していた。寄稿時にそうした表記をする学者を、私はこの人しか知らない。 2021年11月に記事の形で本人にも抗議したとおり、この嶋氏は同年の3月、私に対して以下のような中傷を行った。 2011年に震災後の論客としてどちらも世に出て以来、親交があり現在は東京大学准教授を務める開沼博氏と私が論壇誌で対談したことが、なぜ「異世界へ転生」「令和の躁」と揶揄されるのか。説明できる人は(嶋氏以外)いないだろう。 さすがにまずいと思ったのか、嶋氏は2021年12月の記事で「

                                「歴史学者」からのストーキング被害について|Yonaha Jun
                              • 日文研の元助教に懲戒処分 長期にわたりSNSで不適切発言繰り返す|社会|地域のニュース|京都新聞

                                国際日本文化研究センター(京都市西京区)の助教だった呉座勇一氏が会員制交流サイト(SNS)上で不適切な発言を繰り返していた問題で、人事権を持つ人間文化研究機構(東京)が停職1カ月の懲戒処分を行っていたことが、20日までにわかった。処分は9月13日付。 呉座氏は、ベストセラー「応仁の乱」などで知られる若手研究者。公開範囲を限定した個人のツイッターアカウントで、別機関に所属するフェミニズム研究者の女性をおとしめるような投稿を長期にわたって続けていたことが3月に発覚し、来年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の時代考証担当を降板していた。10月から日文研の非常勤の機関研究員となっている。 日文研の井上章一所長は「被害を受けられた方々、また不快な思いを抱かれた方々に対し、改めて心よりお詫び申し上げます」などとするコメントをホームページ上に掲載した。

                                  日文研の元助教に懲戒処分 長期にわたりSNSで不適切発言繰り返す|社会|地域のニュース|京都新聞
                                • マルクス主義史観や、共産党・民青の学界支配について

                                  まとめ 日本の学術界における「マルクス主義」及び、その人脈の影響力は?を巡る議論(※長めです) すごく多いです。途中からある意味では編集を放棄し、目に付いたものを収録してきました。 31510 pv 177 14 users 208 Satoshi Ikeuchi 池内恵 @chutoislam まあドグマというよりは、人文系の学者世界では、業界の空気として、マルクス主義の型に当てはめるのがお作法になって、どっかの系統の先生に師事して何年もかけてそれっぽいこと言うようになると自分もお師匠さんになれるという、お茶でどの流派のお師匠さんに着くかという違いに近いんじゃないの。 twitter.com/23sato4/status… Satoshi Ikeuchi 池内恵 @chutoislam だから最近は思想があるというよりは、入った会社に忠誠を誓って他の会社をクサすみたいな感じですよ。ポリサ

                                    マルクス主義史観や、共産党・民青の学界支配について
                                  • nix in desertis:高校世界史における中世・近世の「琉球王国」問題

                                    久々の高校世界史深堀りシリーズ。先日Twitterでこんなアンケートを取った。回答してくれた方々はありがとうございます。 ちょっと気になるので,アンケートをとってみたい。知っている人は知識で,知らない人は調べずにイメージでお答えください。 琉球王国の最盛期はいつ?(最盛期の定義が曖昧ということであれば,万国津梁の鐘の作られた時期をお答えください) — DG-Law/稲田義智 (@nix_in_desertis) June 3, 2020 正解は万国津梁の鐘の制作年が1458年なので,一番上の「1429年〜16世紀前半」が正しい。実際に琉球王国の最盛期はこの時期であるというのが一般的な認識であろう。後述の理由から正解者は少ないだろうと思っていたのでそこはあまり驚きがなかったのだが,こんなに綺麗に解答が割れたのは予想外だった。琉球王国の盛衰については,Call of Histroryさんの次の

                                    • 朝鮮人虐殺「公文書は存在」 専門家指摘「政府は過去を避けている」:朝日新聞デジタル

                                      関東大震災直後の朝鮮人らの虐殺について「記録が見当たらない」との立場をとる日本政府に対し、専門家は「虐殺があったことは周知の事実」と指摘する。 田中正敬・専修大教授(朝鮮近代史)は「虐殺を示す公文書…

