寒い。7時スタートの予定が3時間も延長に…
この厳しぃぃムチの先にアメが待っていると思えばこそ!
平原の感動は写真だと全く伝わらない気がする。
多分、このブログ見ている人には退屈な写真だろうが、やはり撮りたくなる。
寒い寒い、連呼しているが綿畑を見かけるのでそこまで寒い地域じゃないことはわかる。
ただ漕ぎ続ける。 黙々と漕ぐ。
迫るバイク、そこは回避不能な刹那。
やってしまった.....
直線道路でまさかの追突、停車しているバイクに真後ろから突っ込んでしまったのだ。
直前に減速したが避けきれず、接触の衝撃で自転車ごと横倒しになる自分と
突然何が起こったかわからず動揺するおっちゃんの目が合う。
果たして怒り出すおっちゃん、あまりに、あまりにも正当すぎる反応。
急転した事態に噴き出す不安の濁流を何とか押さえ込み、現状を理解しようとする。
幸いにもゆっくり走っていたため、おっちゃんに怪我はなく、
バイクも幾許かの傷が確認できる程度だった。
しかし乾いた衝突音はまだ耳に残っていた。ざらざらした嫌な気分だ。
いくら低速とはいえ、100kgオーバーのアルミとプラスチックの重量感は侮れない。
お互い大きな怪我はない、相手はバイクの傷、こちらは若干手を擦りむいたくらいだ。
言葉が通じるならあとは示談交渉だが、そうもいかない。
どう考えても僕が悪いことはわかっている、上の写真を見ればなぜ追突したか疑問が尽きない。
何とか意思の疎通をとろうとノート片手に
中国人ではなく、言葉が解らないから要求をここに書いてくれと身振り手振り伝えようとする。
ペンとノートでこちらの意思は伝わったと思うのだがなぜか書いてくれない、どこかに電話しながら嫌がるそぶりを見せるおっちゃんに対し、どうにもならないので、じゃあ公安に行こうと書いてみせる。
するとこれもダメだという態度で返される。
60代くらいの風貌にかなりの田舎ということから、字が書けない可能性も考え、
こちらの文字は読めていることは反応からわかるので字を手で指し会話を試みる。
バイクの傷はしきりに訴えてくる、一体どうすればいい?
ここは普通に修理代かと考え、とりあえず100元出してみる。それでも反応がよくわからず
10分程度経過した後におっちゃんがいきなり3本指を立てた。
それは300元、それとも3000元?だめ元でノートを差し出す、普通に300元と書くおっちゃん。
えっ?今までのは.....
保険を請求するなら公安で証明書の発行が必要だが手間を考えるとコレは妥当と判断し
伝わったか解らないが謝罪の気持ちを示し、相手も満足気だったのでこれで別れた。
言葉の通じない人間に突っ込まれたおっちゃんが一番恐ろしかっただろうな…
おっちゃん、本当ごめんなさい。
これは本当に反省すべき、相手が歩行者だったら洒落になっていない。
慎重に慎重に行くべき、自分の不注意加減が恐ろしい、意識は一体どこに飛んでた?
徹底して教訓にすべき!
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ブログ再会、楽しみながら応援しています。
長野も寒くなりましたよ、諏訪湖は全面結氷です。
伊那市から見える中央アルプス/南アルプスも雪がしっかり付き真冬の風景です。
自転車運転、くれぐれも気をつけてください。
次回ぶつかった時は、20元くらいから交渉するのが良いと思います。
不定期更新もいいところの僕のブログをまた見に来ていただいて本当にありがとうございます!
ぶつかったときに気が動転してしまって値切り交渉なんて考え自体が吹っ飛んでいました。
今、冷静になって考えると10km以下のスピードで前輪のゴムタイヤとサイクルバッグの衝撃ではとても金属部分がへこむとは思えず、プラ部分が欠けるのがいいとこのはずです。
中国での田舎の300元の価値を考えると結構高くついたのではないかと思いますが、非はどうみてもこちらにあったのは確かなので不注意だったことを反省してます。
こちらの交通事情は最悪で今まで凄まじい事故現場にも遭遇してますし
事故自体がありふれていることを考えるとskmさんのおっしゃる通りもっと交渉力をつけて
いかなければと感じています。
20元とか考えてもいませんでした。(;ω;)
城壁良いですよね、街を囲む発想って日本では珍しいので新鮮でしたよ☆
ぜひまた見にきてください!
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