2025-03-06

日本人がわからない言葉

社会society

 

日本では「社会」とは「経済活動」のことだと思われている。

社会人」は「経済的に(ある程度)自立した人」のことだ。

社会に出る」は「給料をもらう立場になる」ことだ。

これはまったく輸入語彙である本来の「社会society)」の概念とは異なる。

 

society」とはラテン語の「socius」「仲間」という意味言葉からくる概念だ。

それは「社会」、「社交」、より一般的に「人間の集まり」という意味を表す。

会社」もひとつsocietyだ。しかし、金銭の一切絡まない、社交クラブ趣味の集まりsocietyだ。

人間がある程度調和を持って集まるところはすべてsocietyだ。

 

COVID感染したボリス・ジョンソンは言った「社会というもの存在する」。

これは人と人の自主的助け合い意味する言葉だ。

ときには人間集団となって病気災害と戦わなければならないという教訓を込めた言葉だ。

日本人にはこの「社会」がわからない。

 

何故なら、「社会」を理解するためには「個人」を理解しなければいけないからだ。

対等な「個人」が集まって始めて「社会」になるということを序列主義者日本人は知らない。

「金」や「権力」のように絶対的な力をもって序列が決められないと、なんとなく集まった他人と対等に協力するということができない。

それは「社会」ではない。日本人には「社会」が作れない。

  • ボリスの「社会は存在する」はマーガレットサッチャンの「社会は存在しない」there is no such thing as societyという超バズったセリフhttps://acropotamia.hatenablog.com/entry/20110810への混ぜっ返しです...

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