クリオネの頭部(ノックのキャップね(^^;))をはずすと、白い消しゴムが出てきます。
幅広でしっかりした見た目とは裏腹に、少々粉っぽい消え方(表現が難しいなぁ)なので、日常使いには「まともな消しゴム」を用意しておいたほうがいいかもしれません。
使い切ったら「消しゴム+黒いプラパーツ+針金」のユニットごと交換する仕組みなんですが、ペンタイプ消しゴムのリフィルを工夫すれば、取り付けられそうな気もします。(←せこいなぁ)
完全分解は簡単。
ノックキャップと消しゴムをはずし、首軸をくるくるとはずせば、シャープペンシルのユニットを取り外すことが出来ます。
軸の太さのわりに、ユニットが細いので「この空洞にリフィルを突っ込んで…」と画策したのですが、軸の途中にノック用の出っ張りがあるので、細いボールペンリフィルぐらいしか入りそうにありません。よしんばBPリフィルをセットしても、キャップがつけられませんねぇ。(←企画倒れ(^^;))
首軸側から見ると、角の丸い三角形に見えます。この頂点にあたるグリップ部分の三面が、筆記ポジションとして面取りされています。
グリップ径は10mmほどなので、無印の選べるリフィルペンと同じぐらい。一番下のTikky IIよりもちょいと太いですね。
握った感じ、バランスが良くてクリップも思ったより邪魔にならないんですけれども、筆記ポジションが固定されてしまうので、くるくる回しながら書いたり、もっと尻側を握る方には、使い辛いでしょうねぇ…。
ノートにクリップを挿すと、大きなノック部が突き出てしまいます。
消しゴムへのアクセスを良くするために、キャップに黒いゴム製の輪がついています。キャップを取り外しやすいのはありがたいのですが、どこかに引っかかりやすい…とも言えますので、飛ばして無くさないように注意が必要です。
筆記具としては、国産の300円ぐらいのシャープペンシルのほうが、工業製品としての仕上がりが良く、いろいろと気が利いていて書きやすいかもしれません。
けれども、「所有欲が満たせる妙な色気」がある、魔性の…いや素敵なペンだと思います(^-^*)
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色々なブログでも紹介されていますよねー
現物を見たら「あれ?意外に太いかも」なんてこともありそうなので、ぜひとも店頭で触ってからどうぞー(^-^)/