宇宙開発を考える程の馬鹿でなし
地球は有限です。現在、人口のキャパシティや資源について地球を無限大と考える人はいないでしょう。(そう考えているとしか思えないような行動を取る人は沢山いますが・・)開発の地として、無限と考える事は到底出来ません。
それに対し 宇宙は実際有限か無限かはわかりませんが、大きさ、広さという意味に於いては、永久に無限と考えて大丈夫でしょう。・・。しかし、資源とかエネルギーの利用、ゴミ捨て場と云う意味に於いては、宇宙から地球に降り注ぐ太陽光や地球から宇宙に放出される熱(廃熱)など自然に行われているエネルギーのやりとり(これが重要です。)を除いて、利用できないと考えるべきでしょう。開発の地としては考えられないし考えるべきではないのです。これは基本ではないでしょうか。それを無視して宇宙開発とか本気で言っている人、科学者が大勢いることは驚き呆れます。
時々、ゴミや廃棄物を宇宙に捨てろなんて、「超」がつく愚か者も結構います。物理的に、地球の重力から脱出させるためのエネルギーは途方もありません。これは技術の問題云々ではなくて、物理の基本です。エネルギー保存の法則です。(確かに核廃棄物は宇宙にでも捨てたくなるのはわからなくもありません。・・地球じゃ手に負えませんから・・)
宇宙ロケットの打ち上げの時の映像を見て、もの凄いエネルギーを使っているのは明らかでしょう。(凄い大気汚染に怒るべきでしょう。)
地球の脱出速度は、10km/secを越えます。
(内容と関係ありませんが、この宇宙速度のWikipediaの「よくある誤解」自体誤解してます。勘違いしているようです。)
10km/sec=36000km/h 。つまり時速3万6000km以上です。脱出速度とは、地球の重力に逆らって地球から飛び出す為の地上で与える初速度ですから、この速さの初速度でなくともその後エネルギーを与え続けて地球を脱出出来ますが、最低必要なエネルギーはこの脱出速度から計算出来るでしょう。(計算順序が逆ですが・・苦笑)単純に運動エネルギーを計算すると・・アバウトな計算なので、普通にニュートン力学の単純な式で計算しても1kgあたり 最低12960000J[ジュール]必要です。実際には廃棄物を搭載して運ぶロケットの重量もあるし、燃料も積み、地球の大気摩擦もあるので、さらに必要なエネルギーは1桁以上増えるでしょう、こんなエネルギーを使ってゴミを宇宙に捨てるのはお馬鹿と言うより、経済破綻でも済まされません。物凄い大気汚染を引き起こします。ちょっとの廃棄物を宇宙に捨てるために、それをそのまま地球で廃棄するよりも何倍(何千、何万倍)もの環境汚染を引き起こすことになるのです。
(以上計算がアバウト過ぎますが・・・何百倍でも何億倍でも、廃棄物を宇宙にロケットで捨てる事の愚かさを分かれば十分と考えますので・・・資料を探して比較計算してもそれほど意味ないので、面倒なのでやりません・・)
地球の重力場の負のポテンシャルエネルギーから脱出するのは、それ相応のエネルギーが必要な事は物理の基本です。
宇宙の他の星から資源を持ってくる事に関しても同様です。
例えて言うなら、富士山やエベレストなど高い山の頂上にご飯粒が1粒あっても、食料を求めてその米粒を食べる為に山に登る事は愚かだという事です。米一粒を食べる為に山に登る方がその何倍ものエネルギーを使い、お腹も空くのです。(何十倍か何万倍かは、大きな差の様でどうでもいい話です。空腹を満たす為にご飯粒一粒食べる為に山に登る行為が愚かな事が感覚的に分かれば十分でしょう・・・計算の為の資料を探したりモデルを作るのが面倒なので・・・苦笑)
宇宙ステーションだとか宇宙に住むとか他の星に移住するとかそういう話は夢のある話でもなんでもなくて、地球の人間が住める環境を大きく破壊する行為なのです。
こんな単純な事なのに、宇宙開発を押し進めるのは不思議です。原発行政のように愚の骨頂でしょう。宇宙開発は、地球の資源枯渇を早め、環境汚染を深刻 にし、地球を住めなくするだけです。・・・原発と凄く似ていますね。
