, - =.'''.= - 、
　　　　　　　//////////∧
　　 　 　 　 i///////////ﾊ
　　　　　　 / V｀__｀｀ ´´´_ ﾄ　　　　　　　　　　　どうも乙ありです。
　　　　　　ﾊ　',　弌ﾃ　rﾁ　',l'r -
　　　　　　//>　　　 , '､　 ,'/,|//　　　　　　　　本日の更新は20:00頃を予定しておりますので、
　　　　 　'//ﾊ　ヽ 　 ¨　/|//!//
　　　　　　///ヽ　＞ - ' ///　〉　　　　　　　　　よろしければまたご参加いただければと思います。
　　　　　　 /＞''＞=-=＜//7'し
　　　　　 　 ///////>-- '　　　　　　　　　　　それではまた後ほど。
　　　　　　　>- ､l//ゝ- =7777

┌─┐
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└──────┘
┌───────────┐
└───────────┘
┌───────────────────────┐
└───────────────────────┘


　　　　 ／￣￣＼
　　　／　　 _ノ　　＼
　　　|　　　 （ ●）（●　　　　　　　　　（そうだな……ここはＳＯＳ団の事について話し合ってみるか。
　　　|　　　 　 （__人__）
.　　　|　　　　　　　　ﾉ　　　　　　　　　　俺達の目下の敵であり、真紅達キンキ地方の領主としても気になる相手の筈だろ）
　　　 |　 　 　 ∩ ノ ⊃
　　／ 　 　 .／　＿ノ　　　　　　　　　　真紅、実はかくかくしかじかという訳で。
　 (.　 ＼ ／　.／_ノ │
　　＼　 “　／_＿_|　 |
.　　　 ＼／ ＿＿＿ /





　　　 つ:::::::::::::::::rー-'三三_　-―――‐-- ､)::::::::＼　　＿
　　　(:::::::::::::::::::::::) 三= '´／　　　　　　 ､　 (_:::::::::::::丶<::::::`ー､
　　　 `ｰ,:::::::: __ノ ／　　/ /　　　　＼　　＼ ム::::::::::: |企;:::::::::::}___
　　　　 (_:::::: ヽ／　　　/ /　　　　　　ヽ　　､ヽ(__:::::::::::|三|:::::::::::⌒Yヽ
　　　　　r’:::: /　　　　　 {　　　　|!　　| |!　　|!ﾊノ :::::::::|三|:::::::::::::::乂{
　　　　　｀ｧ: :′　/　 /　!　　　　 |!　 |! |!　　|! |｀ｰ, : :::|三|:::::::::::::::}　'.
　　　　　 ヽ.′　/　 /　 |! 　　 　 |!　 |! |!　　}! | Ｙ:::::::::|三|:::::::::::::/　 {
.　　　　　　|　|　|!　 |! 　 |!　　　　 i}　 } |!　 /_!_| ゝｧ : :|三|::::::::_;ﾉ| 　 '.　　　　　　　　　まるまるうまうま……。
.　　　 　 　|　|　|!|　 |!､　{! |!　　 // /}//孑' /ｲ　(_ : :r'--{:::::::)　| 　 ｜
.　　　 　 　{　|　| {　卞ﾄ､ハ!_　 //ノノィ≦ケテ|　(:::::〈ん)､) 〉´　| 　　|　　　　　　　　　そうね。　こちらとしても、貴軍の得た情報に近しいものは手に入れているのだわ。
　　　　　　 ヽﾄ､ {ﾍ､从ィ升=ﾐノ´　　　/弋じ:::}｜　〉 : ゝﾆン　　 |　　｜
　　　　　　　　 ヽ乂ﾍ!ゞ､rゝ':{｀　　　　　　宀'´ |　 ∨/／　　　　|　　　　　　　　　　　　　……呪泉郷とか、新規配下の出身地などについては少々初耳だけど。
　　　　　　　　　 }　　|ﾍ　^¨´　　､ 　 　 　 　 　| 　 {ノ´　　　　　| 　　 |
　　　　　　　　　 川　| 丶 　　　　r‐､ 　 　 　 ノ　 } !　　 　 　 　| 　　 |
　　　　　　　 　 //}　 ! ＿≧-..､　｀´ ,∠⌒＜}/　八ﾍ　　　　　 | 　　 |
　 　 　 　 　 　// j　/':.:.:.:.　 .:.:.:/>=(:.:.:.:.:.:.　 / /＞ヽヽ　　　　 | 　　 |
　　 　　 　　 ノ ,' / /:.:.:.:.:.:....:.:__}ｲ夊)=-:.:.:　/ /:./::::::ﾍ∧　　　 | 　　｜
　　　　 　 ／／ / /＞ｧー:. :.:.:.:｀¨)´:.:.:.:.:.／-ー＝二二〕＼　　| 　　｜
　　 　 　 〈≦__,/_/ーｬ(:.:.:.:.　:.: ／＼:.:.:.:《__∠⌒ー-､::::::::::::::ヽ | 　　｜
　 　 　 ／￣ _＿_..==':::＼_:-＜: : : : :＼: :.:ノ:::二＞　_＞::::::::::::{､　 　 |
.　　 　〈__∠二=､::::::::::::::::::::}: : : : : : : : : :{´::::::::￣ﾐ＜::::::::::::::::::::::::＼　｜
　　　　　 __ノ／ｲ:::::::::::::::／: /: ∧: : : : : {::::::::::::::::://:::＼::::::::::::::::::::::＼{ー― ､
　　　,ｨ≦:::｀ミヽ::::::::::::／: : /: :/: :{: :|: : : ﾊ､_:_:_／':::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::ノ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　,.　'　　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　,.イ　　　　　/
　　　　　　　　　　　　,.　- ' ／三三_ 　 /
　　　_　　　　　,_,.. ／　　／￣￣￣　｀ヽ　r-ｧ― ､
　　/　ヽ　　／..ｆ|　　 　-|　　　　　　　　　ヽ〔 三 　ヽ.
　｜　　 ヽ/....三ｌ　　 　ｖ'　　　　　　　　　　 ヽ./　　　|!
　f　　　l! .|三三l　　　f　　　　　　　　　　　　　＼　　ｊ
　__ゝ,.　ｌ. l.三三|　　 ,'./ /　　　　　　　　　　　　 　Ｖ,.,_＿　　　　　　　　　　それに……気になる点と言えば、今月も侵攻戦をするのね、やらない夫達は。
.７ ゝｫ　ゝ!三三|　　ﾗ/ /| 　　l | l　　　l　｀!　　　 ヾ三.　/
　　攸.　　|三,ｒ !　Lｲ､ j. l　ｨ　l |.il:l　　l l　,l　　　 i 〕三 /
　　 ｹヽ　 ヽ:::::::ヽ ﾉ 刈l lメ lv'l |il|l|　 /　/ |l　 l　!/|＼　Ｌ
　 /　〉'´ヽ　〉ｒｔ:ヾ|　ﾚ!ヾｖｒｌ'ﾙヽｊi ﾘ　/　/ !|: !　ﾚ'　|ニﾄｖ'
　'Y |i ヽヽ√ﾐfr@jY/, f´Ｙﾐ-ｧ｀ｌヾ'ﾚ' //__/ノ//　rｲ｀!i
　＼ヾ,/¨ヽ ヽﾍ`´〃l ﾍ ゝ-'　　　　 'r'::ﾒ j／/　/:::L_ｌ!
　　　ヾ!l! |-l＼'ﾍ::ｿ　 ﾊ!　　　　　　　t_ｸ/　|/,_∧::|
　　.__　||､　|:!　'rゞ:|!　|　ヾ　　　　　 ,　 /if |　 f　ﾙﾍ
　　＼｀|| ヽ|:! ,f三::|!　ﾄ___i|u　－､　 ／ﾍ｀ヽ　| /∧ ＼
　　　 | ﾚ　 ´`!､三.|!　'＼.|!　　　, r ´=ｰ､ｊ-,. ヽ// f'|｀ｰ,i
　　　 ヽ　 l　　Vゝﾐ＼　　＼-ｒ ',＝＝　／　ヾ'∧　 |　 l |
　　　　l　 l　　 |八,ｊ- .＼ _ヽ＼く三=　（　　ｖ'/　ヽ_ﾉ　 l j
　　　　l　　　　l　<´＿　　　￣ ＼三　　＼ ﾚヽ＼　＼ `
　　/⌒l　　　　|` 三三⌒'ー - 、　＼　　　へｌ　｜,r--ｫ



　　　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　　　／　　 _ノ　　＼
　　　　　　　|　　 　（ ⌒）（⌒）
　 　 　 　 　 |　　 　　（__人__）　　　　　　　　　　そりゃまぁ、相手の守り手がレミリアしかいないとい仮定なら、
　　　　　　　 |　　 　　 ｀ ⌒´ﾉ
　 　 　 　 　 ,|　　 　　　　　 }　　　　　　　　　　　どう考えても絶好の機会だからな。
　　　　 　 ／ ヽ　　　　　　 }
　　　　　く 　く ヽ　　　　 ノ　　　　　　　　　　　ここで『ヒロシマ』を得られれば大きい！　相手は本拠地を失くすことになるし、一気呵成に出る事も出来る筈だろ。
　　　　 　 ＼　`' 　　　 く
　　　　　　　 ヽ、　 　 　 |
　 　 　 　 　 　 | 　 　 　 |





　　 　 　 　 　 　 ／＼　 　___／⌒ヽr==ミ､_
　　　　 　 　 　 /r==ミx､__[{i:{　　　 　Vi:i:}］￣￣
　　　　　　　　/ .[{i:i:i:i:i:i:i:〕[{∧　　　 　Vi}]　　　　　　 　＼
　 　 　 　 　 / 　[{i:i:i:i:i／　[{i∧　　｝ 　∨
　　　　　　　　 　[{i:i:i:/　　　Yi∧　　｝ 　｝　　　　　　　　　 　‘，
　　　　　　　|　　[{i:i:,′　 　 [{iハ　　｝ 　｝　　 |　 　/　}’　　　‘，
　　　　　　　|　　[{i:i:{　　 　 [{i:i:i∧ 　｝ 　｝　　　 　 |　/　，　}＼}　　　　　　　悠久の時を経て、羽を休めん。
　　　　　　　|　　[{i:i:{　　 　[{i:i:i:i:i∧　} 　i|　 　|　／}/_｀ .| 　′
　　　　　　　|　　[{i:i:{　　 　[{i:i:i:i:i:i:|}　　　|　 　|/Y“””“　|∨　　　　　　　　　（……他軍の事だからあまり口を挟むべきじゃないかもしれませんけど、
　　　　　 　/ 　 .[{i:i:{＼ { /[{i:i:i:i:i:i:ﾉ　　　{　{　{　　　fう　{
　　　 　 　｛　 　.[{i:圦　Y　[廴i:／　　 　 ｱi｛＼>　　以 　､_　　　　　　　　　　そんなに侵攻を急いで内政は大丈夫なのかな？）
　　　　　 　＼　　＼_ ＼＼_.／､　　 　／{　{　　　J　 　 　 }
　　　　　 　「￣￣ 　 } 　＼i{　　　￣￣￣} ｛　　,　― ､ 　 ,
　　　　　 　{＿　　＿」　 　 i{__　　　　　___}　{ 　乂＿ ノ　/
　　　　　 　/⌒￣￣ }　　 　K￣ア￣二八　{-　　　___／
　　　 　 　 {＼＿　／!　＿__{　￣￣￣￣} ＼>ﾆ[￣
　　　　　 　ア／￣￣／ﾆﾆﾆY⌒>　―　｛――／＾/⌒＼
　　　　　 　{_（　　　./ﾆﾆﾆﾆﾆ{乂{r ⌒廴｛⌒Ｖニ=/ﾆﾆﾆﾆ＼　　　　　　　　／}__ _
.　　　　　　　 　 　 /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆVハﾆﾆ{⌒}ﾆﾆﾆニ/ﾆﾆﾆﾆﾆニ}　　　　　　／／／　}_
　　　　　　　　　　 {ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{　　　　　　ｉ　　 　 ￣　}
　　　　　 　 　 　 /ハﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ｝　　　　 　.|　　 　 　r_ﾉ
　　　　　 　 　 ／ﾆニVニ}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{ﾆﾆﾆﾆﾆニニ＼　　 　r冖r冖r冖ﾉ
　　　　 　 　 くﾆﾆﾆﾆﾆ＼｛ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニニ}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ}　　「廴「廴「廴人
　　 　 　 　 　 ＼ﾆﾆﾆﾆニ}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ/　　L廴L廴LY＾ ､ｱ_
　　　　　　　　　/＼ﾆﾆﾆノﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/　 　/ﾆﾆﾆﾆﾆ＼ /⌒{

　 　 　 　 ヾﾐ:::::::::::::::::::::::::::::::|
　　　　 ﾄ=彳::::::::::::::::::::::::::::::::|
　　　　　{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
　 　 　 ｨｿ::::::::::::::r''"~´´´　｀|
　　　　乂:::::::::::::/ 　 　 　 　 |
　　　　 彡jj::::::/　　　　　　　|
　　　　　 ミj::::l ヾ＝､,,,_　 　 |　　　　　　　　　（相変わらず、コイツは何を言っているかよくわからないが……）
　　　　　　1|:::| 　 ヾ,UTﾐヽ　|
　　　　　　 ハl, 　 　￣｀　　 |　　　　　　　　　しかし、こちらもやらない夫の言うようにＳＯＳ団の動向については察知している。
　　　　　 　″ !　u　 　 , ' 　 |
　 　 　 　 　 　 ト　　　｛､　　|　　　　　　　　　金糸雀が率いていたヒョーゴの軍が、ＳＯＳ団に『侵攻戦』を仕掛けた。
　　 　 _.. -‐イ {ﾊ ! ^ヽ､.＿__|
,r─''´　__rイ|　 | ヽ.　 ヽニﾆ|
＿__rイ　　　!　　ヽ ヽ　　 　 |
　　　 |　　　| 　 　 ヽ ` ー--|





､＼: : : : :＼/: : : :／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::.
ゝ､丶: : : : : : : :彡'´¨　　 ｀ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : ﾍ
: : : : : : : : ＞'　　　　　　　　ゝｰ==ﾐ､: : : : : : : : ノﾍ:::.
≧ﾆ: : : :/｀　　　　　　　　　　　　　　＼: : : : : : : : ≧::.　　　　　　　　これについて、少し俺としては疑問だねぇ？
／/: : : :!　　　　　　　　　,.':: ≠　　　　 ヽ: : : : ､≦} |:ﾊ
, 'ノ/!:ﾍ:{　　　　　　　 ,.:::／__ _,　　　　　 ヾ､: ::､＼リ: :ヽ.　　　　　　　『侵攻戦』か否かについては、無論、オカヤマという敵領地でした戦。
　 /ゝ､ ﾍ　　　　　　,:::./ ｨ r兮ﾉ　　　　　　　ヽヾ､ノ!: : : ﾊ
　　　　 ゝﾍ＿...-､　　　 'ｰ '　　　　　　　　　　　 |　∨/: ::!　　　　　　ならば当然その判定は公式的なものなのだろう。　疑いを挟む余地はない、が……。
　　　　　＼ゝ-´r兮､ヽ丶　　　　　　　､　　 　　　:.　　V: : |
　　　　　　丶ヽゝ｀'　 .､　Y´｀.ゝ､　　　 .　　　　 i　　　|: : i!
　　　　　　　　 ヽ　　 .:! ヽrｧ '　　｀ ヽ　:!　　　 ::.　　　ゝリ｀ヽ 　 ／＼
　　　　　　　　　 ゝ.　 ゝ= '　,≠=--ｧ　 i　　　 .:　　　　　 丶､／: : : : : .
　　　　　　　　　　　丶　　// ,. .':://　　 ;　　　,　　　　　　　/: : : : : : : : :＼__
　　　　　　　　　　　　 ｀ ､　ゝ こ '　　　　　　/　　 　　　 ／: : : : : : : : :/: : :
　　　　　　　　　　　　　　 ｀､ ｀¨　　　　　 ／　　　　　／: : :＼: : : : : :/: : : :
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＞x､　　　／　　　　　　/: : : : : : ::＼: : /: : : : :
　　　　　　　　　　　　　　／: : : :＞彡ﾍ　　　 　 　 /: : : : : : : : : :ヽ': : : : : :
　　　　　　　　　　　　 ／: : : : : :〈　 }　　　　　　　/: : : : : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　　　　　　　 /: : : : : : : : :ﾍ ｿ､　 　 　 　 ,: : : : : : : : : :: : : : : : : : : :



　 　　 ／￣￣＼
　 　／　　 _ノ　　＼
　 　|　　　 （ ー）（ー）
.　 　|　　　　 （__人__）　　　　　　　……伝え聞くにあたり、色々と不可解でなぁ。
　 　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ
　 　.ｌ^l^lｎ　　　 　　}　　　　　　　　そもそもどうして金糸雀が散歩兼偵察でオカヤマくんだりまで向かったのか、
.　　 ヽ 　 L　　　 　}
　 　　ゝ 　ﾉ　　　ノ　　　　　　　　　そこに丁度、ＳＯＳ団の大将・レミリアが居合わせたのか。
　 　／ 　/　　　 ＼
　 ／　 /　　 　 　　＼　　　　　　　そして、これまたワイルドカード的にシコクの魔王軍がいたのか。
. /　　/　　　　　　|ヽ、二⌒)､
　ヽ＿＿ﾉ

　　　　　　　　　　　-､ヽ::::ハ ヽ::::/:.:::ｲ::.::{＿_/:::.::::〕　 　 　 　 ＿_
　　　　　　 　 　 /:::::::ｰﾍ:{:..:.ヽ ∨:..:..:.l:::.::|:..:./:::.::/{_ｊ＾ヽ　 　 /　 厂ヽ
∠二≧ ､　　 __ 〕ヽ:..:..:＼:..:..:.∨ ..:..:..:.:..:..ｌ../..:..:..:..:/:::ｨﾅ___　′ ハ／￣ヽ
￣ 「￣＼＼/::::＼.:..:..:..:..:..:..:..:.,　 -一…ー 　 :..:../.:..:..:/:::;ゝ|　 |／　イ丁|
＞┴―‐ ミｨ_〕ヽ:::＼.:..:..　 '~　　　　　　　　　　｀ ＜:..:..: 人_|‐<_／ｊ ｜ | |
,　ﾍ ￣￣/:::＼.:..:..:..:／　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＼:..:／:::::::}＜　ﾉ ｜|
へ. ヽ二ム..:..:..:..:..: '　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　ヽ::.:::｛　_　　＼'_ノ二ヽ
く　＼_r‐Ｊト:..:..:../　　　　　　　　　 　 　 　 　 、＼ ヽ　　 ﾞ:,:::.:::.:ﾄ　　　＼＼＼＼　　　　　　……金糸雀の話を聞いた所、
　`ー/|::.::.::.::.::.::,′　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＼ ヽ　　 　 V:下ヽ＼　 　ヽ ＼ヽ
冫ｰｲ　￣ト::.::.,′　 　 |　 ｉ　　 |　　 　 ヽ 　＼　 ヽ　　 ', ヽ ':┴┐ Ｙ　　　ﾄ､　＼　　　　　当時の金糸雀は水銀燈に圧せられて……軍備の縮小とは言わないけれど、
′ ;′┌┴ ::.:|　 　 　 |　 |　　 |　　　　　ﾞ, ﾄ　 ;. 斗-+　|　｜ｉ::r┘　'.　　　ｉ　＼
　:/| 　 しﾍｰ::.|　｜ｉ　｜ ｜｜∥ 　 　 　 | |メ、_从ﾊ|i　|　 |ﾘ::￢　 ￤ 　 ｜　　　　　　　　直近の危険は無くなったからと内政に励むよう通達されていた。
　　|　　 r┴‐::|　 |｜　|　ム⊥从ヽ　　 i　|lィｆ＜.ヾ ｰ|川 　;::下┘　｜　　｜
　　|　　 |::.::.::.::|　 ｌ｜ イ｜ 斗=ミヾ＼,ハﾉj八ゞ 'リ,.. | ｊﾉ! /::::::｝　 　 |　　　|　　　　　　　　そこに不満を持つ、或いは単純に気分を害した事は理解できるのだわ？
　 ｜　|└ﾍ::.:∧　 ｌ' 　 | |/{-ィ::j }　　　　　　　￣゛　 |　lｊ,√ィｵ 　 　 |　 ｜|
　　|　｜ | く::.::.:ﾍ　l:､＼ ヽ ＞‐ ´　　　 ,　　　　　　 ∧ ∨:ﾌ｛{i〉　 　 ｌ 　｜|
　 ∥　|　|　 ヾ勹ﾍ い ::ヽ＼　　　　　　　_ 　 　 　　仏ﾍ　＼ゞ' 　 　 ｊ| 　 |∥
　 八　|　|　 　 ＼ｨr=ﾐl::.ﾊ ＼ ー　､　 　 ｀　＿_／ユ二 ＼　＼　　 /ﾍ.　 l八
　′　 |　',　　　 弋ゞｿ}7ノ /,ﾆ≧、 ヽｰ--,.ゝ- ､￣`＜￣ハ__　＼/'　λ　、 ＼
/　　 ∧　 ,　　　　｀マ'´　/:':::.:::.:::.〉　∨ィ/{f㍉Ｙ三ヽ　 ｀ ＜ｰ┐　＼/｜　＼　＼
　　 /　ヽ　＼　　 ／ 　 ｲ￣ ー '　|　 | { ﾄゞど..二二.._　　　 ｀弌:. 　 ヽ l　　　＼
　 ./　 　 ＼　＞' 　 ／...:＼　　..:::.:|　/:/＞允≠‐－‐'　　 　 ___｝ﾊ＿　＼
　/　┌一＜　 　 ／ ...:..:::/::＞　 /／ .:.:::./::卞ﾆニ -‐__,.___　 ｝ヽ |!:..:ﾄ　　ヽ
./　 　＼　　　 ／′...:.:::.｛::....　／..:::.:::.:／:::.:::|:::.￣匸Ａ::::::::ﾙソ.:.i:..:..:. | ヽ 　 Ｙ
ﾍ￣￣￣＼　 ∨　..:..:..:..:..Ｖ／..:::.:::.:／ .:::.:::.∧ ::::ﾍ`ｰ辷彡::`ァ ..:..:..:..| 　 > へ
　￣`ｰ- ､　＼ ﾏ'⌒く /..／^ｰｚ一'　 .:::.:::.:/::::|　　 ヽ::>､::.::∠ . .:..:..:..:.|／ 　 ィ ＼
―- 、　　{＞、＼:::.:::｛:::　.:::./ ― ､...:::.:::.:/:::::::| 　 　 ｛:::.:::.:::.:::.:::/..:..:／　 ／/／



　　　　　 ／￣￣＼
　　　　／　　 _ノ　　＼
　　　　|　　　 （ ●）（●）　　　　　　　　　　　……だからって、普通に散歩に行っちゃったりする？
.　　　　|　　　　 （__人__）
　　　　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ　　　　　　　　　　　敵領地に。
.　　　ｌ^l^lｎ　　　　　 　 }
.　　　ヽ 　 L　　　　 　 }　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そういう奴よ、金糸雀は＞真紅
　　　　 ゝ 　ﾉ　　　　ノ
　　　／ 　 /　　　　　＼
　 ／　　 /　　　　　　 　＼
. /　　 　/　　　　　　　　-一'''''''ー-､.
人＿＿ﾉ　　　　　　　(⌒＿(⌒)⌒)⌒))