                                        朝鮮人虐殺「公文書は存在」 専門家指摘「政府は過去を避けている」:朝日新聞デジタル
                                      • 日本の歴史認識

                                        日本の歴史認識問題を代表する「南京事件」と「慰安婦問題」などを 少し詳しく知りたい、という方のためのサイトです。 独善でも自虐でもない科学的なレポートをご提供いたします。 by Puff いつもご訪問いただきありがとうございます。 このサイトは下記に移転しました。 https://www.ne.jp/asahi/puff/mdg/ まもなく、旧サーバ側のコンテンツは削除させていただきますので、ブックマーク等されている場合はお手数ですが、訂正お願いします。 注)上記の新URLをクリックしても切り替わらない場合は、「閲覧履歴データの削除」などで、「キャッシュされた画像とファイル」等 を消去してください。 Puff拝

                                        • 呉座勇一・日文研助教「時代劇はポリコレに従わないエクスキューズがしやすい最後の砦なので何とか守りたい」 - Togetter

                                          Yuichi Goza @goza_u1 本郷先生の職場である東京大学史料編纂所は良い意味で「専門バカ」集団で、本郷先生もかつては「専門バカ」だったわけだ。しかし本郷先生は専門外にどんどん進出して行かれた。専門バカー専門=? pic.twitter.com/KtkTsK3IBB 2019-06-27 21:59:03

                                            呉座勇一・日文研助教「時代劇はポリコレに従わないエクスキューズがしやすい最後の砦なので何とか守りたい」 - Togetter
                                          • 「なにが歴史的事実かという議論になると、限りない泥沼に陥っていく」 慶應大教授に聞く、歴史学のプロセスとその意義

                                            慶應義塾大学経済学部教授の松沢裕作氏による新書『歴史はこう考える』(ちくま新書)が、9月9日の発売直後に重版が決定するなど、歴史好きの間で話題となっている。 同書は、史料をひたすら読み込んだり、あるいは過去の出来事の是非について論争したりといったイメージが先行する歴史学者たちが、実際にはどんなプロセスを経て研究をしているのかを、さまざまな論文の例を挙げながら著した一冊だ。 昨今のSNSなどでは、歴史に関しての論争が繰り広げられることが多く、特に「なにが事実か」を巡ってぶつかり合うケースが目立つが、松沢氏はそのような論争の前に、まずは歴史学のプロセスを知ることが重要だと説いている。その真意について、詳しく語ってもらった。(編集部) 松沢裕作『歴史学はこう考える』(ちくま新書) ――本書『歴史学はこう考える』は、早くも重版が決まるなど、大きな反響を呼んでいます。 松沢裕作(以下、松沢):こんな

                                              「なにが歴史的事実かという議論になると、限りない泥沼に陥っていく」 慶應大教授に聞く、歴史学のプロセスとその意義
                                            • 戦場のフェイク・ニュースが歴史学を変えた(長野 壮一)

                                              「その噂はあまりに聞き心地がよく……」――。フェイク・ニュースやポスト・トゥルースは、今に始まった現象ではない。第一次世界大戦下、西部戦線で起こったある出来事は、歴史家をフェイク拡散の社会的条件の省察へと向かわせ、歴史学そのものの歴史にある決定的な転回をもたらすことになる――。 戦場の歴史家 1914年10月18日、歴史家マルク・ブロックの姿は西部戦線の陣中にあった。鉄条網を隔てて機関銃が対峙する中、ぬかるんだ汚水に膝まで浸かりながら、ブロックは歩兵軍曹として塹壕戦を耐えていた。 不意に隣の兵士が敵の弾に斃れ、ブロックの肩に崩れ落ちた。ギユマンという名のその男は、ブロックが戦場で出会った親友の一人だった。その時、歴史家は生まれて初めて、生を失った人体の質量を両腕に感じた。 マルク・ブロック。現代歴史学に一大変革をもたらした「アナール学派」の創始者として今日まで名を残すこの歴史家は、28歳か

                                                戦場のフェイク・ニュースが歴史学を変えた(長野 壮一)
                                              • 王恭廠大爆発 - Wikipedia