経済成長が無理だと言う論に対して「地球上では未開の地がなくなっても、宇宙に経済成長出来る」
なんてお馬鹿な反論をよこす輩もいますが、以上の論の通りです。そういう経済成長論者は、基本的理系的素養、感覚がないと言うしか有りません。
地球は物質に関してはほぼ閉鎖系であり、エネルギーに関しては解放系であると云う基本をしっかり理解し、
宇宙は、
資源としては、太陽など地球に降り注ぐエネルギー資源が利用可能。
(ほぼ無限と考えていいでしょうが、時間あたりの量は有限、つまり仕事率は有限と考えるべきでしょう。)
廃棄処理としては大気と水の循環によって高いエントロピーを廃棄する場所、つまり熱エネルギーの無限の廃棄場としての役割だけを考えるべきでしょう。
つまり人工的に作為的に宇宙を利用しようとするとずっと余計にエネルギーを使うだけでなく、環境汚染も凄まじいのです。地球外の宇宙に関しては、自然に宇宙から入ってくるエネルギー、自然に宇宙に出て行くエネルギーのみを邪魔をしないで有効利用すべきだという事です。隕石でもない限り、宇宙との物質のやり取りを意図的にやることは、大きな環境汚染を産むだけです。
このような基本を考慮しない学者、エンジニアは非常に多く、彼等は
宇宙開発の名の下に地球を破壊しようとしているのです。
余談ですけど、宇宙飛行士はヒーローでもなんでもなく、ただの巨大な環境汚染者の片棒を担ぐ非国民の類でしょう。一人の人間であれだけ環境汚染することは許されざるものです。宇宙旅行の時代なんて来るべきものではありません。最近ロシア(旧ソ連)などで大金持ち対象のそんなビジネスがありますが、すぐにやめさせるべきでしょう。金持ちだからって普通の人の何万倍も環境汚染していい筈がありません。
多くの人が宇宙旅行する時代が来れば、地球には大気汚染をはじめとする汚染物質が溜まって、地球の生物にとっては、大変深刻な問題となるでしょう。ガイア地球が死滅してしまいます。
それに対し 宇宙は実際有限か無限かはわかりませんが、大きさ、広さという意味に於いては、永久に無限と考えて大丈夫でしょう。・・。しかし、資源とかエネルギーの利用、ゴミ捨て場と云う意味に於いては、宇宙から地球に降り注ぐ太陽光や地球から宇宙に放出される熱(廃熱)など自然に行われているエネルギーのやりとり(これが重要です。)を除いて、利用できないと考えるべきでしょう。開発の地としては考えられないし考えるべきではないのです。これは基本ではないでしょうか。それを無視して宇宙開発とか本気で言っている人、科学者が大勢いることは驚き呆れます。
時々、ゴミや廃棄物を宇宙に捨てろなんて、「超」がつく愚か者も結構います。物理的に、地球の重力から脱出させるためのエネルギーは途方もありません。これは技術の問題云々ではなくて、物理の基本です。エネルギー保存の法則です。(確かに核廃棄物は宇宙にでも捨てたくなるのはわからなくもありません。・・地球じゃ手に負えませんから・・)
宇宙ロケットの打ち上げの時の映像を見て、もの凄いエネルギーを使っているのは明らかでしょう。(凄い大気汚染に怒るべきでしょう。)
地球の脱出速度は、10km/secを越えます。
(内容と関係ありませんが、この宇宙速度のWikipediaの「よくある誤解」自体誤解してます。勘違いしているようです。)
10km/sec=36000km/h 。つまり時速3万6000km以上です。脱出速度とは、地球の重力に逆らって地球から飛び出す為の地上で与える初速度ですから、この速さの初速度でなくともその後エネルギーを与え続けて地球を脱出出来ますが、最低必要なエネルギーはこの脱出速度から計算出来るでしょう。(計算順序が逆ですが・・苦笑)単純に運動エネルギーを計算すると・・アバウトな計算なので、普通にニュートン力学の単純な式で計算しても1kgあたり 最低12960000J[ジュール]必要です。実際には廃棄物を搭載して運ぶロケットの重量もあるし、燃料も積み、地球の大気摩擦もあるので、さらに必要なエネルギーは1桁以上増えるでしょう、こんなエネルギーを使ってゴミを宇宙に捨てるのはお馬鹿と言うより、経済破綻でも済まされません。物凄い大気汚染を引き起こします。ちょっとの廃棄物を宇宙に捨てるために、それをそのまま地球で廃棄するよりも何倍(何千、何万倍)もの環境汚染を引き起こすことになるのです。
