※今年はクリスマス前後が仕事やら何やらでかなりゴタゴタしてしまったので、かなりシンプルな内容になっています。ご了承ください。
※……そのせいで、こんな時間になりました……。
何のための今日なのか。
何のために今日という日があるのか。
この一年の終わりという時期に……。
いや、違う。
一年の終わりに今日という日があるのではない。
今日という日があるからこそ、一年が終わる。
何なら……こう、言ってもいいだろう。
今日という日は、一年を終わらせるためにあるのだ……と。
2019年を終わらせる、漢達のクリスマスパーティ!
(´・ω・`)『サバゲにGO!』のおかげで、東京マルイさんの濃密なインタビュー記事を載せる機会があったりと、ブログに多様性が生まれた気がしないでもないですが……本分を忘れるわけにはいきません。
周りの反対を押し切り……えぇ、強く止められたのを振り切ってですね、えぇ。
今年もクリスマスという日に盛大なパーティを開きました。
……まぁ、例のごとくメンツを集める関係で土日である必要があり、クリスマス前の週末に実行する事になったんですけども。
そこはご愛敬ということで。
(ちなみにイヴの夜は海外で評価が話題となった『CATS』の試写会に行ってました。…まるで夢のような作品でした。だいたいデスニードラウンドです)
さて、今回のテーマは……アジア!
もう米軍のMREレーションは喰い飽きたんじゃ! という事で、普段とは違う方向へ視線を向けてみる事にしました。
そう、それは……ミリタリ関係でも成長著しいあの大国……
中国!
軍用食品13単兵自熱食品……ってところですかね?
軍用食品→軍用レーション
13→13式
単兵→個人用
自熱食品→ヒーター機能付き食品
って感じかな?
何か、最新だという話で購入しました。
以前までの(12単兵?)のものより味がグレードアップしているとか。
(`・ω・´)これは期待できそうです!
何せアジア!
美食の国・中国ですからね!
そもそも食文化が近いから味の好みも近いわけです!
(`・ω・´)欧米人の味覚センスにはウンザリなんだぜ!
※詳しくはトラウマとなった一昨年と昨年のクリスマスの記事をご覧ください。
やはり流行と時代の最前線を走り抜ける我々は最新という言葉には弱いですな!
……何よりレーションはどうしても飲食する以上、安全性に不安がありますが、最新ならきっとだいじょ――
(´・ω・)……………………。
(`・ω・´) きっと製造年月日だぜ!!!!
まぁ、レーションなんて賞味期限切れてからがナンボですしね!!
今更怖がる事はないぜ!!
……しかしながら、味は欧米よりはいいと期待できるのですが……
……安全性という面に関しては……中国だと途端に不安になるのは何故でしょうね……。
あくまで勝手なイメージではあるのですが
●アメリカ
→全て科学の力で何とかするぜ! 味? んなもんどうだっていいわ! 大事なのは数値だぜ!!
●中国
→こまけぇ事は気にすんな! なぁに失敗しても次かその次でどうにかするさ!
(´・ω・`)……アレ、こう書くと味も期待できない感じに……
ってわけで、今回は毎年行っていた『アサウラ亭』から場所を変え、最近同じ街……というか、すぐご近所に引っ越してこられた『ファイヤーウッド亭』に場所を変え、盛大なパーティを……
盛大な……
盛d……
いえね?
今回、敵前逃亡犯が大勢出ましてな……。
結局私を含めて四人の精鋭のみでの戦いになったので……その、ちょっとパワーが弱め。
まぁ最近は食品ロスとかの問題もありますから、これでいいのではないかと。
ということで、今回の参加者は
●アサウラ
●ファイアウッド氏
●床男氏
●ゴルフ野郎
……といった四名でお送りさせていただきます。
さて、今回用意した中国軍のレーションは二種類。
メニュー1とメニュ-3。
1パックに二食分が入っています。
まずはメニュー1から!