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　r＝..､、
　　　　　　　　　　　　　　　　　rー-ﾍ::.::.r':.:＼
　　　　　　　　　　　　　　　r‐､_)ヽ::.:.:.:.:.::.:ｰ^j_rヽ
　　　　　　　　　　　　　 r:j_):..:..:.:.:.:丶::.:..:..:.:.:.::.:r':ヽ
　　　　　　　　　　　　r..､}:.:.:.:....:..:..:..:.:.:..:.:.:.:.::.::.::.ｰr':＼
　　　　　　　　　　　 _ヽ:.:.:.:.:.:.＿.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.::.::.::.:ｰﾍ:..ヽ
　　　　　　　　　　　{_:.:.:.＿:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＞ ―､― -　{｀::.:.:.:.＼-..､
　　　　　　　　 　 　 _ }.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／　　 /　 l　　 ＼ｰ ､:.:.:.:l:ヽ:くr..､ 　 _
　　　　　　　　　　　{:.｀:.:.:.:.:.:.:／　　 　 l　　 　 　 　 Y｀:.:.:.:.|:..:l/.:.:.:}／_:.ヽ　　　　　　　　とはいえ……流石に、侵攻戦を加えるつもりは無かったと思うのだわ？
　　　　　　　　　　　 ⌒}:.:.:.:/　　　　　 |　　　 l　　　 ト､:.:.:.:.l..:.l.:.:.ｲ∠⊥ﾉ、
　　　　　　　　　　 　 {_:rｭ/　/　　/　 !ﾊ　　 l l　l　 .::l _}:..ヽ|..:.|:._:小￣ ヽ:ヽ　　　　　　　その点については、本当に、予想外の出来事によるものだと思うしかない。
　　　　　　　　　　／　 .V　 .l　　.:|:　 |　l　　ﾘ:|　l　.::ハ_:.:.:.ﾘ:...l´.:ィﾄ＼__ﾉ:.:}
　　　　　　　　　/　 ...::/:{　.::|　i ..:{::.　!　　 /.::j ./ ﾉｲ:::r‐':./:../:.:_レj:.ト- ﾍ´
　　　　　　　　/　 ...: ｲ .:ﾊ　 ﾄ -┬ヽ､ﾄ:.. / .:ｲ/jナ7:.不::.{__/:.:‐ｧv' |::l:.　l |
　　　　　　　/　／:// :/　ﾄトヽト-ｧﾃ=ﾐヽﾄ/ノ ィﾃｵく/ｲVrj､}:.:.{ｨ　 |:.|:.　l |
　　　　　, イ ´..::://／　 　 }ヽ ﾊﾍ 赴ｿ 　 　 ^ 赴ｿｲi :ﾄ{にｿ{^´　　|:j::　j｜
　　　 ／イ　..::j/／　　　 ノイ /ヽ､　　　, 　　　　　,ﾘ /_:/､）　∨ 　 ﾘ: .:/　!､
　 ／´ /　,..--ｲ｀ー──┴''ヽr‐､--─へ . ＿u／}/´ヽV 　 　l＼ j:..:/　 l }〉
／'　 /__/ 　/　　　　　　　　　｀ヾl　　　　 〉''´ ,､＿_ノ=,_ﾉヽ　　!　ヽ/　 /ノ'
￣￣￣ 〈　　　　　　　　　　　　 //,ィｱ｀ー'´￣　　　 ￣ヽ＼　 /ゝ､∧=イ
　　　　　 ＼＿＿,,. 　--＜l￣￣　//　　　　　　　　　　　　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　　　　　　　　ヽ＿　〈〈＿＿　　　　　　　　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ヽ-'　 　 ￣￣￣￣￣





　　 ／￣￣＼
　／　　 _ノ　　＼
　|　　　 （ ー）（ー）　　　　　　　　……まぁ、流石にそれくらいの理性は備えてないと、
.　|　　　　 （__人__）
　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ　　　　　　　　領主は務まらんだろうからな……。
.　 |　　　　　　　ｎｌ^l^l
.　 ヽ　　　　　 |　　 ﾉ　　　　　　　（薔薇水晶……はともかく、雛苺っていう御飾りの領主についてはわからんが）
　　 ヽ　　　　ヽ　く
　　　/　　　　　ヽ　＼



　　　　　　　　　　.7 :::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ::::l:::::::::ヽ
　　　　　　　　　 /:::::: ::::::::::::, -‐--''´ヽ/::::: 〈::.::.l:: l:::::::::: l
　　　　　　　　 .ﾉ ::::: :::::::::::,'　　　　　　 ｀ヽ_,.__　l:: l:::::::､:::i、
　　　　　　　　/l　:::: ::::::／　　　　　　　　　　　｀i:: l:::::::::l::l.｀
　　　　　　　/ j　:::: :::::/　<::ヽ、　　　　　　　　　l:: l::::::::l :l　　　　　　とはいえ、実際に戦争は起こり金糸雀は左遷をされた。
　　　　　 ､__ノ_　':: ::::/　　 __ヽ:::ヽ,　　　　　　　 ﾚl::::::::/::l
　　　　　　　 /,､　l :::l　　　ヽt::>､｀ﾞ　　_,.........--‐､l:::::::::::l　　　　　　これは、ただの偶然なのかな？
　　　　　　 ´　 ./ ヽ,　　　　　｀　　　　.｀,r:ｧ-､''' ´/::::::::l′
　　　　　　　　　´,/.l　　　　　　　　 :::　　｀ '''´　 /::::　,r'
　　　　　　　　 _ /　l　 .,　　　　,' 　.::: ..　　　　 ./l:::: 〈
　　　　　　　　 ノｒ ∧　!　　 　 ﾞ'　､_ ,,.i　　　　/ ´:::: !｀
　　　　　　　　　　　.ﾊ　　　｀､-, ___　 _　　 　/　　＜
　　　　　　　　　　 ./　',　　　 ｀ 'ｰ'-'' 　　.／ _r-､ヽ｀
　　　　　　　　 ／,/　　.',　　　　　　　 ,.イ '´　　　｀
　　　　　　　 ./ /l　　　　ヽ　　　　 .／ .lｰ､
　　　　 ,,. - ´　.ﾄ_l　　　　　｀ﾞ '''　´　　 l　l ヽ
,,. - ''´　　　　　l:::::',::ヽ、　　　　　　　__/_,..l　ヽ
　　　　　　　　_l:::::::',::::::::｀.'''..ｰ‐‐::''':´::/:::__l　　｀ ､
　　　　　　／　 l:::::::',:::::::::::::::::::::::::::::::/::´:::::l　　　　｀

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _＿＿
　　　　　　　　　　　　　 ／::ヽ_＿/::::::::::::ヽ＼
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　　　　　　　　　　　ヽ::::＼:::::::::::::::::,．"´　　　　　 ｀ヽ : ＼z､__＿___
　　　　　　　　　　　　}::::::::::＞:::／　　　　　　　　　　ｲ＼: :V∧: : : : ヽィ::ﾍ
　　　　　　　　　　 {¨:::::::::::::: :/ 　　　　　　　　　　　 ヾ: : : : V∧: : : : : : : : :!
　　　　　　　　　　 廴_:::::::::::/　　i!　　　ﾄ､　 ヽ　　　　　>､;;: V∧: : : : : : イ
　　　　　　　　　　　 　ﾉ: : /　　 :|　　　 iﾊ　　 i　　 人ｲ: : : : :}iiiii}: : : : : :| |､
　　　　　　　　　　　 /::::::ｲ　 i　 :|　　　 |ﾊ　　:ﾊ　　ｲ　ﾃ: : : /人i}:!: : : :::| |k＼
　　　　　　　　　　　 ＼::::{ 　 |　 |,　 　 :|川　/　! / j / |￣i!,ｲ{　　Y￣Y.| |:ミハ　　　　　　　　　　　……偶然ではない、とするならば、
　　　　　　　　　　　　　ヾﾄ　 ヽ　ヽ　　 |.ﾉ !/,.ィﾚ''￣`,jﾊ　i! .|ト＝ｲ　　|.| | ハヾ;;､
.　　　　　　　　　 　 　 　 | ＼　ト　{ゝ_从　　　 ,,7≠=ｧ､|　!　||:::イ　　 :|.| |　ハ ヾ;;､　　　　　　　　一体どういった理由なのだわ？
.　　　　　　　　　 　 　 　 |　　ヽ八-‐- ､　　　　ﾊ;t:j;;ﾂ　|　!　||彡　　 ,.任i!　　 V/ｼ
　　　　　　　　 　 　 　 　 Vﾊ　　　ヽｨ示ﾐ､　　　 ´¨　　 :|　!　||　}ﾚｨ / |.| |　　　ﾄ"
　　　　　　　　　　　　　　 ヽハ　　 ∧ゞｯ i　　　　　　 　 |　!　||//　/ : |.| |.　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　}　.ノ ハ¨　`　 _,,_　　　　 |　!　||イ.:/ 　 |.| | 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　i!　　iﾊ.ム　　 ´　　　 , ィ::|　!　||三ﾐﾒ､...|.| ﾄ,　　　|
.　　　　　　　　　　　　　　　　 小　 |∧　 ＞　　_,,.ィ::イ::::|　!　||:::::: : ハ|.|,ﾊ!　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　 /i! 　 |　',　　,．イ::}{:::::::::::::::!　i　i!!:::::::::::::::Vヽﾊ.　　 |
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　　　　　　　　ﾁ､ヽ　　　　　　ゝ.ﾉ: : : : : : : : : : : : : : : : : : :
　 　　　　　　 / ﾍ(ｾ|　r-..＿　　＼＼: : : : : : : : : : : : : : : :
　 　 　 　 　 /　　／／｀r､ーﾆﾆ､ ーヽ: : : : : : : : : : : : : : :
　 　　　　　 {　／／　 'ゝ rｾｧ､　　　　|: : : : : : : : : : : : : : :　　　　　　　　　意図的に仕組まれた事、だとするとどうする？
　 　　　　　 |（　く　ｰ､　　￣　　　　　 |: : : : : : : : : : : : : : :
　 　　　　　 |'　ｰ､_　ノ　　　　　　　　　}: : : : : : : : : : : : : : :　　　　　　　　　金糸雀を孤立させ、ＳＯＳ団は違約金で懐が潤う。
　　　　 　　 !|ヽ､_　　　:.　　　　　　　　|: : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　 　 j ゝ+t_≧､ ゝ...,　　　ノ　　.ゝ=イ＼／ ,イ: : : : ;　　　　　　　　……これだけ結果的に、ＳＯＳ団が利する形となっているんだ。
　　 　　　　　　ｰ--==='　 /::´　　　　　/ﾒﾊ{ﾆﾆノ: : : : : ::,
　　　　　　　ゝ　　　　　 　　　　　 　／.　　/: : : : : : : :／　　　　　　　　　　そういう考えになってもおかしくはないだろう。
　　　　　　　　ー-- ,　─── 　　　　　 /: : : : : : |ﾚ'
　　　　　　　　　　　 ｀',　 　　　　　　　　 {: : : : : : : :}
　　　　 　 　 　 　 　 /:',　　 　　　　　　　ゝ/￣￣７ヽ.
　　　　　　　　　　／/::::',　　 　　　　　　／: : : : : /: : :＼
　　 　 　 　 　 ／-ｧ'::::::::〉　　　　　　 ／: : : : : : /: : : : : :＼
. 　 　 　 　 ／: |::::{o::／;'　　　　　 ／: : : : : :: :/: : : : : : :
　　　　　,イ: : : : : : :// ,'　　　　, '/: : : : : : : : /: : : : : : :
　　　／/: : : : : : :／/ ,'　　　,　,ｲ: : : : : : : : :/: : : : : : : :
　 __/: /: : :rｩ: : /　 | ,'　　, '　/: : : : : : : : : /: : : : : : : : :

　　　　　　　　　　　ヽ,:::::::::::::,.' 　 /　/　 　l　　ﾄ、 、　、ヽ:::::::::::::（
　　　　　　　　,r=''ブ"::::::::::::,'　l　l　l　 l |　 | 　 ｌ　l　 l　| |. ',:::::::::::::）
　　　　　　　 /レ-ィつ::::::::,'　l | l　| | 　l 　 |　　| 　l　l　| l　l:::::::::ｔl､
　　　　　　　 ｀"´ ﾚ'､_::::::::ｌ 　l　|　| | |　l.　 |　　|　 |　|l　l　| |:::::::::::）　　　　　　……つまり、今回の件はＳＯＳ団の策略である、と？
　　　　　　　　　 /| 「l|>::::| | .| ‐ﾄ|､_| | |.l　 | l　,|__,|.-├ l　lﾉ::::::(「|
　　　　　　　 　 ｲ || l ﾄ-へ|　l 　l L_r- l l,,||ﾚlｲLﾉ_ﾉ_| ﾉ ,ﾉ:::と｀1.l|　　　　　　　でも、それは無理が無くて？
　　　 r､　　 　/ | || l |_　___ﾞｭ,L∠､::｀ﾞｒ､｀　 　イ:;:;:;:l 〉rイヾ_ﾉ　| l|
　　　 ﾔr―－''''''""""¨ 　 　 　 　|_,ノ　　　　　ヽ_ノ ,ｲl |　　　 | /l　　　　　　　今回の一件は、あまりにも偶発的過ぎる。
　　　　l ｌ　　　　　　　　　　　　　　|　　　　　　　　　/ | | l　　　ﾚ/ |
　　　 ,.'-‐-､　　　　　　　　　　　　ﾄ、　　　°　　／-ヽ| l　 　 l/　.|
　　 〈_,.rニ＝、 　 　 　 　 　 　 　 |;;;｀,,－ -r ‐''";;;;;;;;イ .l.', 　 ,'l.　 |
　　　（ ｒ_rk=ﾆ、　 　 　 　 　 　 　 |;;;;;;;;;;;;;;l＠;;;;;;;;;;;;/;;,ﾍ::;l '､　Lゝ l|
　　　λ _,.-‐く　　　　　　　 　　 　|;;;;;;;;;;;;/| ﾄ､;;;;;;;;;レ-‐'　　ヽ､| l ..|
　　 / K_,.-‐''"　　　　　　　 　　　 |;_;;;-'':::/ ﾄ,_>／´　-‐=-‐く´| l! |
　　 |　ﾄ　|__,,,.....．--―─=''''''''フ"::::::::::::l |:::|;;;;├へ‐-､｀ﾞ''-､入 l i|



　　　　 ／￣￣＼
　　　／　　 _ノ　　＼
　　　|　　　 （ ●）（●
　　　|　　　 　 （__人__）　　　　　　　　偶発的、か……確かにな。
.　　　|　　　　　　　　ﾉ
　　　 |　 　 　 ∩ ノ ⊃
　　／ 　 　 .／　＿ノ
　 (.　 ＼ ／　.／_ノ │
　　＼　 “　／_＿_|　 |
.　　　 ＼／ ＿＿＿ /



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＿／￣＼
　　　　　 　 　 ／￣｀ヽ_/＼＿＿　 --――-＜＿|／￣｀ ＼
.　　　　　　 ／　　　＿__|__/　　/　　　　　￣　　ヽ ＼(＿＿　|
　　　　 　 /　　　／　／⌒ヽ／　　　　／　　　　　　　＼／　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　戦争、平和、革命。
.　　　 　 /　　　　　 / 　 　 〈/　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　 |
　　　　　|　 　 ／　〈　　 　 /　　　/ 　 　 　 　 　 | 　 }　 　 | ∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　（そもそも金糸雀様がオカヤマに向かった事自体が、偶発的ですものね）
　　　　　| 　 /　　　/￣＼/　 　 /　　　　　}　 　 ｝　∧　|　 |　∧
. 　 　 　 |　 |　　　/　　 　 |　　 ｌ|　 /　/　/ 　 イ　/　 | | 　 |　 ∧
.　　　　 ││ 　 /＿_ 　 /|　 　l|　/　/／j ／　} / ,　│|　　| 　 ∧　　　　__
　　　 　 │　/　　　　＼/ {　 　 ﾚレ'⌒ メ(== //イ ニj/　/│　　 }　　　/ /
..　　　　　|／　　　　/ 人__|　 　 | Y ﾋ芹トﾐ　/　 ,ｨ心 犲/　 |　　 /　　 / /　　／ )
.　　　　／　　　　／／　 |│　　 l癶乂ツ　　　 　 ド'　 {　　 /　／ﾄ　　/ /__／ ／
.　　 ／／／　／／　　　ヽ|　 　 |　 　 　 　 　 　 ヽ　/| 　 /／― |　}/　　 　 (＿＿＿
　　（___{　{　　／(__　　　　 ∨ 　 |　 　 　 　 ＿　　　/ | //　￣￣}|　　　　　　 r―‐―'
　　　 ￣￣＼　　ﾉヽ　　　　∨　 ト _　　 ＜__　)　 ノ　j/人＿＿,ﾉ |　　 　 　 　 ―--，
　　　　　　＿ ＞'　,ﾉ}　　　　 ∨{ |　 ＞　_　　　／⌒ | /∠＿{___/￣￣廴__／￣￣
.　　 　 　 {＿＿　／}　　／￣ ∨ ＼r‐┐　丁´(　 　 |∧＿＿厂|　　 /　 　 〉
.　　　 　 └‐一')___ハ /　　 　 　 　 ＼厂￣)￣〉　 ／ └=ミ |___ﾚ'⌒ト-＜(
　　　　　　 　 (＿＿,ノ′　　＿＿＿＿＼／ ／＼⌒ヽ__　　 ヽ／　　|　　 ｀ヽ
　　　　　　　　__ノ一) i　　　　　　 　 　 　 ￣｀ヽ　 }　　}　＼　ﾉ{　 　 　 　 　 /
.　　　　　　　 フ__／　|　　　　　　 　 　 　 　 　 |‐┴‐┐　　＼_∨　　 　 　 /
　　　　　　 　 　 　 　 |　　　｀ー――一'　　　 / /　￣{‐-　｣___/|　　　　　/|
　　　　　　 　 　 　 　 |＼　　＼　　　＿＿__／__{＼＿} 　 　 　 ￣＼　　 　 |
　　　　　　　　　　　　 |　 ＼＿_}　　　　　 //￣￣＼|　　　　　　　　　 　 　 |
　　　　　 　 　 　 　 　 ヽ＿＿　＼＿___／ |　l　 　 / ＿＿　　　　　　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　}――／￣￣￣￣ |　＼__/＿　 　 ￣￣￣ 　 　 　 |
　　　　　　　　　　　 　 ￣￣(／￣／￣　　＼／　　　|「　‐-　　＿＿　 　 /

　_〕　　　　　　 ／/　　　　〔　　　　　　＼ー‐rｲ　　く ―┐
　{　　 　　　／　/　　　　 ｌ ＼＿　　　　　l:::::::l　　　　|二二1
　 つ　　　/　　,　　　 l　　|　　　]　　　　　l:::::::l　　 ｲ〔V　 | |
　└‐t　 /　　 l 　 　| l　　|　　l {　　　　　 l:::::::|　　 　 | ∨/　　　　　　　　　　金糸雀がオカヤマに偵察に向かう。
　　　 Ｌ. l !　　| 　　 ｌ｜ Ｎ　 l＿廴 ィ　　 ,ィヱﾍ 　 匸.　| l
　　　　　| l　　l l　|　Ｎ　ﾅﾏ彡ャ‥Y|＿　〈ﾍ{そﾘ　　　|　l |　　　　　　　　　　ＳＯＳ団が国境付近で軍事演習を行う。
　　 　 　 !ｌ　　ﾄｌ,イ､.| jノ　　代_ﾉ　八　Ｌ.　ト-r'　 r イ　!| ヽ
　　　　　 l|ヽ　ヽi代ﾊ　　　　xwxwx | ｲ　|/::::/ ＿ﾉ　|　l !ヽ|　　　　　　　　　　シコクの連中がたまたま居合わせる。
　　　　　　　　　 ｌixwx 、　　　　　U ｌ |l　 !:::/ /／ 　.|　!.|
　　　　　　　　　 l l　　　　 　　　　　.l l | 　!/／　　 　! l .|　　　　　　　　　　　そこに金糸雀の応援が、勢い余って宣戦布告をする。
　　　　　　　　　 | ヽ、　′｀　　 ＿//ｲ　 |´ 　 　 　 .| ｌ　|
　　　　　　　　　/　/| ｀　､　　r'´　//￣|　lﾌ　　　 　 l l　.!
　　　　　　　　 /／| l　／￣, ｨ､　//:::::::l　|ｰｔ.　 　 　 l｜ !
　　　 　 　 　 //r'´￣:::::::::::{rｹｿ//::::::::/ /}　　＼　　 l | ｜
　　　　　　 ／´　l:::::::::::::／:ﾄこｿ{ {:::::::/　}::|　　　 ヽ.　l/　 !
　　　　　 　ヽ| ／＼:::::::::::::/:::::::＞'´￣／::j　|　　　 l　|　　|





　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 _＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾄ:､::::::::::/i
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／:ヽz...才::::|:::: : K|　 ﾊ
　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::∨::::: : |:::: : |::::¨/::|
　 　 　 　 　 　 　 _　　}:)::::::::＞ 廴_;_;ノ＝ミ!::::/::（!
.　　　　　　　 　 /::廴ノ:::i '´　　　 ￣　　　　¨ヽ:::::|＼ ____
　　　　　　　　 /:::::ヽ::: ノ　　　 　 　 　 　 　 　 ∨:::::/::::::∧
.　　　　　　　 /=ﾄ､:::/ 　 　 　 i　　　　 　　i　　 　ヾ:ｲ:::::_::::::}}
.　　　　 　 　 ＞j::: ;'　　　 　　j　　　　 　　i　　　　 ∨¨r'￣ハ
　　　　　　／＿｝:::i:i　　 　 　 从 　 　 　 从　i　　 　i::::::ｰ^i￣＼　　　　　　　　……ざっと考えるだけで、これだけ偶発的と思われる事象がある。
　　　　　　＼ ｛:¨::八　　i i_i_⊥ ﾊ　　　i _/⊥_ﾘ　 i . |:::::::::::j　 　 }}
　　　　　 　 |ﾟX!::::{::::::}i　| r〒テミ＼ヾ/ ィテ:〒ｫ ,'　|:r==くヾ__／　　　　　　　　１つ１つはあり得る話かもしれないけれど、
　　　　　　／ :{＼::::::从小. 辷:ﾂ　　 ヽ　 辷:ﾂﾉ'}　 |:::>:! 　}}
　　　　　〃 | 　| ::＞=;' ﾄ{　　　　 　 　 　 　 　 / . 从乍 =彳ヾ,　　　　　　　　　それを同時に引き起こすという事が、果たして可能なのだわ？
　　　 　 {{:　|　 | :{:{　/　 ﾄ､　　　 　 '　　　　　.ｲj ｲ∨ﾉz|　 j　 }}
　　　 　 {{:　|　 | .{:{./ ,ｲ｛__ ＞ .　 ∠ヽ　 . イ_| 　 !/∧ .|　 j　 }}
.　 　 　 　 l/∧　 /⌒¨ }. ﾏー┬≧zz≦.∠ノｲl: :/' ／ﾊ:l　.|
　　　　 　 |{ {:::V　　　　|　 ﾄ､ i{　 〃　　　　　￣￣　 ＜:l:__|__
　 　 　 .／´￣⌒` ー ┤　i: }⊥,.⊥. ＿__ ...z ､　　　　　｀i､　 ヽ
　　　 }′　 /　　　　 　 } . l}｜´　　　　　　　　 ｀¨¨ヽ. } | }ﾉ　　}
　 　 ..{　 　 {　　　 　 　 |　j|｜ /　　　　　 　 　 　 }　} | }ﾉ'ﾊ　ﾉ

　　 ／￣￣＼
　／　　 _ノ　　＼
　|　　　 （ 一）（●）　　　　　　　　　　　……不可能、とも言い切れないかもしれん。
　|　　　　 （__人__）
　 |　　　　　｀⌒´ﾉ　　　　　　　　　　　　少なくとも、真紅の言うように金糸雀が鬱屈した感情を持って、
　 |　　　,.<))／´二⊃
　 ヽ　/ ／　 '‐､ﾆ⊃　　　　　　　　　　　偵察に向かう事自体はあり得る話なんだろう？
　　ヽ､ｌ　　　　´ヽ〉
　　 ,-/　　　 __人〉
　 / ./. 　 /　 　 ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そういう奴だからね＞真紅
　 | / 　 /　 　 　i　＼
　 |"　 / 　 　 　 | >　 )
　 ヽ／　　　　　 とヽ /
　　 |　　　　　 　そ ﾉ





　　　　　　　　　　.7 :::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ::::l:::::::::ヽ
　　　　　　　　　 /:::::: ::::::::::::, -‐--''´ヽ/::::: 〈::.::.l:: l:::::::::: l
　　　　　　　　 .ﾉ ::::: :::::::::::,'　　　　　　 ｀ヽ_,.__　l:: l:::::::､:::i、
　　　　　　　　/l　:::: ::::::／　　　　　　　　　　　｀i:: l:::::::::l::l.｀
　　　　　　　/ j　:::: :::::/　<::ヽ、　　　　　　　　　l:: l::::::::l :l　　　　　　　　そして、その金糸雀の配下については、
　　　　　 ､__ノ_　':: ::::/　　 __ヽ:::ヽ,　　　　　　　 ﾚl::::::::/::l
　　　　　　　 /,､　l :::l　　　ヽt::>､｀ﾞ　　_,.........--‐､l:::::::::::l　　　　　　　　　調べればすぐにわかる事だろう。
　　　　　　 ´　 ./ ヽ,　　　　　｀　　　　.｀,r:ｧ-､''' ´/::::::::l′
　　　　　　　　　´,/.l　　　　　　　　 :::　　｀ '''´　 /::::　,r'　　　　　　　　　俺達だって、隣接する国であるＳＯＳ団の配下については、ある程度調べがついているんだ。
　　　　　　　　 _ /　l　 .,　　　　,' 　.::: ..　　　　 ./l:::: 〈
　　　　　　　　 ノｒ ∧　!　　 　 ﾞ'　､_ ,,.i　　　　/ ´:::: !｀　　　　　　　　　ＳＯＳ団、シコク。どちらが仕掛けたのだとしても、把握する事だけに関しては問題は無い筈だ。
　　　　　　　　　　　.ﾊ　　　｀､-, ___　 _　　 　/　　＜
　　　　　　　　　　 ./　',　　　 ｀ 'ｰ'-'' 　　.／ _r-､ヽ｀
　　　　　　　　 ／,/　　.',　　　　　　　 ,.イ '´　　　｀
　　　　　　　 ./ /l　　　　ヽ　　　　 .／ .lｰ､
　　　　 ,,. - ´　.ﾄ_l　　　　　｀ﾞ '''　´　　 l　l ヽ
,,. - ''´　　　　　l:::::',::ヽ、　　　　　　　__/_,..l　ヽ
　　　　　　　　_l:::::::',::::::::｀.'''..ｰ‐‐::''':´::/:::__l　　｀ ､
　　　　　　／　 l:::::::',:::::::::::::::::::::::::::::::/::´:::::l　　　　｀

　　　 　 　 ／￣￣＼
　　　　　／　　 _ノ 　 ＼
　　　　　|　　　（ ●）（●）
.　　　　　| 　　　　（__人__）　　　　　　　　実際どうなん？　金糸雀の配下って、結構その……。なんというか……
　　　　　 | 　 　　　｀ ⌒´）
　 　 　 　 |　　　　　　 　 }
　　　　　 ヽ　 　 　 　　　}
　　　 　 　 > 　　　　　 ノ
　　　　　/　　　　 　　　 ＼　　／て⊃
　　　　　| 　ｨ　　　　　|＼　 `´　ゞ ＿三}
.　　　　　| 　|　 　 　　| 　 ＼__／.





