「反捕鯨」の国際世論はどのように形成されたか - 歴ログ -世界史専門ブログ-

政治と経済カテゴリーの変更を依頼記事元:

reki.hatenablog.com

311 usersがブックマークコメント

「反捕鯨」の国際世論はどのように形成されたか - 歴ログ -世界史専門ブログ-

「可哀想」「環境破壊」だけではない、反捕鯨世論構成の歴史捕鯨問題は日本が欧米諸国と感情的に対立す... 「可哀想」「環境破壊」だけではない、反捕鯨世論構成の歴史捕鯨問題は日本が欧米諸国と感情的に対立するテーマの一つです。欧米側は、鯨は絶滅寸前であり捕獲は自然破壊であるし、そもそも鯨は知性のある生き物であるため捕獲するのは非人道的であると主張します。一方で日本側は、シロナガスクジラなど希少な鯨以外は増加しており、捕鯨は自然破壊にはまったくあたらないし、捕鯨文化は日本の伝統であるため止めることは文化の破壊であると抵抗します。様々な思惑が交錯する捕鯨問題はなぜこじれたのか、その歴史を整理したいと思います。１. 資源としての鯨昔から世界中の漁民の間で鯨漁は盛んでした。伝統的に鯨を捕獲して食べることで知られるのは日本人、北米先住民、アイスランドやノルウェーなどノルディックの人々ですが、他にも捕鯨文化は広く存在します。インドネシアのスラウェシ島東部・レンバタ島南海岸のラマレラ村には、伝統

Tatada 自分たちで遠洋漁業して絶滅寸前まで取り尽くしておいて、知性云々で反捕鯨言われてもね…。とはいえ鰻はじめ日本の資源管理に問題がないかは別だけど。

2021/02/14 リンク

natu3kan 環境資源保全から動物愛護になったけど、なんか保護して数が戻ってきてる間に鯨が環境保全のトレンドじゃなくなったどころか、価値観の争いになり出したの哀愁ある。

history

tGsQqV 「お前らは悪いことをしている」って言われて反発するのはわかるんだけど「捕鯨は日本の文化であり伝統である」っていう反論はずっとしっくりこないなと思っていた。

sigwyg 日本がIWC脱退してから話題に上がらなくなったよね。あれが潮目だったのかなとか。金払って理不尽な非難受けに行くだけだから当たり前なんだが。つーか欧米にしたところで、工業油から観光資源になっただけだよね

h5dhn9k 完全に科学とは関係ない神学論争になっちゃってるから、政治的利益を重視した方が良いと思う。日本近海のみでの商業捕鯨に戻ったから欧米の反捕鯨運動は下火になると思う。

meganeya3 近代遠洋捕鯨の歴史はさほど長くないけど近海での漁は長い歴史があるだろ。少なくともイルカの追い込み漁は認めてもらわんとな

dltlt 国際司法裁判所での係争とその結末（南氷洋で資源状況調査に必ずしも必要ない、利用を目的とした捕鯨を故意に続けていることで条約違反とされた）に触れないため、不自然な内容になってしまっている。

2021/02/15 リンク

tomono-blog 今となっては、クジラはどうでもいいけど、水産関連で全く管理できてない日本はクジラを捕りたいと言っても、説得力はない。

Imamura 捕鯨の話はこじれすぎてる。太地町に駐在する環境保護団体の人は太地町の人々がイルカ漁をやめちゃったら別の現場を探さないといけないのかなーとテレビ番組を見て思ったことがある https://ima.hatenablog.jp/entry/20110526/whale

