トランプの対中強硬姿勢を後押しする米国世論
いま最も話題の政党は、間違いなく立憲民主党である。緊急事態宣言下で風俗通いする議員や、警察官を恫喝する不届きな議員も出て、下降する支持率に歯止めをかけるのは相当困難だろうと思われる。
その立民党の石垣のり子といえば、高橋洋一氏をレイシスト、ファシスト呼ばわりしたことで知られるようになった小者だが、一昨日の国会で、安倍総理が星野源とのコラボ動画を取り上げ、「動画で膝に乗った犬の尻尾が微動だしなかったことが注目ポイント。犬は喜ぶと尻尾をふる。トランプ大統領との関係で安倍総理もよご存じだと思う」などと言い放った。この石垣のり子こそ、本物のレイシストではないのか。しかも、この、どう転んでも「悪口」としか解釈しようがない発言が国会で堂々と語られることは、国民にとって悲劇だ。
石垣のり子がどうあがいても、足元にも及ばないのが台湾の蔡英文総統である。いや、そんなたとえを持ち出すだけでも、蔡総統に失礼かもしれない。総統は、自宅で猫とくつろぎながら、野球を観戦しているご自身の動画をSNSにアップした。恐らく、友人である安倍総理の動画がバッシングを受けていることへの配慮だろう。直接的な説明がなくても、気持ちは伝わるものだ。そういえば、松井大阪市長が防護服の代用品として未使用の雨合羽提供を呼び掛けたのを受け、台湾の有志が動いてくれ、1万着以上の雨合羽が大阪に贈られるという。立て続けに、台湾政府が、禁輸していたはずの台湾製マスクを日本に提供すると発表した。その数、200万枚だ。日本に台湾の人々の愛と友情に、いつか恩返しをしなければならない。
Cookie & I tuned into the Taiwan @CPBL’s Opening Day, from home of course, to cheer on our outstanding athletes. Tune in every Tuesday-Sunday with us! pic.twitter.com/5ehp26xfUi
— 蔡英文 Tsai Ing-wen (@iingwen) April 12, 2020
友情など欠片も感じられないのが、支那と朝鮮だ。南朝鮮で選挙があり、与党が大勝したようだが、全く興味がないので触れない。問題は支那だ。「ボリス・ジョンソン英首相が武漢ウイルスに感染したのは、支那から送られた検査キットにウイルスが付着していたことが原因」などという都市伝説が流布されているようだが、これはフェイクニュースだろう。しかし、ジョンソン首相が中共のウイルス対応の初動と隠蔽等に怒っているのは本当で、ファーウェイとの5G契約は白紙に戻る可能性が高い。
もっと激しいのは米国トランプ大統領で、かねてより中共寄りと批判が強かったWHOへの拠出金を当面停止するとの方針を示した。米政府は、武漢ウイルスが武漢にあるウイルス研究所から流出したものかどうかを調査中で、大統領自身も「われわれは徹底的な検証を行っている」と明言している。トランプは、中共に「ウイルスは米国から持ち込まれた可能性が…」などと言い掛かりをつけられ、怒り心頭ではないかと思う。そして、その怒りを持っているのはトランプだけではない。米国国民の対中感情が最悪の状態にまで悪化しているのだ。
国際政治学者の藤井厳喜氏によれば、米国のハリス世論調査会社が4月11日、このような調査結果を発表したという。
・ウイルス拡散について
CHINA政府に責任がある 77% / ない 23%
・CHINA政府の報告
信用できない 72% / できる 28%
・CHINAウイルスという言葉に
賛成 52% / 反対 48%
・トランプ政権のCHINAに対する姿勢について
これまでより強硬にしてくれ 50%
これまでと同じ 33%
これまでよりソフトに 17%
当のWHOは、テドロスが「今は共通の脅威に対し、われわれみんなが団結すべき時だ」と言い放ったが、当の本人が台湾を名指しで非難していたのがつい先日であることを、誰でも知っている。
中共は報いを受けるだろうし、受けさせるべきだ。彼らはトランプだけでなく、米国世論をはじめとする国際世論を敵にまわした。報いを受けさせなければ、世界から秩序というものが失われる。
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