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地球惑星科学の検索結果1 - 40 件 / 43件

地球惑星科学に関するエントリは43件あります。 研究、 宇宙、 科学 などが関連タグです。 人気エントリには 『うるう秒を過去のものにする時が来た』などがあります。
  • うるう秒を過去のものにする時が来た

    Metaのエンジニアリング・ブログより。 BY オレグ・オブレウコフ、アフマド・ビャゴウィ うるう秒の概念は、1972年に国際地球回転・基準系事業(IERS)によって初めて導入された。これは、観測された太陽時(UT1)に不確定性があり、地球の自転が長期的に減速しているため、協定世界時(UTC)を定期的に更新しようという試みだった。この定期的な調整により、科学者や天文学者はほとんどの用途でUTCを使用して天体を観測することができるようになり、主な恩恵を受けてきた。もし、UTCの補正がなければ、天体観測のためにUTCに同期するレガシー機器とソフトウェアに調整を加えなければならなくなる。 うるう秒が導入されて以来、今日までUTCは27回更新されている。 1972年当時、うるう秒は科学界と通信業界の双方を満足させるものだったが、最近のUTCはデジタル・アプリケーションと科学者の双方にとって等しく悪

      うるう秒を過去のものにする時が来た
    • 「潮力エネルギーは地球の自転を減速させる可能性があり再生可能エネルギーではない」という主張

      近年では、地下資源の枯渇や地球温暖化への対策を目的に、太陽光発電や風力発電、潮力発電などの再生可能エネルギーが成長を見せています。しかし、スタンフォード大学の科学者であるジェリー・リュー氏が「潮力発電によって生まれたエネルギーは再生可能エネルギーではない」との主張を展開しています。 Tidal Energy - Not Renewable https://cs.stanford.edu/people/zjl/tide.html 潮力発電とは、地球の自転や月の公転に伴って海水に働く「潮汐力」を利用した発電方法で、時刻によって変動する潮位を活用してタービンを回し、発電機を駆動させるという方法です。 リュー氏によると、潮汐によって地球の自転エネルギーがゆっくりと自然に発散されていますが、潮力発電で潮汐力をさらに使用することで、地球の自転エネルギーが減少、地球の自転が減速するとのこと。 このような

        「潮力エネルギーは地球の自転を減速させる可能性があり再生可能エネルギーではない」という主張
      • スマホの「北」は「真北」「磁北」どっち? 8月11日「山の日」を前に考えてみよう【地図と位置情報】

          スマホの「北」は「真北」「磁北」どっち? 8月11日「山の日」を前に考えてみよう【地図と位置情報】
        • Pythonで学ぶ衛星データ解析基礎 ――環境変化を定量的に把握しよう

          2022年12月19日紙版発売 2022年12月15日電子版発売 田中康平,田村賢哉,玉置慎吾 著,宮﨑浩之 監修 B5変形判/352ページ 定価3,520円(本体3,200円+税10%) ISBN 978-4-297-13232-3 Gihyo Direct Amazon 楽天ブックス 丸善ジュンク堂書店 ヨドバシ.com 電子版 Gihyo Digital Publishing Amazon Kindle ブックライブ 楽天kobo honto 本書のサポートページサンプルファイルのダウンロードや正誤表など この本の概要 本書籍は,Pythonによる衛星データ解析に興味がある初学者に向けた入門書となっています。学校の情報の授業等で利用する際の副教材になることを意識し,衛星データだけでなくデータサイエンスの基礎的な内容も含めました。学校で地球環境やご自身が住んでいる地域がどのように変化し

            Pythonで学ぶ衛星データ解析基礎 ――環境変化を定量的に把握しよう
          • 火星で最初に生まれた生命は自らが引き起こした気候変動のせいで絶滅してしまった可能性

            太陽系の太陽に近い方から4番目にある火星地表には現在水が存在しませんが、太古の昔は水に覆われた惑星であったと考えられています。生命の誕生に欠かせない水が存在した太古の火星では、最初に誕生した生命が気候変動を引き起こし、これにより火星の環境は生命が存続できないほど寒くなった可能性を研究者が新たに提示しました。 Early Mars habitability and global cooling by H2-based methanogens | Nature Astronomy https://www.nature.com/articles/s41550-022-01786-w First Martian life likely broke the planet with climate change, made themselves extinct | Live Science https

              火星で最初に生まれた生命は自らが引き起こした気候変動のせいで絶滅してしまった可能性
            • 地球の内核で生じていた「奇妙な回転」が停止したと研究者が報告

              地球は上部の地殻やマントルの下に直径約7000kmの核を持っており、液体の外核が地下2900km~5100km、固体の内核が地下5100km~6400kmに位置していると考えられています。この内核は「地球の他の部分よりも速いスピードで独自に回転している」と考えられていますが、新たに発表された論文では、過去10年間で内核の奇妙な回転が停止したと報告されました。 Multidecadal variation of the Earth’s inner-core rotation | Nature Geoscience https://doi.org/10.1038/s41561-022-01112-z Has Earth’s inner core stopped its strange spin? https://doi.org/10.1038/d41586-023-00167-1 Earth'