                                                この記事には参考文献や外部リンクの一覧が含まれていますが、脚注による参照が不十分であるため、情報源が依然不明確です。 適切な位置に脚注を追加して、記事の信頼性向上にご協力ください。(2021年11月) 王恭廠大爆発(おうきょうしょうだいばくはつ、王恭廠の変、天啓爆発事件、晩明北京爆発事件など)は、中国で明朝の時代、天啓6年5月初6日(西暦1626年5月30日)、端午節次日巳時(午前9時)、北京西南部の王恭廠周辺で起こった爆発事件である。正史『明史』では火薬の自然発火による大規模な爆発だったとしている。野史『明季北略』天変邸抄では事件による怪奇現象についても記すが爆発の規模は正史と野史で大幅に異なる。 王恭廠の大爆発については、『明史』では「四・五里先まで爆発の噴煙で昼なのに夜のようだ」と伝え、『明季北略』が、「巨大な振動が数百里先まで伝わり、空が夜のように暗くなり、霊芝状の煙雲が天を衝いた

                                                • File101. 異国の文化と自分との結びつきを見つめる時に読む本|昨日、なに読んだ?|佐藤 二葉|webちくま

                                                  ピエルドメニコ・バッカラリオ、フェデリーコ・タッディア『だれが歴史を書いてるの?』/イオアニス・ゼレポス『ギリシャの音楽、レベティコ』 紙の単行本、文庫本、デジタルのスマホやタブレット、電子ブックリーダー…かたちは変われど、ひとはいつだって本を読む。気になるあのひとはどんな本を読んでいる? 各界で活躍されている方たちが読みたてホヤホヤをそっと教えてくれるリレー書評。今回のゲストは漫画『アンナ・コムネナ』を連載中の佐藤二葉さんです。 5年前、ギリシャ旅の最中、アテネ近くの港町ピレウスのタヴェルナ(ギリシャの庶民的な飲食店)で、ギリシャの姉と慕っているアンナさんを前にして私は泣いていた。 アンナさんは私のことを「魂が古代ギリシア人」だと言ってくれる。アンナさん以外のギリシャ人にも何度かそのようなことを言われていた(これは単純に、私が古代ギリシアの竪琴を演奏しているからだと思う)。そのことがきっ

                                                    File101. 異国の文化と自分との結びつきを見つめる時に読む本|昨日、なに読んだ?|佐藤 二葉|webちくま
                                                  • 岡和田晃_新作『花と機械とゲシタルト』論、『ライクランドの記念碑』監修、『ツィムララ』参加 on Twitter: "呉座勇一氏の沖縄に関する発言を確認してみたら、実証性のない沖縄ヘイトのテンプレート発言のオンパレードで卒倒。史学研究者が、近代の経験の痛み、マイノリティへの非対称性を触知していないということは、研究の妥当性にも眉に唾をつけたくなる… https://t.co/yxqZpYxlv1"

                                                    呉座勇一氏の沖縄に関する発言を確認してみたら、実証性のない沖縄ヘイトのテンプレート発言のオンパレードで卒倒。史学研究者が、近代の経験の痛み、マイノリティへの非対称性を触知していないということは、研究の妥当性にも眉に唾をつけたくなる… https://t.co/yxqZpYxlv1

                                                      岡和田晃_新作『花と機械とゲシタルト』論、『ライクランドの記念碑』監修、『ツィムララ』参加 on Twitter: "呉座勇一氏の沖縄に関する発言を確認してみたら、実証性のない沖縄ヘイトのテンプレート発言のオンパレードで卒倒。史学研究者が、近代の経験の痛み、マイノリティへの非対称性を触知していないということは、研究の妥当性にも眉に唾をつけたくなる… https://t.co/yxqZpYxlv1"
                                                    • カー『歴史とは何か 新版』(岩波書店、5月17日刊行)予告の1

