自分は専門家でもないんですが、そもそも上陸作戦って大博打だし、これをやることによって決定打を与えることが出来るから、みたいな理由がないと駄目だと思うんですよね。
有名なノルマンディー上陸作戦にせよ、朝鮮戦争での仁川上陸作戦にせよ、「ここで成功させれば戦争の流れを決定的にひっくり返せる」という、かなりはっきりした目的があった。
だからこそ、膨大な犠牲とリスクを覚悟してでもやる意味があったし、これをやらなかったら、もう他に選択肢がないという追い込まれ方もしていた。
ノルマンディーでは、フランスに橋頭堡を作ることで西側からドイツ本土へ攻め込む道筋を開く、という明確なゴールがあった。
仁川では、釜山橋頭堡だけで踏ん張っていた情勢を、一気に逆転させるための一撃としてソウル周辺を押さえる、という狙いがあった。
どちらも、大きな見返りが具体的に見えていたからこそ、無茶をやった、という側面があると思うんです。
それに比べると、トランプ政権の対イランで語られるようなカーグ島やホルムズ海峡への軍事行動って、もし本当に上陸したとして、その先に何をどこまで達成するつもりなのかが正直よくわからないところがあります。
イラン政府に譲歩を強いることなのか、体制そのものを崩壊させることなのか、そのあたりの最終目標がはっきりしない。
目標がぼんやりしたまま、とりあえず重要そうな場所を押さえるという発想で上陸作戦まで検討するのは、本来の戦争を決定的に終わらせるための大博打としての上陸作戦とは、かなり性格が違うように感じてしまいます。
ホルムズ海峡の米国による統治以外は、思いつかない。 もちろん失敗すれば、イラン革命防衛隊の統制が利かなくなり、 ホルムズ海峡の海賊がこれまでの百倍から~1千倍くらいに増え...