                地球の内核で生じていた「奇妙な回転」が停止したと研究者が報告
              • 地球の内部に古代の惑星衝突の巨大な残骸が2つもあることが判明、「月」の形成にも関係か

                地球の深部には月の2倍のサイズの巨大な物質の塊が存在します。この巨大な物質の塊について調査したアリゾナ州立大学の研究者が、これは太古の地球に衝突した惑星の残骸であることを発見しました。 Moon-forming impactor as a source of Earth’s basal mantle anomalies | Nature https://www.nature.com/articles/s41586-023-06589-1 ASU researchers discover Earth's blobs are remnants of an ancient planetary collision | ASU News https://news.asu.edu/20231101-asu-researchers-discover-earths-blobs-are-remnants-a

                  地球の内部に古代の惑星衝突の巨大な残骸が2つもあることが判明、「月」の形成にも関係か
                • 北海道や石川でオーロラのような現象 太陽フレア影響か

                  11日夜、北海道や石川県輪島市などで、オーロラのような現象が観測された。ここ数日報告されている、太陽の表面で起こる大規模な爆発現象「太陽フレア」の影響とみられる。英国やスイス、中国など世界各地でも10日までにオーロラが報告されている。

                    北海道や石川でオーロラのような現象 太陽フレア影響か
                  • 地球の自転が高速化して「負のうるう秒」が来そう。Google、Amazon、Metaは猛反対

                    地球の自転が高速化して「負のうるう秒」が来そう。Google、Amazon、Metaは猛反対2022.08.03 23:0065,403 satomi なんせ1秒減らす「負のうるう年」は初めて。やれる気がしません。 年末カウントダウンで午前零時を2回カウントすることで1秒加え、自転速度と協定世界時(UTC)の誤差を埋めてきた「うるう秒」に異変が生じ、地球自転が高速化に一転。午前零時をスキップして1秒引く調整が叫ばれるなか、「1秒足すだけでも世界中のシステムがパニックだったのに、1秒引いたらどうなっちゃうの⁉」という不安がIT業界に広まり、Google、Amazonに次いでMeta(メタ、旧Facebook)も「うるう秒やめようぜ」と言い出しています。 うるう秒は1972年以降27回行なわれていますが、地球の自転スピードが遅くなるのに合わせて毎回1秒ずつ足すのが常でした。マイナスにすると、プ

                      地球の自転が高速化して「負のうるう秒」が来そう。Google、Amazon、Metaは猛反対
                    • 研究史上最古、37億年前の地磁気の証拠を発見 強度は現在並

                      地球は固有の強い磁場を持つ天体の1つです。陸上に棲む多くの生物にとって欠かせない存在であるこの「地磁気」は、地球誕生から徐々に強くなっていったと理解されています。ただし、その正確な時期はよくわかっていません。 マサチューセッツ工科大学のClaire I. O. Nichols氏などの研究チームは、グリーンランドから産出した極めて古い岩石を調査し、約37億年前の地球に地磁気が存在した証拠を見つけました。これは最も古い時代の地磁気の証拠です。また、その強度は現在と比べてもそれほど弱くない値であることから、地磁気の形成や、古代の生命がどのように進化し、数を増やしたのかを探る上でも重要な発見となります。 【▲ 図1: 有害な太陽風を遮断する地磁気は、生命と大気の両方にとってシールドの役割を果たします。(Credit: NASA)】■「地磁気」は生命と大気の両方に重要方位磁石が北を向くことからもわか

                        研究史上最古、37億年前の地磁気の証拠を発見 強度は現在並
                      • 地球の新しい地質年代「人新世」の新設案を否決 その理由と背景は

                        人類の活動は確実に地球環境を変えてきました。これを踏まえ、新しい地質年代として「人新世」を創設することが提唱され、2009年から国際地質科学連合の作業部会で議論が行われてきました。正式に地質年代として登録されるには、全部で3段階の議論が必要です。 国際地質科学連合の下部組織である第四紀層序小委員会にて2024年2月1日から6週間かけて審議と投票が行われた結果、人新世の創設は過半数の反対票で否決されました。ただし、この決定は人類が地球環境を変えたことを否定するものではなく、むしろ人新世という地質年代の重要性を鑑み、人類による環境改変を過小評価しないための否決であると言えます。 【▲図1: カナダ東部にあるクロフォード湖の湖底堆積物は、今回の案で人新世の基準となる地層として選ばれていました(Credit: Whpq (WikiMedia Commons / CC BY-SA 4.0) )】■新

                          地球の新しい地質年代「人新世」の新設案を否決 その理由と背景は
                        • 火星に水が存在した、これ以上ない痕跡が発見される

