なり手少ない平車ドライバー　「抱え込み」進める動きも｜物流ニュース｜物流ウィークリー

なり手少ない平車ドライバー　「抱え込み」進める動きも｜物流ニュース｜物流ウィークリー

シート掛けや積み荷の固定など重労働が多くドライバーのなり手が少ない平車は、運送業界で希少価値の高...概要を表示 シート掛けや積み荷の固定など重労働が多くドライバーのなり手が少ない平車は、運送業界で希少価値の高い存在となっている。荷主もその価値を理解しているようで、専属として「抱え込み」を進める動きも見られる。 建設資材や鋼材を輸送する福岡市の運送事業者は「３０台のうち、トレーラから大型、４トンがすべて平。特に、４トン平車に対する専属傭車の依頼は多い」と明かす。 「専属ではスポットの依頼に対応できなくなるので断っている」という同社社長。「昔のようにドライバーが多ければ、いくらでも増車して専属傭車として運行させるが、今は経営者である自分も運行しているような状況。専属は現状では厳しい」と語る。 鋼材や建設資材を平車で輸送する北九州市の運送事業者も、「たしかに荷主からの専属の依頼は増えているが、運賃が高いスポットの依頼も増えている」と話す。「平車が希少であることは荷主の担当者も理解していて、今のうちに専属傭