                                                      近藤和彦 の懇談コーナーです。 写真は Old Schools, Cambridge の賢人たち。ちょうど対面する Trinity Hall の3階の部屋から撮りました。 このような装丁の本です。 → 岩波書店 昨年11月末から本文(第一講~)の初校ゲラが出始め、巻末の略年譜と補註の初校ゲラが出たのは2月末でした。十分に時間をかけて、くりかえし朱をいれて、多色刷りの著者校を戻し、そうした作業の最後に訳者解説を書きあげたのは3月13日。ちょうどそのころから母の具合が急に悪くなって、祈るような気持で仕事を進めました。3月末、百歳の母が力尽きて亡くなったときは、一瞬、刊行日程を1ヶ月延ばしてもらえるか、お願いしようと考えたほどです。編集サイドの最大限の支援と協力に支えられて、かつ今日のITのおかげで、瞬時にメールやPDFで正確にゲラや訂正文を送受できるので、本文は四校まで、索引は再校まで見て、ぼ

                                                        カー『歴史とは何か 新版』(岩波書店、5月17日刊行)予告の1
                                                      • Sayaka Chatani on Twitter: "1. 主旨は、学問・研究上の不正を理由とした撤回要求。解釈やロジックの前に、ラムザイヤー氏が挙げた証拠の殆どは、出典資料の元の意味が影も形もないくらい編集歪曲をしたもの、出所のわからない無名ブログ、全く関係のない史料である。明らかにこれは「研究」・「査読論文」であるべきでない。"

                                                        1. 主旨は、学問・研究上の不正を理由とした撤回要求。解釈やロジックの前に、ラムザイヤー氏が挙げた証拠の殆どは、出典資料の元の意味が影も形もないくらい編集歪曲をしたもの、出所のわからない無名ブログ、全く関係のない史料である。明らかにこれは「研究」・「査読論文」であるべきでない。

                                                          Sayaka Chatani on Twitter: "1. 主旨は、学問・研究上の不正を理由とした撤回要求。解釈やロジックの前に、ラムザイヤー氏が挙げた証拠の殆どは、出典資料の元の意味が影も形もないくらい編集歪曲をしたもの、出所のわからない無名ブログ、全く関係のない史料である。明らかにこれは「研究」・「査読論文」であるべきでない。"
                                                        • 支援会を立ち上げていただきました - 呉座勇一のブログ

                                                          お世話になっております。 このたび、ありがたくも有志の方々が私の裁判の支援会を発足して下さいました。批判の矢面に立つことを覚悟の上で手を差し伸べて下さった代表の中田大悟先生をはじめとする方々には、感謝してもしきれるものではありません。 gozasupport.blog.fc2.com twitter.com 人間文化研究機構、オープンレター、日本歴史学協会…いずれも巨大な組織(集団)を相手取った長く厳しい裁判となりますが、その全てに勝訴すべく、支援会とともに最後まで戦い抜きます。 皆様方のご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

                                                            支援会を立ち上げていただきました - 呉座勇一のブログ
                                                          • 朝鮮人鉱夫「賃金」の民族差別に関する李宇衍の主張の実態 - Apeman’s diary

                                                            日本軍「慰安婦」問題や「徴用工」問題に関しては、日本の右派メディアが積極的に主張を展開する一方、それに対する反論を主流メディアがほとんどとりあげない状態が続いています。李栄薫(編著)『反日種族主義』(文藝春秋)についても同様です。日本の右派メディアがとりわけ強調しているポイントの一つが、李宇衍が論文「戦時期日本に労務動員された朝鮮人鉱夫(石炭、金属)の賃金と民族間の格差」で展開した、“朝鮮人炭鉱夫に対する賃金差別はなかった”という主張です。 差別現象の多くに共通するのは「制度上の建前」と「実態」との間に大きな乖離がある、ということです。これこそ先のエントリで私が「……のはずだ」「……のはずがない」論法として批判した歴史修正主義の手法に関わることです。“リンカーンが奴隷を解放したのだからそれ以降のアメリカに黒人差別は存在しない”と聞かされてそれを鵜呑みにする日本人はまずいないでしょうが、朝鮮

                                                              朝鮮人鉱夫「賃金」の民族差別に関する李宇衍の主張の実態 - Apeman’s diary
                                                            • 歴史学者・磯田道史 「歴史は韻をふむ」!? | NHK