                          火星に水が存在した、これ以上ない痕跡が発見される2023.02.21 23:0051,694 Isaac Schultz - Gizmodo US [原文] ( たもり ) 先日、NASAの探査車キュリオシティが火星で発見した岩石。 水の波によって模様が形成されており、遠い昔は火星に水が存在したことの、これまでで最も明白なエビデンスになります。 石の波模様が形成されたのは数十億年前で、その頃の火星の地表は液体の水に覆われていました。 キュリオシティやパーサヴィアランスなどの探査車たちは、かつて水底だった各地域を探索し、火星の地質史や宇宙生物学の可能性についての情報を得ようとしています。 果たして微生物の化石は存在するのでしょうか? 水が存在したことを示す確かな痕跡キュリオシティは2012年にゲール・クレーターの底からミッションを始めましたが、現在はかつて湖や小川があったとされる標高3マイル

                            火星に水が存在した、これ以上ない痕跡が発見される
                          • 火星に“エベレスト級の火山”を発見。人が住める希望の兆しも

                            火星に“エベレスト級の火山”を発見。人が住める希望の兆しも2024.03.20 22:3026,290 Isaac Schultz -Gizmodo US- [原文] ( R.Mitsubori ) Graphic: Background image: NASA Mars Global Surveyor (MGS) Mars Orbiter Laser Altimeter (MOLA) digital elevation model. Geologic interpretation & annotations by Pascal Lee and Sourabh Shubham 2024).) via Gizmodo US この目で見て、この足で歩いてみたい。 火星のタルシス地域で、巨大火山と、生き物が暮らせる可能性を感じさせる氷河の氷が発見されました。火星で火山が発見されたのは今回で4つめ

                              火星に“エベレスト級の火山”を発見。人が住める希望の兆しも
                            • 超新星爆発が地球の生物多様性に影響した可能性

                              今から約38億年前に海の中で誕生したと考えられている地球上の生命は、環境の変化とともに進化と絶滅を繰り返しつつ、現在まで繁栄してきました。 デンマーク最大の宇宙研究機関であるデンマーク国立宇宙センター(DTU Space)の科学者チームは、地球の生命の生物多様性の変化と超新星爆発が関連しているという興味深いアイデアを提唱しています。 【▲ 超新星爆発によって発生した宇宙線が海洋に降りそそぐイメージ(Credit: Henrik Svensmark, DTU Space)】科学者チームは、過去5億年の間に起きた海洋生物の多様性の変化と、太陽系近傍での超新星の発生との間に強い相関関係があると考えています。この研究論文の著者であるヘンリック・スヴェンスマルク(Henrik Svensmark)氏は、超新星がもたらす影響の1つとして、地球の気候が変化する可能性を指摘しています。 そのプロセスは以下

                                超新星爆発が地球の生物多様性に影響した可能性
                              • 地球では知られざる「もう1つの大量絶滅」が起きていたとの研究結果

                                地球は約4億4300万年前のオルドビス紀から始まり、デボン紀、ペルム紀、三畳紀、約6600万年前の白亜紀にかけて、主に5回の大量絶滅を経験しています。これらはすべて「肉眼で見える生物が生息している時代」に起こったイベントであり、まとめて「ビッグファイブ」と呼ばれていますが、一部の研究者は、既存の絶滅イベントに加え、これまで知られていなかったもう1つのイベントがあったのではないかと主張しています。 Environmental drivers of the first major animal extinction across the Ediacaran White Sea-Nama transition | PNAS https://doi.org/10.1073/pnas.2207475119 Earth might be experiencing 7th mass extinction

                                  地球では知られざる「もう1つの大量絶滅」が起きていたとの研究結果
                                • 太陽系最大の火山「オリンポス山」はかつて火星の海に浮かぶ島だった! - ナゾロジー

                                  火星の大地に聳える「オリンポス山(Olympus Mons)」は、太陽系最大の火山として有名です。 山の高さはエベレストの3倍に相当する約2万7000メートルに達します。 山頂にあるカルデラ(窪地)は深さ3.2キロ、長径80キロもあり、富士山がほぼ収まってしまうほどです。 そしてこのほど、仏パリ=サクレー大学(Université Paris-Saclay)、フランス国立科学研究センター (CNRS)の最新研究で、オリンポス山はかつて広大な火星の海に浮かぶ島だった可能性があることが判明しました。 地球ではあり得ない規模の超巨大な火山島だったのかもしれません。 研究の詳細は、2023年7月24日付で科学雑誌『Earth and Planetary Science Letters』に掲載されています。 The Biggest Volcano in The Solar System May On

                                    太陽系最大の火山「オリンポス山」はかつて火星の海に浮かぶ島だった! - ナゾロジー
                                  • 大規模な太陽フレアで2週間に渡り通信障害、広域停電の可能性も 総務省が“最悪のシナリオ”公開

