2025-06-09

これすごいなあ。

弦を捨てたら売れた⋯Z世代に刺さった「スマートギター」、発売1年で驚異の売上高200億円

https://36kr.jp/349596/

ブコメには、「日本にも過去に似たようなガジェットはたくさんあった」と挙げてる人がいるけど

そういう発想でビジネスプロモ面だけが由来の成功だと見做してしまうと、本質を見逃してしまう。それが老害思考だと思うんだ。

英語版公式プロモ動画があるけども

https://www.youtube.com/watch?v=ShJCZPNTsvs

見て思うのは、こまかい部分の塩梅設計に神が宿っててヒットしたんだと俺は思うね。

簡単さ、とっつきやすさの面ではArtiphoneでは遠く及ばないほどだし、InstaChordみたいなおもちゃ感もない。

上質な質感でおもちゃっぽくないのに、小さく折りたたんで持ち運べる利便性も備えてる。なのに音が深くてかなりイイ。

で、ピッキングすら一枚板を上下にはじくだけ。もう楽器模倣しようとすらしてない。

具体的には板は前後に分かれてて、前半はアルペジオ、後半はストロークみたいにパターンを細かく設定することもできる。

ペグ位置にあるノブダイヤルチューニングを変える感じもカッコいいし、コードを押す位置によってさらに細かく設定もできる。

簡単さと奥深さのバランスをとるのがものすごく上手いと思うんだ。

でも個人的には、そういうスマート化の部分の強みよりも、おもちゃとは一線を画した所有満足度を感じさせる質感、デザインの良さがバズを支えた要因として大きい気がするんだよね。

LiberLiveの後追いでLava Genieという似た製品中国メーカーから出てきて競合しているようだけど、

機能面はともかくデザイン面ではまだLiberLiveが圧勝していると思う。

  • 時代が早かったんだろうな anond:20250609142620

    • それはギターすぎるな。 ギターがハードル高い人にとってカッコよく簡単に演奏できるもんがLiberLiveだから、分野的にはまったく別ジャンルのものだ。

  • たしかに。元記事ではわからなかった素材やデザインの質感が動画だとわかる あの手のやつにありがちな家庭用ゲーム機の音ゲーコントローラーみたいな安っぽさがない

記事への反応(ブックマークコメント)

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