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世界保健機関(WHO)は3月4日、ガイドライン「成人及び児童の糖類摂取量」を発表した。概要は以下のとお... 世界保健機関(WHO)は3月4日、ガイドライン「成人及び児童の糖類摂取量」を発表した。概要は以下のとおり。 新ガイドラインは、成人及び児童の1日当たり遊離糖類摂取量を、エネルギー総摂取量の10%未満に減らすよう勧めている。また5%まで減らして、1日25g(ティースプーン6杯分)程度に抑えるなら、更に健康効果は増大するという。 遊離糖類とは単糖類(ブドウ糖・果糖等)及び二糖類(しょ糖・食卓砂糖等)のことで、人が食品・飲料に添加する糖類のほか、蜂蜜・シロップ・果汁・濃縮果汁中に天然に存在しているものをいう。 遊離糖類摂取量をエネルギー総摂取量の10%未満に抑えるなら、過体重・肥満・う歯(虫歯)のリスクを減らせる明確な証拠がある。なおこのガイドラインは、生鮮果実・野菜中の糖及び乳中に天然に存在する糖を対象に含めていない。これらについては、摂取による有害影響を裏付ける証拠がないためである。 今日消