簡単に(予測を含む)翻訳しますと……
五目チャーハン
醤油チャーハン
大根を干したもの
インスタントドリンク
といったところ。
とてもシンプルというか……基本チャーハンで攻めてくるこのスタンス。
なるほど、これが中国の軍事力……
さて、本商品は米軍MREレーションと同じく加熱用のヒーターが入っています。
ヒーターというと火を使うイメージですが、この場合は生石灰か何かを用いて水を注ぐ事で温度を急激に上昇させて中のレトルトパックを加熱するというものです。
中華圏の方々は、冷めた料理を極端に嫌うのはこの辺はかなりしっかりしている……はずだと思っています。
そんなわけで、早速作っていきます。
上にある瓶はおいておくとして……
(後で紹介します)
中身はこんな感じ。
発泡シート?の保温パックにレトルトパック(が入っている袋)が差し込まれた状態で二つ入っています。
……あとでわかったのですが、この保温パック、どうも製造過程でミスったようで、片方は保温パックの中に入れられておりませんでした。
まぁパックに差し込むだけなので大した問題や手間じゃないんですが、こういった雑さはMREレーションと変わりませんね。
(あっちはたまに調味料の類とかが入っていなかったりするので)
また、中央にある透明なパックは加熱する際に必要な水を計るためのもの。
この袋の線まで水を入れて、パックに流し込めば加熱にするに十分な量であり、かつ、多すぎて熱量を無駄に消費することもない、というものです。
良心的かつコスパも良いのでとてもいいと思います。
ちなみにヒーターを反応させるこの水は、直接飲食するものと接触しないのでそこら辺の雨水とかで十分です。
パックを見ると水を入れて15分待て、とのこと。
韓国のハングルやロシアあたりのものと違って、ある程度読めるのはありがたいですな。
……以前食べた韓国語のレーションはマジで何書いてあるかわからなくて、かなり困りました。
ハングルなのでそもそもキーボードで打って検索もできねぇという……。
(今みたいにカメラで撮って翻訳するという夢のようなソフトはなかった)
口を開けて、流し台にセット。
適切な量の水。
口を折り曲げて、熱+蒸気が逃げないようにしています。
15分もかかるので、その間にもう一つもやっちまいます。
さて、この加熱時間を利用して、他のものを処理していこうかと。
速く溶ける飲料……ということのようです。
溶けない……。
ちなみに味はスポーツドリンク系。
ポカリスエットとエネルゲンを足して三で割って加水して、塩を足した感じの……スポドリではあるけれど、これといって明確な味わいが掴みにくい感じの味わいでした。
ゴルフ野郎曰く、Os-1に味が近いそうな。
(経口補水液のOs-1を私は飲んだ事がないので私にはわからず…)
(´・ω・`)おいしいかと問われれば、飲めるけれども…ってところですかね。
正直、欧米のレーションに入っているココア系飲料とかの方が好みです。
ってことで、これ結構好きな味だと言い出した床男氏にスポドリ担当をやっていただいた。
……確か、OS-1をおいしいと感じ始めたら脱水症状だっていう話なんですが……彼の体は乾いていたのだろうか……。
さて、まだ時間があるので、箸休めというか大根の方にいってみましょう。
鮮脆→クリスピー
夢卜(実際には夢じゃない)→大根
干→干したもの?
ってことで、『クリスピー大根を干した物』って意味合いになるんですが、これはまぁ、文字を読むまでもなく触った感じからして、お漬け物なのは触った瞬間から察しがついていました。
開けた瞬間から漂う……知っている匂い……。
(´・ω・) 安い業務用の漬け物だ、コレ……。
あのスーパーのお弁当に添えてあるような、キロ単位幾らで売っているタイプの漬け物(柴漬けとたくあんの中間ぐらい)の味がしました。
(`・ω・´)b 好きです、この味。
これと白いご飯があれば全然いけちゃう。
しかしながら、逆に馴染みがありすぎて、日本向けの工場で作っているんじゃないかってぐらい良く似ています。
ただこちらの方が、大根の形が崩れているというか、野菜クズな感じですね。
そんなこんなで温めが終わりました。
イイ感じに蒸気が出ています。
そして、科学っぽい臭いが溢れて来やがりますが、何の問題もありません。
だって私の家じゃないから!!
人の家は楽だぜ!!
変な臭いが出るのはこれまでの経験で知ってたので、自宅で作るなら確実にベランダで反応させるところだったんですが、家主であるファイアーウッド氏自身が当たり前のように台所に持って行ったので……黙っていました。
(´・ω・`)b お外、さむいから。
ひっくり返すと白濁液と共に中身が出てきました。
ホッカイロみたいなのがヒーターです。この時点でかなり熱々で、恐らくもっと長く反応し続けてくれるのではないかなって感じがしました。
まぁ、冷たい飯は喰わぬとされる中国の方ですから、この辺はマジでしっかり作っているものと思われます。
で、熱々になった醤油チャーハンが……こちらっ!