                                    携帯電話はつながらず、自動運転車は事故を起こし、大規模停電も──総務省は6月21日、「宇宙天気予報の高度化の在り方に関する検討会」の報告書の中で大規模な太陽フレアが発生した場合の「最悪のシナリオ」を公開した。 100年に1回かそれ以下の頻度で発生する規模の太陽フレアを想定。対策をしていない場合、無線システムやGPSを中心に多大な影響を受け、2週間に渡って断続的に利用できない状態になるという。 例えば携帯電話は昼間に数時間程度のサービス停止が全国の一部エリアで発生する。その影響で回線の輻輳(ふくそう)や通信途絶が起き、110番などの緊急通報を含む全ての通信がつながりにくくなる。ネット接続も困難になる。 GPSは測位精度が大幅に落ち、自動運転車やドローンの位置情報に最大で数十mのずれが生じて衝突事故も。地域の防災行政無線や消防無線など、VHF帯やUHF帯の周波数を使う無線システムも同様で、公共

                                      大規模な太陽フレアで2週間に渡り通信障害、広域停電の可能性も 総務省が“最悪のシナリオ”公開
                                    • 超古代文明が実在した可能性はあるのか?

                                      「未知の文明」と言われると広大な宇宙空間に思いをはせたくなりますが、非常に高度な科学技術を有する文明が有史以前の地球にに存在していたかもしれないという「超古代文明」説も魅力にあふれたアイデアです。超古代文明が実際に存在した可能性はあるのかという点について、サイエンス系YouTubeチャンネルのKurzgesagtが色彩豊かなアニメーションムービーで解説しています。 Are There Lost Alien Civilizations in Our Past? - YouTube 地球に生命が誕生したのはおよそ40億年前とされていますが、この40億年で生命は一様なスピードで進化を遂げたわけではありません。今日見られる動物の「門」が突如として出そろったとされるカンブリア爆発が5億4000万年前に生じるまでの約35億年間は、単細胞生物しか存在しなかった時代が続いたと考えられています。 解剖学的な

                                        超古代文明が実在した可能性はあるのか?
                                      • ç´„35億年前の岩石が「地球上における最古の生命の痕跡」だと確認される、火星の生命探査にも役立つ可能性

                                        西オーストラリア州のドレッサー累層で発見された約34億8000万年前の岩石を調べた国際的な研究チームが、「この岩石は生命の活動に由来するものである」と結論づけました。これは地球上における最古の生命の痕跡であると共に、火星における生命探査にも役立つ可能性があるとのことです。 Advanced two- and three-dimensional insights into Earth’s oldest stromatolites (ca. 3.5 Ga): Prospects for the search for life on Mars | Geology | GeoScienceWorld https://doi.org/10.1130/G50390.1 Earth’s Oldest Stromatolites and the Search for Life on Mars https:

                                          約35億年前の岩石が「地球上における最古の生命の痕跡」だと確認される、火星の生命探査にも役立つ可能性
                                        • 地球内核はたまに地表に対して逆回転している証拠が見つかる!不規則なうるう秒の原因か - ナゾロジー

                                          原子時計という精密な時計の登場以降、人類は地球の1日の長さ(つまりは自転速度)が非常に不安定でムラがあることを知りました。 うるう秒は1日の長さを補正するためにこれまで27回導入されていますが、そのタイミングは非常に不規則です。 なぜ地球の自転はそんなに不規則なのでしょうか? この問題について、米国の南カリフォルニア大学(USC)の研究チームは、地震波の測定から地球の内核が1方向へ回転を続けるのではなく、時折反転する振動を起こしていたという証拠を発見しました。 内核の回転が振動しているというアイデアは、以前から存在していましたが具体的な証拠が示されたのはこれが初めてです。 研究の詳細は、2022年6月10日付けで科学雑誌『Science Advances』に掲載されています。 The Earth moves far under our feet: New study shows Earth

                                            地球内核はたまに地表に対して逆回転している証拠が見つかる!不規則なうるう秒の原因か - ナゾロジー
                                          • 「赤気」と呼ばれた江戸時代のオーロラ出現に当時の人々はどんな反応をしていたのか? - ナゾロジー

                                            オーロラはアラスカやフィンランドなどで見ることができる現象であり、北海道でもまれに見ることができます。 しかしごくごくまれに本州でも観測することができ、実際に江戸時代には日本各地でオーロラが現れたさえありました。 果たして江戸時代の人々はオーロラに対してどのような反応をしたのでしょうか? 本記事では1770年に日本各地で観測されたオーロラに、貴族や民衆がどのような反応を示したのかについて取り上げていきます。 なおこの研究は國學院雑誌第123巻第2号に詳細が書かれています。

                                              「赤気」と呼ばれた江戸時代のオーロラ出現に当時の人々はどんな反応をしていたのか? - ナゾロジー
                                            • ついに火星で「微生物の化石記録」!最初の説得力ある発見とNASAが報告 - ナゾロジー