                                                              磯田さんのふるさとは岡山。 小学生のころ、自宅から10キロの道のりを自転車で何度も通ったという遺跡を訪ねました。倉敷市にある、弥生時代の墳丘墓、楯築(たてつき)遺跡です。当時行われていた発掘調査を見に来たり、大雨のあと、土器のかけらを探しに来たりしていました。 インタビューの途中も、足元が気になる磯田さん。なんと、遺物を発見します! (渡邊) すごい、磯田さん!こうやって手のひらから歴史を発見してるんですね。 (磯田さん) そうそう!「手のひらから歴史を発見する」。それって誰しも実はできるんですよ。歴史っていうのは、本当に自分で見た生の情報。だから、特にネットの社会とかで世界中の人が勝手に検証不能なことをやって信じちゃうことが多いですよね。液晶画面にあることって、僕は自分で確かめたほうがいいと思う。

                                                                歴史学者・磯田道史 「歴史は韻をふむ」!? | NHK
                                                              • Sonota on Twitter: "今の日本では「強制連行は嘘、徴用工ではなく募集工」という嘘が公然と流通してるが、当時の資料にハッキリ「拉致」と書いてある。「全く拉致同様な状態である。それはもし事前に於て之を知らせば皆逃亡するからである、そこで夜襲、誘出、その他各… https://t.co/SkP6kdYZTb"

                                                                今の日本では「強制連行は嘘、徴用工ではなく募集工」という嘘が公然と流通してるが、当時の資料にハッキリ「拉致」と書いてある。「全く拉致同様な状態である。それはもし事前に於て之を知らせば皆逃亡するからである、そこで夜襲、誘出、その他各… https://t.co/SkP6kdYZTb

                                                                  Sonota on Twitter: "今の日本では「強制連行は嘘、徴用工ではなく募集工」という嘘が公然と流通してるが、当時の資料にハッキリ「拉致」と書いてある。「全く拉致同様な状態である。それはもし事前に於て之を知らせば皆逃亡するからである、そこで夜襲、誘出、その他各… https://t.co/SkP6kdYZTb"
                                                                • 歴史学研究会

                                                                  歴史学研究会委員会は、2019年度大会において特設部会「歴史学における男女共同参画」を開催しました。この中で、小沢弘明委員長(当時)により本会活動における男性中心の構造、ジェンダーギャップやジェンダーバイアスの存在が検討の俎上にのせられました。翌年度には、委員会内に若手研究者問題ワーキンググループを立ち上げ、2020年度大会特設部会「「生きづらさ」の歴史を問うⅡ―若手研究者問題について考える―」を企画し、実態把握の試みとして、大学院生や若手非正規研究者によって支えられている本会の各時代別・地域別部会の運営委員を対象とした匿名のアンケートを実施しました。その結果、若手研究者が厳しい環境の中で研究活動や学会活動に取り組んでいる様子が改めて確認されるとともに、部会活動の場においてハラスメントを生み出すような構造が現に存在している実状も見えてきました。 委員会では会の足元で起きているこうした事態が

                                                                    歴史学研究会
                                                                  • 日本歴史学協会 - 国立国会図書館デジタルコレクションの公開範囲拡大による知識情報基盤の充実を求めます(公開要望書)

                                                                    文部科学大臣      萩生田 光一 殿 文化庁長官       宮田 亮平 殿 国立国会図書館長    吉永 元信 殿 国立研究開発法人 科学技術振興機構理事長 濱口 道成 殿 大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所所長  喜連川 優 殿 現在、新型コロナウイルス感染症の拡大にともない、国立国会図書館をはじめ、全国の大学図書館や地方自治体の図書館など、教育・研究に不可欠な日本各地の図書館が休館に追い込まれました。今後、新型コロナウイルス感染症の拡大が収束に向かうとしても、なお長期にわたって図書館が本来の機能を果たすことが難しくなることが予想されます。 図書館の休館延長・一部機能の停止、あるいは利用者の来館が困難な状況が続けば、本来図書館がもつ教育・研究に果たすべき公共的役割が著しく制約されることになります。この図書館機能に対する制約が続くと、日本の教育・研究に多大