ぬるんっ、と出てきました。
うーん、絵に描いたように醤油をまみれさせた米って感じです。
それはいいんですけど……開封の瞬間、よく知っている匂いが漂ってきましてね。
何ていうんでしょうね……
毎年クリスマスに嗅ぐ臭いだなって……。
日本のレトルト食品ではほぼ感じる事のない、あの独特のレトルト臭……。
うーん……正直、もう、喰いたくない……。
しっかり四等分。
(真ん中にある汚れた皿は、最初入れた皿で、その後各々の皿にとりわけました)
大した量ではないっちゃないんですが、毎回レーションの一口目はちょっと勇気がいります。
では、一口。
んーーーーーーーー……。
微妙…。
他の人達は
床男氏「あ、おいしいおいしい」
ファイアーウッド氏「これは食べられる、普通のレトルト」
と、ほんのり笑顔を浮かべて食べたのですが、正直、おいしくは……ない。
何というんでしょうね……
最初に思ったのは……
(´・ω・`)やっぱ日本のレトルトはおいしいよねーっていう……。
味は意外と薄め?な印象。
日本的な醤油チャーハンというよりは、やっぱり異国の味がする感じです。
醤油の味ではあるんですが、日本のように自己主張が強くないというか、控えめな印象。、
そして、お米は非ジャポニカ米なので、ボロボロな感じ。
チャーハンにはそっちの方があうとは思うのですが、結局のところレトルトにした時点でギュッと圧縮して固められ、汁をまとわりつかせた米になるので……利点がだいたい死んでる気がします。
また、やっぱり、くっさいんですよねぇ……。。
レトルト臭がキッツい。
しかしながら他の三名は当たり前にばくばく食べてて、ひょっとして彼らは普段、知らないだけで貧困に喘いでいたりするんだろうか……と不安になったりもしたのですが……その後、食べ進めていくと、あることが判明。
臭い米とそんなに臭くない米がある……という……。
で、予想ではあるんですが、これ、多分、アルミパックと触れていた部分がくっさいんですよ。
私のはどうもパックの端っこというか角の部分にあった米をもらってしまったらしく、臭い箇所が多かったようです。
ほぐして均一化させると結構マシになる印象……でも、やっぱり、おいしくはない……。
あぁ……。
アジアだろうがどこだろうが、レーションってのは基本同じか……。
そんな私に、箸休めの例の漬け物が優しい。
塩っけの強い素朴な味わいは、食べ進めるのにかなり役だちます。
馴染めない異国の地で同郷の人間に出会って面倒見てもらったかのようです。
その存在が、ありがたい。
さて、そんな協力な助っ人の力もあり……ってまぁ、元々の量がそれほど多くなかったので、結構簡単に撃破するとすぐさま次へ。
今回もドバシャッと袋からレトルトパックを取り出します。
石灰か何かの白いのが表面についているので、一瞬だけ表面を水洗いします。
お、グリーンピース!
さっきの醤油チャーハンは具材らしい具材がなかったので、グリーンピースの存在があるだけでテンション爆上がりです。
やっぱりぬるんと出てくるチャーハンの塊。
ご覧ください、モザイク越しにも楽しげな雰囲気が伝わってくることでしょう!
で、早速食べてみる。
こっちは醤油チャーハンの時にあった、懐かしいMREレーションの臭いではなく、冷凍食品のチャーハンのような匂い。
良い匂いと言っても過言ではない感じですね。
で、口に運ぶと……あぁ、やっぱりレトルト臭が来ます。
しかしながら醤油チャーハンに比べると全然余裕ですね。
味的には本場で喰う中国のチャーハン……を無理矢理お握りにして冷蔵庫で冷やして五日後に電子レンジでチンしてみた……って感じの味と食感。
かなり薄味です。
さっきも言ったように微妙に臭みがあるものの、グリーンピースの青臭さがこれを打ち消してくれるのが嬉しい。
おいしい! という言葉が出る適切なラインから三歩下がったぐらいのレベルですね。
とりあえず塩気が少ないので、アジシオを足すと一歩前進ってところです。
スポドリが意図的にミネラル分を強化している印象だったので、料理全体も塩分多めかな?と思っていたのですが、実際のところはむしろ薄味な印象が強く残りました。
栄養バランス的にこれで兵士に必要な物は一通りそろっているのだとしても、個人的に米軍のように簡易的な調味料セットを同封してくれると嬉しいのですが……。
さて、食べ終わったからといってここで終わらないのがクリスマスパーティ。
間髪入れずにメニュー3へ。
(´・ω・`)何故かスポドリが二つ入っていたぜ……。
絶妙に適当です。
ということで
床男氏に処理を担当していただきました。
で、再び加熱作業へ。
その間に、ちょっとしたオヤツでも……。
DX2400F
EMERGENCY RATION
RATION DE SECOURS
緊急時に配給されるレーションだよーってな感じですかね?