　　　　　／￣￣＼
　　　 ／　　u　　ノ ＼
　　　 |　　　 .u （ ●） |　　　　　　　……草加とかお前みたいなタイプだったり？
.　　　 |　　　　 　（__人_）
　　　　|　　　　　 ｀ ⌒ﾉ
　　　　 |　　　　　　 　}
　　　　 ヽ　u 　　　　 }
　　　 　 ヽ　　　　　ノ
　　　　　ノ　　　　　＼
　 　 ／´　　　　　　　　ヽ



　　　 !　 　 !　　　 　 　 　 　 |　　ヽ　 l　 /　 !　!
　　　 l　 　 l、　　　　　　　　 lヽ　　!　 !/ ｌ　/-┼┐
､　　　l　 　 !ヽ　　 　 　 　 　 !　!　/／l／! / 　 ! //
ｌ ＼　､!＼　|　ｌ＼　　　　　　/　l／!／- ､l/　　 ! /l　　　　　　　　　　　失礼なのだわ！
|l ＿＼!≧‐- 人_ノ ､　 ヽ _/_／／! r三、ヽ　　l/::::!
､＼　　〃r三､ヽ＼::::＼_／.::::::/　 ヽゞ=’ノ〃::::::::::j/　　　　　　　　　　少なくともあそこは、ガッシュやフェイトのみならず、
ヽヽ　　ヽ ゞ=’ ﾉ ..::::::::::::::::::::::::::::::＜´三彡"
　!＼　 ｀三三 彡:::::::::! ::::::::::　＿　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大体が「ウィーウィーシャーシャー」言ってたりする脳筋の集まりなのだわ！！
　ヽ、ヽ　￣￣　　　　ヽ　　／　 l ヽ、　　　　　　/
￣ ﾊ　　　　　　　　/´/￣　　　 jノ　ヽ 　 　 　 /＼
／/ l　　　　　　　/＼!　　　　　　　 　 !　　　 /.::::::::
. /l　ﾄ､　　　　 　 !　　　 　 　 　 　 　 / 　　 /.:::::::::::
/:::!　!:::::ヽ、　　　 ヽ　　 　 　 　 　 ／　　／.::::::::::::::

　　　　　　／￣￣＼
　　　　 ／　 ＼　 　 ＼
.　　　（●）（● ） 　u.　|
　　　 （__人__） 　u　 　|　　　　　　　……お前のその発言の方が割と失礼な気もするが。
.　　　 (｀⌒ ´　　　　　|
　　　　{ 　 　　　　　　|
　　　　 { 　 　　　u.　/
　　　　　＼　　　　 /
　　　　　ノ　　　　　＼
　 　 ／´　　　　　　　　ヽ



　　　　　 ｀i}:::::::::::::::::::|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,. .ｨ
　　　　　　　,､:::::::::::::::l_　　　　　　　　　　　　　　　　　／::／
　　　　　 　　 ヽ::::::::::::i′ 　　　　　　　　 　 　 　 　／:／　_
　　　　　　　　　 ｀^i::::::', _　　　　　　　 　　　　　∠_,r:::i´／　　　　　　　　　　　　　　何にせよ、配下がそういった連中ばかり、
　　　　　　　　　　　ゞ:::::',ヽﾆ_ｰ-_-___--､　　　 ｀　 ^￣
　　　　　　　　　　　　>ﾍﾊ　　 .弋::ﾉ_＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　……という事なら、それこそ現実的だと思うよ？
　　　　　　　　　　　 ノﾌ:::∧
　　　　　　　　 _,,..ｒ:::￣:::::::::::',　　　　　　　　　　 　 　 i　　　　　　　　　　　　　　　　　これで、条件の３つは埋まったんじゃないかな？
　　　　　_　..':´:::::::::::::::::::::::::::::ヽ　　　　　　　　　　　　 l　　　,
　　　 ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼　　　　　　 ｰ-　　 ´　　ｲ′
　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、　　-､　　　__, ｪt7 ´/　　　/
　./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ　　ヽ、　　￣　 ./　　　/
. /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ .、　 ｰ--　　´　　／
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i:::::::::::::::::::ヽ　　　　　.__／



: ／_　　ﾄ､　l　ﾄ､＼l　l　　　　　　　l　　　　　 '; : く__
:ゝ':/　 ,'　,ﾑ斗=ヽ､l｀ヽ　　　　　　//　　 　 　 !: : :./
:.／!　 , 　 1 {:ゝ‐:ﾊj　 ',｀　　　　//l　　　　　 ,'r‐-'　　　　　　　　　……ただ、シコクの動向についてはわからないのだわ？
//l 　 ,　　 '弋z:::ノ '　　ヽ　　／､ / /　　l　 /´
/ ,'　 ,′　 ´　 ｀　　　　　ヽ'ｨｭ､ /Ｘ　　 /　/　　　　　　　　　　　　そこまでコントロール出来たというのならば、それこそ神業よ？
:l/　 /　　　　 　 　 　 　 　 ん:ﾘ /　_ ／ ／
:l　　l　　U　　　　　　　　 ' ゞく　/'´//／
:l　　l三心　　　　 fﾆヽ､_ 　 　 /l　　 l
:l　　l三三',　　　　 　 ｀′　 ,ｨ'ｌ ｌ　　 l
}l　　l三三ﾐ;　　　　　　　 ／l l l ',　　 ',
ﾐ!　　'三三ミ;　　 　 , ィ.´__. l 　l ∨　 ∧
ミ!　　',三三≧‐-.升三三ﾐ l 　 l　∨　 ∧
｀ヽ､ 　∨ー'´ ｰ 寸三三三} 　 ｌ　 ∨ 　∧

　　　　　／￣￣ ヽ
　　　 ／　　　　　　ヽ
　　　/　　　　　　　　ヽ
　　　| 　　 　_,.ノ '(ゞ､_|　　　　　　　　　　……ま、そりゃ確かにそうだ。
　　　.|　　　 （ ー）ヽ ヽ
　　 .ﾉ| U 　　（___人_＼＼__　　　　　　　しかし、実際、どうしてＳＯＳ団があんな時期に国境付近で軍事演習を行ったのか？
　／　 | 　　　 ｀⌒（⌒_　　 ＼
　{　　 .ヽ.　　 　 　 し「、　　　 ＼　　　　これがどうしても俺は解せない。
　{　　 ﾄ　｀ヽ.　___´ノ　　ヽ、　 　 i
　.|　　 |　　　　　　　|　　／　　 /



　　　　　 　 　 　 　 ／￣￣ ＼
　　　　　　　　　　_ノ　 ヽ､_ 　　＼
　　　　　　　　　 （●）（● ）　　　|　　　　　　　　　あの時、俺達はヤマグチへ侵攻戦を仕掛けていたんだ。
　　　　　　　　　 （__人＿）　　 　 |
　　　　　　　　　　'､｀⌒ ´　 　U　|　　　　　　　　なら、当然、レミリアも……それに、当時いた美鈴も防衛に参加するのが常識的な考えだろ。
　　　　　　　　　　 |　　　 　 　 　 |
　　　　　　　　　　 |　　　　　　　 {　　　　　　　　　しかし、殆ど意味の無い軍事演習を奴らは行ったんだ。　その理由が解せない。
　　　　　　　　　　 ヽr｀ｰ- -=´ <
　　　　　　　　/⌒'' ー─,,　　　 ＼
　　　　　　　 /　　　　　　　　　 ｨ　}
　　　　　　 ノ　　　/　　　　　 　|　|
　　　　／　　　｀ヽ i:　　　 　 　 |　|
　　　（__.ィ´ヽ,ム、〉i　　　 　 　 |　|
　 　 　 / ゝ/　/ 7-､
　　　　ヽ／　/　/ /'Y





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 _＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　,..　' ´　 　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　イ､　　 　 　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　., - ' ´ ,／三三 _ 　 　/
　　　　　　　　　　　　　 ,.／　 　_／￣￣ ￣　`'' ､/ 　　__＿＿
　 　　 __ 　　　 　　.ｨ " 　 　 　 r'　　　　　　　　　　＼f´ ／　　＼
　　 / 　 ヽ. 　 ／三|　　　　　┐　　　　　　　　　　　　ヽ| 三　　　ヽ.
　　 | 　 　　 V'三三.　　　　r､/　　　　　　　　　　　　　　＼/　　 　|!
　 　f 　 　 l!　|:三三|　　 　f　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＼ 　　j
　 　 `ヽ, 　l.　|三三,| 　　　 ﾉ / /　　　　|　　　　　　　　　　　 `　/
　 ., -「　 　ゝ､三三 | 　　 ﾑ / /　　　　.,l!　　　　　　 ､ 　 　 　 V　 ｰ-- ､
　/　 ゝ┐　　|三「 : |　 r ､ﾉ　/ l, 　 　 | |!,| ,.　　　 | 　|! 　　 　ヾ三三.. /　　　　　　……ＳＯＳ団が、我々キンキを陥れる為におこなった作戦。
,　　　|ﾄf.' 　 │／:::::| 　L/!､ j　|!　ｨ　 ,| |!||:| 　 　| |　,.! 　│ , i: |三メ /
　　　ヾ＼_ 　　ヽ::::::::ヽ　ﾉ,/! |川,メl､,/|! |:!|l|:　　,' 　 /,|l|:　|　!/' |＼　 L　　　　　　そう言いたいのね？
　　 / f'∨へ,.　　〉rtヾ |　!/!ヾ,,vrl/lﾚヽ! j !|!　 / / / !l l:　, ,./　 |三ﾄ､/
　l （.　|/rヽ　√|ミfr@j;}Y/,　f'　/､::::::`rlヾ,ﾘi! ,/i/jl　j//　l//　 ,'-､ヽ
　 　Y |i　ヽ!_＼ ヽﾍ`´::::〃 i | 　! ゝフ　゛'　 ﾚ//,/__//!　// 　fｲ　| }
　　＼, ヾ,/ ＼ヽ. 　ヽ::::f　 !,ﾍ 　`'´　 　 　 　 ' r:::'ﾒ.,j／// 　/:::L,j/
　　　　ヾ|l!　| .f:l＼ヽ.ヾV 　 ,ﾊl　　 　　 　 　 　!フ,/f　 j/,,jｨ∧::|
iゝ､..　, 　||､.　 |:|　r- ゞ_|!　│ ヾ,　 　　 　　　.,　 / i: | 　 f 　l|/ん
　　＼. ヽ||　ヽ.|:l. f三三:|! 　ﾄ __j| 　　　 - ､　 　,.ﾍ ヾ| 　 | 　ﾘ∧＼
　　　 ヽ. ||ヽ　 ﾚ､.l三三:l ` ,|.三|!､. 　 　 　_,..＜___ jヽ ＼ヾ.//　f＼＼
　　　　 | ﾚ　　　　!ヽ三. l　　 ＼|! :rr-＜ 三三三ヽ` フ　∨/　|│　`i i
　　　　 ヽ　 　! 　 ∨ゞ ミ＼.　　＼､fﾚｸﾘ 三三　　／l ヾ/:∧　　| 　 .| |
　　 　 　 l:　　|　 　|/ゞ　jー'ゝ._ ＼＼く 三三f 　（　　 V::/ 　＼,.'.　　! |
　　　　 　| 　 　　　|　 ／`　　　 ` ー--＼三　 　 ＼　 ﾚ＼＼　＼ 　ヾ
　 　　/⌒i 　 　 　 |ﾄ, `ー-- ..ﾆﾆ._　　 　 `ヽ　　　　ヽ　　 l　 !ヾ　＼
　 　/ 　 │　 |!　　| |　!三三三　　 ￣ ｀ヽ, 　＼　　　ノヽ |!　　／ ⌒i

　　　　　　 　 　 ／￣￣＼
　　　　　　　　／　　 _ノ 　 ＼　　　　　　　　　　　　　　そう考えないと、不可解な事が多すぎる。
　　　　　　　　|　　　（ ●）（●）
　　 　 　 　 　 | 　　　　（__人__）　　　　　　　　　　　　　少なくとも、俺達の立場からして言えばな。
　　　　　　　　 | 　 　　　｀ ⌒´）
　　　　 　 　 　 |　　　　　　 　 }
　　　　　　　　 ヽ　 　 　 　　　}
　　　　　　 　　　 >　　　　　 ノ
　 ⊂てヽ　 　／　　　　 　　　 ＼　　／て⊃
{三＿ ｨ　`´ 　／ｨ　　　　　|＼　 `´　ゞ ＿三}
　　 　 .＼__／　　|　 　 　　| 　 ＼__／.




　　　　　　　 　,､　　 ）:::::::::::::::::::ゝ_　　 ﾉ:ヽ､
　　　　　　 ／:::::`ｰ'´:::::::::::::::::::::::|:::`ｰ'´:|::::::::ヽ,
　　　　 　 ゝ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::l:::::(￣:l
　　　　 ,､_ノ:＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::l:`ｰ.'｀ヽ_　　 .,.､
.　 　　 /:::::`ｰ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:）‐ /r､ヽ
　　　 i::::::::::::::::::::::::::::::::,､-‐' ´￣ ｀ ' ｰ- ､:::::::::::::r‐'´!ゝ‐､=≠ヽ　　　　　　　　　　そうは言っても……やはり、そう簡単に納得は出来ないのだわ？
　　　/`ｰl l　　l　 ＿ll l､　　　　　 l!l__/!_ l!　l .l　l/:::/./::| l |ﾐ|　　l
　　 /　 （､!ヽ　ヽﾄ､l! ll｀＼ l　　l /´|/ l//!｀/ //ﾌ:/ｨｭ::ﾉ. l|ﾐ||　　l　　　　　　　　　何度も言うように、今回の一件は偶発的な事故にしか思えない。
.　 /　　 l`ｰ､ヽ!ヽｲ んﾃｮ ヽ!／´　rｮﾓﾊ､l/l/ //:ｨ<ﾄﾘ´　 l￣　　.l
　/ 　 　.l　　`'十 i 弋::ツ　 ｀　　 .弋::::cっ l　l ﾉ 弋ｿ.　　 l 　　　.l　　　　　　　　可能性を模索するならば――。
./　　　 ,'　　,ィ.l　.ｌι｀´　　､　　　　 ￣ :j ,ﾟo｡`i_　　 　 　 l　 　　 l
　　　　/,､_/:｡o ﾟ .l: :ゝ､　 　ﾏ⌒)　　　 ／‐l　l!､::::｀ヽ､＿_ |　　 　 l
　　　/´::::::｀ヽ/ i l::::::::::::::＞. ｀ ´ 　 ＜::::::::l　l.l:::｀ヽ:::::＼:::￣）　　 l
　 .__i::::::::::::::::/ /! l'´::::::::::::::ﾘﾉ｀´､ﾍ::::::::`ｰ:l　l l:::::::::〉:::::::＼:（_,､-―､





　　　　　　________
　　　／)　/ .)　　＼
　　 / ./::/ ./:::／ ） ＼
　　 l　.l/　/／ ∠___　|
　　 l　/ ／ ／ _､,,.ノ　|　　　　　　　　　　　　　（……何かしら情報を流した者がいる、か？
　　r　　　　 　/___)　　|
　 /　　　　　/　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　しかし、それで利する者がどこにいる？
　/　　　　 ノ　　　　　|
　{　　　　jヽ　　　 　 /　　　　　　　　　　　　　　確証だって無いんだし……でも、いや……）
　.|　　　 i　 >　　　 人＿
　 |　　　|／　 ￣　　　　 ヽ
　 .|　　　|　　　　　　　　ｨ　ヽ



１．キンキに内通者がいるのかもしれない
２．シコクに内通者がいるのかもしれない
３．キューシューに内通者がいるのかもしれない
４．内通者なんている訳ないだろ。これは孔明の罠だ

　　　　　　　　　安価下１から１～４を指定してください。２票入った選択肢で進行します。

　　　　　　 （⊃￣￣＼
　　　　　（⊃　　 _ノ　　＼
　　　　（⊃　　 （ ●）（●）　　　　　　　　　もしも……そうだな。
　　　　　|　　　　 （__人__）
　　　　　|　　　　　｀ ⌒´ﾉ　　　　　　　　　可能性を追求するなら、内通者がいるかと考えるべきなんだが……。
　　 　 　 |　　　　　　 　 } ＼
　　　　 ／ヽ　　　　　　 }　　＼
　　　／ 　　ヽ､＿＿__ノ　　 　 ）
　 ／　　　　　　　　.　 　|　＿／
　|　 　　　　　　　／￣￣（＿)
　 ＼　　　＼　／|　ＪＪＪ　（
　　　＼　　／　　 ／⊂＿）





　　　　　　　　　　　　　　　 ノ , -　　　　　　_　　/三lゝ!
.　　　　　　　 　 　 　 　 ／ 　　　 　,.　-‐ '´/ヽ/三ノ
　　　　　　　　　　　　／　　　　__　　　　 　7三三,｜
　　　　　　　 　 　 ／　　 , ' ´　 　 　r ､_ ノ 三三ﾚ.!
　　　　　　　　 r　　　　〆　　　　　__ﾄ､;;三三〃´ ｜
＼　　　 __,　イ　　　　　 　 ,〆;:三三!　｀`　､ 　 　 f
ヾ　二 / ,,三/　　　　　　 　 r==､_ 丿　　　　＼　 ﾉ　　　　　　　内通者！？　一体誰が……！？
　　 　/　三/　　　　　 ＿ / ⌒'!　　 　 　　　　　Y
`ー=,!三三l　 　 　 ／三;::j　l!　|::: !　　　　　ヾ　 |
　　　|三三| 　　 ∠ ーr-ｲ　|! │:::!　,! 　 iヽ 　! i|
　　　|三三| 　　 　 __,/ / |　|＼ト､:! .lﾄ､ 　l:::i　l !l
　　　|三三|　　,　三三:: ｲﾄ､|-十=',ﾆﾘ.'ヽ,/:/,/ﾚﾘ
　　　ゞ.三_:|_／ 三三イ│| 　 ∠ノ=彡　　ヽi_ｲ|
　 　 rイrｰt,,ヽ.三ﾉl!　 |│| 　 ヾﾉﾃ::≦ 　 　 ゝ、
ー-ﾃ| l!kt〃,ij　 / l 　 |│|　　 〃 ゞ/_　　　　/
　　　ゞ､ニｲハ,/,.ｲ !　 | ヽヽ　　　　　　　 　 /
,､.　 　`ー-く三＼| ! 　|　 ヽヽ.　ι　 　 ｒｧ /
|　＼ 　　 　 ＼三| ! 　|　 　 ヽヽ. 　 　 　 /
　　　`ーr--､_　ゞ| ! 　|_, -―- l |　 　_ ノ
　　　　　| 　 _,.＞'| i 　|　　　　 ゝ＼,.´
　　　　　,l　　l. 　 | i 　|　　　　 　 ） ） ｀ﾞﾞ'' ､,,_
　　　.r ´ l　　l　　| i 　ゝ　　　　 （ （　　 　 　 ｀ﾞ'' ‐....





　 　　 ／￣￣＼
　 　／　　 _ノ　　＼
　 　|　　　 （ ー）（ー）
.　 　|　　　　 （__人__）　　　　　　　　それは――。
　 　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ
　 　.ｌ^l^lｎ　　　 　　}
.　　 ヽ 　 L　　　 　}
　 　　ゝ 　ﾉ　　　ノ
　 　／ 　/　　　 ＼
　 ／　 /　　 　 　　＼
. /　　/　　　　　　|ヽ、二⌒)､
　ヽ＿＿ﾉ

　　 ／￣￣＼
　／　　 _ノ　　＼
　|　　　 （ ⌒）（⌒)　　　　　　　　　　　……その……キンキの内部に、とか。
.　|　　u　 （__人__)
　 |　　　　　 |r┬|}　　　　　　　　　　　どうだろう？
　 |　　　　　 |　| |}
.　 ヽ　　　　　｀ﾆ}
　　 ヽ　　　　　ノ
　　　/　　　 く　　＼
　　　|　　　　 ＼ 　 ＼
　 　 |　　　　|ヽ、二⌒)､

















　|　 　 | |　　　| |　　　　| 　 　 !　 　 　 |
　| 　　.」_l　　　|_Lノ　　 | 　{、 |　　　　 |
　|　　 ｜! ￣　{ {　　 　 l　　 ヽ!　 　 　 |　　　　　|
　L　　 i!.L __　 ', 、　　 .ﾊ　　　| ＼　　 |　　　　　|
　 　 `ｰ気>、＼}　＼＿{ }＿__..ﾄ､　＼　|　　　　　|
　 　 |　| 　云ト、　　 　　　 　 　 }＿　　|!ー- 、　.|
　　　|　| 　弋じﾒ　 　　　　　　 ⌒＼ ＼}}＿＿ 　 |　　　　　　　　　　　　　　は？（威圧）
　　　|　}　`ー―　　　 　 　 　 気>、｀ー --　　 ヽ}
　　　|　|　　　　　　　　　　　　　 弋::辷≠ラフ　!　L ＿
　　 /! .{　 　 　_ノ.::　　　　　　　 、 ｀¨¨"´　　　|
　 ./ .| ﾊ　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ￣￣ ,,　　　 |　 　 //
　/　 l　∧　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 !　　//
./　 / ./　 ＼　　　　　　　　 　 　 　 ﾉ〈　　　　,' 　 //
'　 / ./　／} ,へ 　 ＼_　　　　 　 　 ⌒ ヽ 　 / 　 //
　/ ./／ ／,':.:.:.:.:＞:, ｀¨`　　　 　 　 　 __　 /　　//
./ ／ ／/　{ :.:.:.:.:.:.///＞､_＿　。o≦ 　 ／　／/
!、 ／ ./{　 ∨:.:.:.:.:| | |:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:/ヽ　／　／／
〈　 ／, ┘　 ∨ :.: | | |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/　 }/　.／／
. ﾚ'/ /　　　　 〉:.:. | | |:.:.:.:.:.:.:.:.:.|ヽ ./　/ /　`ー―ヘ
　/　{／`７　./ :.:.: | | |:.:.:.:.:.:.:.:.:.|　　＼ 二二二二二 ＼

　　　　　　　　　　.7 :::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ::::l:::::::::ヽ
　　　　　　　　　 /:::::: ::::::::::::, -‐--''´ヽ/::::: 〈::.::.l:: l:::::::::: l
　　　　　　　　 .ﾉ ::::: :::::::::::,'　　　　　　 ｀ヽ_,.__　l:: l:::::::､:::i、
　　　　　　　　/l　:::: ::::::／　　　　　　　　　　　｀i:: l:::::::::l::l.｀
　　　　　　　/ j　:::: :::::/　<::ヽ、　　　　　　　　　l:: l::::::::l :l
　　　　　 ､__ノ_　':: ::::/　　 __ヽ:::ヽ,　　　　　　　 ﾚl::::::::/::l
　　　　　　　 /,､　l :::l　　　ヽt::>､｀ﾞ　　_,.........--‐､l:::::::::::l　　　　　　　　　　　……やらない夫？
　　　　　　 ´　 ./ ヽ,　　　　　｀　　　　.｀,r:ｧ-､''' ´/::::::::l′
　　　　　　　　　´,/.l　　　　　　　　 :::　　｀ '''´　 /::::　,r'
　　　　　　　　 _ /　l　 .,u　　　,' 　.::: ..　　　　 ./l:::: 〈
　　　　　　　　 ノｒ ∧　!　　 　 ﾞ'　､_ ,,.i　　　　/ ´:::: !｀
　　　　　　　　　　　.ﾊ　　　｀､-, ___　 _　　 　/　　＜
　　　　　　　　　　 ./　',　　　 ｀ 'ｰ'-'' 　　.／ _r-､ヽ｀
　　　　　　　　 ／,/　　.',　　　　　　　 ,.イ '´　　　｀
　　　　　　　 ./ /l　　　　ヽ　　　　 .／ .lｰ､
　　　　 ,,. - ´　.ﾄ_l　　　　　｀ﾞ '''　´　　 l　l ヽ
,,. - ''´　　　　　l:::::',::ヽ、　　　　　　　__/_,..l　ヽ
　　　　　　　　_l:::::::',::::::::｀.'''..ｰ‐‐::''':´::/:::__l　　｀ ､
　　　　　　／　 l:::::::',:::::::::::::::::::::::::::::::/::´:::::l　　　　｀





