unzip/tar/cp などで上書き
cp、unzipとかtar展開などでいちいち上書きのYes/Noの確認が面倒なときはoverwrite系の各種オプションをつければよい。
unzip
オプション | 内容 |
---|---|
-o | 上書きする |
-n | 上書きしない |
tar
オプション | 内容 |
---|---|
--overwrite | 上書きする |
--no-overwrite | 上書きしない |
--keep-old-files | 上書きしない |
--keep-newer-files | もし上書きするファイルが既存のものより新しければ上書きする |
cp
オプション | 内容 |
---|---|
-u | もし上書きするファイルが既存のものより新しければ上書きする |
標準出力で表示しつつファイルに記録
tee
teeを使えば標準出力にログなどを表示しつつ、その内容をファイルに記録できる。サンプルは下記のような感じ。
$ echo hoge | tee input.txt hoge $ less input.txt hoge
もしひとつのログファイルに記録したいなら -a オプションをつければよい。
実行履歴/記録を確認する
history
まずはこれをざっと見る。だいたいのコマンド実行履歴は見られるが、履歴をさかのぼって実行したりした場合にコマンド履歴が上書きされることがあるので要注意。
script
ターミナル上に表示された文字をすべて記録する。ただし制御文字も含めて記録するため、typoなどもすべて記録してしまう。制御文字を消す場合はcolコマンドを使う。
$ col -bx < hoge.org.log > hoge.log
ただし制御文字が消えるだけであってtypoした文字は消えないので注意。
状況を監視する
watchコマンドを使う
$ watch -n 60 "ls -l /target/path; ps aux | grep tar"