                                                                    • WAGACAジョーンズ🏇創憲派 on Twitter: "亀田先生に噛み付いてる方は言論統制したいの? 網野先生はもうお亡くなりになられたでしょ。 てか、網野先生って日本共産党じゃなかったっけ? 日本共産党は左だべ。 まあ、愛国主義(ってwikiが言ってた気がする、覚えとらん)だけど。… https://t.co/4Gr33i3eYL"

                                                                      亀田先生に噛み付いてる方は言論統制したいの? 網野先生はもうお亡くなりになられたでしょ。 てか、網野先生って日本共産党じゃなかったっけ? 日本共産党は左だべ。 まあ、愛国主義(ってwikiが言ってた気がする、覚えとらん)だけど。… https://t.co/4Gr33i3eYL

                                                                        WAGACAジョーンズ🏇創憲派 on Twitter: "亀田先生に噛み付いてる方は言論統制したいの? 網野先生はもうお亡くなりになられたでしょ。 てか、網野先生って日本共産党じゃなかったっけ? 日本共産党は左だべ。 まあ、愛国主義(ってwikiが言ってた気がする、覚えとらん)だけど。… https://t.co/4Gr33i3eYL"
                                                                      • 大学教育を考える

                                                                        新型コロナウイルス感染拡大を受けて2月の終わりから各方面で様々な対策がとられてきたが、3月下旬からさらに感染が広がり、4月7日(火)には新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言が7都府県に出された(その後、4月16日(木)に全都道府県に拡大)。早々と舵を切った大学から対応を検討している大学まで様々だった4月上旬、西洋史若手研究者問題検討ワーキンググループで以前活動していたメンバーに、現下の状況について—特に非常勤講師問題に関して—話し合う機会を設ける提案がなされた。以下に掲載するのは、4月中旬に Google Hangouts を用いて有志で行われた話し合いでの発言を「匿名座談会」(司会のみ実名)の形式に構成したものである。西洋史若手研究者問題検討ワーキンググループは非常勤講師など様々なメンバーによって構成されていたが、今回の「座談会」参加者は常勤教員であった。 西洋史研究者

                                                                        • 歴史学はこう考える 松沢 裕作(本文) - 筑摩書房

                                                                          紹介 史料の山に埋もれ、ひたすら解読している? 過去の出来事の是非を論争する? このようなイメージがある歴史学では実際に何が営まれているのか。明らかしたいのは様々でも、歴史学には共通のプロセスがある。史料とはなにか。それをどう読んでいるのか。そこからオリジナルな議論をいかに組み立てるのか。歴史について語る前に、最低限知っておきたい考え方を解説する。 目次 はじめに――歴史家は何をしているのか 第一章 歴史家にとって「史料」とは何か 1 根拠としての史料 2 記録を残す 3 記録を使う 4 歴史学と文書館 第二章 史料はどのように読めているか 1 史料の引用と敷衍――史料批判の前に 2 逓信次官照会を読む――「史料があること」が「何かがおこなわれたこと」を示す場合 3 新聞記事を読む――史料に書いてあることをどの程度疑うか 4 御成敗式目を読む――史料の書き手と歴史家の距離 第三章 論文はど

                                                                            歴史学はこう考える 松沢 裕作(本文) - 筑摩書房
                                                                          • 北条氏が鎌倉を牛耳るための創作だった…鎌倉時代の歴史書が「源頼朝と義経の兄弟ケンカ」を描くワケ 「腰越状」は完全なウソである5つの理由

                                                                            なぜ源頼朝と義経は対立するようになったのか 元暦2年(1185)4月25日、壇ノ浦合戦で平家を滅ぼした源義経は、京都に凱旋がいせんした。義経は得意の絶頂にあったことだろう。だが、この日を境に彼の運命は暗転する。 5月7日、義経は平家の総帥である平宗盛らの捕虜を従えて、鎌倉に向けて出発した(『玉葉』)。だが5月15日、義経が使者を派遣して翌日に鎌倉入りすると頼朝に伝えたところ、頼朝は義経に対して鎌倉入りを禁じて待機を命じた。頼朝は、自身の許可をとらず勝手な行動を繰り返す義経に深い憤りを覚えていたのである(『吾妻鏡』)。 足止めを食った義経は、梶原景時らの讒言ざんげんによって頼朝が誤解していると考え、頼朝側近の大江広元に弁明書を送り、頼朝への取りなしを求めた。これがいわゆる「腰越状」である。文面に若干の異同があるが、『吾妻鏡』・『平家物語』諸本・『義経記』などに同状は収録されている。 戦争の天