　　　　 ／￣￣＼
　　　／u_ノ 　ヽ､_＼
　　　| ((●）) (（●）)|
.　　　|　 （__人__)　　|　　　　　　　　　　　いやその……常識的に考えるなら、当該国であるＳＯＳ団かキンキかシコク、だと思うんだが。
　　　 |ヽ　|!il|!|!|　/ .|
.　　　 |　　|ｪｪｪ|　 　}　　　　　　　　　　　シコクはそもそも【魔軍司令】がアレだからそういう事は無さそうだし、
.　　　 ヽu　　　　　 }
　　　　 ヽ　　　　 ノ　　　　　　　　　　　　ＳＯＳ団から働きかけるには弱い。
　　　　　/　　　 く
　　　　　|　　　　 ＼
　　　 　 |　　　　|ヽ、二⌒)､





　　　 　 　 ___ｎ／￣￣＼　ｎ
.　　　　　 / / ﾉ _,ノ　 ヽ、u| ﾄ､
　　　　　/,ｲ /　（○）（○） | | ｢i　　　　　　その点、キンキからしてみれば金糸雀が動きそうだって情報を、ＳＯＳ団に流すだけでいいだろ。
　 　 　 〈 |　{ u （__人__）　 { } } 〉
　　　 　 ｝|　|　 　｀⌒´ 　 /　 /　　　　　　と思って発言しただけなんだけど……。
　　　　　i 　 l 　　　　　　/　 /
　　 　 　 ＼ ヽ__　　　　人　{
.　　　　　 　 ヽ　　　 　〈_ノ ﾉ
　　　　　　　　|　　　　　 ／
　　　　　　 　 |　　　　　 |

: ／_　　ﾄ､　l　ﾄ､＼l　l　　　　　　　l　　　　　 '; : く__
:ゝ':/　 ,'　,ﾑ斗=ヽ､l｀ヽ　　　　　　//　　 　 　 !: : :./
:.／!　 , 　 1 {:ゝ‐:ﾊj　 ',｀　　　　//l　　　　　 ,'r‐-'
//l 　 ,　　 '弋z:::ノ '　　ヽ　　／､ / /　　l　 /´
/ ,'　 ,′　 ´　 ｀　　　　　ヽ'ｨｭ､ /Ｘ　　 /　/　　　　　　　　　　　……それは、我が国に、信頼に値しない者がいると。
:l/　 /　　　　 　 　 　 　 　 ん:ﾘ /　_ ／ ／
:l　　l　　　　　　　　　　　 ' ゞく　/'´//／　　　　　　　　　　　　　私の姉妹に、裏切り者がいると。
:l　　l三心　　　　 fﾆヽ､_ 　 　 /l　　 l
:l　　l三三',　　　　 　 ｀′　 ,ｨ'ｌ ｌ　　 l　　　　　　　　　　　　　　　そう言いたい訳なのだわ？
}l　　l三三ﾐ;　　　　　　　 ／l l l ',　　 ',
ﾐ!　　'三三ミ;　　 　 , ィ.´__. l 　l ∨　 ∧
ミ!　　',三三≧‐-.升三三ﾐ l 　 l　∨　 ∧
｀ヽ､ 　∨ー'´ ｰ 寸三三三} 　 ｌ　 ∨ 　∧



　＼＿/二ﾆ＞'ﾞ´　 ＿＿ 　､　　　　＞‐-ミ≧ﾐ__/:.／.
:.　 _／＞'ﾞ´ 　 :.　´　　　　＼＼ ／ 　 　 　 ｀丶ノトミ:.--
≦[]／ 　 　 :／: 　/　　:.／　/　|　￣｀`丶　　 ::.寸ニ〕iト
二/｜ 　 :／::.. 　/　 :／ 　 /　 :|　　　　 ::..＼　　::.寸ニﾆ
／／　:／::..　　 /　:./　　 :/　　 |　∧　　 　 ::.＼　::..∨ニ
. /　　/::..　　　:/　:./　　:./　　　:|V　∧　　　　:.∧　::..V≧ミ
/　　/::..　　　:/　:./:.　 :./　　 　:.| ∨ :∧　　　:/ ∧　::.∨
　　/　　|　　/　 /:.　 :./　:./:　:/:|　| :/ ∧　 　::./ ∧　 :|　　　　　　　　　　　　　戦乙女の待つ楽園へ、往かんとするか？
　　　 　l|　:/　 /:.　 :./　:./:　:/　|　|　:/ ∧ 　　 :./ ∧ :.l
　|　　　l| :/　:/|:.　 :/　:./:　:/　 :|　|　 :/ :.| 　 　 :./ ::.| :.|　　　　　　　　　　　　　（私はまだこの家に仕えて日が浅いですけど、そんな事を思われるのは心外です！
,/|　　　l|/　:/ :|　 /　:./:　:/|　:./　:|　∧ :.l　　　 　　:.| :.|
　|　:l 　 　 /＼| :/　:./:　:/ :| :/}､,斗＜「V{　　　　　 :.| :.|　　　　　　　　　　　　　気持ちはいつだって、この家にあります！）
　|　:|　:.| :/|/　|/ー‐一'/ 　l/　 　 |/:,ｨｆ笊ミメ、　　:..| /
　|　:|　:.|/:|　,ｨ笊芹ミメ、　　 　 　 ,ｨ芯Lcハヾ}　　　/ニ
　|　:|　:.|:. |〈｛ んハノ心} 　 　 　 〃V（し）fI{ |　　|　:|ニ
　|　:|　:.|:rﾐ 　 ∨（しﾘ　　　 　 　 　 叉zzzツ |ｌ|:　|　:|ニ
　|　:|　:.|:|V{:,　 乂ｚク　:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ー‐　|ｌ|:　|　:|≦
　|　:|　:.l:乂ハ u:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:　|ｌ|:　|　:|/
　|　:|　:.||　　∧　　　　　　　 '　 　 　 　 　 　 |ｌ|:　| :/|:.
　|　 　 :||　 /　　　　　　　､＿___ ノ　 　 　 ／ﾘ|:　|/ :|:.
　|＼　 :|| :/　 　 〕ト　　　 　 ー 　 　 　 イ={.　|:　l　人:.
　|　 丶:||/　　　　　 ）≧s｡　 __　 ｡s≦｝二 {　 |: /,,..｡s≦
≦三三＼＿／＞‐ ｝ニ｛　 　 　 　 　 ｝ニ｛___,|/乙｛ニﾆ
二ニニニ ＼ ｛　　　｝ニ｛　　　　　 　 ｝ニ｛　　｝乙｛ニﾆ
ニニニニ｝乙｛　　　 ｝ﾆ= ーv‐ｖ‐ｖ‐彡ニ｛　　 ｝乙｛ニﾆ
ニニニニ｝乙｛　　 　＼ｒ‐┐ｒ‐┐ｒ‐┐ｒ ／　　 ｝乙｛ニﾆ
ニニニニ｝乙｛　　　￣￣｀ヽ　　　　／￣￣　　｝乙｛ニﾆ
ニニニニ｝乙｛　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ｝乙｛ニﾆ

　　　 　 　 　 　 　 　 ／￣￣＼　　 　 ヽ＿,
.　　　　　　　 　 　 ／　ノ　　＼ ＼　　　 ヽ(_／
.　　　　　　　 　 　 |　 （○）（○）　|　　　　) (
　　　　　　 　 　 　 |　ｕ（__人__）　 |　　　ノ (｀
　 　 　 _ __ 　 　 　 |　　|!i!i!i!i|´ 　 |　　´⌒＼　　　　　　　そういう訳じゃない！
.　　　ｒ( ＼＼r､　　‘，　｀ ⌒´　　ﾉ
　　　 ＼＼＼ヽ}　 　 ヽ　　　 　 /　　　　　　　　　　　　　　ただ……確かに真紅の姉妹は信頼できるかもしれないが、配下はどうだ？
　　　r─ヽ ` 　 ヽ　　/　　 　 '⌒ヽ
　　　 ￣｀ヽ　　 　 ＼|　　　/　　　ﾉ　　　　　　　　　　　　　金糸雀の所は、新たに武将を多く雇用していたんだろう？
　　 　 　 　 ＼＿___　＼_／ 　 ／|
　　　　　　　　　　　＼　　　／　　|　　　　　　　　　　　　　　そいつが、敵軍のスパイである可能性だってある！
　　　　　　　　　　　　 |￣ 　 　 　 |





　　　　　　　ゝ 　　　　_ _...L　　　　　　　　　　　 ヽ　　 ヽ　　　　　　 　）
　　　　　　（　 __　 　´　　　 `　　）　　　　　　　　　|　　　|　　　 　 　_ｲ:ヽ
　　　　　　 「　 　 / 　 　 　 　 「　 __ 　　 　　　　　|　　　|　　　　　(::､::. 　＼
　　　　　 　 ゝ _ /　　 /　　　　 V´___)　　　　　 　 |　　　|　　　　　　）ヾ＼ 　ヽ
　　　　　　　 　 '/　　.′　　　　 |　（　　_　　　　　 |　　　|　　　 　イヾ::: ヽ:.ヽ |
　　　 　 　 　 //　　 !　　　　　　|　 「.:.:.:..:)ヽ.._　　_j　　　レ' 　　 （　ハ:　 |: :| |
　　　　　　　　ｲ 　 　!　　　　 　 .　　..:.:.:.（ __ 　 　 ,| ＿　|　､＿__ .） |::|::.　|: :| |　　　　　　　……それにしたって、金糸雀が目を通している。
　　　 　　 　∥| 　 　|:　　|　 　 /　/. ィ :/　 ) 　､γ, －､Y 　 _.)　　 |::|::.　|: :| |
　 　 　 　 　 i! | 　 　|: 　│　 ,ィ 升j/_j/ |　|ゝし { { fひj j √.:.: 　 　|::| |　|: :| |　　　　　　　他の者たちもそうよ。
　 　 　 　 　 i! N.　|　 ､ 从ヾ/ j/勿fぅ/　|　| 　 |ゝゝr_少':.: .:.:.:..::　　|::| |　|: :| |
　　　　　　　　　 ヽﾄ　..._ ゝﾄ-ゝ　　ゝ'　　|　| 　 |:.:./　 /:.:／::.:.,　 　人| |　 ~~ |
　　　　　　 　 　　　 　　 　 . 　 　 　　 　 |　| 　 | /　 /／　 ／　 . ' 　 │ 　 　!
　　　　　　　　　　　　　　 /　 　 　 　　 　, ｲ 　 |'　 /-‐ｧィ' 　／ 　 　 │ 　 　!
　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　 　　 　 /　| 　 |　/　　 　,'イ_＿_ 　 　 |　　　 i
　 　 　 　 　　　 　　 　　 / ＼ ､っ　　 / 　 | 　 |,/　 - ‐　¨ 　　/ 　 　 |　　　 i!
　　　　　　　　　　　 　 　'/　| :＼ 　　 i!＿_.| 　 |´　　　　_..　ー > 　 　 |　　　 i!
　　　　　 　　 　　 　　 　i|　 |:::::::|＞‐┤　　| 　 |＼　. ´ 　 　 　 ＼　　 | 　　　i!
　　　 　 　 　　 　　　　　i|＿|::／　　　|　　│　 !　 ＼　　　　　　 　 .　 | 　　　i!
　　 　 　　 　 　　 　　 「　 　 　 　 　 r|　　│　 !　 　/ 　 /! 　 　 　　＼　　　 i!



　 　 　 　 ヾﾐ:::::::::::::::::::::::::::::::|
　　　　 ﾄ=彳::::::::::::::::::::::::::::::::|
　　　　　{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
　 　 　 ｨｿ::::::::::::::r''"~´´´　｀|
　　　　乂:::::::::::::/ 　 　 　 　 |
　　　　 彡jj::::::/　　　　　　　|　　　　　　　　　…………。
　　　　　 ミj::::l ヾ＝､,,,_　 　 |
　　　　　　1|:::| 　 ヾ,UTﾐヽ　|
　　　　　　 ハl, 　 　￣｀　　 |
　　　　　 　″ !　 　 　 , ' 　 |
　 　 　 　 　 　 ト　　　｛､　　|
　　 　 _.. -‐イ {ﾊ ! ^ヽ､.＿__|
,r─''´　__rイ|　 | ヽ.　 ヽニﾆ|
＿__rイ　　　!　　ヽ ヽ　　 　 |
　　　 |　　　| 　 　 ヽ ` ー--|

　　　　　 ｀i}:::::::::::::::::::|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,. .ｨ
　　　　　　　,､:::::::::::::::l_　　　　　　　　　　　　　　　　　／::／
　　　　　 　　 ヽ::::::::::::i′ 　　　　　　　　 　 　 　 　／:／　_　　　　　　　　　やらない夫の言いたい事はわかった。
　　　　　　　　　 ｀^i::::::', _　　　　　　　 　　　　　∠_,r:::i´／
　　　　　　　　　　　ゞ:::::',ヽﾆ_ｰ-_-___--､　　　 ｀　 ^￣　　　　　　　　　　　　そして、真紅の主張もね。
　　　　　　　　　　　　>ﾍﾊ　　 .弋::ﾉ_＞
　　　　　　　　　　　 ノﾌ:::∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　やらない夫、考えてみるといい。
　　　　　　　　 _,,..ｒ:::￣:::::::::::',　　　　　　　　　　 　 　 i
　　　　　_　..':´:::::::::::::::::::::::::::::ヽ　　　　　　　　　　　　 l　　　,　　　　　　　　　逆の立場として、例えばまほや響子、豊音を疑われた場合、お前はどうする？
　　　 ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼　　　　　　 ｰ-　　 ´　　ｲ′
　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、　　-､　　　__, ｪt7 ´/　　　/
　./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ　　ヽ、　　￣　 ./　　　/
. /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ .、　 ｰ--　　´　　／
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i:::::::::::::::::::ヽ　　　　　.__／





　　　　　／￣￣ ヽ
　　　 ／　　　　　　ヽ
　　　/　　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　　　　　…………。
　　　| 　　 　_,.ノ '(ゞ､_|
　　　.|　　　 （ ー）ヽ ヽ　　　　　　　　　　　　　そうだな、そんな事は無い、って怒るだろうな。
　　 .ﾉ| U 　　（___人_＼＼__
　／　 | 　　　 ｀⌒（⌒_　　 ＼
　{　　 .ヽ.　　 　 　 し「、　　　 ＼
　{　　 ﾄ　｀ヽ.　___´ノ　　ヽ、　 　 i
　.|　　 |　　　　　　　|　　／　　 /

　　　　　　　　　　.7 :::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ::::l:::::::::ヽ
　　　　　　　　　 /:::::: ::::::::::::, -‐--''´ヽ/::::: 〈::.::.l:: l:::::::::: l
　　　　　　　　 .ﾉ ::::: :::::::::::,'　　　　　　 ｀ヽ_,.__　l:: l:::::::､:::i、
　　　　　　　　/l　:::: ::::::／　　　　　　　　　　　｀i:: l:::::::::l::l.｀
　　　　　　　/ j　:::: :::::/　<::ヽ、　　　　　　　　　l:: l::::::::l :l
　　　　　 ､__ノ_　':: ::::/　　 __ヽ:::ヽ,　　　　　　　 ﾚl::::::::/::l　　　　　　　　　　　……そして、真紅。
　　　　　　　 /,､　l :::l　　　ヽt::>､｀ﾞ　　_,.........--‐､l:::::::::::l
　　　　　　 ´　 ./ ヽ,　　　　　｀　　　　.｀,r:ｧ-､''' ´/::::::::l′　　　　　　　　　　言いたくはないが、やらない夫の言う事も正論だと俺は思う。
　　　　　　　　　´,/.l　　　　　　　　 :::　　｀ '''´　 /::::　,r'
　　　　　　　　 _ /　l　 .,　　　　,' 　.::: ..　　　　 ./l:::: 〈　　　　　　　　　　　　　我が軍の場合、キューシューを統一しているとはいえ、
　　　　　　　　 ノｒ ∧　!　　 　 ﾞ'　､_ ,,.i　　　　/ ´:::: !｀
　　　　　　　　　　　.ﾊ　　　｀､-, ___　 _　　 　/　　＜　　　　　　　　　　　　　配下はあくまで全員我が家についている事になっている。
　　　　　　　　　　 ./　',　　　 ｀ 'ｰ'-'' 　　.／ _r-､ヽ｀
　　　　　　　　 ／,/　　.',　　　　　　　 ,.イ '´　　　｀　　　　　　　　　　　　　……同盟国、傘下の国はあるけどね。
　　　　　　　 ./ /l　　　　ヽ　　　　 .／ .lｰ､
　　　　 ,,. - ´　.ﾄ_l　　　　　｀ﾞ '''　´　　 l　l ヽ
,,. - ''´　　　　　l:::::',::ヽ、　　　　　　　__/_,..l　ヽ
　　　　　　　　_l:::::::',::::::::｀.'''..ｰ‐‐::''':´::/:::__l　　｀ ､
　　　　　　／　 l:::::::',:::::::::::::::::::::::::::::::/::´:::::l　　　　｀





､＼: : : : :＼/: : : :／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::.
ゝ､丶: : : : : : : :彡'´¨　　 ｀ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : ﾍ
: : : : : : : : ＞'　　　　　　　　ゝｰ==ﾐ､: : : : : : : : ノﾍ:::.
≧ﾆ: : : :/｀　　　　　　　　　　　　　　＼: : : : : : : : ≧::.　　　　　　　　　だが、この地方の場合はそうはいかないだろう。
／/: : : :!　　　　　　　　　,.':: ≠　　　　 ヽ: : : : ､≦} |:ﾊ
, 'ノ/!:ﾍ:{　　　　　　　 ,.:::／__ _,　　　　　 ヾ､: ::､＼リ: :ヽ.　　　　　　　　一極集中で各国の地盤を固めるのも重要だが、
　 /ゝ､ ﾍ　　　　　　,:::./ ｨ r兮ﾉ　　　　　　　ヽヾ､ノ!: : : ﾊ
　　　　 ゝﾍ＿...-､　　　 'ｰ '　　　　　　　　　　　 |　∨/: ::!　　　　　　　しかしながら、広く他の家の配下・家臣についてはわからないのじゃないかい？
　　　　　＼ゝ-´r兮､ヽ丶　　　　　　　､　　 　　　:.　　V: : |
　　　　　　丶ヽゝ｀'　 .､　Y´｀.ゝ､　　　 .　　　　 i　　　|: : i!
　　　　　　　　 ヽ　　 .:! ヽrｧ '　　｀ ヽ　:!　　　 ::.　　　ゝリ｀ヽ 　 ／＼
　　　　　　　　　 ゝ.　 ゝ= '　,≠=--ｧ　 i　　　 .:　　　　　 丶､／: : : : : .
　　　　　　　　　　　丶　　// ,. .':://　　 ;　　　,　　　　　　　/: : : : : : : : :＼__
　　　　　　　　　　　　 ｀ ､　ゝ こ '　　　　　　/　　 　　　 ／: : : : : : : : :/: : :
　　　　　　　　　　　　　　 ｀､ ｀¨　　　　　 ／　　　　　／: : :＼: : : : : :/: : : :
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＞x､　　　／　　　　　　/: : : : : : ::＼: : /: : : : :
　　　　　　　　　　　　　　／: : : :＞彡ﾍ　　　 　 　 /: : : : : : : : : :ヽ': : : : : :
　　　　　　　　　　　　 ／: : : : : :〈　 }　　　　　　　/: : : : : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　　　　　　　 /: : : : : : : : :ﾍ ｿ､　 　 　 　 ,: : : : : : : : : :: : : : : : : : : :



.:.:.:.:.:.:.:.:.／／:.:.:.;ﾉ　　　　　　　　　　 　 　 ＼
.:.:.:.:.:.:. / /:.:.:.／　 /　　 ,　　 　 ｀､　 　 　 　 ヽ
.:.:.:.:.:.:/ /:.:.:.く /　 |　 　 | l　　　　 ヽ　　　　 ､　ヽ、
:.:.:.:.ノ /:.:.:.:.:.∥　 |ｌ　ｌ　 | ｌ　　　　｀､｀ヽ　　　 l　ヽﾄ､
:.:.:.:{　 !:.:.:.::.:;ハ　 |l　|l　 ! |　 ＼　　 ヽ、＼　 l|　 ｌ| |
::.:.: l　 |:::.:.:.::)　ﾄ、|ﾄ､|l　 } ﾄ､ヽ　ヽ、　| l|ヽ ヽ |ヽ l|ﾉ　　　　　　　　……どうしたのだわ、草加？
::..::.:ｌ　 |:.:.:爪,斗七|廾ﾄ-|‐1ヽ }｀ヽﾑ-l￢ ∧ﾉ/　}ﾘ
ヽ.:.:ヽ. ヽ::.}| ｌ ﾊ/ﾚ=ﾆミ刈 |　 ﾘ　 ,.ﾆ气 l |　　　　　　　　　　　　　　なんだか急に、内政担当みたいな事言い始めてるのだわ？
　 ）:.:rへ_}|/ l|　{ｌ f伍｝`　ﾉ　　　　狄ｌ ' ハ
　 ヽ､!{ﾚ' ///　　 ゞ='′　　　　　　¨´ ∧ |
　　 ／／/人　u　　　　　　 　 '　　　 八l |
　／／ ／_＞ト､_r个､　 　 r￢　＿／|　ヽ＼
/／ ／　/: ／::..::..::{::..:ヽ.　　　／::..l｀'┴:-:ﾍ　＼
´ ／ 　 _工l::..::..::..::..ヾ::..::ﾄｧ=く::..::..:l::..::..::..::..::}ヽ、＼
ノ 　 ／ : : {::..::..::..::..::..:∨{ﾘ廻ｌト､::.ｌ::..::..::..::./　　ヽ、ヾｰr- ､
　 ／: : : : : ｀ヽ､::..:;:-'´丁ヾﾆｼ::..｀T:ｰ::-:r'′ 　 　 ｀ｌ　/　 ∧
. /: : : : : : : : : : /´::..::..::.l!::..:| |::..::../::..::..::.＼ 　 　 　 ﾚ' |　/ /

　　　　　　　 N'~　　　　　　　　　　 〃　　ﾐミ:､　ヾ,)z
　　　　　　　 i　　　　　　　川川川/　　'´彡ミﾐ　　Y',
　　　　　　 ／　　ミﾐヽ､ﾐ州州州,.=-＝-､　　ミﾐ　災ヾ､　ﾊ
　　　　　　 ﾌ　　　,;彡＝-'"~´　　　　　　｀ヾ:ミ　　　ﾐミ彡'
　　　　　 ､j;　　　{"´:.:.:.　　　　　　　　　　　 ゞミ　ﾐ=-'　';"
　　　　　　ﾞi;　　　;i:.:.:.:.　　　　:.　　.:　　　_,,.､　｀ヾ:、　;彡'　　　　　　　　　　　俺だってやりたくはないんだよ！！
　　　　　　ﾂ　　　j:.:.:.:..　　　､ヾ:.､ ,　 ／〆´　　 ﾞ{:ミ､{ iY
　　　　　　ﾞ=-､　 }:. {`ｰ--､　j　ﾊ -'"r雅ア　　　　川'j /　　　　　　　　　　　　だけどやらなきゃならないから仕方ないだろう！！
　　　　　　　　ぐ;ﾊ:.. ｀＜草;`　ﾞ.::　　:.､~´ ' .:　　　　ﾊ_ﾉ
　　　　　　　　　ﾞj;ヽ:.　　　　,:'　.::.　　　　　　　　　　fﾐ{､　　　　　　　　　　　　で、実際どうなんだ！？
　　　　　　　　　 ﾅjヽ:.　　　　　 .:::.　 `i､;:..　　U　　/χ彡
　　　　　　　　　　ﾞj"ヽ:.　　　 ､r-､.ノ~` ヾ:,　　:　　ル彡'
　　　　　　　　　　〃 ﾞヽ:.　　　　,. -yｰ,ｨｪｪゝ　:　 ｲミ:､　,.
　　　　　　　　　　　`xﾅヽ:.　,ｨ-'､ｪｴｴ'"´　｀`　 　 |'　 ﾞ"
　　　　　　　　　　　　､,;メヽ:.　　　ー-:　　 　 　 　 |￣ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　/ `ト:､:.　　' ﾞ　　／　　　 i;;;/ ヽ
　　　　　　　 __,.:-:一'"ﾌ~　　ヽ:.:｀.:.-:─:.´　　　　　｣:/　 ヽ.､＿
　　　 ／"￣　　　;'　　|　　　　 ＼:.:.:.:,;　 ;,.　　　／;:;/　　　＼　 ｀￣`
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　　　　　　　　　　　　　　　　＿　　　　　　　　　＿＿＿　　 　 _＿_　　　＿
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　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ⌒＞く_/／　／ 　 　 　 　 　 ＼　 ＼_／⌒＼　　　 　 ＼
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　　　　　　　　　　/ 　 　 /::::::|　　　　| 'ｰ=彳|　|　ｰ=彡|＼:|　　 |// ［ ::::::::::: |　　　　 ∨
　　　 　 　 　 　 /　　 　 |／>| 　 i　斗劣ﾐ　 |　　 _,,.斗劣ミi　　 |く.: :|:::: /}＼|　　　　　|　　　　友との語らいの茶会を。
　 　 　 　 　 　 ｛.　　 　 　 {　| 　 |/ｹ {::ﾊ　　|/　 　 {::::ﾊ　 ｹ　　|^∨|／丿　　　　　　│
　　　　　　　　　　　　　　　乂| 　 i ∧ Vﾂ　 /　　 　 Vツ　 |　　 ｢　}　 /丶／　　　　 jﾉ　　　　（……確かに、他家との交流という意味では、
　 　 　 　 　 　 　 ＼ 　 　 ＿|　　iﾊハ//　　　,　　　　///│ 　 |_ノ　（　　 ＼　　 ／
　　　　　　　　　　　　＞'´　　|　　ｉ 乂j　　　　　　　　　　　 |　　 | 　 　 ＼　　 ＼（　　　　　　　この地方は少しだけ他の地方と遅れを取っているかもしれません。
　　　　　　　　　　　 〈／　　_j|　　|.: :八　　　　 -(　　　U　ｲ　 ｉ│　　　／＼　　　￣〉
　　　　　　　　　 　 　 ＼_／八|　:|: :|　　　　　　　　　　／| |　 :! |　　 /ﾞ＼＿,＞‐一　　　　　　１つの家が統治をするよりも細かい所に目は行きますが、
　　　　　　　　 　 　 　 　 ￣＞|　:|Ｖ|　　　r-≧=- 　 ´　_片　∧|　　｛＼　＼＿_
　　　　　　　　　　　　　 　 〔___И:厂 　 　 |　〔ト-[￣ト-「 」|　ｹ/|　　 ＞　　　　　〉　　　　　　　その分繋がりは薄れます）
　　　　　　　　　　　　　　　／⌒ﾚ ＼＿_,,ﾉ＞冖'Y⌒Y冖くﾘ厶イﾄ-＜￣￣ ＼／
　　　　　 　 　 　 　 　 　 /　　　 〈　　　　/　　　{{　　}}　　j/＼.　　 　 〉　 　 ∧
　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　〉　／/　　　/{{　　}}ﾍ　　　　ヽ　　〈
　　　　　 　 　 　 　 　 /　　{ 　 　 ∨　/　　　/　`ｰ=ﾍハ　　　 　 ,　　∨　　}　∧
　　　　　　　　　　　　/　　　∨　　/　/　　　/　　l　　 |　｝　　　　 |　　,ﾊ 　丿 　 ＼