                                              人類はいまだ地球外生命体を見つけられてはいません。 しかしアメリカ航空宇宙局(NASA)は最近、火星にかつて存在した「生命」の痕跡を発見した可能性が高いと発表しました。 NASAによると、この痕跡は火星にある岩石の中に「生命活動の兆候」を示唆する化学物質として見つかったとのこと。 この発見が正確であれば、史上初めての地球外生命体の証拠となるでしょう。 NASA’s Perseverance Rover Scientists Find Intriguing Mars Rock https://www.nasa.gov/missions/mars-2020-perseverance/perseverance-rover/nasas-perseverance-rover-scientists-find-intriguing-mars-rock/ NASA Mars rover finds ‘fi

                                                ついに火星で「微生物の化石記録」!最初の説得力ある発見とNASAが報告 - ナゾロジー
                                              • 地球そっくりの惑星、実は宇宙にたくさん存在? 液体の水が豊富に形成されるしくみを解明 | テクノエッジ TechnoEdge

                                                ガジェット全般、サイエンス、宇宙、音楽、モータースポーツetc... 電気・ネットワーク技術者。実績媒体Engadget日本版, Autoblog日本版, Forbes JAPAN他 宇宙は広大ですが、そこに地球と同じような惑星がどれぐらいあるのだろうと考えたとき、そんな惑星の実例がひとつしかないため、統計的な考え方は適用できません。 太陽系以外に地球そっくりの水が豊富にある惑星を発見し、そのような惑星が形成されるメカニズムの解明や意味ある結論が導き出そうと日々研究を続けている科学者たちが数多くいます。そして、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の研究者らは、水を豊富にたたえる系外惑星が、これまで考えられていたほどには珍しくないかもしれないとの研究結果をNatureに報告しました。 地球をユニークな存在にしている重要な要素のひとつは、生命が存在するために必要になる大量の液体の水が、

                                                  地球そっくりの惑星、実は宇宙にたくさん存在? 液体の水が豊富に形成されるしくみを解明 | テクノエッジ TechnoEdge
                                                • 「エウロパ」の海に供給される酸素は少ない? 「ジュノー」のデータに基づく研究

                                                  木星の衛星「エウロパ」は、内部に広大な海が広がっていると考えられている天体の1つです。海には表面の氷が分解して生じた酸素が供給されていると考えられているため、酸素呼吸を行う生命がいれば貴重な供給源となっている可能性があります。しかし、エウロパの酸素発生量は推定するためのデータが乏しく、推定される最小値と最大値との間で1000倍もの幅がありました。 プリンストン大学のJ. R. Szalay氏などの研究チームは、NASA(アメリカ航空宇宙局)の木星探査機「ジュノー」の観測データに基づき、エウロパ表面での酸素発生量を推定しました。その結果、酸素発生量は毎秒6~18kgであると推定されました。これは比較的少ない発生量となり、酸素呼吸を行う生命にとっては不足であるかもしれません。 【▲図: エウロパの表面では、氷の分解による酸素が発生し、海に供給されていると考えられています。今回の研究は、酸素の推

                                                    「エウロパ」の海に供給される酸素は少ない? 「ジュノー」のデータに基づく研究
                                                  • 「ビッグバンで生成された原初のヘリウム」が地球のコアから漏れ出している - ナゾロジー

                                                    地球の中央海嶺からはヘリウム3という、非常に珍しいヘリウムの同位体が漏れ出ています。 ほとんどのヘリウム3の起源はビッグバン直後にあり、このガスも原始太陽系星雲(太陽系を作り出した塵とガスの集まり)から地球形成時に取り込まれたと考えられています。 このため地球深部には原始ヘリウムの貯留層があるようですが、それがどこにあり、どのくらいの量が存在するかは不明でした。 米国ニューメキシコ大学(University of New Mexico)の地球物理学者ピーター・オルソン(Peter L. Olson)氏は最新の研究において、ビッグバンに由来するヘリウム3が地球のコアから漏れ出ていると報告。 これは地球がいつごろ、太陽系のどの辺りで形成されたかという問題についても、洞察を与えてくれるといいます。 研究の詳細は、2022年3月28日付けで科学雑誌『Geochemistry, Geophysics

                                                      「ビッグバンで生成された原初のヘリウム」が地球のコアから漏れ出している - ナゾロジー
                                                    • 太陽系に「ホット・ジュピター」が存在しないのは太陽系の年齢が理由かもしれない

                                                      恒星から極めて近い距離を公転する「ホット・ジュピター」は多数の恒星に存在することが分かっていますが、太陽はホット・ジュピターを持たない例外的な恒星の1つです。なぜ存在しないのでしょうか? JAXA(宇宙航空研究開発機構)の宮﨑翔太氏と大阪大学の増田賢人氏の研究チームは、太陽のような年齢の古い恒星にはホット・ジュピターが少ない傾向にあることを突き止めました。これは太陽系にホット・ジュピターが存在しない理由となるとともに、太陽と似た恒星の中では、太陽系がそれほど少数派ではない可能性を示唆しています。 【▲ 図1: 典型的なホット・ジュピターの想像図。発見時は常識外れに見られていたホット・ジュピターですが、現在では発見そのものは珍しくないほどの多数派となっています(Credit: NASA, JPL-Caltech, R. Hurt)】■ “常識外れ” から多数派となった「ホット・ジュピター」天

