Wifi温度湿度計の基板と部品のセットを頒布します。
Posted by arms22 on 2016年09月19日

2016/9/28
完売しました。
Wifi温度湿度計の基板と部品のセット、専用ケースを付けて送料込みで¥2,500で頒布します。全部で8セット、先着順で頒布します。完売しました。QFNパッケージまたチップ部品のはんだづけの練習をしたい方、リフローオーブンを作ったんだけど練習台が欲しい方、電池駆動のIoTデバイスを作りたい方におすすめです。
主な特徴
- ESP-WROOM-02搭載
- LM3671搭載(2MHz、600mA 降圧型 DC/DCコンバータ)
- BQ24070搭載(リチウムイオンバッテリー充電およびシステムパワーパス管理)
- リチウムイオン電池用PHコネクタ搭載
- システム電源ON/OFFスイッチ搭載
- リセットスイッチ・動作モード切替スイッチ搭載
※※※ご注意※※※
- QFNパッケージ(リードなし)の部品を使用しています。
- ピンヘッダは付属しません。
- 温湿度センサーモジュールは付属しません。
- リチウムイオン電池は付属しません。
- MicroUSBは充電専用です。プログラムの書き込みにはUSBシリアル変換モジュールが必要です。
申し込み方法
メール(arms22 at gmail.com)またはtwitterのDMで「Wifi温度湿度計基板頒布希望」と書いて住所・氏名をお知らせください。お支払い方法は折り返し連絡します。頒布品はスマートレター(日本郵政)で送ります。QFNパッケージのはんだづけ済み基板をご希望の場合はその旨お知らせください。
頒布内容

基板、部品、専用ケースが付きます。

チップ抵抗・チップコンデンサは部品表に貼付けているので実装時に迷いません!
USBシリアル変換モジュール
プログラムの書き込みにはUSBシリアル変換モジュールが必要です。3.3V動作のモジュールを使用してください。
超小型USBシリアル変換モジュール: 半導体 秋月電子通商 電子部品 ネット通販
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-08461/
FTDI USBシリアル変換アダプター(5V/3.3V切り替え機能付き) - スイッチサイエンス
https://www.switch-science.com/catalog/1032/
ESP-WROOM-02とUSBシリアル変換モジュールの接続は下記写真を参考にしてください。プログラム書き込み時の電源はMicroUSBまたはリチウムイオンバッテリーから供給してください。

ESP-WROOM-02 vs USBシリアル変換モジュール
TXD --> RXD
RXD <-- TXD
GND <-> GND
リチウムイオン電池
リチウムイオン電池は付属していません。900mAh以上の1セルのリチウムイオンまたはリチウムポリマー電池を別途お買い求めください。基板は電池がなくても動作します。
リチウムイオン電池900mAh - スイッチサイエンス
https://www.switch-science.com/catalog/2073/
適合ハウジング:PHR-2
http://www.jst-mfg.com/product/pdf/jpn/PH.pdf
実装時の注意点

USB接続による電源投入時、ESP-WROOM-02がうまく起動しない場合があります。RSTの立ち上がりを遅らせるため、0.01uFのチップコンデンサをRSTスイッチの端子と端子の間にはんだづけしてください。

バッテリー未接続時、充電完了・再充電を繰り返すのでR10/R11のチップ抵抗は実装しないでください。

D1/D2のシルクがある方がLEDのカソードです。

寸法図

回路図と部品表
Wifi温度湿度計_回路図_rev1.pdf
Wifi温度湿度計_部品表_rev1.pdf
QFNパッケージをリフローオーブンを使わず簡単にはんだづけする方法
Posted by arms22 on 2016年09月14日

3.5mm x 4.5mmの小型QFNパッケージをホットエアーやリフローオーブンを使わず簡単にはんだづけする方法をご紹介します。IC下面にサーマルパッドがあるIC限定ですが、位置決めの精度をほとんど必要としない方法なのでお勧めです。
下ごしらえ


写真のようにICの直下に大きめのスルーホールを設けて基板の表と裏を接続します。この写真は極端な例だけど、少し大きめのスルーホール(0.5mm〜)を数個配置するだけでも良いです。
はんだづけ
まずはIC下面のサーマルパッドをはんだづけします。
- フラックスをフットプリント全体に塗布します。
- 基板表のサーマルランド(基板側のパターン)にはんだを薄く塗り広げます。
- 再度フラックスを塗布します。
- 向きを間違えないようにICを載せます。位置決めはそこそこでOK。
- 基板の裏側から大スルーホールを通してサーマルランドを20〜30秒加熱します。
- はんだの表面張力でICが自動的に最適な位置に移動します。
- ICが最適な位置に来たらコテを離します。
サーマルパッドのはんだづけでICの位置は決まっているので、残りの端子をはんだづけします。
- 4辺にフラックスを塗布します。
- コテ先にはんだを少し盛って辺に対して垂直にコテをあてて、端子一つずつはんだづけします。
- 上記を4辺繰り返します。
ブリッジした場合の対処法
フラックスを塗布、コテ先のはんだを拭ってブリッジにコテをあてる。コテ先にはんだが移動してブリッジが解消されます。
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Wifi温度湿度計の製作(7) - 基板に部品を実装したよ。
Posted by arms22 on 2016年09月05日

うまくはんだづけできるか心配していたQFN(真ん中の黒いIC)もわりと簡単に終わって、すべての部品を実装しました。特に大きな問題もなく動いているようです。ただ電池電圧の監視用にバッテリー端子に追加しておいた分圧回路が原因で、電池未接続時に充電完了→再充電を高速で繰り返すような動作をしてたので、分圧回路の抵抗は取り外しています(R10)。
左端の凸型の基板は秋月電子の温湿度センサーモジュールです。さてそろそろソフト作らないとなぁ。。センサーデータのサーバどうすっかなぁ。
HDC1000使用 温湿度センサーモジュール: 組立キット 秋月電子通商 電子部品 ネット通販
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-08775/
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