:.:.:.:.:|i:i:ｉ:i:ｉ:ｉ|.:.:.:.:.:.:.:〉/　　/　　　 ／ ／　 ／　　　　　 ハ 　 ヽ　 ',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
:.:.:.:.:|i:i:ｉ:i:ｉ:ｉ|:.:.:.:.: /ｌ l　　 |　　　/ 　/　　/　 /　 ﾄ､　/　　 　 　 　 ,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
:.:.:.:r'ーく二ﾄﾐ: ｛　ｌ | ￣ |　ー/　_/　　/　 　 　 | |　　　 |　　　　　,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
ヽ:ﾉ　くムゝ八:.:.ミＹﾄﾐ 　|　 　 　 厂｀ﾒ 、　|　l　| |　　　 }　　　　　l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
:｛　〈 <r〉ゝゝ 〉:.:.:/　 ヽ { 　/　　|　 /　　　|　l　| |　　　　 　 　 　 l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
　ヽ　Yﾍ_,ノ /_:_ノﾞ-=彡=≠=ミメ}　 | 　 　 |　l　ﾄ､　 　八 　 　 　 ':.:.:.:.:.:.:.:ヽ :.:.:.:_;ノ
　　廴辷,,,ソi:i:|　　|ｉ 　 {f斧抃ﾐメ从{　　　 |　l　| | ヽ/}　 ヽ 　 　 ,:.:.:.:.:.:.く⌒ヽノ　　　　　　　　……とはいえ、それを補う為の血縁による統治。
　 　 ＼　Ⅵｉ:i:|　　|ｉ 　 乂zツノ　 　ヽ 　　 }从; | |／ ｲ　　i|　　 /ノ⌒ヽノ
　　 く辷ゝミi:ｉ:|　　|ｉ―ﾍ ´¨｀　　 　 　 f斧抃ﾐィ| |／　}　 /|　　'　　　　　　　　　　　　　　　　他国が同じ真似をした場合を考えたら、
　　　 }:.:.:.:.:.:.｀ヽ　 |lｉ:ｉ:i:ｉ:ﾑ""　　　　　 乂zツ 》 ｉ |　　 l／　}　/
.　　　,ゝ-:=:ミ:.:.:}　|i:i:i:i:i:ｉ:ﾑ　　　 　 '　 ´¨｀／｀ﾉﾉ　／ 　 ノ ´　　　　　　　　　　　　　　　　　　それよりは余程強いつながりがある事は自負するわ。
.　 ／ﾞｰ':⌒:ｰ=ﾐ|　|ｉ:ｉ:ｉ:i:i:i:ｉ:｝ 　´ '　　　""ｲ　´ ´　´　　´
／:.:.:.:.:.:.:.｀ヽｰ=:|　|i:i:i:i:i:ｉ{_r-=ﾐ ＿, . イ　 |/
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`ｰﾊ　ﾏi:ｉ:ｉ:r'ｰくﾆムﾍY　i|　 i|
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.ヽ ヽi:ｉ:ヽ｛ 〔 〕｝ゝ〉ノ　,ノ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼}:i:i:ｉ:｀マ辷ソ:ｉ:ｉ/´
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾏi:i:i:i:i:i:i:Ⅵｉ:i:/
:.:.:.:.:.:.:.:.:.ゞﾐ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: Ⅵi:i:i:i:ｉ:ｉⅥ{
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.: Ⅵi:i:i:i:i:i:ｉ:ｉY
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀:ｰ=ﾆ三ミゞｰ=ﾐi:i:i:ｉ:|
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ｀ｰ'､
:.:.:.:.:.:.:.:.ノ:.:.:.:.:.:｀:ー:.､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ＼
:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:.,:'"´三ﾆ=ﾐヽ

　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　／　　 _,ノ　｀⌒
　　　　 |　 　　( ●) （●)
　　　　 .|　 　　 （___人__）　　　　　　　　……逆を言うと、新たに配下になった奴らはやはり怪しいと思える。
　　　　　|　　　　　　　　ﾉ
　　　　　.|　　　　　 　　|　　　　　　　　もしくは、その血縁を騙せるだけの調略が出来るような奴。
　　　　　人　　　　　　丿
　　　/⌒　 ＼ __ _ ／
　　 /　　　　　　　＼
　 ./　　人　　　 ./　ヽ
　〈　　<　 　 　 / ＼　＼



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　r＝..､、
　　　　　　　　　　　　　　　　　rー-ﾍ::.::.r':.:＼
　　　　　　　　　　　　　　　r‐､_)ヽ::.:.:.:.:.::.:ｰ^j_rヽ
　　　　　　　　　　　　　 r:j_):..:..:.:.:.:丶::.:..:..:.:.:.::.:r':ヽ
　　　　　　　　　　　　r..､}:.:.:.:....:..:..:..:.:.:..:.:.:.:.::.::.::.ｰr':＼
　　　　　　　　　　　 _ヽ:.:.:.:.:.:.＿.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.::.::.::.:ｰﾍ:..ヽ
　　　　　　　　　　　{_:.:.:.＿:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＞ ―､― -　{｀::.:.:.:.＼-..､
　　　　　　　　 　 　 _ }.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／　　 /　 l　　 ＼ｰ ､:.:.:.:l:ヽ:くr..､ 　 _
　　　　　　　　　　　{:.｀:.:.:.:.:.:.:／　　 　 l　　 　 　 　 Y｀:.:.:.:.|:..:l/.:.:.:}／_:.ヽ　　　　　　　　　　　……新たに配下、という事ならば我が軍にはごまんといるのだわ。
　　　　　　　　　　　 ⌒}:.:.:.:/　　　　　 |　　　 l　　　 ト､:.:.:.:.l..:.l.:.:.ｲ∠⊥ﾉ、
　　　　　　　　　　 　 {_:rｭ/　/　　/　 !ﾊ　　 l l　l　 .::l _}:..ヽ|..:.|:._:小￣ ヽ:ヽ　　　　　　　　　　ここにいる蘭子だってそうだしね。
　　　　　　　　　　／　 .V　 .l　　.:|:　 |　l　　ﾘ:|　l　.::ハ_:.:.:.ﾘ:...l´.:ィﾄ＼__ﾉ:.:}
　　　　　　　　　/　 ...::/:{　.::|　i ..:{::.　!　　 /.::j ./ ﾉｲ:::r‐':./:../:.:_レj:.ト- ﾍ´　　　　　　　　　　ヒョーゴが目立つだけで、他の地域も似たり寄ったりよ。
　　　　　　　　/　 ...: ｲ .:ﾊ　 ﾄ -┬ヽ､ﾄ:.. / .:ｲ/jナ7:.不::.{__/:.:‐ｧv' |::l:.　l |
　　　　　　　/　／:// :/　ﾄトヽト-ｧﾃ=ﾐヽﾄ/ノ ィﾃｵく/ｲVrj､}:.:.{ｨ　 |:.|:.　l |
　　　　　, イ ´..::://／　 　 }ヽ ﾊﾍ 赴ｿ 　 　 ^ 赴ｿｲi :ﾄ{にｿ{^´　　|:j::　j｜
　　　 ／イ　..::j/／　　　 ノイ /ヽ､　　　, 　　　　　,ﾘ /_:/､）　∨ 　 ﾘ: .:/　!､
　 ／´ /　,..--ｲ｀ー──┴''ヽr‐､--─へ . ＿ ／}/´ヽV 　 　l＼ j:..:/　 l }〉
／'　 /__/ 　/　　　　　　　　　｀ヾl　　　　 〉''´ ,､＿_ノ=,_ﾉヽ　　!　ヽ/　 /ノ'
￣￣￣ 〈　　　　　　　　　　　　 //,ィｱ｀ー'´￣　　　 ￣ヽ＼　 /ゝ､∧=イ
　　　　　 ＼＿＿,,. 　--＜l￣￣　//　　　　　　　　　　　　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　　　　　　　　ヽ＿　〈〈＿＿　　　　　　　　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ヽ-'　 　 ￣￣￣￣￣



　　 　 　 ／. : Y´ﾆﾆﾆｱ : ／. : . : . : . : . : . :/. : . : . : . : . : . ヽ｛|ﾆﾆﾆﾆﾆﾊ｝: . : . : . : . ヽ
　　　　 /. : . : . ＼ニ/. : / : . : . : . : . /. : . /＼: . :|: . : . : . : .ハjﾆﾆﾆﾆﾆﾆl｝: . : . : . : . :∧
.　　　 /. : . : . :r／ /. : / : . : . /. : ／. : . /::::::::ヽ: |: . : . : . : . : .ゝ-＜二二｝. . : . : . : . : . :
　　　/ : . : . :fｱニ7. : / : . : . / ／::∥ : /:::::::u::::∨: . : . : . : . : .|ノ:｛|ﾆﾆﾆﾆﾊ: . : . : . : . : ∧
　 　 |: . : . :f/ﾆﾆ7. : .′: . /ｲ /::u:∥: ./:::::;;;::::::::::|:ﾄ､ : i: . : . : . | : ｛jﾆﾆﾆﾆﾆ|｝: . : . : . : . : |　　　　　　　罪を背負いし逆十字！？
　 　 | . : . ｛|ﾆニ′: .| . : /　j/ヾ, ∥ :/:zﾁ":::::::::::jﾉ　ヽ|: . : . : . } . ｛|ﾆﾆﾆﾆﾆ!｝: . : . : . : . : !
　　 人: . : .｀ ー|: . : .| : /zﾁミｘ、∥:/:::::::::_zﾁ示ミｘ､　Y : . : . : j . : ゝﾆﾆニｲ |ﾉ: . : : . : } : }　　　　　　　（わ、私はそんな裏切るだなんて行為はしたりしてないですよ！？）
　　 　 ヽ: . : . : .|. : . :| / ｦ　ﾄ刈/／::::::::::"　ﾄt刈　ｱ　 |: . : . : . |! . : . : |　　／. : . ＼: ./. : }
　　　　　∨. : . :|: . : .N:ﾊ 　弋ﾝ:::::::::::::::::::::､弋zﾝ　　　 |. : . : . : |: . : . :/　Y. : . : . : . :У ／
.　　 　 　 ∨: . :j. : . ｌ| : .|　　　　 ;　 　 　 　 　 　 　 　 |: . : . : . |) : ／　 / : 人: . :／:／
　　　 　 　 ヽ／|: . : .|: . |　　　　　　 　 u 　 　 　 　 　 |. : . : . : |／　 　 { . : . : ＞＜
　　　　　,. イ: . :|. : . :|!:从　u　　 ＿＿　　 　 　 　 u　 |: . : . : . |　　 　 人: . : . : . : . ｀ヽ
　　 γ´ : . : . :/!: . : .! : 沁、　 　ヽ一　 ヽ　　　　　 　 |. : . : . : |　　　　　 ＼: . : . : . : . }
　　　ヽ _: . : . : .| l: . :|∧: .l ＼　 　 　 ￣ 　 　 　 ／ｲ l! . : . : . :　　　　　r＜ ＞ .,＿: ノ
　 　 　 ＼_／ｲ ! ! : .{l　l: .|　　＼　 　 　 　 　 ィ　　　 l|. : . : . /　　 　 　 〉 . : . ＜ _
　　　　　r＜ : . | |!: . |　| /　　 　 ヽ _　　＜　　　　 |　.}: . :ｲ /　　 　 　 人: . : . : . : }
　　　　　ヽ_: , ィ|∧ : |_ jﾉ__ 　 　 　 　 |　　 　 　 　 | ./: ./ |/　　　＿_　　　＞ー: .ノ
　　　　　　　 ＞|!ｧ∨j! 　γ⌒＞- ､　j!≧======≦,′〈／⌒y´　　　 ｀ヽ{: . :＜
　 　 　 　 ／ィ´/.　ヽ!　,/ﾆﾆﾆニ／´ ﾉ‐-=====-‐/ / /ﾆﾆ／　　 　 　 　 ＼､ トヽ
.　　　　　　 　 /　　　　/ﾆﾆﾆニ/､　　r., 　　　　　/ィﾆﾆニ/　　　　　　　　 　 ヽ
　　　　　　　 /　　　　/ﾆﾆﾆニ/　　[ 　　]　　　　 {lﾆﾆﾆﾆ/　　　　　　　　　　　 }

　 　　 ／￣￣＼
　 　／　　 _ノ　　＼
　 　|　　　 （ ー）（ー）
.　 　|　　　　 （__人__）　　　　　　　　……他国といえど、
　 　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ
　 　.ｌ^l^lｎ　　　 　　}　　　　　　　　　名前や性格くらいは知ってるだろ？
.　　 ヽ 　 L　　　 　}
　 　　ゝ 　ﾉ　　　ノ　　　　　　　　　　それっぽい奴はいないのか？
　 　／ 　/　　　 ＼
　 ／　 /　　 　 　　＼
. /　　/　　　　　　|ヽ、二⌒)､
　ヽ＿＿ﾉ



　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 rヘノ⌒ヽrヘ　r=ﾐ
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ノ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.（ノ:.:ノ｀ヽ
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 （:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.（: : : : :ゝﾐ＿rヘ＿
　　　　　　　　　　　　 　 　 ノ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,=-‐ 　 ￣）: : : :ヽi:i:i｀ヽ:.:ヽﾉヽ
　　　　　　　　　　　　　　（_:.:.:.:.:.:.:.:.:.:　 ´　 　 　 　 ヽ:_: : : : Ⅵi:i:ﾑ: : : : }
　　　　　　　　　　　　 　 （_:.:.:.:.:.:.:／ 　　　　　　　　　　）: : : :Ⅵi:i:ﾑ: : : :ヽー―f
　　　　　　　　　　　　 　 （_:.:.:.:.: '　/　/　 　 　 ヽ 　　　⌒): : :Ⅵ:i:ｉﾑ: : : : Y¨¨》》
　　　　　　　　　　　　　　 （:.:.:./　/　/　 /　 　 ＼＼　　（: : .:.:.:Ⅵi:ｉ:ﾑ: : :.（ゝ=》》＼
　　　　　　　　 　 　 　 r≠}:.:.,'　/　/　 /　　　ヽ　＼＼　 ⌒): : |i:ｉ:ｉ:i:ﾑ: : :.:）{:!《_ 　 ＼　　　　　　　　　　それっぽい……という言い方は腹が立つのだわ？
.　　　　　　 　 　 　 　 《_,ノ:.,'　/　/　 /　l 　ｌ　l　 |　 ヽ ヽ （: :.:.:|i:i:i:i:ｉ:ｉ}: :.（　|:〉:〉＼ 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　｛:.: }ｌ　ｌ　 ｌ 　 ｌ 　ｌ　 ｌ　l　 ｌ l 　l 　l 　）: :|i:i:i:i:ｉ:ｉｌ: :ノ 〈,j: ｊ　　＼ 　 ＼　　　　　　　でも、そうね……。
　　　　　 　 　 　 　 　 /{こ}!　ｌ　 ｌ ＼ｌ 　ｌ 　ｌ　l　 ｌ l　 l／l　 ＼:|i:i:i:iⅣ: ﾉ 　 ｀¨　　 　 ＼ 　 ＼
　　　　　　　　　　　　/　 /lヽ ｌ 　l　　lヽ ｌ　 ｌ　l 　ｌ ｌ,イヽ,,,＼ 　 マⅣ:.（／ﾐゝ､　　　　　　＼ 　 ＼　　　　そういった腹芸が出来そうな奴というと……。
　　　　　 　 　 　 　 /　 / i| 　ｌヽ从 ミ≠ﾐヽ从从ﾉy≠≦ミ　＼　　ミＸ´／／　　 　 　 　 　 ＼ 　 ＼
　　　 　 　 　 　 　 ,　　　　ヽ 从 　ｌ　{::rｊ:}　　　　　 {::rｊ:}从＼　＼／／／　　　　　　　　　　　 ＼　　　　　【1D6:6】
.　　　　　　　 　 　 l　　ｌ　　 　 lノ　ﾊ 乂;ﾉ　　 　 　 乂;ﾉ　　ハ 　 ∨∠彡　fj≠ﾐY　　　　　 　 　 ＼
　　　　 　 　 　 　 fjゝﾐ　 　 　 ﾄミ/人　　 　 ′　　　　 　 ｲ＿ｌ　　|´＿＿_,ﾉ:.:.:.:.fj
　　　　　　　　　　fj:.:.:.:ヽー―〈＼＼介 　 　 つ　　 　 イi:i:i:i:i:i|　　|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.fj＾
　　　　　 　 　 　 fj:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼＼＼i:i:i:i:≧rｪｪ≦i:i:i:i:i:i:i:i:／　／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀¨fjゝ
　　　　 　 　 　 ／｀:＾:＾:fj: : :.:.:.:.:.:.:＼＼Уヽi:《薔薇》i:i:i:i:／　／／ ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:fj
.　　　　　ハ ／:.:.:.:.:.:.:.:ノj:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:У　／i:i:i:ゞ=ｲi:i:i:／　∠／　／:.:.:.:.:.:} ヽ:.:.:.:.:.fj
　　 （＼_|　l,ｒ､:.:.:.:.:.:.:.:fj:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.／　∠彡Yi:i:i:i:i:i:i:i:i:≧zﾐ／　／ー――'　ノヽ彡fj
.　　（＼ 　　　}:.:.:.:.:,: '"´fjﾐｿ⌒ゞ（＿/＿__,ノl〈＼i:i:i:i:ﾑ:.:.:〈__,／ー――― ´:.:.:.:.:.:fj
　　　ゝ-　　　 〉ィ´ |　　l　 　 ﾉ:.:.:.:.:.／ /.:.:.: l:iゝ 〉i:i:i:ｉﾑ:.:.:.:Ⅵi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾑ辷i辷iソ
　 　 ー―― ´¨′｜　 |　 　辷ｉ辷ｉヽノ二二彡'i:i:i:i:i:i:i:ﾑ:.:.:.:｀:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:.:fj:.:.:.:.:.:.:＼
.　　　　　　 　 　 　 |　　|　 　 　 　 ｀fj:.:.:.:.:.:.:.|i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:ﾑ:.:.:.:沙辷ｉ辷ｉ辷iツ､: .:.:.:.:.:. :＼
.　　　　　　 　 　 　 |　　|　　　　　　ノ:ヽ:.:.:.:.:.｀:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ,ｨ沙':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.:.:.:＼

１．水銀燈の下に……
２．金糸雀の下に……はいなかった
３．翠星石の下に……
４．蒼星石の下に……
５．雛苺の下に……
６．薔薇水晶の下に……

┌─┐
└─┘
┌───┐
└───┘
┌──────┐
└──────┘
┌───────────┐
└───────────┘
┌───────────────────────┐
└───────────────────────┘



　　　　　 r-､| ＼／　　　 ／　　　　　　　ヽ 　 ヽ `ヽ
　　　　　 ＼　ヽﾉ_ __._ ,.イ/　　　　　　　 　　　　　ヽ　＼
　　.,_ z--_ｨ__>イ ---- /　　 　　　 　　 　 　! 　　　 !　　ヽ､
　　　 ￣／/ /! |　 　 　 　 　 　!　　 '　 　 　| 　 　　| 　 　　!＼
　　 　 /!／　| ! | 　 　　i　 　 　l　　│ 　 　 ||　　　 'i　　 　 |`ｰ`-　　　　　　　　　　……どうにか、金糸雀お姉さまの着任の挨拶の任、
　　　 !/　 　 | |/ 　 　　|　　　 ﾉ　　,.| 　　　 ||　　__　} 　 　l |ヽ
　　／　　　　ﾚ′　　　│　　　ﾊ　　|j_＿ .,ﾊ|| 　f⌒ｲ__ﾉ 　l |＼＼　　　　　　　　　　果たせました。
,.／　 　　 　 　 　　　 　| l　 　| ｨ '!´| ゝ -ノ |ヽl　 /r|-__　ﾉ,ﾉ　 ＼＼
　　　　　　　　　　　　　 ヽヽ　ヽ Vゝ≧≡ミﾘ､　ヽ人Y⌒ﾌァ　　　 ＼＼　　　　　　　……あれでよかったのでしょうか？
　　　　　　　　　　　　　　ﾊ Nヽ!　 丶 ゝ,rｨj　　 　　ゝr'´_ﾌ 　　 　 　 ＼ヽ
　　　　　　 　 / 　 　 　 'ヽﾊ! 　 　 　 `　´ 　 　 　 弋f｢ |　　　 　　 　　|　'
　　　　 　 　 /　 　　 　 ! !l || 　 　 　 　　　　　　 　 入| |　　　　　 　　 ,　|
　　　　　　 ./　　 　 　 / |ﾑ|| 　　　　　　　　　_　, 　 ハ |　　　　　　 ／ ,
　　　　　　/　　　　　 /　|ヽ||　u 　 　　　 　　` ´　∧　|| 　　　　_／ ／
　　　　　./　　　 　　/　 ﾉ‐.||ヽ＿ 　　　　　　　´ /　 |ヽ.|　　＜´_￣´
　　　　 　 　 　 　　' 　 /ﾍ-||‐､＼￣ヽ´＼r- ‐､´| 　ヾ　'.　　　＼ヽ
　　　　　　＿＿／_ 　入__.ﾉl　 ヽ￣￣ヽ__ ヽ,∠_人 　 　| 　 　 　 ＼＼
　　 　　'´　　　　 ￣ ｀'ヽ／/`ｰ- .､　 　ヽ `| ／ 　 ＼　│　　　　 　j ノ
　　／　　　　 　　 　　 　 ＼　　　　 ＼　　　　ヽ ,. -─- .､　　　 __／
　　　　　　　　　　　　　　 　　 ､　　 　 　　　　　　＼ 　　　 ヽ



　 　 　 　 　 　 　 　 　 |{ ＼:./　　　　　　　　　| : : |: : : l: : : ヽ: : : :＼l_
　　　　 　 　 　 　 　 　 |:＼　)　　　　　　 　 　 | : : |､: : ﾄ､: : : :＼:_:_:／
　　　　　　　 　 　 　 　 |:.:/｀(　　 -―――-　 ヽ : l-＼|‐丶--ｲ: : /
　　　　　　　　　　 　 　 l:〈ヘ ',ﾞY´ ￣￣￣ ｀ヽ __｀7´ ￣￣　｀7: :/　　　　　　　　　　無論。
　　　　　　　　　　　　　 ',:ﾊ 　 ',{　｀ゞｧ=一'　rﾉ　 ' l　｀ ｰ=＝'/: :/
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　'; :＼　,＼_　　　__／ 　 l　ヽ　　＿ /: :/　　　　　　　　　　　礼儀、作法、言葉遣い……全て問題はありません。
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ; : : :｀ﾍ　　　　　　　　 |　　 　 　 /: :/
　　　　　　　 　 　 　 　 　 |: : : : : :ヽ　 　 　 __　　　_　　 ,〃: :/　　　　　　　　　　　　お疲れ様でした、薔薇水晶様。
　　　　　　　　　　 　 　 　 |: : : : : : : :＼　　　 ｀　 ´　 ／/: : /
　　　　　　　　　　　　　 　 |: : : : : : : : : | 丶　　 　 ／: :/: : :/
　　　　　　　　　　　　　　 / : : : : : : :／{　　 ＞＜ |ﾍ.:/: : :/:|
　　　　　　　　　 　 　 　 /: : : : : :／ l　 ＼　　 　 /　,: : : /: :|
　　　　 　 　 　 　 　 　 /: : : :／/ 　 |　　　＼　 /　/.: : :;(: :｜
　　　　　　　 　 　 　 ／ -‐　　/　　｜　　　 x少x./.: : : :lヽ｀丶.
　　　　　＿　　-‐　´　　　 　 / 　 　 |　　　//小./ : : : : l　＼　 ｀　-　 ＿
　　　　 l ヽ.　　　　　　 　 　 /　　　　|　　//　ｌ| /: : : : : :|　　 ＼　　　　　　￣￣,１
　　　　 |　　＼　　　　　 　 / 　 　 　 |　// 　 ｌ|;': : : : : : :|　　　　〉　　　　 　 　 /｜
　　　　 |　　　 |　　　 　 　 ＼　 　 　 ∨〈 　 〃: : : : : : : |　　 ／　　　　　　　　ｌ　|