(以上計算がアバウト過ぎますが・・・何百倍でも何億倍でも、廃棄物を宇宙にロケットで捨てる事の愚かさを分かれば十分と考えますので・・・資料を探して比較計算してもそれほど意味ないので、面倒なのでやりません・・)
地球の重力場の負のポテンシャルエネルギーから脱出するのは、それ相応のエネルギーが必要な事は物理の基本です。
宇宙の他の星から資源を持ってくる事に関しても同様です。
例えて言うなら、富士山やエベレストなど高い山の頂上にご飯粒が1粒あっても、食料を求めてその米粒を食べる為に山に登る事は愚かだという事です。米一粒を食べる為に山に登る方がその何倍ものエネルギーを使い、お腹も空くのです。(何十倍か何万倍かは、大きな差の様でどうでもいい話です。空腹を満たす為にご飯粒一粒食べる為に山に登る行為が愚かな事が感覚的に分かれば十分でしょう・・・計算の為の資料を探したりモデルを作るのが面倒なので・・・苦笑)
宇宙ステーションだとか宇宙に住むとか他の星に移住するとかそういう話は夢のある話でもなんでもなくて、地球の人間が住める環境を大きく破壊する行為なのです。
こんな単純な事なのに、宇宙開発を押し進めるのは不思議です。原発行政のように愚の骨頂でしょう。宇宙開発は、地球の資源枯渇を早め、環境汚染を深刻 にし、地球を住めなくするだけです。・・・原発と凄く似ていますね。
経済成長が無理だと言う論に対して「地球上では未開の地がなくなっても、宇宙に経済成長出来る」
なんてお馬鹿な反論をよこす輩もいますが、以上の論の通りです。そういう経済成長論者は、基本的理系的素養、感覚がないと言うしか有りません。
地球は物質に関してはほぼ閉鎖系であり、エネルギーに関しては解放系であると云う基本をしっかり理解し、
宇宙は、
資源としては、太陽など地球に降り注ぐエネルギー資源が利用可能。
(ほぼ無限と考えていいでしょうが、時間あたりの量は有限、つまり仕事率は有限と考えるべきでしょう。)
廃棄処理としては大気と水の循環によって高いエントロピーを廃棄する場所、つまり熱エネルギーの無限の廃棄場としての役割だけを考えるべきでしょう。
つまり人工的に作為的に宇宙を利用しようとするとずっと余計にエネルギーを使うだけでなく、環境汚染も凄まじいのです。地球外の宇宙に関しては、自然に宇宙から入ってくるエネルギー、自然に宇宙に出て行くエネルギーのみを邪魔をしないで有効利用すべきだという事です。隕石でもない限り、宇宙との物質のやり取りを意図的にやることは、大きな環境汚染を産むだけです。
このような基本を考慮しない学者、エンジニアは非常に多く、彼等は
宇宙開発の名の下に地球を破壊しようとしているのです。
余談ですけど、宇宙飛行士はヒーローでもなんでもなく、ただの巨大な環境汚染者の片棒を担ぐ非国民の類でしょう。一人の人間であれだけ環境汚染することは許されざるものです。宇宙旅行の時代なんて来るべきものではありません。最近ロシア(旧ソ連)などで大金持ち対象のそんなビジネスがありますが、すぐにやめさせるべきでしょう。金持ちだからって普通の人の何万倍も環境汚染していい筈がありません。
多くの人が宇宙旅行する時代が来れば、地球には大気汚染をはじめとする汚染物質が溜まって、地球の生物にとっては、大変深刻な問題となるでしょう。ガイア地球が死滅してしまいます。
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