保育園に落ちた日のこと（小田嶋隆）：日経ビジネスオンライン

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保育園に落ちた日のこと（小田嶋隆）：日経ビジネスオンライン

「保育園落ちた日本死ね」というブログの文章が不思議な反響を呼んでいる（こちら）。このテキストが、... 「保育園落ちた日本死ね」というブログの文章が不思議な反響を呼んでいる（こちら）。このテキストが、最初にネット上で評判になったのは、2月半ばのことだ。それが、あれよあれよという間にネットの外の世界に波及し、国会の質疑で引用される展開になった。さらに、新聞紙上で議論を呼び、署名運動を誘発し、最終的には国会前でのデモを主導する一大政治的ムーブメントに発展しつつ現在に至っている。私がはじめてこのショートテキストを見かけたのは、ツイッターのタイムラインに流れてきた誰かの書き込みから辿り着いたリンク先だったと思う。一読して、すっかり感心した。内容もさることながら、21世紀の口語文のテンプレートとして見事な完成度を備えていると思ったからだ。インターネットの世界には、時おり、この種の話し言葉で書かれた汎用性の高い型見本が登場する。最も有名な例は、いわゆる「吉野家コピペ」だろう。これは名作だ。

IthacaChasma 「私活躍出来ねーじゃねーか」は、政権のスローガンを受け入れた上で「んなこと言ってるなら何とかしろよ」というロジック。単なるNOとしての政権批判ではないのが良かったと見ている。

2016/03/11 リンク

zeromoon0 待機児童問題は以前からあったのに、指摘通りかなりアジってる増田が出るだけで急に政治が動くのが問題。このままでは増田がアジだらけになる。あと増田は個人のブログじゃない。

教育

rocca107 保育園落ちたの3年連続の私からすると、実際不受理の手紙受け取ったらあれくらいの気持ちにはなるよ？どうしたらいいの！？ってなるよ…？社会から死ねって言われてる気分だったから死ねって言い返したくなったよ…

hi_kmd 「出産適齢期の男女が、子供を持ちたいと思えない社会を作れば、日本は、50年ほどで、きれいに死滅するはずだ。あるいは、日本は、既に、」要するにこういうこと。

oukayuka もうちょい踏み込んで分析できたのでは。「どうすんだよ私活躍できねーじゃねーか」あたりのレトリックは見事なのに全くふれてない。

kikai-taro 感情の正体とぶつける対象が判然としない不満と不安に当人自身がお手上げの状態が「日本死ね」（助詞の欠落と命令形）なんだよ。当事者としての親には理屈を超えて瞬時に理解される何ものかがあると思う。

smarple 最初に増田の書き込みを見たとき、切実な訴えだけど、大手マスコミや国会には絶対に届かないんだろうなと思った。でも届いた。それだけで、すげえと思う。

kunitaka 元増田は熟練の増田職人(オッサン)だよ。あの勢いとリズム感は、素人には出せない。そもそもはてなユーザーしか増田は使わない。

pukarix 「日本死ね」という叫びは、本気でそう望んでいる者たちへの痛烈な皮肉。「反日」を叫んでいる人たちは、自分たちが日本を本気で「殺している」ことをいいかげん直視してほしい。

2016/03/20 リンク

archivist_kyoto 「日本を死に至らしめるのは、そんなに難しい話ではない。　出産適齢期の男女が、子供を持ちたいと思えない社会を作れば… 　あるいは、日本は、既に、彼女の期待にこたえているのかもしれない。」

2016/03/17 リンク

quelo4 「日本死ね」は、ほぼ「感情的な言葉の羅列」だけで、幼い子供を持つ親が置かれている現状の苦悩を見事に説明し切っているからだ。これは、なかなかできることではない

2016/03/16 リンク

airj12 「出産適齢期の男女が、子供を持ちたいと思えない社会を作れば、日本は、50年ほどで、きれいに死滅するはずだ。あるいは、日本は、既に、彼女の期待にこたえているのかもしれない。」

2016/03/14 リンク

gryphon 自分の国を言ってるから「日本死ね」は許容される、という種の論法をよく聞きますが、米の同性愛許容を批判する文句がhttp://f.hatena.ne.jp/gryphon/20110304071415／というか、じゃあ日本＝政府と一体化してるのは書き手だね、と

2016/03/13 リンク

ykkykym “感情の言葉で他人に何かを伝えるためには、より高度な技巧が要求される。感情の言葉で人を動かす文章は言葉のリズムと余韻に精通した人間にしか書けない。その意味で「日本死ね」は達人の書いた名文なのである”

2016/03/12 リンク

tatsunop 考察としては面白いけど「死ね」に拘りすぎてるのが残念。「私活躍できねーじゃねーか」部分が一番切れ味よかったし。/ あれ読んで反日云々ってさすがに頭が悪すぎるけど、そこから解説が必要というならそれもあれ。

coco5959 保育園に落ちた日のこと（小田嶋隆）：日経ビジネスオンライン: 「保育園落ちた日本死ね」というブログの文章が不思議な反響を呼んでいる（こちら）。…

napsucks まあこの国を覆う残念な停滞ムードはいつになったら晴れるんだろうか。戦争になってみんな焼け野原になればきれいにせいせいするのかなぁ・・・。

kaerudayo 「出産適齢期の男女が、子供を持ちたいと思えない社会を作れば、日本は、50年ほどで、きれいに死滅するはずだ。あるいは、日本は、既に、彼女の期待にこたえているのかもしれない」

chintaro3 「21世紀の口語文のテンプレートとして見事な完成度を備えていると思った」「一見、乱雑に並べられた言葉の裏に、非常に高度な技巧が張り巡らされている、巧緻な文章なのである。」

nowa_s 反射的にSHINE!を想起したし、あの増田も意識的にか無意識的にか踏まえてたと思うけど、「日本SHINE」だったら今ほど注目度されてなかったかも。／現体制を全肯定しなければ反日扱いすんの、「朕は国家なり」かよと思う

whkr 「理は情に、嫉妬し続ける運命なのかもしれません」と、北村薫がたしか『空飛ぶ馬』で書いてたなあ。小田嶋さんがヘタクソなポエムに厳しいのは、言葉への畏れの裏返しだよな。

aya_momo 「昨今では、現政権の施策に批判的な態度を表明している人々にいきなり「反日」という呼称を当てはめにかかる用語法がすっかり一般化している」問答無用に通じる。

kenchan3 タイトルより『一億総活躍』『活躍できねーじゃん』のが印象的だったし、かつ政治利用されやすい言葉だったのかなと思う。

cloudliner_tweets 「日本を死に至らしめるのは、そんなに難しい話ではない。出産適齢期の男女が、子供を持ちたいと思えない社会を作れば、日本は、50年ほどで、きれいに死滅するはずだ」

d-ff やはり持ち上げ過ぎでは。「ウェーニー・ウィーディー・ウィーキー」、「地球は青かった」の如く、事実の重みがぶら下がっての名言では。実在の待機児童（公約の重みもちょっぴり）が錘となり潮目に引き上げられた。

diallagite “罵詈雑言は憎しみを伝える。叫び声は悲痛さや怒りを伝える。いずれにせよ、最も切実な感情は、感情の言葉でしか表現できない。"

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