　　 　 　 　 /: : /!: : :l: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :|
　　　　　　 ﾊ: :/ ｌ : : |: : : : : : : l: : : : : : : l: : : : :|
　　　 　 　 |: :｜ l : : l: : : l: : : : ＼:_:_:_:_:｜: : : :|　　　　　　　　　　便宜上はどのような形であれ、金糸雀様は左遷をされた身。
　　　　　　 V: :!　ヽ: :ヽ: : :＼: : : : :＞':´: ! : : : :|
　　　　　　　'､ |y‐_､＼l7´笊_,示ミy: : : :/: : : : |　　　　　　　　　　とはいえ、薔薇水晶様の大切な姉妹であり、
　　　　　　　　 ﾊﾍrﾊ‐-{　　ゞ＝イ: : : :/: : : : :l|
　　　　　　　　 ヽ:--ﾉ　 ` ｰ--‐'/: : : :/: : : : : :|　　　　　　　　　　そして、今後は中央の地にてキンキ全土の防衛を任される身です。
　　　　　　　　　　ヽﾞ　　　　 　 /: : : :/: : : : : : :l
　　　　　　　　　　　 ＼ー-　／: : : 〃: : : : : : : ',
　　　　　　　　　　　　　丶-/: : : :／l: : : : : : : : : ヽ
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /: : ／／l: : : : : : : : : : : :＼
　　　　　　　　　　　　 _,∠=≠´ 　 l: : : : : : : : : : : : : : ＼
　　　　　　　　　 「￣-､ 　 　 　 　 l: : : : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　　　　　 | 　 　 ＼　　　　 l: : : : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　　　　　 |　　　　　ヽ　　　l: : : : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　　　　　 |　　　　　　ｌ　　 l: : : : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　　　　　/ 　 　 　 　 ｌ　　l: : : : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　 　 　 /　　　　／　 |　　|: : : : : : : : : : : : : : : : :





　　　　　　　　　　＼ヽ: : : : ', 乂:-‐=',＼: : : : : : : :.＞--‐'´: : : : : : : :
　　　　　　　　　　　 丶＼: :.ﾍ　ﾉ＞ : ',　｀二フﾌi´: : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　　 　 　 　 　 |　}:!｀ｰ-‐ｧナ'T:丁￣ j!　_|: : : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　　　　　 　 　 |￢i　　 ',ノ　　|J|　￣厂　!: : : : : : : : : : : : : : : :　　　　下手な同情は逆に傷つけ、そして遜る事はこのシガの防衛上よろしい事ではありません。
　　　　　　　　　　　　 V　!ﾍ.　 ',　 乂;;;|　　　 　 |: : : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　　 　 　 　 　 /　 ',J　　'　　V;;j.／ 　 　 |: : : : : : : : : : : : : : : :　　　　万全なご挨拶でした。
　 　 　 　 　 　 　 　 / 　　 ,　　 |　　ゞ'　　 　 　 !: : : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　　　　　　 〃　　　 ヽ _,ﾉ　　　　　　　　 |:: : : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　 　 　 　 　 | : : : /:.: : : : : : : : : : :
　　　　　　　　丶..,_　　　　　　　　　　　　　　 　 |: : :./: : : : : : : : : : : :.;
　　　　　 　 　 　 　 ｀丶、 　 　 　 　 　 　 　 　 |: : /: : : : : : : : : : : ::/
　　　　　　　　　　　　　　)　 　 　 　 　 　 　 　 ,': :/: : : : : : : : : : : ::/: :
　　　　　　　　　　　　 　 ｀丶Tニ=-　　　　　　': :/: : : : : : : : : : : :./: : :
　　　　　　　　　　　　　　　└-､　　　　　　　/: /: : : : : : : : : : : :./: : : :
　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　 　 　 /.:/: : : : : : : : : : : ::∧: : : :



　　　　　　　ｒｔｧｘ＜　　　 　 　 　 　 ＞ｘｔ}-‐= ミ
　　 ／「三彡'　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼＜〉__ ＞
　∠ =ｧ'　 /　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ヽ　 ＼_
　 　 /　 ,/　　　/ ,　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 不「￣　　　　　　　　……ゆりにそう言って貰えると、安心するわ。
. 　 厶ィ7.:　　 / /　　　　　　　 　 　 ｌ　i　　　　ト ` .
　　　// {　　　| i　'　　　/ 　　　 ｨ　/l　l }　l 　 |　＼＼
.　　//　ﾊ　!　i|-┼- ､ｉ {　　 //厶ｲ/ //　;　, .:|　　 '.　'
. ／.′/ ∧ﾄｘ！∧从ハ!　 ｨ/{「r7/}/ｒ},イ　//!{　　 / /
彡'　 / /　从{ヾ{ =弌ﾐ.`ヾⅣ　込ヾｖｿ/ / 厶' /　／／
　　 / /　/ ∧ ドヽ　　 　 　 　 ` ==彡ｨｸ/ 　 j／／
.　 / /　,　/　/{圦　　　　　'　　　　　 /ｊ/　　 '／
／　'　〃,　 / /、_＼　　 ｀　´　　 ／ 　 ,　／ｨ′
／　／ /　/ /　jハ＜`ト　 _　 ＜ｨ７′/ // /
. ／　 /　/　'　/ rtﾍ　｀￣ヽr ⌒ 厶ｘｲ　{ {/　　　 _
⌒＾＞ｘ,/　'　/　 〉: : ＼　　 ＼ 斗彡/　: 〈　 ｘ≦: :
ﾊ: : : : : : :＞ｰ=彡: ＼ : : 丶／: : : ｘ个ｰ气 く: : : : :

　　ﾉ⌒)　　　　　　 　　 　　　　　　　　　　　　　　 /ゝ
　 (　/　　　 　 　 　　　 ＿＿_　　　　　　　　　　　（ /　　　　　　 　 　 　 　 　 く＞..00　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ｎ
---々-=====ニニニニ＿＿__ニニニニ=====-々-------　　　 　 　 　 　 .n ﾊ　　 　 三　　　 三　　　Ｏ　Ｏ　Ｏ　 . /厶__
　　/)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ ﾉ　　 　 　 　 　 　 　 　 （八U八）　　 ⊇)　　　⊇)　　　 　 　 　 　 .└'^ｰ┘
　(　(　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｒ_／
　　^






　　　　　　　　 八: :{＼:.{>､:: : :＞: : : : : :|　l　|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |
　　　　　　　　 　 ヽl /^ヽｘぅ弌{ : : : : : : | ﾉ　|:.:.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :|
　　　　 　 　 　 　 　 ﾍ', ∧Vｿ｜: : : : :.:.:|　 /:.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :|　　　　　　　　　　　　……この地を守るのは、薔薇水晶様を除けば、
　　 　 　 　 　 　 　 　 Y、　',　 | : : : : : : |イ:.:.:. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :|
　　　　　　　　　　　　　} ＼_}　 | : : : : : .:|: |: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :|　　　　　　　　　　　　この私と、いるのかいないのかわからない、あの妖（あやかし）のみ。
　　　　　　　　　　　　 ﾉ　　　　 | : : : : .:.:|: :!: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |
　　　　　　　　　　　　　⌒ヽ_ - |: : : : : :.,':.:.':.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :|　　　　　　　　　　　　金糸雀様の協力は、是が非でも受けなければなりません。
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 └/: : : : : :,': : :',:. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :',
　　　　　　　　　　　　　　　　 /: : : : : :/l: : : :',: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.',　　　　　　　　　　　機嫌を損ねる事が無かったのは、僥倖と言えましょう。
　　　　　　　　　　　　　　 　 ,: : : : : : //: : : : :',: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.',
　　　　　　　　　 　 　 　 　 /: : : : : ://: : : : : : :.、: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /: : : : :／/: : /: : : : : 丶: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
　　　　　　　　　　　　　　/: :_,.　'´　,: : /: : : : : : : : ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : ＼: : :.＼
　　　　　　 ＿　　　-‐=ﾆ¨´　 　 　,: : ': : : : : : : : : : : ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ: : : :.＼
　　　　　　|　 、　　　　　　　　　　 |: : l: : : : : : : : : : : : : ＼: : : : : : : : : : : : : : : : :＼: : : :丶
　　　　 　 |　　＼　　　　　　　　　 |: : |: : : : : : : : : : : : : : : :＼: : : : : : : : : : : : : : : : :丶: : : :＼
　 　 　 　 |　　 　 ヽ　　　　　　　　|: : |: : : : : : : : : : : : : : : : : :.＼: : : : : : : : : : : : : : : : ヽ、: : : :ヽ
　　　　　 .|　　　　　|　　　 　 　 　 |: : |ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼: : : : : : : : : : : : : : : :',ヽ: : : : :丶



　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ､::::::＼!＼　　＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿ ＞‐-,　＜´＿＿　　 ｀ヽ ＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　＜´::＿::／／　／　　　　　　　　　 ＿＿｀ 　 、
　　　　　　　　　　　　　　＿　ノ/　／ ／/　　　　　　 ／　　　　　 　　ヽ、ヽノｌ＿_
　　　　　　　-―　＿￣　-― ´／　　　/　　 　 /　　′　　　　 　 ＼　　　　Ｖ´＜＿
　　　／　 -―　　　 　 　 　 ／／　　 /　　/　/　 /　 　 　 　 　 　 　丶　　　V´ヽ
　　く ／　　　　　　　　　 ／// /　　 ′　/　 l　　l　 　 　 　 ｌ　　　 l　　ヽ　　 !＼ ＼
　　　＼ヽ　　　　　　　／　 l/| l　 !　!　　 !　/l　　ｌ　　l　 　 ! l 　 l　 !　 　 !　　l、　　　　　　　　　金糸雀お姉さまは、お優しい方ですもの。
　　　　　　　　　　　／　　　　l/!　!　l　｀/ト l　!　/l　　!　　/　! 　 l　l　　ｌ　ｌ　　ﾄ ヽ
　　　　 　 ＼　　　　 　 　 　 　 ｌ/!　ｌ　/_l_　!｀ヽl　ト､ !〃ヽ ∧　/　!　　ｌ　l　　 !　ヽ＼　　　　　　決して、私の挨拶が不躾だったからといって、
　　　　　　　　>､　　 　 　 　 　 　 >､!∧!　　　　!ヽ!　lヽ/{!/＿!/!_/　　 !　!　 ! !
　　　　　　 ／　 ヽ／　　　　　／//l ヽ　ー＝ミ、 ﾚ′!V´,r=_-‐､ヽ ! / /　/ !l　　　　　　　　　　 力をお貸しにならない御方ではありません。
　　　 ＿／＿＿ 」〉　 ／　／　/ i ､!　　　　　　　　　　j∧〈:i´r=ミ:〉/l/ /! /! / !
￣ ＿／-―　二＿／/　　 　 / ∧_|　　　　 　 　 　 　 　 Vl/ト彡l//／ ｌ/ l/　 !　　　　　　　　　 それに、その……ゆり？
￣／　　／　|＞､:::::::｀ヽ、 　 / / / ﾊ　u　　　　 　 ′　　 ヾ二 メ/l/　 　 　 　 !
／ 　 ／　／.::::::/.::::＿_::::＼/ /　|/　 ヽ、　　　 `　 -　　　､＿ノ /ﾉｌ /　　　　　　　　　　　　　　　いくらなんでも、仲間をいるのかいないのか呼ばわりはよくないわ？
　 ／　 .:/.::::::::::::￣::::::＼｀ヽ:＼　 ｌ 　　　 >､　 　 　 　 　 　 ￣∠ ノl/　　 l　　　 l
　　　...:::! :::::::::::::::::::::::::::::::∨.:::::::＼!　＜´＿ ＼　＿　　-‐__ ´ //.::::′　　 !　　　 l
　 ....:::::::| ::::::::::::::::::::::::::::::::::ｌ:::::::::::::::ヽ＜´:::＼｀ヽ ＿　｀V´　 ｀ヽ:::::/ｌ:.　　　　　　　 !
..:::::::::::::::!::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ＿:::::::::￣::::::::ハ::::::＼）_ノヽ-―く::::/::l:::..　　 !　　　　l
:::::::::::::::/､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::｀ヽ、::::／.::::ヽ:::::r= ﾍ、＿＿ノ::/.::::!::::..　　l　 　 　 l

　|:::/::::／　|::l::::::::i::::::::::::::廴二Z!
　|::l::::/　　 |::|l:::::::!:::::::::{、:::::::::ﾉ:|　　　　　　　　　　お言葉ですが、薔薇水晶様。
　ｈl:::ｌ　　　|:八:::::|＼＞＼T"::::/
　い::{ ,二ﾆﾐ{、＼xくｨｆｔﾃ示:::::;'　　　　　　　　　　　内政にもロクに手を貸さず、シガ領内の会議にも顔は出さず。
　 ｀トｷ fﾍ疋ﾃYl￢!、　__/ﾉ:::ﾊ
　　 、ﾍ丶 -- '｜ 　 　 /::::::::|:::＼　　　　　　　　　ならば戦争屋かと思えば、兵達の鍛錬を見る訳でもない。
.　　 ｀ト-.、　　 '　　　　ｌ::::::::::|::＼ ＼
　　　 |:::::::｀> 、^ ⌒ ／|::::::::::|::::::::＼ ＼
　　　 |::::／l　 {≧ｧ'´／|::::::::::| ＼:::::::＼ ＼





　　　　　　　　　　/:/ : : ／　　　　|ｌ: : :|: : : : : : : : : :｀Ｚ:l,
　　　　　　　　 　 |.:ｌ: : :/　　　　　 |l: : :|: : : : l: : :＼:_: : ﾉ
　　　　　　　　 　 ﾚ(: :/　　　　　　ヽ: : :',ﾍ: : :ヽ、: : : :ﾌ:|
　　　　　　　　　　|　V!　 ――- ､　 ＼: ヽ＼: : :＼ﾌ: : '
　 　 　 　 　 　 　 ',　ﾍ　/´￣￣｀ヽ　_｣/`￣￣｀ V: : /　　　　　　そのような者、いるのかいないのかわからない、
　　　　　　　　　　 {＾ト{-{　　丶 ＿,}´ /l　　丶 ＿/: :/
　　　　　　　　 　 八 い 丶 ＿＿,ノ 　| ヽ ＿＿,/: :/　　　　　　　と評するより他に、不勉強な私には言葉が無いのですが。
　　　　　　　　　　　 `ト-',　　　　 　 　l 　 　 　 /: :/
　　　　　　 　 　 　 　 l: : :ヽ　　　　　　　 　 　 /: :/
　　　　　　　　　 　 　 |: : : : :＼　　⌒ ⌒　 ／': ::'
　　　　　　　　　　　　 |: : : : : : :}＞ ､__　 イ: /: : :|
　　　　　　　　　　　　 |: : : : : rく　　　　　 |:/: : : :|
　　　　　　　　　　　　 |: : : : :/　 ＼　　／'/: : : :｜
　　　　　　　　　　　　/: : :／ 　　　 爪 　/: : : : : |
　　　　　　　　　　　 /.:／＼　　　 /小ヽ.| : : : : : |＼



_,-´／／　イノ/　/,　 /l　 /l　| | /　　　　　ﾊ　l'､ i､　　i　 ､　　　'､'ヽ　ヾ ヾ
..／　,', -´ /´ｲ　/l　 /l|　/ |　|:| l　|　　 　 lハ |i ', |:',　 .|､ |',　 '､　 iヽ　　＼
　　　　　 / ,',i　 ,'.|　/ |'l ,　|l | l || ,'i　　　 ,' |i l |l .ｌ | i 　ハ |'､　 i　 |、'､
　　　　　/ /,.|　 i |　i　i | l ,i i|/, :ﾄ､　i　　　,　ｌ|　ﾉl　|、l /i | il .l　 i|l l| '､､
ニニ''-､' // ||i .| |、|　|､'i .ﾊ i丶 |,,,＼　｛{⌒ヽ　,|,,,i,,i_|//,| l.| |　l ||,'l　',|
　　　7 /　,'　| ｌ | |,,-'''|"i"|"',.|""|ヽi､ ＼!　　}}　 リ |~/"i''-' l / l '/l .,'ﾊ　　　　　　　　　え、ええっと……。
.　 ／λ　/　'､'､ '､＼ |-'ｰlニ'"~'､ '､ヽ／＼从＜ア/＾Ｙ. ｲ lﾉ / ｲ ' ｿ '､
.／／ |l　/　,' ヽ,'､ヽ ＜"7",,ヾヽ　　　　　　 {ゞﾐ{｛∨、ﾉ{ﾉ　 ノﾉ'　l / ', ', ,, -
.／　　' /,　/　　'　l'ヽ　'､', .'' リ ｀　　　 　 　 ﾊ: : ∨ヽ::Y:: イ　 ||　 | '､ '､'､｀ｰ
´　　　//　,'　　　 ,''､　 　'''''"~ 　 　　　　　　　辷Ⅹヽ.:}ﾉ :/| 　 .|',　 i .',', '､､
　　　//　 ,'　　　 ,'"'､　　 　 　 　 　 .::i　　　　 　 ＼:`く// l　　 i.'､　', '､'､'､
　　,' /　 /　 /　 ト､'''',　　　　　　　　 :'　　　　　　 　￣)）'~i　　 | '､　'､'､ '､'､
.／ /　 ./　 //　/　7l''　u.　　　　　　　　　　　　 　 ,/./-´ ',　　 ｌ '､　'､'､　'､
　, '/　 /　.//　/　//　ゝ､　　　　　, --- ､ 　　 　 // '　| 　 '､ 　 i ',　 ', '､
ノ./　 /　 //　/　ﾉ i　 |_,,＞ ､　　　 ´￣｀　 　　ノ '- ､　|i　　 '､　 i ',　 '､ '､、
./_,,, /-- ' '-､　ノ　 |に　 ＼"~''i-､　　　　　, -"" ノヾヽ | l　　 '､　l '､　 '､ '､
''　　　　　　　 ''- ､ |　'､￣"''`-､'､' ~'''､- ,' ￣/ ／::､－'　| ､_,, - '- '- ,,　'､ '､
　　　　　　　　　　 "'､| iヽ　　 ヾ｀､　　 '､　__/_'_ノ/／ _,,ｰ"　　　　　　　"''-､
:::::::　　　　　　　　　 　 >.:::＼　　ヾ,'､_　 >'　　／イ_,,-'
'　　　　　　　　　　　:::::::::::::::::::ヽ　　　 ヽ､　／ ::' l::::::::::::
　　　　　　　　　　　　':::::::::　'':::::::､　　　:::ヽ　 ｿ　:::::::::::

　　ﾉ⌒)　　　　　　 　　 　　　　　　　　　　　　　　 /ゝ　　　　　はいはーい♪
　 (　/　　　 　 　 　　　 ＿＿_　　　　　　　　　　　（ /
---々-=====ニニニニ＿＿__ニニニニ=====-々-------　　　ｎ　_＿　　　　 ｎ　_,ｎ_　　　 　 ｎ　_＿　　　　 ｎ　_,ｎ_　　　 　 ｎ　_＿　　　　 ｎ　_,ｎ_
　　/)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ ﾉ　　　 　 　 　 | |└‐ｔﾉ　　　 .l ﾚ'<l Ｄ}.　　 　 | |└‐ｔﾉ　　　 .l ﾚ'<l Ｄ}.　　 　 | |└‐ｔﾉ　　　 .l ﾚ'<l Ｄ}.　　 ＿_
　(　(　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｒ_／　　　　　　　 　 Ｕ につ　　.....└'⌒リ´　　　　..Ｕ につ　　.....└'⌒リ´　　　　..Ｕ につ　　.....└'⌒リ´　　　..つ)
　　^





　　　　　　　　　　　　　 __　　　 ,．'"´　　　　　　　　　 `ヽー-､
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ﾄ-!ヽ.／　　 /　 ,　　　　　　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　 __>ｧ､　"´　 / 　 i　 ､.　　ﾄ､　　　 ､　　　　 ＼
.　　　　 　 　 　 ／￣／l　/　　　 ﾊ　　,! ﾊ N　 ',　､　　　}　　 i　　　ヽ
　　　　　　　 ／,. ｧ'"／ﾊ/　　 　 .|/!　/l !｀!lﾞヽｰﾄ､ l､　,=､!l、λ. ', ヽ.､ヽ
　　　　 　 　 ￣ﾑ‐'" /　/　　　　 lﾊ　!　iｨ=＝ミ､ヽヾ',　 /lﾊ ハi .!　ヽ.|ヾ　　　　　　　ひえっ……！？
　　　 　 　 ／/　　 ./　/　　　 　 .l∧.|　　ﾞ,.辷歹゛ 　 ∨'ﾒﾇ/ヽli ﾄ､　l.|
.　　　　 ／／　 　 /　/　　　　 　 l　v′ 　 ￣　　　　 　 ヽヾﾂ_)|! ',　!!
.　 　 ／／　　　 ./　/ 　 　 　 　 ,'　　　　　　　　　　　 　 ∧__/ﾚ′ﾚ′
..　／／　 　 　 ./　/ 　 　 /　 　 ! 　 i_j 　 　 　 　 _＿_　 　 ､_) !.＼
／／　　　　　 /　/ 　 　 /　　 /{　　　　　　　 　 （　 V　　　　,ｨ. 　 ＼
／　　　　 　 ./,／ 　 　 /　　 / iｰヽ､　　　　　　　｀ｰ´　　　／ |　　 　 ヽ
=＝＝ニｰ-.ム._ 　 　 ,/　　 / ,ﾑ'⌒ﾞヽ　　　　　　　　　　／　　|　　　 　 ヽ
　 　 　 　 ｀)　／　　 /　　 /　/＞ ､: :ヾ⌒ヽ ､　　　　 イ. 　 　 !　　 　 　 ',ヽ
　　　 　 ／,イ 　 　 /　　 人´: : : : ヾｰ‐＼: :ヽ｀ヽｰ‐´-､.　　　 |　　　　 　 ',.ﾊ
.　　　／／　　 ＿ /　 ／　,/＼: : : : ＼: : :ト-､; : :}': :／l　　 　 |　　　 　 　 ',.ﾊ
　 .／／"´￣´ : : :｀￣｀ヽ、　　 ｀>､: : : : : :｀: : ヽr'⌒ｰ')　　 ,. --- ､ __　 　 } ﾊ
／／ :⌒ヽ、: : : ,. - ､ : : : :＼／: : : : : : : : __r-､_}_r'"´l　　 （　 (´￣ 　 `ｰ＝､ﾉ
／: : : : : : : :｀~´: : : : :ヽ: : : : :｀ : : : : : : : : :} { Ｙ´ﾚﾄ,　 l!　 　 ＼ ＼
: : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾊ : : : : : : : : : : : : : ゝ＞i'" ,! ＼ｰ:´:￣:｀ヽ､ ＼
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼＿／⌒ヽ: : : ,＜´｀~´ｲ: : : : : : : : : : : :＼. ＼