カロリー的には成人男性一日分って感じで、もしガチの災害時で長期間耐えなければってなったとしたらかなり有用なアイテムではないでしょうか。
(強固なパッケージ・サイズ・重さ・カロリー数的に)
中国を知った今となっては信頼のおけるアメリカ製!
これ、実は去年のレーション地ご……違う、クリスマスパーティの際に持ち込まれたものだったんですが、例のクッキーのカロリー発覚した後、食べる事なく一年間の熟成期間に入っておりました。
こんな感じの、初代プレイステーションのメモリーカードを分厚くしたようなものが12個、収まっています。
一つ200kcal。
見た目はコルクボードのようですが、触った感じはカチカチのプラスチックのような印象。
しかしながら、パック全体はアルミ製で強固に、その中のものも薄いビニールで一つずつ保護されているので、マジで緊急時の際は一つ食べて、耐えて、一つ食べて、また耐えて……というような引き延ばして喰う、という持久戦ができる仕様なのが嬉しいところ。
割と中国のレーションが舌に合わなかった私的に、ちょっと期待。
いざ、実食。
あれ? 素朴にうまい!!
オートミールのような穀物の風味に砂糖菓子を控えめに混ぜ込んできた感じで、口の中の水分を一瞬で奪い去っていくものの……甘くておいしい!
アメリカンなベト甘ではなく、本当に自然な甘さの枠に収めていて、この味の菓子が売っていてもいいレベルです。
てっきり滅茶苦茶硬いブロックで、『BLAME!』1巻でキリィが食べていたプラスチックっぽいスティック状の食糧と同じく、パッキン、ボキバキ……ってなありえない音を出しながら食べるものかと思えば、全然柔らかい。
というか、開封すると放っておいてもボロボロと崩れていく感じです。
これもまた圧力だけで粉末状の材料を固めてパックでもしたのかも……?
また、先程も書きましたが、一口食べるだけで口の中の水分を全力で持って行かれます。
焦って二口喰おうものなら、唾液がなさ過ぎて飲み込めないレベルに……。
でも、やっぱりうまい。
中国レーションで疲れた我々の体には優しい驚きでした。
というわけで、インターバルを終えて、現実に戻りましょう。
さて、今度はどんな冒険が我々を待ち受け……あっ
麺だ…。
※麺に対する恐怖は一昨年のクリスマスの記事をご参照ください。
しかも臭いが……あの臭いがする!!
圧倒的なレトルト臭!!
一昨年のミートボールスパゲティを喰らったせいで、2~3ヶ月パスタが食えなくなったあの衝撃が脳裏に蘇ったもんだから……
……もう、寄生虫の群れにしか見えないでござる……。
ちなみに名前は
雪菜肉滋炒面(滋の字が違う)ってなってまして、ピクルス?と豚肉の炒めた麺……とのこと。
怖い怖い怖い……
レーションで麺はダメなんだよ……。
この世の絶望を味わう事になるんだよ……!
意外や意外……硬い。
しっかり温まってはいるんですが、かなり硬いです。
あのミミズを喰ってるかのような食感とは違うようです。
……が、ボロボロですがな……。
これはこれでどうなのだろうか……。
で、実食。
うっ……。
ま
ず
い。
。
※モザイクなのが残念ですが、一口食べて全員が沈痛な面持ちになっている写真。
全員が一口食べて絶句して箸が止まるレベル。
えー、レーション臭の煮こごりみたいな味です。
っていうか食感もキツイ。
冷蔵庫で冷やして固めた食いかけの焼きそばをそのまま喰ってるぐらい硬い。
温かいのにね!
