2025-08-11

回転寿司の皿を1皿だけ返品した

お盆休みの真っただ中。

嫁両親も含めて、思いつきで回転寿司に行くことになった。

よくCMしている全国チェーンではなく、地域に数店の回転寿司だ。

行列覚悟していたが、店に着くと案の定入口には家族連れや観光客でいっぱい。

番号札を取って待合席で並んでいると、子どもたちがタブレットを奪い合って遊び、

隣では祖父母が「何頼む?」と真剣な顔で相談している。

やっと席に案内される。

この店、レーンは回ってはいるが、ほとんどの客はタブレット注文。

レーン上の寿司は“見本”のようなもので、人気ネタほとんど直接レーンに流れてこない。

「お母さん、赤貝お好きでしたよね?」

「好きよ。じゃあ注文しましょうか」

タブレットで注文し、待つこと数分。

職人さんの手から、皿に乗った赤貝の握りが2貫到着した。

1貫ずつ分け合い、私はさっそく口に運んだ。

……ッッ!!!

鼻の奥から脳天まで、わさび暴風が駆け抜けた。

一瞬、周囲の賑やかな声が遠のく。

(あ、これは……強烈だ)

横を見ると、義母も同じ顔。

眉間のしわ、うるんだ瞳、口はわずかに半開き

二人とも無言で水を取り、一口

「……これ、すごく辛くない?」

義母がそっと言う。

「ですよね……貝って普通わさび少なめじゃないですか?」

私は小声で返しながら、テレビネットで見た知識を思い出す。

貝類わさびが効きやすいので、職人は少なめにする』

脂が少ないネタにはわさびの量とか付け方を変えるらしい。

……ッッ!!!

から目の奥にかけて、わさびの衝撃が直撃。

一瞬、息が止まり、視界がにじむ。

義母も同じく水を口に運び、眉間に深いしわを刻んでいる。

「これ、辛すぎじゃない?」

「ですよね……貝はわさび少なめが普通ですよね?」

一皿を完食したあと、苛立ちがじわじわとこみ上げてくる。

わさび多すぎて味わえない寿司なんて、なんの意味があるんだ)

カウンター越しの職人さんに、すいませんと言った。

「すいません、この赤貝わさびが多すぎます

二人して涙目になるくらいで……普通こんな量は入れないですよね? 貝は少なめが一般的だって聞きますけど」

声のトーンは低め。

少し間を置き、相手が返答する前にもう一言

「この皿返すので返品でお願いできますか?」

店員は一瞬固まり、「……申し訳ありません。そのお皿分はお代からします」と答えた。

なんとなくの知識で、注文したもの違う商品を受け取ったら、契約不履行であるのもテレビネット知識であった。

昔、タクシー乗車中に軽い事故あい説明を受けたが、

目的地まで届けることが出来なかったか契約不履行でここまで無料と言われた。

なので、多すぎるわさび契約不履行なのでは?と思い、返品を申し出てみた。

義母は横で黙って見守っていたが、会計を終えたあと小声で言った。

ちょっと怖かったけど……ちゃんと伝えるのも大事ね」

私は肩をすくめた。

わさびだけじゃなくて、我慢も効きすぎたんですよ」


???

ほぼ実話で、最後の締めは特になかったから、そこをChatGPTにお願いしたけど、

なんだこの締め締まらん。GPTわさびでも詰めたろか。

  • 大手の回転ずし屋はワサビ抜きでの提供だから、小さい回転寿司屋にいったのかな? もう少しちゃんと書かないとリアリティーが足りないよ。

    • > よくCMしている全国チェーンではなく、地域に数店の回転寿司だ。 すまん、冒頭にこう書いてたんだけど、書き方がまずかったか?? 昨日起こった実話ではあるんだけどね

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