　　　　　　　　ト ,-､
　　　　　　　　|:::|.＼＼　　　　　　　　 ＿＿
　　　　　　　　|:::|　　＼＼,,....,,,_　,　'´'´ |::::::|
　　　　　 ＿_ ,|:::ト､'´　.!:::| 　 ／／ヽ､ /:::::;'　　　　　/|
　　　 ＜´::_ﾉ´￣`ｧ‐-､|:/-イ／　　　,:':::::/ 　　　　　∨＿_
　　　ｒ‐/´＞'"´￣＼　ヽ─-､＿__,／::／ヽ 　　　ｒ─ｒ|＿/　　　　　　　　　　　呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃーん。
　　く.／´　/　　　　　`ｰ'￣ヽﾉ‐-､-イ 　 ハ　　　|_／|＼_＞
　 　 !　 　 !　ﾒ､／!　　　　　└-､ /｀ヽｰ-､ |　　　/　 !::::::',　　　　　　　　　　　『いるのかいないのかよくわからない』でお馴染み、
　　　'､　　.|/ ト､,､!　　　/､　 __　＼　 ト､::::＼　　|／,'::::::::|
　　　　＼ ,ﾊ　 |,ﾊ!　 ／-‐＼　|　　ﾄ-ﾍ、＼ｒ-ヽ.　 /::::::::::|　　　　　　　　　　　八雲紫ちゃんですよー。
､ 　 　 　 / !,..｀'ｰ'|／ -‐ﾃ‐‐rｧ!　./｀＼ ｀Y 　　 ／::::::::::::,'
:::〉 　__／ 人 　　 .　 　　j__,ソ/／!　 　∨ ＼／::::::::::::::::/
/ .／/ 　/ !　,>､　､　_　　　ﾞ/´|,ｲ 　 　八　　｀　､.,__::::,.'
＼　,'　 /　|/::::::::ヽ.,＿,,..　イ　/ ＞‐-.､ 　＼　　　 　 ｀ヽ.
::::::`|　,'　 /|::::::::::::/　|,ﾊ_／| ./´:::::::::::::::::＼　 ` /´l　　 .　',
　ｒ‐ｧこ7/,ｲ:::::i:::/}＞ｒｧ─-|/::/:::::::::::::::::::::ハ　/　,'　 ./|　 |
::::ﾚ'|｀ヽ | 〉､:::/::|／ム､__rｧiこ7:::::::::::::::::::::::::::'7　 ,!‐-'、!　/
＼/ ＼|' 　 ｀!:::く_/::::|__」∧|:::i::::::::::::::::::::::::::::::;|　 _つ　 〉ﾚ'
　 | ／-─‐ヽ､:::::::!:::::::::|/::::::::ﾄ､::::::::::::::::::_ﾉｲ/　　｀ｰｧ'/|
　　!　　 　　 　 ＼:::::::::::::::::::::::イ＞::､イ´　∨ 　　r '´ ﾚ'
　　ヽ.,__,.イ｀! 　　 |ｰ----─ ''"´￣ﾍ'　　,'　　　 |
　　　　　　　` ー､j　　　　　　　　　　 '､　!　　　 ,'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ヽ._＿／

　　　　 　 .┌───────────..┐
　　　　 　 .│　 シガ国配下　　　八雲紫...│
　　　　 　 .└───────────..┘


　　　　　　　　 八: :{＼:.{>､:: : :＞: : : : : :|　l　|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |
　　　　　　　　 　 ヽl /^ヽｘぅ弌{ : : : : : : | ﾉ　|:.:.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :|
　　　　 　 　 　 　 　 ﾍ', ∧Vｿ｜: : : : :.:.:|　 /:.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :|
　　 　 　 　 　 　 　 　 Y、　',　 | : : : : : : |イ:.:.:. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :|　　　　　　　　……相変わらず、神出鬼没な奴ね。
　　　　　　　　　　　　　} ＼_}　 | : : : : : .:|: |: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :|
　　　　　　　　　　　　 ﾉ　　　　 | : : : : .:.:|: :!: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |　　　　　　　　　私達の話をその「スキマ」の中で聞いていたのかしら？
　　　　　　　　　　　　　⌒ヽ_ - |: : : : : :.,':.:.':.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :|
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 └/: : : : : :,': : :',:. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :',
　　　　　　　　　　　　　　　　 /: : : : : :/l: : : :',: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.',
　　　　　　　　　　　　　　 　 ,: : : : : : //: : : : :',: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.',
　　　　　　　　　 　 　 　 　 /: : : : : ://: : : : : : :.、: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /: : : : :／/: : /: : : : : 丶: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
　　　　　　　　　　　　　　/: :_,.　'´　,: : /: : : : : : : : ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : ＼: : :.＼
　　　　　　 ＿　　　-‐=ﾆ¨´　 　 　,: : ': : : : : : : : : : : ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ: : : :.＼
　　　　　　|　 、　　　　　　　　　　 |: : l: : : : : : : : : : : : : ＼: : : : : : : : : : : : : : : : :＼: : : :丶
　　　　 　 |　　＼　　　　　　　　　 |: : |: : : : : : : : : : : : : : : :＼: : : : : : : : : : : : : : : : :丶: : : :＼
　 　 　 　 |　　 　 ヽ　　　　　　　　|: : |: : : : : : : : : : : : : : : : : :.＼: : : : : : : : : : : : : : : : ヽ、: : : :ヽ
　　　　　 .|　　　　　|　　　 　 　 　 |: : |ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼: : : : : : : : : : : : : : : :',ヽ: : : : :丶

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 _　-‐… 、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, ‐ ´　　 　 　 　 ｀ ‐　、
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｌヽム、　　　　　　　_　-‐ ´ /＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 〉ヽ｀　ﾞ　　、、_, ,-‐¨´　 //　　＞ヽ
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /　廴_　-‐…´ ¨｀￣￣￣｀　　　.／　　　　　　　ええ、ええ、それはもう、隅から隅までずずずいーっと？
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /　　 ｀´／ヽ-‐￣ |ヽヾヽ‐-、＿イ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ- 、　/: : ::ﾊｌヽﾍ: レヽヽ: : iﾍ　 》　　　　　　　　　ま、いるのかいないのかわからないのですもの。
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 〈 /: !::ヾ⌒ヾｌヽ |rxｫ 〉: : ｌﾍ　>
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ,, ﾍ.　　 ム/: |: :ﾍ-‐'　,　　　ﾉハ: :ｌ∧　　　　　　　　　　今更聞かれた所で問題は無いでしょう？
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ﾘ |ﾍ'!　 _, /::/人:ゝ　　、_ ,　/: :〉:从:::.
　　　　　　　　　　　　　　　 ｌ|　/| ／　_ ｀¨｀¨ ´｀ヽ、_,／|: ::〉/:ヽ: : :
　　　　　　　　　　 　 　 　 ﾉ |//　 .／ ヽ--., 、ヾヽ、　／:://: : : ヾ :ヽ
　　　　　 　 　 　 　 　 　 / .ﾚ/ ／／-‐… ｀¨ヾヾ ミ》《ﾐ巛 ｀￣/ ヽ::込
　　　 　 　 　 　 　 　 　 /　　´´／ ／::::::::::::::::巛 // ヽ　》》::::::::::::::::|: : :ﾐ　.
　 　 　 　 　 　 　 　 　 /　　　　／ゝ::::::::::::::::ｌ 〃〃 　 ヽ》:::::::::::::::::::ヽ: : : : : ヽ
　　　　 　 　 　 　 　 　 |　 　 ／　　 },　、::::/::::::ﾐ≧＝≦ｌ::::::::::|:::::::::::::ヽ、: : : : ヽ
　　　　 　 　 　 　 　 　 |＿ -‐…¨: ´: : :｀‐/::::::/::::::::::::::::::ｌ:::::::::ヽ:::::::::::::::/ヽ: : : ::}
　　　　　　　　　　 　 　 ／: : :／: : : / .| : :|::::::::ヽ:::::::::::::::::|:::::::::ﾐ}:::::::::::／:| ヽ: : :ﾘ
　　 　 　 　 　 　 　 　 //: :／ .{: : ｌ /　|: : :〉ヽ::_::_::::::::::::::/::::;:::个:::::::::::|ヽ´　〉: :/
　　　　　　　　　　　　,'/: /　 　.|: /|,'　,'// ﾍ:::::::::::::::::::::::::::::::::::||:/|/‐ヽヾ　 ﾉﾉ /
　　　　　　　　　　　　ｌ|: :|　　　 |::| ｌ　ﾉ /ヽノ‐´）:::::::::::::::::::::::::ﾍ/ ﾚ ∧ ヽ　´



　　　　　　　　　　　　 ,　 -‐……‐-　、
　　　 　 　 　 　 　 ／: : : : : : : : : : : : : ｀　 、
　　　 　 　 　 　 〃: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
　　　　　　　　 /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
　　　　　　 　 ,': : : : : : : : : : : : : : : : :／／: : : : : :ﾊ
　　　　 　 　 ,: : : : : : : : : : : : : : :{＾く:／: : : : : :>､_:ﾊ
　　　　　　　,: : : : : : : : : : : : : :.:八　 ヽ : : :／　　}: |
　　　　　　　{: : : : : : : : : : : : : : :, ‐ ､　}:／　　　 .':.:|　　　　　　　　……会話に入るのならば、普通に入って欲しいものね。
　　　　　　　|: : : : : : : : : : : : : :/ ﾍ　}7、　　- 、 ;:.〈_,
　　　　　　　': : : : : : : : : : : : :.:{　　〉　　丶 ￢ｧY:.: :/　　　　　　　身内を相手に気を遣うのは御免こうむりたいわ。
　 　 　 　 　 |: : : : : : : : : : : : : ＼　　　　 　 //)ｰ'´
　　　　 　 　 l: : : : : : : : : : : : : : : '　　　　　　(/l
　　　　　　　,': : : : : : : : : : : : : : /　　　　　　, -'
　　　　　　 /: : : : : : : : : : : : : :.,'　　　　⊂r┘
　 　 　 　 ,': : : : : : : : : : : : : : /　 ＾＼ _/´
　　　　　〃: : : : : : : : : : : : : /､/
　　　 ／: : : : : : : : : : : : : : :,' 　＼
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　　　 　 　 　 　 　 ｛r‐ /　 /　　/　 | ｝ﾄ､ |　　 ｀ヽ＼　| |　＼
　　　　　 　 　 　 　 )） /　/　,-十ﾄ/ {　| ｌ_ﾄ､　!　　V}}_.| |　　ﾊ
.　　　　 　 　 　 　 （( /　 !　/　/／ / / 斗＜l.|　i ├─┘　　 ｌ　　　　　　　気を遣うような会話をしなければいいだけではなくて？
　　　　　　　　　　　〃/　| /iｵ了ミﾄ´　　l|/≦ヽ,ﾉ　} ＼　　　　|
　　　　　　　　 -=彡ｲ　　lｲ ｝ _辷ﾘ　　 　Ｙ了ミト}　{ 　 .）　　 /　　　　　　　いない所で悪口なんて言われたら、
.　　　　　　 　 　 　 / ,'　 / ,′,,,　 '　 　 　 之ツ,'　ﾊ　 (　　 /
　　　　　　　　　　 （/l　_/从　　　_ 　 　 　 ,,,, /／)　＼ ）∠　　　　　　　　　私のか細いメンタルは見るも無残なボロボロになってしまいますわ？
　　　　 　 　 　 　 　 {V{　/:.:ヽ. 　ヽ _ァ ___　 / /〃}i　 ﾐx /
　　　　　　　 　 　 　 Ⅶ .lヘr､:.＼ 　 ／／_,/ /i |　.ｌ　　/lj
　　　　　　　　　　　　　| .|　　〆⌒ヾ.／　.{‐､///j//　/ ./
　　　　　　　　 　 　 ,. 'T/ﾚ'ｧ'У　　 /;―'´:::/∧ｊ.l/ ／／
　　　　　 　 　 　 ／　//:::/　　　 ∠::::￣::://_,，‐＜｀ヽ}
.　　 　 　 　　 ／ 　 //:::::ｉ　　 ／::::::::::::, "イ　　　　 ｀ヽ
　　　　 　 , イ 　 　 .| |::::⊥　ノ､:::::::::／／　　　　　　　 }
　　　　　〈　 　　 　 /::／／￣´{:::::::,'／　　　　　 　 　 /
　　　　　　ヽ 　 ／,:'ｱ'"´　 　　 ＼i´　　　 　 　 　 　 /
.　　　　　　 ﾉﾆ//:::/ 　 　 　 　 　 ∨　 　 / 　 　 　 /
.　　 　 　 / 　 { {::::{　　　　　　　 　 ∨＼/　　　　／
　　　　　 { 　 人'､∧　　　　　　　 　 ヽ＼>――く



　　　　　　　　　　＼ヽ: : : : ', 乂:-‐=',＼: : : : : : : :.＞--‐'´: : : : : : : :
　　　　　　　　　　　 丶＼: :.ﾍ　ﾉ＞ : ',　｀二フﾌi´: : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　　 　 　 　 　 |　}:!｀ｰ-‐ｧナ'T:丁￣ j!　_|: : : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　　　　　 　 　 |￢i　　 ',ノ　　|J|　￣厂　!: : : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　　　　　　　　 V　!ﾍ.　 ',　 乂;;;|　　　 　 |: : : : : : : : : : : : : : : :　　　　　　　　……事実がそうであるのなら、私はもっと楽が出来るのでしょうけどね。
　　　　　　 　 　 　 　 /　 ',J　　'　　V;;j.／ 　 　 |: : : : : : : : : : : : : : : :
　 　 　 　 　 　 　 　 / 　　 ,　　 |　　ゞ'　　 　 　 !: : : : : : : : : : : : : : : :　　　　　　　　聞いておきながら平然としている辺りが、私には非常に解せないわ。
　　　　　　　　　　 〃　　　 ヽ _,ﾉ　　　　　　　　 |:: : : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　 　 　 　 　 | : : : /:.: : : : : : : : : : :
　　　　　　　　丶..,_　　　　　　　　　　　　　　 　 |: : :./: : : : : : : : : : : :.;
　　　　　 　 　 　 　 ｀丶、 　 　 　 　 　 　 　 　 |: : /: : : : : : : : : : : ::/
　　　　　　　　　　　　　　)　 　 　 　 　 　 　 　 ,': :/: : : : : : : : : : : ::/: :
　　　　　　　　　　　　 　 ｀丶Tニ=-　　　　　　': :/: : : : : : : : : : : :./: : :
　　　　　　　　　　　　　　　└-､　　　　　　　/: /: : : : : : : : : : : :./: : : :
　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　 　 　 /.:/: : : : : : : : : : : ::∧: : : :



　ヽ,,,...__ ,,人 メ　　　 　!　　',　　　 ヽ::　　　',:: ヽ
　／::::::.７ iヽ＼ ゝ　 　 l　 　', 　 　 　 ',:::　　',::　',
　:::::::::::/　|:::∨ ＼　　　l',　　 ',::　　　　ﾊ:::　　i:: 　',
　:::::::::/　｜:::∨　 ＼　 i:::',　　;斗匕　　ﾊ .,:::: l::　 ',
　.　 /　; ｜::;::∨ ﾟ 。i　 i:::::',／;　',:::ヽ　 i　',::::人...,,ﾘ　　　　　　　　あ、あの……ゆり？　どうか穏便に、ね？
　　/　 ;　.| ,' :::::＼　 i　 i／',::::;　ヾ从从i 　ＶY⌒ﾌ
　:::∨ ;　/ ,' 　　::::＼i　ﾊ　　ヾ;_,.ィ7ﾃ爪　 　ゝr'´_ﾌ　　　　　　　　紫も、仲良く、仲良く。
　:::::∨ / .,′ 　 ::ヽ ヽ、ﾊ　　　　ゝ.弋リ,,　　　`ｰ┐
　:::::::∨　;　 　 　 ::::＼ ヽﾊヾ　　　ｌｌｌｌｌｌ　　　　　 　 !
　　　　　,'　　　　:　::::/:　 :i　　　　　　　　　　　　 /
　　　　 ,'　　　 .:::　:::/.::　 :|_,　　　　 　Ｕ. 　 r フ/
　　 　 ,'　　　 .:::　:::/ ::: 　:|（＿,r'⌒ヽ、　 　 　 /
　　 　,'　　　 .::　:::/ ::/:　,ﾉ　,､　＼　丿ゝ_....._ノ
　　　,' 　　 .:::　:::/ :://　:|／: : ヽ、乂￣）
　　 ,'　 　 .:::　:::/ :://　:/: : : : ::.: : : ::.＼ゝ
　　,'　　 .::::　:::/ :://　:/ﾞ : ..: : : ::.: ::: : くゝ
　.::;　 :::: '　::::/ :://　:/: : : : ﾞ : ､ ソ廴ン 　 ,,.,,,
　　　／....,,,::/__//_／.. : : : : : : : .｀丶､ ＼.∧/|
　 Ｙ´: : : : : : : : : : : : ;,;,:.:.......: : : : : : : ｀ ､∧//|
　: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : "ヽ、: : : : : ∧///,ヽ

　　　　　　　　　　　　　　 . .. ---- ..　　　. .: :｀ヽ
　　　　　　　　 　 　 .　　´　　　　　　｀ ／::::, --､::.
.　　　 　 　 　 　 ／,..-―‐｡..　　　　／::::／｀ヽ. !:::i
　　　　　　 　 ／　 !::::::::::::::::::｀ヽ___/:::／　　　i　!:::!
.　　　　 　 ／　　　|::::{￣￣｀＞ヽ ＞_彡'⌒｀ヽﾉノ____
　　　 　 , '　! 　 　 |:::::i__ ..＜:::ｲ´く⌒ ｰr‐''´つノ)｀ヽ'′
　 　 　 ,′' ,ヽ.　　乂::::ｒｰ{ ﾉｰ‐‐''　　 　 　 　 ｀ヽ.
.　　　　i　　　' ,ゝ､ｒ‐ｧk'′　 　 　.　　　i　　　ヽ　 丶
.　　　　ヽ　 ＿ . ソ /_ﾉ　　　　　 |　　　|　　 ﾊ　.!　i :　　　　　　　　　そうそう、仲良く致しましょう、ゆり様。
　　　　 　ゝ、7ﾊ ヽ う　　　　　　｣!-‐i !j　i　ｒ‐ｔ .!　| i
　　　　　　, ´ ,　ｒ､ﾉ｀ 　 . : : : '´ _」_/八! ﾉノ_」_iﾊ　!ﾉ　　　　　　　　　私達は仲間なのですもの。
. 　 　 　 /　 ｉ/（ｊ　　　　ｒｖ': 　 ,´f　ri` 乂 ´!' ri,jﾉノ
　　　　　Ｌ...ﾉｰｲ 　 　 /{ {i' 　人 ゝ-'　　 　 ﾞｰ' !（　　　　　　　　　　　薔薇水晶様の為にも、精一杯、お互い助け合いながら国を興してまいりましょう。
.　　 　 　 　 }}/　　　 ,'　ヽ!　'. 　 ヽ" 　 　 ' 　''ﾉ. :）　　　　 , ､__
　 　 　 　 　 ,′　　 ,′. :.| . :　　　} 　　ｰ{{三三三三三三i　,! i｀r､
　　　　　　　{　i　　/i　. : :i . :.!　　 ト .... __.ゞ'ﾆﾆニニニニﾆi ﾉ!ﾉﾉノi
.　　　　　 　 ヽj　 ,'.::i　. : :! . :i　　 j￣￣{{. :::〃ﾊヽ 　 ｀ヽ　 ヽ ' 　 |
　　 　 　 　 　 }　.!〃⌒ヽ乂 j　　 i:::::::::::{{ト､i ｒ‐､.ﾉ 　 　 乂　　 　 |
　　　　　　　 ノ. .:/　　　 乂 ｀ヽ. ﾉ::::::::::::{{::::::::.ヽ｀ヽ.　 　 　 ヽ｀　　|
.　　　　　 ,.:´. :／　　　　　 i iヽ. ヽ:＞‐=ﾆ.:.:.:.:ヽ'´.:.:.:.:｀.:.:..､ 　}　　 |
　　　 　 /　／　　 　 　 　 .| ! ﾊ　 }:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:三:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:. ｊ　　 .!
.　　 　 / , '　 　 　 　 　 　 乂　}　ﾘ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀,:.:.:.:.:.:.l二}｀ヽ.　|
　　 　 ' /　 　 . . . : : : : .　　　 >ｒ‐ト､:.:ｌ二二l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;　 ハ i
　　　 {　＼. : : : : : : : : : : . : :.〈　ト';､/:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::, '　 　 i !
..　　　!　　 ＼: : : : : : :ヽ_ｒ‐､-/_ｊ　ｉ｀ヽ:.:.:. .:.:.:.:.:. ,.::'::::::::::;イ. 　 　 ﾉ ﾄ､
　　　 乂　　　｀¨ ￢ 7ﾌ::ﾊ:::::>´乂ｊ 　 ﾄ.:.:._._.:.:.'::::::::::::7´ｒﾉ　　　（　ﾉ:::..、
　　　　　ヽ　　　 ヽ: :｀ヽ'｣ Ｙ｣: : :ｉ:::）ﾉﾉ:.:.:.: .:.:.:.:.:.:.: .::.:}　ﾘ　　　　 ヽ::::::::）
.　　　 　 　 ､　　 　 : : /: :ｊ　: :　 |:::::}:.:lニニ!.:.:.:.:.:.:lニ|　ｊ　　　 　 　 ＼{
　　　　　　　 } 　 　 : /: : '　　 　 !:::::!:.:.:.:.:.:. .:.:.:.:.:. :.:.:.:{ 　 　 　 　 　 　 }
　　　　　　　 i　 　 : ,′′　　 　 Ｖ::ト.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}､　　　　　　 　 ﾉ





　　 　 　 　 /: : /!: : :l: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :|
　　　　　　 ﾊ: :/ ｌ : : |: : : : : : : l: : : : : : : l: : : : :|
　　　 　 　 |: :｜ l : : l: : : l: : : : ＼:_:_:_:_:｜: : : :|
　　　　　　 V: :!　ヽ: :ヽ: : :＼: : : : :＞':´: ! : : : :|　　　　　　……国を興すというのなら、せめて月頭の会議には出席をしてもらわないと？
　　　　　　　'､ |y‐_､＼l7´笊_,示ミy: : : :/: : : : |
　　　　　　　　 ﾊﾍrﾊ‐-{　　ゞ＝イ: : : :/: : : : :l|　　　　　　ただでさえ、『魔族』というだけで兵からも疑いの目を向けられているのはわかるでしょう？
　　　　　　　　 ヽ:--ﾉ　 ` ｰ--‐'/: : : :/: : : : : :|
　　　　　　　　　　ヽﾞ　　　　 　 /: : : :/: : : : : : :l
　　　　　　　　　　　 ＼ー-　／: : : 〃: : : : : : : ',
　　　　　　　　　　　　　丶-/: : : :／l: : : : : : : : : ヽ
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /: : ／／l: : : : : : : : : : : :＼
　　　　　　　　　　　　 _,∠=≠´ 　 l: : : : : : : : : : : : : : ＼
　　　　　　　　　 「￣-､ 　 　 　 　 l: : : : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　　　　　 | 　 　 ＼　　　　 l: : : : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　　　　　 |　　　　　ヽ　　　l: : : : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　　　　　 |　　　　　　ｌ　　 l: : : : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　　　　　/ 　 　 　 　 ｌ　　l: : : : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　 　 　 /　　　　／　 |　　|: : : : : : : : : : : : : : : : :

::::::::|:: | !:::::ハ　ｰ-!::!|､..|_ 　 ﾊ::::|　　|!:: 　 /'|::::　 　 　　/　|　 　　　　 　 !
::::::::|　| !::::|　|:::: 　|:: |　「　`| ヽ::|! 　ﾊ:::　/　|::___　 　　/ 　　　　　　　　　!
::::::::|　| !::::|　|:::l　!|: !|__ ゝ　!　|::|＼ ! l: / 　 !'⌒ヾ 　 / 　　　　　　　　　 '
::::::::|　| !::::|　|:::l!　| !` ＞lﾄ! ､＼| |　| | '　　 ! ,__ノ　 /　 /:::|!　 　　　'　 /
　 /::! ! l∨　 ゞ!　| ヾ! l/_ヽ!::!::ヽ!l＼!| 　 　 'f'' ___ /　 /:::: |!　 　　　　,　　　　　　っ！　ゆり！！
::/ |::i ,' 　　　　　ヾ! 　 _| 　ﾚハ/ヽ∨l 　　 / !_／ヽ｀メ:::::::: '　 　 ./　/
　: |:: |　 　 　 　 　 　 　ゝ､ __./　　　　　　ｨ !/j／＜_.|::: / 　　　/　/
　' |:: |::::　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|!|: |　!フ　ﾚ!　　　/ /　.'
/:: |:: |::::　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|!|: :Vトｰく/　　／j/／
ｰ:::|:: |:::::　　　　　　　　　　　　　　　　　 　Vﾊフ:::丁ノ "´ヽヽ'
ｰ...|:: |:::::: 　U　　　　　,　 -‐ r‐- ､　 　 　ノレ<|:::　|　　　　＼＼
ゝ_j::: ! :::::::　　　　　／￣`ヽ:::::.`丶＼_　´　､_jノ::::　!　　　　　 ＼＼
＿:|:: |_:::::::::: 　　 　l　　　　　',:::::::::::／　　　　ｲ::|:::　|　　　　　 　 ＼＼
ヽ::|:: ﾄ､＼ :::::::.. 　 |　 　 　　 ',::::::/　　　　／ |/|:::　|　　　　　 　 　 ＼＼
:::: |:: | ＼ー⌒＼_ :ﾄ､　　　　　l::/　　　イ　　 / |:::　! 　 　 　 　 　 　　ヽ ＼
:::: |:: |＼ ＼ 　　 ＼ー-.､ ‐─ｧ′／::::::! 　 /　 !: 　!　　 　 　 　 　 　 　 ヽ ＼
:::: |:: |＼＼ 　,--､　 ＼　ヽｰ─く :::::::::::!　 / 　 .!:　 !　　　　　　　　　　 　 /　ﾉ
:::: |:: |　 ＼￣::::::V　　　＼|　 ／　＼::: 　/ 　　 |:　 |　　　　　 　 　 　 　 /　/