消しゴムの麺を喰ってる感じだと思っていただければいいかと。
ただ、硬いだけなので一昨年のような体が拒否するタイプの食感ではないので、何とか胃に落ちていってくれます。
ちなみに私がここ数年で身につけたテクニックで、飲み込もうとして体が拒否する場合、頭を一瞬強く左右どちらかに一回素早く振ると飲み込みやすいです。
( ;゚ω゚)……我ながら……。
( ;゚ω゚) 世界一いらねぇ豆知識だ……
えー、一番いいのはマズイものを喰わない事ですね。えぇ。
ゴルフ野郎「ねぇ……何でこんなの喰わないといけないの?」
年末、それもクリスマスにはレーションを喰う。
それは絶対なんですよ!
毎年マジでディナーとかいける金額をはたいて不味くてカロリー以外の栄養の低い上に、恐らく不審な化学物質がたくさん入っている異国のブツを喰うんですよ!!
それが、俺達のクリスマスで年末なんだ!
(´・ω・) まぁ…始めた私自身、すでに当初の目的を見失っている気がしますが……。
気持ち、悪い……。
そんなこんなで悪戦苦闘している我々に、床男氏が持ち込んだアイテムがここで大活躍をします。
それが、かんずり。
唐辛子を発酵させた食品で、柚子胡椒のパンチを強めた感じだと思っていただければ。
これをつけて食べる事で……全てがかんずり味に!!
レーション臭もノックダウン!!
もう何も怖いものはないぜ!!(食感以外)
何かの幼虫とか虫の死骸のように見えますが、豚肉の模様。
かなり硬く、あってもなくても正直よくわからんです。麺が硬いせいで、存在感が……。
また、雪菜(ピクルス)が何であるのかイマイチわからなかったものの、多分、高菜が入っております。
それを刺していたものと思われます。
とにかく、喰う。
喰わないと終わらない。
だから、喰う。
終わりたいから。
俺達がレーションを喰う理由は、それで、十分だ。
ってな感じで大した量でもない、一昨年に比べれば楽、食べれば終わりという希望を抱いて、かなり無理して喰らいました。
……で、よくよく考えたらもう一袋あるっていう……。
どうやらチキンカレーチャーハンの模様。
パカッと開けた瞬間……
全員「あ、これは大丈夫だ!」
思いました。
カレーは強い。
全てをカレーという枠に収めてくれるのです!
そもそもレトルト臭自体が、たまねぎを使った商品するとその臭いが抑えられるんだそうな。
なので、そもそもカレーとレトルトは相性が良かったんですよ。
それは今回のカレーチャーハンにも適応されている……と思う……。
ぬるんっ!
写真、わかりにくいですが……皆、ちょっとだけ笑顔が戻っています。
で、実食。
あ、カレーだ!
カレーの味がする!
普通のカレーピラフみたいな味がしておいし……
………………。
……あれ……。
( ;゚ω゚)何か……違う……。
いえね、基本おいしいんですよ。
ただ、その……うん……。
例えますと……
仲の良い友達の家に友人らが集まっているというので遊びに行くと、気心知れた連中……の中に一人、全く知らない奴が当たり前に混じってらっしゃる感じ。
後味にそいつが表に出張ってきやがる……。
でも……喰える。
レーションにおいて喰えるってのは大事です。
……喰えないレーションはただのゴミですから……
(※食後のご褒美及びトドメの拷問のために用意されたケーキ)
はい、ということで今回も無事に誰一人嘔吐することなく最後まで食べきる事ができました。
今回、イベントの意義について問いかけがあったので、改めて振り返ってみましたところどうやら2010年から続けているようです。
あまりはっきり覚えていないのですが、誰かから自衛隊の缶飯、つまり戦闘糧食Ⅰ型(今もう作られていない)を貰って、それをクリスマスに食べた事が始まりのようです。
(´・ω・`)覚えていますよ……カーテン開けたら朝から晩まで路上を徘徊しているババアと目が合う夢のような安アパートの一階の角部屋で、夜中に一人、パソコンデスクを前にしてモリモリ食ってましたね……。
いやぁ……自衛隊の缶詰はおいしかったなぁ……。
多分、お金がないけどクリスマスは豪勢にしたい、戦闘糧食なんてレアな物もったいないからスペシャルな時に食べたい、何かブログのネタが欲しい……っていうようないろいろな要望が合わさって始めたんだと思います。
我ながら、微笑ましいじゃあありませんか。
(´・ω・) それが何でこんな地獄みたいなイベントになってしまったんだろう…。
何にせよ、来年で10周年!
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!