                                                        太陽系に「ホット・ジュピター」が存在しないのは太陽系の年齢が理由かもしれない
                                                      • 過去の地球の公転軌道は “予想以上” に予測困難 恒星接近を考慮したモデルで検証

                                                        地球の公転軌道は長い時間の中で少しずつ変化することが知られており、過去に起きた極端な気候変動の原因となっているのかもしれません。しかし、公転軌道の変化を数学的に解析することは困難であり、過去の公転軌道を正確に予測できるのは5000万~1億年前までが限界であると考えられてきました。 しかし、オクラホマ大学のNathan A. Kaib氏とボルドー大学のSean N. Raymond氏によれば、地球の公転軌道を正確に予測できる期間はさらに約10%ほど短くなるようです。これまでの計算ではあまり考慮されていなかった、太陽系の近くを恒星が通過したことで巨大惑星の軌道が乱される影響を考慮した両氏は、5000万年より短い期間であっても正確な軌道予測が困難であることを突き止めました。 【▲図1: 恒星HD 7977の接近を考慮した地球の公転軌道の変化の計算結果。1点1点が、特定の時点での公転軌道の性質 (

                                                          過去の地球の公転軌道は “予想以上” に予測困難 恒星接近を考慮したモデルで検証
                                                        • ç´„4å„„6600万年前の地球に「環」があった可能性 史上2番目の大量絶滅の原因?

                                                          太陽系のいくつかの天体は「環」を持っています。また、現在は消えているものの、過去には環を持っていたと推定される天体もいくつかあります。では、私たちが住む「地球」には、現在では消えてしまった環があったことはあるのでしょうか? モナシュ大学のAndrew G. Tomkins氏、Erin L. Martin氏、Peter A. Cawood氏の研究チームは、「オルドビス紀」の中期から約4000万年の間に形成された21個のクレーターの分布が赤道付近に偏っていることから、今から約4億6600万年前の地球には環があったのではないかとする推定を発表しました。 また3氏は、当時の地球で起きた大規模な気候変動の原因は、環の影響による日射量の変化であるとも推定しています。オルドビス紀には気候変動に伴う生物の多様化と、その末期に地球史上2番目に大規模な大量絶滅が起きたと考えられています。生物の進化と絶滅に、環

                                                            約4億6600万年前の地球に「環」があった可能性 史上2番目の大量絶滅の原因?
                                                          • 月はこれまで考えられていたより約4000万年古いことがアポロ17号が持ち帰ったジルコン結晶から判明

                                                            「月がどのように形成されたのか」については複数の仮説が提唱されていますが、有力なものとしては誕生間もない原始地球に火星ほどのサイズだったテイアと呼ばれる惑星が衝突し、その破片が月になったというジャイアント・インパクト説があります。アポロ計画最後のミッションとなったアポロ17号が持ち帰ったジルコン結晶を分析した新たな研究では、月が形成されたのはこれまで考えられてきたよりも4000万年古い「約44億6000万年前」であることが示されました。 4.46 Ga zircons anchor chronology of lunar magma ocean | Geochemical Perspectives Letters https://www.geochemicalperspectivesletters.org/article2334/ The Moon Is 40 Million Years

                                                              月はこれまで考えられていたより約4000万年古いことがアポロ17号が持ち帰ったジルコン結晶から判明
                                                            • NASAの火星探査機パーサヴィアランスが「生命の痕跡」を示唆する岩石を発見

                                                              NASAが2024年7月25日、無人火星探査機のパーサヴィアランスが火星の岩石を分析したところ、「古代の火星に存在していた生命」が残したものかもしれない痕跡を発見したと報告しました。パーサヴィアランスが収集した岩石は将来的に地球へ送り届けられ、より詳細な分析が実施される予定です。 NASA’s Perseverance Rover Scientists Find Intriguing Mars Rock https://www.jpl.nasa.gov/news/nasas-perseverance-rover-scientists-find-intriguing-mars-rock NASA Mars rover finds 'first compelling detection' of potential fossilized life on the Red Planet | Live

                                                                NASAの火星探査機パーサヴィアランスが「生命の痕跡」を示唆する岩石を発見
                                                              • 中世の古文書に残された月食についての記述が火山活動による気候変動を解き明かす鍵になることが示される

                                                                14世紀半ばから19世紀半ばまでの中世の地球上では、「小氷期」と呼ばれる寒冷な時代が続きました。小氷期が引き起こされた要因として破局的な火山の噴火が考えられています。ジュネーブ大学のセバスチャン・ギレ氏らの研究チームは中世の写本に記された皆既月食の記録から、火山の噴火が地球の大気に及ぼす影響を調査しました。 Lunar eclipses illuminate timing and climate impact of medieval volcanism | Nature https://doi.org/10.1038/s41586-023-05751-z ‘Like blood, then turned into darkness’: how medieval manuscripts link lunar eclipses, volcanoes and climate change htt