　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / : : : : : : : : : : |　　V: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /: : : : : : :／⌒`ヽ.　 }: :＞　 '"´￣￣　　‐-　、: : : : : : :i
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ,': : : : : : :/ ⌒ヽ　 l_,ノ”　　　　　　　　　　　　　〉:.:.:. : : : :|
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ,': : : : : : :,' 　 　 |　 j/　　　　　　　　　　　　　／: : : : : : : :l
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /: : : : : : : {　　　 j　 ‘，　　_　　　　　　　　　/: : : : : : : : : /
　　　　　　　　　　　　　　　 /: : : : : : : :.:',　　　　 　 ‘，　　｀ヽ、　　　　　/: : : : : : : : : /　　　　　　　　　　……失礼。　失言でした。
　　　　　　　 　 　 　 　 　 /: : : : : : : : : : ヽ　 　 　 　 ∨´￣ 　＼　　　./: : ／: : : :://
　　　　　　　　　　　　　 , .: : : : : : : : : : : :.:/l　　 　 　 / ヽ.,,＿-　 ＼　/: ::/: :/: :〈: '(
　　　　　　　 　 　 　 ／: :／: : : : : : : : : :/　　 U　　　＼ 　￣　　_ﾉ　｣ : /: :/: : : : フ
　　　　　 　 　 　 .／: :／: : : : : : : : : : 〃　 ',　　 　 　 　 丶--‐ '⌒Xへ八:.{-‐''"´
　　　　　 　 　 ／: :／: : : : : : : : : : :／　　　 ',　　　　　　　　　　／　／:/ﾉ｀`
　　　 　 　 .／: :／: : : : : : : : : : :／　＼ 　 　 ',　　 ⌒ヽ　　　 / 丶-‐='´
　　　　　／: :／: : : : : : : : : : :／ ＼　　 ＼　/::::.､　　 _,,.｀ -‐='´:.:.: : : :|
　　　　。:.:／:／丶----‐=ﾆ´ヽ　　 ヽ 　　 ＼ﾍ:::::￣ ／´:!: : : : : : : : : l
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　　 /: : :.:.:/　　　　　 ＼ 　 　 　 ',　　　 ヽ　/ |ilﾊ` ー-､ |: : : : : : : : : :|
　　: : : .:.:/　　　　　　 　 ＼　　 　|　　　　 ＼ jiij:ﾊ　＼　',: : : : : : : : : ::|
　/: : : : /　 　 　 　 　 　 　 ＼ 　 |　　　　　　＼!ﾍ', ＜　 |:.:. : : : : : : : :|



　　　　　　　　　　　　　　　　　,,.. ‐- ..,,__,,....- ､
　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　／＝=､､　　　　,,..-;;::ﾆ 7、
　　　　　　　　　　　　　〈　｀" 》　ヾ､,--､//'"　〈〈_）｀ﾌ
　　　　　　　　　　　　)'"＾""'''厂｀ヽ''ー‐"＝=＝''"ヽ､j
　　　　　　　　　　　　ヽﾍﾞ 　ノ''"'Ｔヽ　　ノ＾i、,,..,､‐-<　　　　　　　いえいえ？　お気になさらず？
　　　　　　　　　　　　　/""´ _i,,_ ', i`''" i,　､`__　',. ', ',
　　 　 　 　 　 　 　 　 ｲ ! i　__ﾑ,`ﾊｫi　 ｨ',''i7ﾘ_ i !　', i
　　　　　　　　　　　／ﾉｲ! i',　`ヾじ`'､i、 ﾅじ'ﾌｉ | ',i.,　`､,,_
　　　　　　　　,―‐='"､ ｉﾊ,,...ゝ〈　　　`∨　　ル　 i人_,,..-‐`―-､
　　　 　 　 　 「￣ ,,.. シ''"　　　 ',　.__丶__,　 ｲ　　i　　ﾍ､二￣｀''i
　　__　　　 　 | 　/　　　　　　 ヽ ,ゝ　　´ ／/　　,'　/,ｰ'´　｀i　　|
　　ヽ）　　　　|　/　　　　　_,､__/'i/／7i'i">'´/　 ,'イ7'　　 　 | 　 ﾄ､
　　ﾉ( 　 　 　,| /　　 ,-'^''"i　/,'　','7i´,'」/ ｲ　ｉ iヾ,/　　　　　',　 |ヽ::,,_
　（　 ヽ、_,／'|/　　 ,ﾄ/,　i | i /7 ｀-"--'/,i　 |i |ノ　　　　　　'､　|ｰ-..,,"''ヽ、
　　丶､__,,.. -7　　　,Hﾉﾍi ,'// ﾚ､-,_ヽ ﾚ/|　　|､!)　　　　　　　〉 |　　　ヽ、 !
　　 　 　 　 /　　　i、' '71 /　　　｀　｀ｰﾍ,!　i　',>ー､,　　,-‐''"　.|　　　　 ）'
　　　　　　/ 　 　　|｀'>'/ 1　　　　　　　　ヽ |　 i＼　｀'>'　　　　 |
　　 　 　 /　　　　 i^i/ i /i',　　　　　　　　 ', |　i!　 ｀'<.　 　 　 　|
　　　　　i　　　　　|/_/　ハ〉"''=-　　　　,,./ﾚ　ﾉヽ∧/　i､――‐ヽ
　 　 　　|　　　　 /　ｲ /　ﾉ　　　　　,,..-"''　ﾉ´,,／　 ',　| ',　　　　ヽ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　//~ヽヽ　 _,.｡*'≠ﾆﾆﾆヽ__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{ |　 ﾑ Y´　 ／／　　　} | ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{ i　/　ﾑ i／／　　　　// 　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .ﾍ V　　 〉K'´‐=__　　ｱ/ 　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ゝ_-彡<三＞＝＝彡'､_　　　　　`､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_√Ⅵ 　 `=＜=X-＜､ヽ､_　　　　＼　　　　　　　　元々、『魔族』として『シコク』以外の地で仕官をする事は、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／/ /ｿﾍ ＼＼ヽY二ヽ_ l弋_)>__　　 　 ）
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ,＞厂〉i　 l`ーーー''"芸アj.　l ｢ /＼　＜_　　　　　　　相応に難しいものであると認識しておりましたもの。
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ( .{ ヽiｨ7炒j　　　　∠ｨ　i ﾚ'へ-ヽ____＞
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 〉人.从¨´〈　　　　　{ｨ ./ i /､　＼　　　　　　　　　一般庶民の間では溶け込んでいるとはいえ、
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／'　 ＿_h､　ー‐ ´　　Vi　 lﾄ､ ＼　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　彡⌒ 　／ﾆ≠,〉|＼ 　　 ／　ﾞ| 　.ﾄ､ヽ､__　　`＜　　　　　未だに偏見の目はありますからね。
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ,√＞‐‐'つ'≠'彳´ .,' 　≧手====,'　 lk. ＼　ー ､＿　`＜ ＿_
　　　　　　　　　　　　 　 　 ／ '´_r＜'´=／__/　 /＿,√7√:::::/,　　｢＼　　 ー、＿`ﾆ＝―-ﾐxｭ､
　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　´―ｬ 〉"/´ /　　,::::::::iヘ,}:{::::::::j{　　 ﾄ､__ヽ ＿　　　 二ﾆ=- ､___〉 ﾆ=_
　　　 　 　 　 　 　 　 ／　　　 .,ｲｴ_/／_.,/　 　,'ニ＝≠'':::::／　　 i}％'"￣ヽ二ﾆ=-ｭ＿＿＿./　彡　>
　　　　　　　 　 　 　 |　　　__ /　ｧ＝＜,ｲ　 　/:::::::::::::::::::メ　　／ ﾒ'´　　　　ド､　　　　　　.／　 , ＜´
　　 　 　 　 　 　 ,＞'!　　f'´　　 l':::::::::/　　...,ｲ:::r==＞'´ 　 ／.,｡ｲ　 　 　 　 |　ヽ 　 ,＞~´,ｨ＜´
　　　　　 　 　 　 〉ｲ|　　l}　　　/::::::ノ　 /／::::γ´,ｨ　　　,彡イ/　　　　　 　 {　　ヽ7' 　 ,ｨケ
　　　　　　 　 /￣ { | ／.|　　/|:ﾚ'´　 ,ィ'::::/ヽ_l /＿ｯ≠´　　/　　　　 　 　 〈 　　 /　／
.　　　　 　 　 ゝv-≠"　〈　 / /　 r＜:::::::r'≫k＜ｱ/　　　　人　　　　　 　　 | 　 .7 |〈
. 　 　 　 __／／ .|　l　　∧ｲ l'　, 〈::::ｿ:l:::／ 　 |`‐/　　　　　　 ,ゝ-=ニﾆﾆ≠'ﾐ　, ﾍ '∧＼
.　　　 ／ 　<,ｨぅ、　　 /　|　j　 ／::::::::::::＼＿(//　 　 　 　 ／|　　 ~`　∧　　＼　`'　∧ ＼
...　　<xへ,＿/　∧　　i　 l　.| 八::::::::::::::::::::::::://　　　　＞~/ . |　　　　 |{ ∧　　 ヽ`＜　ﾏ　 ＼
　　／　／ 　.＼　∨　!　 j　}'::::::::::::::::::::::::::::://＿__＞´　 / 　 {/　　　 .|./ ∧　　　＼　~ Y　　 ヽ
　/　　/ 　 　 　 　 ∨　 　./|::::::::::::::::::::::::::://≡〒'　　　/　 　j , <.　　 |l .　∧　./　　ヽ　∧　　　Y
./　　 j￣＼＿ 　　　`　／,r|::::::::::::::::::::::::∥:::::::/　　　／　 ,r〈 ／　 　 .ﾘ　 　 | ,'. 　 　　ﾍ　∨　　 !
.フヽ/　＞―7―‐―‐'＾/／ヽ、::::::::::::::::::||ﾆ≡|　　／　_ｨ/　　　　　l　 |　　 .｣/　　彡　　 )　.ﾏ.　 ｜
　／＜´　　/.f ,＞'"／:<´_,仝､_,`＜:::::r'/￣￣ﾏ/＞ ´ /　　　　　　l .ｿ　　／／　　　　／ 　 !V　 |
＜´　　　　｣,/´　／::::／_,ｬ-､,｀　　　~ヽ､__r＜´＼　　/　　　|　　　 Y　 　 ／　／ 　／　　　 | |　 .|
　　　, ＜´ / .／:::::::::`‐,彳_⌒`-､ 　 　　　￣￣　∨/ 　　　.|　 　　 |　 ／　　 ,x＜´　　　　　l}　 /
_,＜´　 　/／::::::::::::::::K_ｧ´,ｨ-ｭ‐ヘ＿　　,,__＞―'´,〉　　　　 |　 　　 ﾚ"　√＜　　　　　　　　ﾙ＜
　　　　／::::::::::::::::::::::::::::｀´::::::::／／　｀￣　｀ーｬ／　　　　　 !　 　　 |／´



　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ,. へ
　　 　 　 　 　 　 　 ,'〒＝= ､,. -‐フ´∠ﾆi |
.　　　　　　 　 　 　 | |__,' ￣ヽ:y-/∠　｀ﾞ ! |
　　 　 　 　 　 　 　 ＞＝＝７-ー'｀ｰ＝＝ｨヽ.
　　　　　　　　　　　,'r-イ｀７-'‐‐'ヽ､__/､_７､_ !
　 　 　 　 　 　 　 r'7-'"7´,　 i　　　ﾊ　　｀ヽ７ヽ
　　　　　　　 　 　 Y´　i -ﾉ‐i'ﾊ　　i‐!-- i 　 iヽﾉ　　　　　　　その上で金糸雀様が、『シコク』と繋がっていたという疑いがある。
　　　　　　 　 　 　 |　,/|,rr‐-!､!　/,!-r'tﾊ ;　|´
　　　　　　　　　　 ﾉノj, 'ﾚ!'ゞ-' ﾚ' 　ゞ-'ﾝiﾍ,ｲ　　　　　　　　　当然、我らがシガの兵達が浮き足立つのも当然と言えましょう。
　　 　 　 　 　 　 　 ノ　! ﾊ,"　　_'___　",ﾊ|　|
　　　　 　 　 　 　 ,:'　!　;　| ＞､,｀_´.イi| ｜｜
.　　　　　　 　 　 /　,.'　.!　l'"´!ﾊ´_ﾊ＞|　ﾄ､.!
.　　　　 　 　 　 ;'　ｧ!　ｲ　,|::ﾞ'ヘ/ヽノ:ｲ| ,ﾉ::::｀ヽ
　　　　　　 　 }></:::!ﾉ .!}><{::::::(∧)::::::}><{::::::::::}
　　　　　　　　　,.ﾍ;::'::::::i::ﾚ'::::::::/ﾑヽ:::::::ﾚ':::::::::;:ﾊ
　　　　 　 　 }>ｲ ,' ゝ-ｧ'{:::::::::::::::::;:::::::::::::::}ｰ''"|><{
　　　　　　　 　 !/)ﾉ|　 ∧::::::::::::ノ､::::::::::ノ!　　|ヽ!
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_＿ _＜　 　 　__＞x_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_ {::{¨¨ ヽﾆﾐｘ.　　　　 ＞=ﾆﾆ==f:t
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　く 八:V　　 _　≧xf=-' ∠__ 　　 V:/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-⇒‐=-ﾆﾆ¨¨¨7二ﾆ=ﾆﾆ-= ﾆ='::/　　　　　　　『いてもいなくても同じもの』が、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 く__く_ 　 ヽ／）　 _V　ヽ∠....＞,／¨¨ｰ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　厂￣八_ ¨フ-{ 　:|:|　 ﾑ　　 `r=='　　　　　　 『いるだけで不和を呼び起こすもの』になったとして、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ， 　 / ! ヽ:i斧テヽ从ノテ}　 _ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i　_:ノ 人　ﾊ¨¨　　　　¨ ｲ彳　　　　　　　　　　何ら不思議なものではありませんわ？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /　/￣::| rう≧- ､,__'　 .イ　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ノ イ}::::::::::V}---ｫ　厂 ｧ匚}ｉ: ト=-x
　　　　　　　　　　　　 /¨¨ー‐‐ｘ　----r――… ﾆ／　{　ｉ{:::::::::::∀　/　ム}}　}:ﾑﾟ，{ヽ ＼＼
　　　　　　　　　　　　 },_ ___ ,イ::::::--::::::::＞＝-≦_ / ﾉ∨}:i::::::::::::::::У :/ー‐爪rﾉ:ﾊ:Ⅴx¨¨＼＼
　　　　＿_,　…=‐‐ｧ=':::::／::／::::::::::::::::{　/:/／::/　　ﾊ: V::}_::::=≦/　 ﾑ＿/__r':Y::::|　}:::::::ヽ :} :ﾘ
　　　　}_　／:::::-…'¨::::/: ／::::::::::::::::::::::} :{:::{ ﾆﾆ{　　{:::|　}ｰy'ﾟ　／　 /{::::::i:::::::::::{ :ノ ム=xく / /
　 　　 ノ¨::::::::===---/::/:::::::::::::::::::::::::::ﾊ＼::::::::::::ヽ :{ノイY__厂}　　 / {::::::::::::::::::j/／¨　　 }7|/
　　　（::::::::::::::::::::::::::: /::/:::::::::::::::::::::::::::::::::}　}:::::::::::::ﾉﾉ{ {∠7_} ハ__ ノ:} 厂￣¨¨ﾟ／　 _x…ﾟ　 {
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　　　　　　　　　　　　　 __　　　 ,．'"´　　　　　　　　　 `ヽー-､
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　　　　　　　　　　　　 __>ｧ､　"´　 / 　 i　 ､.　　ﾄ､　　　 ､　　　　 ＼
.　　　　 　 　 　 ／￣／l　/　　　 ﾊ　　,! ﾊ N　 ',　､　　　}　　 i　　　ヽ
　　　　　　　 ／,. ｧ'"／ﾊ/　　 　 .|/!　/l !｀!lﾞヽｰﾄ､ l､　,=､!l、λ. ', ヽ.､ヽ　　　　　　　　そんな事言わないで、紫！
　　　　 　 　 ￣ﾑ‐'" /　/　　　　 lﾊ　!　iｨ=＝ミ､ヽヾ',　 /lﾊ ハi .!　ヽ.|ヾ
　　　 　 　 ／/　　 ./　/　　　 　 .l∧.|　　ﾞ,.辷歹゛ 　 ∨'ﾒﾇ/ヽli ﾄ､　l.|　　　　　　　　　貴女は、私がこのシガに配属されて、初めて仕官に来てくれた配下！
.　　　　 ／／　 　 /　/　　　　 　 l　v′ 　 ￣　　　　 　 ヽヾﾂ_)|! ',　!!
.　 　 ／／　　　 ./　/ 　 　 　 　 ,'　　　　　　　　　　　 　 ∧__/ﾚ′ﾚ′　　　　　　　　　……自虐するような真似は、私が許しません！
..　／／　 　 　 ./　/ 　 　 /　 　 ! 　 i_j 　 　 　 　 _＿_　 　 ､_) !.＼
／／　　　　　 /　/ 　 　 /　　 /{　　　　　　　 　 （　 V　　　　,ｨ. 　 ＼
／　　　　 　 ./,／ 　 　 /　　 / iｰヽ､　　　　　　　｀ｰ´　　　／ |　　 　 ヽ
=＝＝ニｰ-.ム._ 　 　 ,/　　 / ,ﾑ'⌒ﾞヽ　　　　　　　　　　／　　|　　　 　 ヽ
　 　 　 　 ｀)　／　　 /　　 /　/＞ ､: :ヾ⌒ヽ ､　　　　 イ. 　 　 !　　 　 　 ',ヽ
　　　 　 ／,イ 　 　 /　　 人´: : : : ヾｰ‐＼: :ヽ｀ヽｰ‐´-､.　　　 |　　　　 　 ',.ﾊ
.　　　／／　　 ＿ /　 ／　,/＼: : : : ＼: : :ト-､; : :}': :／l　　 　 |　　　 　 　 ',.ﾊ
　 .／／"´￣´ : : :｀￣｀ヽ、　　 ｀>､: : : : : :｀: : ヽr'⌒ｰ')　　 ,. --- ､ __　 　 } ﾊ
／／ :⌒ヽ、: : : ,. - ､ : : : :＼／: : : : : : : : __r-､_}_r'"´l　　 （　 (´￣ 　 `ｰ＝､ﾉ
／: : : : : : : :｀~´: : : : :ヽ: : : : :｀ : : : : : : : : :} { Ｙ´ﾚﾄ,　 l!　 　 ＼ ＼
: : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾊ : : : : : : : : : : : : : ゝ＞i'" ,! ＼ｰ:´:￣:｀ヽ､ ＼
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼＿／⌒ヽ: : : ,＜´｀~´ｲ: : : : : : : : : : : :＼. ＼

::: :: : : :　 ,.'´ 二｀ヽ､_____　 ,. --- ､ : : :
　　┼ 　 |::|'´￣ ｀ヽ;‐ｒ''"＜´__ ｀ヽヽ
　　　　　/ゝ､.,____,.ｨ-'＞､ヽ､　 ｀ヽ!:::|
::::　::::　　!_「￣｀＞---＜｀ヽ､.,_二ンヽ.
　　　　ｒ'" _＞'"　　　　　￣ヽ_7- ､　 　＼
　*　〈 !／　　/　　　ﾊ　　　　　ヽ_/ヽ_.ノ　'､　　　　　　　　　薔薇水晶様は本当にお優しい御方！
　　 　/　　i /|　/i /　 i　　i　　　ヽ__,.へ,__
: : : : ::i　　ii / ﾚ´￣!､　|　/ !.___i　　iヽ､_ｒi､　　　　　　　　　　寝て起きて食べるだけの生活の私に、そんなお言葉をかけていただけるなんて！
::: :::　 ﾚ､,,へi' ´￣ヽ　 ﾚ'　, !　/｀i　 !
　＿　 ｲ　..7"　　　 　　 ´￣｀ヽ!　 ,,ゝ . |　|
　{　 ｀　 }　 }/､ 　　　'　　 　　"/ゝ､! 　 |　|　　 　　i　i
　i　　 ／/　!/'ヽ. 　 ー ‐　　／/／　　/　ﾊ　__人 __ ___
　ー‐{　 ／ |　/ ｀ヽ､.____ ／　/　　　./　/　i　 ｀Y´´
　　／｡ ｣:ヽ! ﾊ　　__/ i／__,. イ　　 ／　 i　　',　 　 ! !
　　＼／　　＼　　 ￣￣ヽ　i　　/　　　|　　 ,′
　　　　　　　　 ＼　　　　 |　ﾊ　 i　　　 ﾊ　 〈
　　(i⌒ ､＿＿＿/ー―‐ﾉ＿ノヽ!　　 /　!　　i￣
　　(ﾚ_っ {//＞､: : : : : : : : : :＼_／: :/／　　　　 |
　　 }-j＿∨/／＼: : : : : : : : : : : : : : ＼　　　　 /
　　　 ¨ 　 Lﾟ>'　 　 ＼ : : : : : : : : : : : : : :＼　　　〉



　　　　　　　　　　 / : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :}
　　　　　　　　 　 ,' : : : : : : : : : ＼:.: : : ;. イ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :;
　　　　　 　 　 　 |: : : : : : : : : :＼: ｀¨´.:／: : : : l: : : : : : : : : : : : : : : : : : ,'
　　　　　　　　 　 | : : |: : : :',: : : : :丶--‐ｧ: : : : :|:.:.:. : : : : : : : : : : : : : : :,'
　　　　　　　　　　l: : :.',: : : :.＼: : : : : :／: : : : : :|:.:. : : : : : : : : : : : : : : :,'　　　　　　　……失言については詫びましょう。
　 　 　 　 　 　 　 ':,: : :ヽ: : : : ／､ｧく: : : : : : : :.:|:.:.: : : : : : : : : : : : : : :,'
　　　　　　　　　　　＼: :＼〆ノィ斥y : : : : : : : :|:.:.:. : : : : : : : : : : : : :,'　　　　　　　　しかし、八雲紫。　貴女はそれでいいのですか。
　　　　　　　　　　　　 ｀ ￢ヘ V;:ﾟﾉ｜: : : : : : : :|:.:.:. : : : : : : : : : : : : :|
　　　　　　　　　　　　　　 ',x　ヽ”　 | : : : : : : .:.:l: : : : : : : : : : : : : : : :|　　　　　　　　確かに、貴女のサッカーセンスはズバ抜けている。
　　　　　　　　　　　　　 　 } ＼_）　 | : : : : : : :.:,': : : : : : : : : : : : : : : :|
　　　　　　　　　　　 　 　 ﾉ　 　 u .|: : : : : : :.:/: : : : : : : : : : : : : : : : |　　　　　　　　　貴女の守るゴールからは、私でも安易にゴールネットを揺らせるとは言い難い。
　　　　　　　　　　　　　　｀⌒`L.r‐ |: : : : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : |
　　　　　　　　　　　　　　　　　 └､| : : : : : /l : : : : : : : : : : : : : : : : : |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |: : : :.:.:∧!:.:. : : : : : : : : : : : : : : : :|
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |: : : :.:/- |: : : : : : : : : : : : : : : : : : ',
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /: : : :/-‐ !: : : : : : : : : : : : : : : : : : :.',
　　　　　　 　 　 f´￣　　 　 ¨¨¨~´￣´　 　 | : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ',.､
　　　　　　　　　 |　 　 ＼　　　　 　 　 　 　 |:.:. : : : : : : : : : : : : : : : : : : :', ＼
　　　　　　　　　 |　　　　 ヽ　　　　　　　　　|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :',　 ｀ ￢┐
　　　　　　　　　 |　　　　 　 ヽ　　　　　　　 |: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :',　　　|/

　 l　 : : /: : : : ／　　 |: : : : : : : : : : : : : : : : : :丶-=彡ｲ: ﾉ:|
　 |　: ::/: : : ;　　　　 , : :l: : : : : :|: : : : : : : : : :丶=ﾆ三彡':/|
　 | : ::/: : : /　　　　 |: : |: : : : : :|: : : : : : l: : : : : : : : : : : /: !　　　　　　　ですが、それだけです。
　 ',: : l: : : /　　　 　 |: : ﾊ: : : : :卜: : : : : :＼:_: : : : : : ／: /
　　Vﾍ: : /　　　　　 |: :,'　',: : : :！ ＼ : :_:_: :＼丁￣: : : /　　　　　　　　内政に参加する事もなければ、軍備に携わる事も無い。
　　 |　V::{　　＿　　 |: { 　 ヽ: : : ',　ノ丶: : : : :ノl: : : : : /
　　八　ヾ!　　 ＿｀≧x:',　　　＼: :', ｨfi　 ﾃ示斤: : : : :/　　　　　　　　　今日こうして対面して話す事さえ、実に２週間ぶりです！
　　　 ﾄ . _{ f´ｨ=fi　示〒㍉　　　ト_ゝ ゞ='-‐ '/: : : : : l
　　　 lