はじめに
こんにちは、最近Pythonをまた書き始めたマンです。なんか古い記事が参照されててだいぶ害があるので現状にあったやつにします。
要点
これからPythonを使い始める人、という前提に立っているので今更Python2系を使い始める意味はない。*1ということでPython3系(現時点最新安定版のPython3.6.0)を使いましょう。
- 標準を使うのがよい(venv + pip)
- 自分がよく分かってないツールは使わないほうがいい
Python2系を使う人は、上にリンクしてある記事にあるとおりなんですが、Python2.7を使うのであれば pip + virtualenv 一択だと思います。やり方は下にある内容と変わりません。
以下コピペ
macOS
Homebrew使ってるんなら3.6.0を簡単に入れられるのでそれで。
% brew install python3 % python3 -m venv hoge % . hoge/bin/activate
あとはpip
(pip3
)で好きなもの入れればいいと思います。
Linux
ディストリビューションによってパッケージ管理ツールでインストールできるPythonのバージョンが違うけど、3.5は入ってると思うのでmacOSと同じ。*2
% sudo apt-get install python3 % python3 -m venv hoge % . hoge/bin/activate
(2016.01.27 15:46 追記) Ubuntu/Debian系のvenvだとpkgresources-0.0.0とかいう謎パッケージがぶっこまれて、pip freezeでrequirements.txtを作ると他の環境で復元できないのでデンジャー。virtualenv入れてそっち使ったほうが良さげ。(by @aodag)
% pip3 install virtualenv % virtualenv hoge % . hoge/bin/activate
Windows
インストーラー使うかchocolatey使うかすればよいのではないかと。chocolateyなら簡単にPython3入る。
> choco install python3 > python3 -m venv hoge > .\hoge\Scripts\Activate.ps1
まとめ
virtualenv (venv) もpipも標準で入ってるしそれ使えばいい。
追伸
「Pythonの環境設定でむかついてる人はとりあえずこれをコピペで実行してください」なるブログ記事を開いたら最初にパッケージ管理インストールしてて「俺はそのパッケージ管理ツールにムカついとんじゃボケ」となってPC画面割った
— ばんくし (@vaaaaanquish) 2017年1月26日
別にHomebrewやMacPortsやchocolatey使うの嫌だったらインストーラーが公式サイトにあるからそれで入れればいいと思いますよ。