                                                                  中世の古文書に残された月食についての記述が火山活動による気候変動を解き明かす鍵になることが示される
                                                                • “氷天体の地下海” は有機化合物に乏しい? タイタンでの推定結果

                                                                  太陽系には、分厚い氷の下に地球を超える規模の海が存在すると予想されている天体がいくつもあります。このような環境は生命の存在を予感させますが、果たして液体の水の存在が “保証” されれば生命がいるかもしれないと考えていいのでしょうか? ウェスタンオンタリオ大学のCatherine Neish氏などの研究チームは、天体表面に豊富な有機化合物を有し、地下に海があるかもしれないと推定されている土星の衛星「タイタン」について、地表から地下へと輸送される有機化合物の量を推定しました。その結果、有機化合物の輸送量はグリシン換算で7500kg/年以下と、生命の維持には到底足りない量であると推定されました。 有機化合物が豊富なタイタンでさえ生命の維持が困難であることを示した今回の研究は、他の天体ではより条件が悪い可能性を示唆しています。 【▲図1: タイタンの内部構造の想像図。氷の地殻の下には分厚い海が広が

                                                                    “氷天体の地下海” は有機化合物に乏しい? タイタンでの推定結果
                                                                  • 小惑星が恐竜を滅ぼしたのは「春」が原因だったと判明、哺乳類が隕石衝突の中で生き延びた理由か

                                                                    かつて地球にはティラノサウルスやトリケラトプスなどさまざまな大きさ、形状の「恐竜」が生息していたと知られています。そんな恐竜は約6600万年前に「大規模な小惑星の衝突によって壊滅的な被害を受け、絶滅してしまった」という説が有力ですが、そのような壊滅的な被害の中で「なぜ人間の祖先となる哺乳類などの他の種は生きのびてこられたのか?」という疑問が長く科学者たちを悩ませていました。2022年2月にNatureに掲載された論文では、小惑星の衝突による被害が「春」に発生したことが発表され、そのタイミングこそが恐竜絶滅の原因であり、哺乳類が生き延びた理由だと論じています。 The Mesozoic terminated in boreal spring | Nature https://www.nature.com/articles/s41586-022-04446-1 恐竜が滅びた原因としては、氷河期

                                                                      小惑星が恐竜を滅ぼしたのは「春」が原因だったと判明、哺乳類が隕石衝突の中で生き延びた理由か
                                                                    • 地球上で極端に重力が弱いインド洋の「重力の穴」を説明する新説 - ナゾロジー

                                                                      地球上の重力の強さは一定ではなく、実は場所によって小さな誤差が生じています。 例えば同じ体重計を使って計測すると、北海道と沖縄県では約0.14%の差が生じます。 とはいえ、これらはよく知られた事実であり、地下に埋蔵している重い元素の密度などによって説明できます。 しかし地球上には、科学者たちが未だ理解できていない重力異常が存在します。 それが地球上の他の場所よりもはるかに重力が弱いという、インド洋にある「重力の穴」です。 この原因は未だに解明されていませんが、インド科学大学(IISc)に所属する地球科学者デバンジャン・パル氏ら研究チームは、約2億年前に存在していた幻の海「テチス海」のプレートが原因だったという新説を唱えています。 研究の詳細は、2023年5月5日付の科学誌『Geophysical Research Letters』に掲載されました。 The Mystery of the W

                                                                        地球上で極端に重力が弱いインド洋の「重力の穴」を説明する新説 - ナゾロジー
                                                                      • 月の軌道が地球上の植物の成長や気候に影響を与えている可能性

                                                                        月の引力による潮の満ち引きは、魚の移動やサンゴの産卵など、地球上の動物の行動に大きな影響を与えることが知られています。マッコーリー大学の研究チームによって、潮の満ち引きがマングローブの生態にも影響を与えている可能性があるとわかりました。 Scientists Find Weird Connection Between Lunar 'Wobble' And Mangrove Canopies : ScienceAlert The lunar nodal cycle controls mangrove canopy cover on the Australian continent | Science Advances https://doi.org/10.1126/sciadv.abo6602 Scientists Find Weird Connection Between Lunar 'W

                                                                          月の軌道が地球上の植物の成長や気候に影響を与えている可能性
                                                                        • 月は巨大衝突後わずか数時間で形成された!?高解像度シミュレーションが導く新たなシナリオ

