光る君へ 越前 大河ドラマ館
吉田食堂で無事登頂を果たした後は、腹ごなしに近くの武生中央公園へ。
今年の大河ドラマ、光る君への越前ドラマ館が期間限定(~2024年12月30日)で開設されている。
越前市高瀬2丁目にある武生中央公園は、県民には毎年秋に開催されるたけふ菊人形の会場として有名。子供の頃は家族や遠足で何度も訪れたが、最近は近くを通ってもスルーしているのがほとんどだった。
往時はゴーカートや観覧車などのミニ遊園地も併設されていたが、
近年大幅にリニューアルされた。
ネーミングライツやPFI(Private Finance Initiative)を活用した整備が施され、
スターバックス(武生中央公園店)も園内にある。
大河ドラマ館が設置されているしきぶきぶんミュージアム(まさかりどんの館)
こちらは裏口(光る越前SHOP入口)で、ドラマ館入口は反対側のようだ。
紫式部が歌で詠んだ日野山は残念ながら雲で隠れていた。
ここにかく 日野の杉むら 埋む雪 小塩の松に けふやまがへる
(現代訳)
この地(越前府中)の日野岳(=日野山)では、杉林が雪に深く埋れんばかりだ。
都(京都)でも小塩山の松に、雪がちらちらと散り乱れて降っているであろうか。
正面側にあったねずみのしょうぼうたいと記された消防車。
公園内には他にもだるまちゃん広場、パピプペポー広場、コウノトリ広場など、子供連れが1日遊べる施設が充実。
スペースシップもあった。乗ってみようかな?
2人乗りで100㎏まで可のようだが、年齢制限(3~6才)でアウト(笑)
光る君へ 越前 大河ドラマ館
入場料は600円で、JAF割引で500円。
なお来館記念証を提示すると、県内の対象施設でも割引が受けられる。
入口展示されていた袿(うちき)
左手の案内が手作り感ありありで少しチープな感じ(笑)
まひろ(紫式部)(吉高由里子)、藤原道長(榎本佑)、藤原為時(岸谷五郎)がお出迎え。
記念撮影できるようだ。
主演の吉高由里子さんはオープン前日の2月22日に来館されたようだ。
まひろの父で、先日の放送で越前国司に除目(じもく)された藤原為時。
ドラマ中に出てくる為時の書斎。
ここもフォトスポットになっている。
「苦学寒夜、紅涙霑襟、除目後朝、蒼天在眼」
(現代訳)
寒い夜も苦しさに耐えて学んだのに希望(=越前国司任官)が叶えられず、血のような涙が襟を濡らしています。 任官されなかった翌朝は、青い空が目に染み入ります。
放送では為時自身ではなく、まひろがしたためた奏上を、道長が気付いて忖度したと描かれていましたね。
主要な登場人物の紹介パネル。
右からまひろ(紫式部)(吉高由里子)、藤原道長(榎本佑)、道長の嫡妻源倫子(ともこ)(黒木華)
道長の長兄で病死した関白藤原道隆(井浦新)
道長の姉で、先々帝円融天皇女御で一条天皇皇太后の藤原詮子(あきこ)(吉田羊)と、道隆の娘で一条天皇中宮の藤原定子(さだこ)(高畑充希)
間もなくまひろの夫になる藤原宣孝(のぶたか)(佐々木蔵之介)
まひろの父藤原為時(岸谷五郎)と、道長の父で関白藤原兼家(段田安則)
陰陽師の安倍晴明(はるあきら)(ユースケ・サンタマリア)
道長の次兄で急逝した藤原道兼(玉置玲央)と、中宮定子の女房で後の枕草子の作者、ききょう(清少納言)(ファーストサマーウイカ)
あれ? 藤原実資(秋山竜次)を外しちゃいけないでしょう(笑)
日本画家の諌山恵美(宝樹)氏がドラマの衣装人物画を描いている。
まひろが裳着(もぎ)で着ていた唐衣(からぎぬ)と袿(うちき)
裳着は女子が成人(初潮)したことを周りに示す儀式。
安倍晴明が占いで用いた星図。
晴明も福井県とゆかりが深く、晩年敦賀(越前)に移り住んだとされ、晴明神社(敦賀市相生町)に祀られている。また嫡流の土御門(つちみかど)家は応仁の乱の戦禍を逃れ、若狭国名田庄(おおい町名田庄)に移り住んだ。
びわ湖大津(滋賀県)、宇治(京都府)にも大河ドラマ館があるようで、
前述の来館記念証を提示すると、割引が受けられるそうだ。
あれ? もう終わり!?
展示内容は意外と少なく、かなりじっくり見学しても20分ほど。無料の紫ゆかりの館と比べると、チョッと…
ここはなんだ?