                                                                              北条氏が鎌倉を牛耳るための創作だった…鎌倉時代の歴史書が「源頼朝と義経の兄弟ケンカ」を描くワケ 「腰越状」は完全なウソである5つの理由
                                                                            • ネイピア数とは|自然対数の底eについて解説

                                                                              空間情報クラブ|インフォマティクス運営のWebメディア (株)インフォマティクスが運営する、GIS・AI機械学習・数学を楽しく、より深く学ぶためのWebメディア ネイピア数とは数学定数の1つであり、自然対数の底(e)のことをいいます。対数の研究で有名な数学者ジョン・ネイピアの名前をとって「ネイピア数」と呼ばれています。 つまり「ネイピア数=自然対数の底=e」となります。 このネイピア数が何を意味し、生活のどんなところに現われてくるのかご紹介しましょう。 ネイピア数eの定義 2.71828182845904523536028747135266249775724709369995… 人類のイノベーションの中で最高傑作の1つが微分積分です。 冒頭の数がその巨大な世界の礎となり、土台を支えています。この数は、ネイピア数eまたは自然対数の底と呼ばれる数学定数です。 湯飲み茶碗のお茶やお風呂の温度、薬

                                                                                ネイピア数とは|自然対数の底eについて解説
                                                                              • 「最悪な学問的真実性違反」ハーバード大歴史学教授ら、"慰安婦=売春婦”論文を酷評

                                                                                韓国史・日本史専門の教授ら、慰安婦論文を検討後に声明 「朝鮮人対象の契約書は一件も見つかっていない 学術誌は論文掲載を保留して調査すべき」 日本軍慰安婦被害者を「売春婦」と主張した米ハーバード大学ロースクールのマーク・ラムザイヤー教授の論文について、同大学の歴史専攻の教授らが学問的真実性が欠如していると批判した。 17日(現地時間)、ハーバード大学東アジア言語文化学科のカーター・エッカート教授と歴史学科のアンドルー・ゴードン教授が声明を出し、学術誌「インターナショナル・レビュー・オブ・ロー・アンド・エコノミクス(International Review of Law and Economics)」3月号に掲載される予定のラムザイヤー教授の論文「太平洋戦争における性サービス契約」がまともな根拠文献の引用もなく作成されていると指摘した。エッカート教授は韓国史、ゴードン教授は日本近代史が主専攻だ

                                                                                  「最悪な学問的真実性違反」ハーバード大歴史学教授ら、"慰安婦=売春婦”論文を酷評
                                                                                • 歴史学の作法 - 東京大学出版会

                                                                                  著者 池上 俊一 著 ジャンル 人文科学 > 歴史 発売日 2022/12/26 ISBN 978-4-13-023080-3 判型・ページ数 四六 ・ 312ページ 定価 3,190円(本体2,900円+税) 在庫 在庫あり 歴史とは何か、そして史料とは何か。ヨーロッパ史研究を牽引してきた著者が歴史学のさまざまな手法を解説、学問の基本と作法を平易に説く。歴史教育の現状も視野に入れ、私たちがこれからすすむべき道を示す。概論を学びたい学生や、歴史を見る眼を養いたい社会人にも最適。 【「はじめに」より】 歴史学の方法に関しては、もうほとんどのことは言い尽くされているし、後は誰が何を書いてもあまり代わり映えしない(…)ようにも思えるが、昔ながらの史学概論や、さまざまな新潮流のたんなる紹介にとどまらない、 もう一歩踏み込んだ主張をする余地は、まだ残っているのではなかろうか。 つまり、グローバル化す

                                                                                    歴史学の作法 - 東京大学出版会

                                                                                  新着記事