                                                                          地球の唯一の自然衛星である「月」は、質量が地球の約81分の1であり、惑星に対する質量の比率が非常に大きいことを特徴としています。次に大きな値は海王星の衛星トリトンの約800分の1であり、地球の月とは比率にして10倍以上の差があります。 このような特徴を持つ月は、他の惑星の衛星とは異なるプロセスで誕生したのではないかと古くから考えられてきました。歴史的には捕獲説や分裂説などが提唱されてきたものの、現在では「ジャイアント・インパクト説」が主流となっています。誕生して間もない地球に、火星ほどの大きさがあった微惑星が衝突し、大量にまき散らされた破片の一部が月になった、という説です。この微惑星は「テイア」と呼ばれています。 【▲ 図1: 月は地球に火星サイズの微惑星テイアが衝突し、飛び散った破片が寄り集まって形成された、というジャイアント・インパクト説は広く信じられています。しかし大筋の合意は取れて

                                                                            月は巨大衝突後わずか数時間で形成された!?高解像度シミュレーションが導く新たなシナリオ
                                                                          • 地球のマントル奥深くで「生命の痕跡」を発見 - ナゾロジー

                                                                            地球のマントル下層の奥深くにあるメソスフェアから、「生命の痕跡」が確認されました。 そう言われると、マントルに生命がいるの? と勘違いしてしまいそうですが、これは地球上の生物の痕跡です。 スイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETH Zurich)の研究チームは、世界各地から採取した地球深部で形成される鉱物キンバーライトのうち、若いサンプルに通常では説明できない炭素同位体組成を発見しました。 研究者は、この痕跡はカンブリア爆発で大量に地球上に誕生した生命の堆積物が、地殻活動によって一度地球深部に取り込まれた後、再び火山噴火などで地上へ戻ってきたものと説明します。 これは地球の内部活動が地表へ影響を与える以外に、地上の活動も地球内部へ影響していることの証拠になるといいます。 研究の詳細は、2022年3月4日付で科学雑誌『Science Advances』に掲載されています。

                                                                              地球のマントル奥深くで「生命の痕跡」を発見 - ナゾロジー
                                                                            • 火星のジェゼロ・クレーターは間違いなく湖だったことが判明。さらには豊富な有機物も検出

                                                                              2021年2月より、火星での活動を開始した探査車「パーシビアランス」は、赤道付近にある「ジェゼロクレーター」に関する情報を黙々と集めている。 かねてからここには「湖があった」と推測されていたが、パーシビアランスが集めたデータによって、その正しさが確認されたそうだ。 その湖には「有機化合物」が豊富に含まれていたことも明らかになっており、それらは、生命の構成要素の可能性もあるという。 ジェゼロ・クレーターの岩石に水の痕跡 ジェゼロ・クレーターは、直径約50キロメートルの、火星表面の暗褐色の領域で赤道付近の「大シルチス」に位置するクレーターだ。 かねてからそこに湖が存在したと考えられており、実際に三角州のような地形が残っている。 今回の一連の研究では、パーシビアランスがジェゼロ・クレーターの底で発見した「火成岩」を分析している。 その火成岩は、火山活動や小惑星の衝突によって発生したマグマから形成

                                                                                火星のジェゼロ・クレーターは間違いなく湖だったことが判明。さらには豊富な有機物も検出
                                                                              • ボイジャー2号が観測した天王星は確率4%のめずらしい状態だった可能性 太陽活動の影響か

                                                                                アメリカ航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所(JPL)は2024年11月11日付で、NASAの惑星探査機「ボイジャー2号(Voyager 2)」による天王星の観測データを再検討した、JPLのJamie Jasinskiさんを筆頭とする研究チームの取り組みを紹介しています。研究チームの成果をまとめた論文は「Nature Astronomy」に掲載されています。 “横倒し”の惑星・天王星は磁場も特徴的 【▲ アメリカ航空宇宙局(NASA)の惑星探査機「ボイジャー2号(voyager 2)」が撮影した天王星(Credit: NASA/JPL-Caltech)】 ボイジャー2号は1986年1月に天王星のフライバイ観測を行いました。2024年11月現在、天王星に接近して観測を行った探査機はボイジャー2号だけ。その観測データは貴重なものであり、フライバイから39年近くが経った現在も研究の対象とな

                                                                                  ボイジャー2号が観測した天王星は確率4%のめずらしい状態だった可能性 太陽活動の影響か
                                                                                • 過去に地球は「他星系との接近」で軌道が乱れ気候変動を起こしていた! - ナゾロジー

                                                                                  280万年前に起きたニアミスがヒントとなりました。 米国の惑星科学研究所(PSI)とフランスのボルドー天体物理学研究所(LAB)で行われた研究によって、地球の軌道が他の恒星とのニアミスによって、長期的な影響を受けていたことが示されました。 地球軌道の変化は気候変動を引き起こすと考えられており、地球の気候が太陽系外の恒星の重力によって影響を受けている可能性があります。 研究内容の詳細は2024年2月14日に『The Astrophysical Journal Letters』にて「古気候と太陽系の軌道進化の重要な推進力としての恒星の通過(Passing Stars as an Important Driver of Paleoclimate and the Solar System’s Orbital Evolution)」とのタイトルで公開されました。

                                                                                    過去に地球は「他星系との接近」で軌道が乱れ気候変動を起こしていた! - ナゾロジー

                                                                                  新着記事