2021/02/16 リンク

UME 海産物をほとんど食べない文化圏の人から見ると、全部異質に見えるんだと思うよ。そういうのを認められるかどうかが多様な文化だというのになぁ

georgew もはや科学の範疇を超えた領域の問題になっており、感情論で議論が展開され理性的な議論にならない難しい話 > ある意味でもうどうでもいい、さほど重要とはいえない問題になってると思いますよ。

pamoudatsumou お互いに相手が悪魔だと思っている、相手が悪いから自分は改めないでいい、自らは正義であり相手は劣っていると考えている、ネットがあろうが無かろうが人間ってこういうものなんだろうね

greenT 資源管理だけが納得の行く問題提起で、生命倫理の話になると全くついていけないので、IWC脱退して沿岸漁業だけしてる限り他国に文句言われる筋合いないという認識。それだけにザ・コーヴの件は理不尽に思ってる

knok 戦後昭和の給食で鯨ステーキを出されていた世代なんだけどそのころの郷愁を持ってる人はいるかもしれない。今となってはほかの絶滅危惧種の海洋資源(ていうか鰻)に注視すべきだろうなあ

muchonov 「獲っても売れないから南氷洋捕鯨はやめて沿岸捕鯨だけにしよう」で済む話（実際2018年のIWC脱退でそうなった）が、水産庁・鯨研ほかの自己維持のために調査捕鯨だ何だと理屈をつけてここまでもつれた、という認識

a819089z ほぼ同意。欧米の反捕鯨論はかつての乱獲への反省によるものだから「古来からの文化」論は意味ない（そもそも古来からでもない）。沿岸だけ細々とやれば漁業としては保てるから、調査といいつつ遠洋でやる意味なし。

coatsofarms いつもながら、まとめ方が上手いですなぁ。頭の整理をしていただいたも同然です。感謝。それにしても。べつに日本人は鯨を虐めたいわけでも絶滅させたいわけでもないはずなのに。レッテルを払拭したいものです。

TakamoriTarou ここで中国が台頭してくる、と言うところで大きくまた流れは変わると思うよ。びーがんふーどとやらで飢えはしのげない

coper まったく不思議なのは、日本が「使うから・食べるから獲る」のではなくなっているのに捕鯨に固執していること。過去の一時期の経験を“文化”と言い張り「獲るから使え・食え」と言う意図が分からない。

u_eichi 信仰とメンツの対立を環境極左が煽って儲ける、実にくだらない諍いであった。特別うまい肉でもないし、大々的に流通してるわけでもなく、好きな人が細々食べてく分だけなら資源問題にもなるまい。

amunku 他の感情ある動物を食べる問題はこれからも議論されるだろうな。何気にネバーランド、ビースターズなど肉食について考えさせるアニメばかりやってるなとは思ってる。ヨーロッパでどう見られてるんだろう

the_sun_also_rises 鯨肉を僕はまずいと思うので食べない。日本国内の消費量も少ない。敢えて捕り続ける経済的価値はない。文化として残すなら沿岸の伝統的漁法だけでよい。但し反対者のイデオロギーは鼻につく。それには賛同しない。

kenjou いまさら鯨を食糧として確保する必要はないし、捕鯨がなくなっても困らないよね。現在の捕鯨も税金で補助して実施してるありさまなので、商業的な価値もなく、維持しても利権を持ってる人間が潤うだけ。

keidge 双方の感情・文化・ナショナリズムのぶつかり合いだね。正直国際的な解決は無理だと思う。人間はそこまで賢い動物ではない。個人的には鯨肉はよく食べたし好きなので、日本から鯨食文化が消えてほしくないが。

Ayrtonism 資源量があれば利用しなきゃいけないもんでもないので「獲る対象」じゃなくなって、多くの人がその状態に慣れてしまったという、予想された結末。結局戦後食糧難時代に育った世代のこだわりが主だった感がある。

masaru_al 「いまの欧米の若者の中にはそもそも捕鯨問題を知らない人もいる」そういう今こそが感情論から脱却するチャンスかもしれない。そのためには日本も感情論で対抗するのをやめねば

はてなブックマーク

「反捕鯨」の国際世論はどのように形成されたか - 歴ログ -世界史専門ブログ-

記事へのコメント79件

関連記事