想創庵(そうそうあん)と言い、式部が越前で体感したイマジネーションを、
現代のAI技術で表現した五感で感じる拡張世界だそうだ。
内部に吊るされた文字は、源氏物語や紫式部の歌から導かれたワードで、
式部の魂の叫びが視覚に訴えかけてくる感じ。
またデザインだと思っていた白い斑点には、来館者のコメントやイラスト。
オンリーワンで、ここが一番感動した(笑)
想創庵を出た先は、光る越前SHOPというお土産売り場。
大河ドラマにどっぷり乗っかかった商品が手ぐすねを引いて待っている(笑)
越前和紙や越前焼といった地元名産品のガチャ。
その手には乗りません(笑)
ここでしか入手不可能のオリジナルガチャ(500円)
缶バッヂをゲットしたいという欲求を抑え、館外に避難(笑)
いよいよ来週(5/26)から待望の越前編。
どのように描かれるのか楽しみ。
今しか見られない刈入れ間近の麦畑と越前たけふ駅の景色を見ながら帰宅する。
光る君へ 越前 大河ドラマ館(しきぶきぶんミュージアム)
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今年の大河ドラマ、光る君への越前ドラマ館が期間限定(~2024年12月30日)で開設されている。
越前市高瀬2丁目にある武生中央公園は、県民には毎年秋に開催されるたけふ菊人形の会場として有名。子供の頃は家族や遠足で何度も訪れたが、最近は近くを通ってもスルーしているのがほとんどだった。
往時はゴーカートや観覧車などのミニ遊園地も併設されていたが、
近年大幅にリニューアルされた。
ネーミングライツやPFI(Private Finance Initiative)を活用した整備が施され、
スターバックス(武生中央公園店)も園内にある。
大河ドラマ館が設置されているしきぶきぶんミュージアム(まさかりどんの館)
こちらは裏口(光る越前SHOP入口)で、ドラマ館入口は反対側のようだ。
紫式部が歌で詠んだ日野山は残念ながら雲で隠れていた。
ここにかく 日野の杉むら 埋む雪 小塩の松に けふやまがへる
(現代訳)
この地(越前府中)の日野岳(=日野山)では、杉林が雪に深く埋れんばかりだ。
都(京都)でも小塩山の松に、雪がちらちらと散り乱れて降っているであろうか。
正面側にあったねずみのしょうぼうたいと記された消防車。
公園内には他にもだるまちゃん広場、パピプペポー広場、コウノトリ広場など、子供連れが1日遊べる施設が充実。
スペースシップもあった。乗ってみようかな?
2人乗りで100㎏まで可のようだが、年齢制限(3~6才)でアウト(笑)
光る君へ 越前 大河ドラマ館
入場料は600円で、JAF割引で500円。
なお来館記念証を提示すると、県内の対象施設でも割引が受けられる。
入口展示されていた袿(うちき)
左手の案内が手作り感ありありで少しチープな感じ(笑)
まひろ(紫式部)(吉高由里子)、藤原道長(榎本佑)、藤原為時(岸谷五郎)がお出迎え。
記念撮影できるようだ。
主演の吉高由里子さんはオープン前日の2月22日に来館されたようだ。
まひろの父で、先日の放送で越前国司に除目(じもく)された藤原為時。
ドラマ中に出てくる為時の書斎。
ここもフォトスポットになっている。
「苦学寒夜、紅涙霑襟、除目後朝、蒼天在眼」
(現代訳)
寒い夜も苦しさに耐えて学んだのに希望(=越前国司任官)が叶えられず、血のような涙が襟を濡らしています。 任官されなかった翌朝は、青い空が目に染み入ります。
放送では為時自身ではなく、まひろがしたためた奏上を、道長が気付いて忖度したと描かれていましたね。
主要な登場人物の紹介パネル。
右からまひろ(紫式部)(吉高由里子)、藤原道長(榎本佑)、道長の嫡妻源倫子(ともこ)(黒木華)
道長の長兄で病死した関白藤原道隆(井浦新)
道長の姉で、先々帝円融天皇女御で一条天皇皇太后の藤原詮子(あきこ)(吉田羊)と、道隆の娘で一条天皇中宮の藤原定子(さだこ)(高畑充希)
間もなくまひろの夫になる藤原宣孝(のぶたか)(佐々木蔵之介)
まひろの父藤原為時(岸谷五郎)と、道長の父で関白藤原兼家(段田安則)
陰陽師の安倍晴明(はるあきら)(ユースケ・サンタマリア)
道長の次兄で急逝した藤原道兼(玉置玲央)と、中宮定子の女房で後の枕草子の作者、ききょう(清少納言)(ファーストサマーウイカ)
あれ? 藤原実資(秋山竜次)を外しちゃいけないでしょう(笑)
日本画家の諌山恵美(宝樹)氏がドラマの衣装人物画を描いている。
まひろが裳着(もぎ)で着ていた唐衣(からぎぬ)と袿(うちき)
裳着は女子が成人(初潮)したことを周りに示す儀式。
安倍晴明が占いで用いた星図。
晴明も福井県とゆかりが深く、晩年敦賀(越前)に移り住んだとされ、晴明神社(敦賀市相生町)に祀られている。また嫡流の土御門(つちみかど)家は応仁の乱の戦禍を逃れ、若狭国名田庄(おおい町名田庄)に移り住んだ。
びわ湖大津(滋賀県)、宇治(京都府)にも大河ドラマ館があるようで、
前述の来館記念証を提示すると、割引が受けられるそうだ。
あれ? もう終わり!?
展示内容は意外と少なく、かなりじっくり見学しても20分ほど。無料の紫ゆかりの館と比べると、チョッと…
ここはなんだ?
想創庵(そうそうあん)と言い、式部が越前で体感したイマジネーションを、
現代のAI技術で表現した五感で感じる拡張世界だそうだ。
内部に吊るされた文字は、源氏物語や紫式部の歌から導かれたワードで、
式部の魂の叫びが視覚に訴えかけてくる感じ。
またデザインだと思っていた白い斑点には、来館者のコメントやイラスト。
オンリーワンで、ここが一番感動した(笑)
想創庵を出た先は、光る越前SHOPというお土産売り場。
大河ドラマにどっぷり乗っかかった商品が手ぐすねを引いて待っている(笑)
越前和紙や越前焼といった地元名産品のガチャ。
その手には乗りません(笑)
ここでしか入手不可能のオリジナルガチャ(500円)
缶バッヂをゲットしたいという欲求を抑え、館外に避難(笑)
いよいよ来週(5/26)から待望の越前編。
どのように描かれるのか楽しみ。
今しか見られない刈入れ間近の麦畑と越前たけふ駅の景色を見ながら帰宅する。
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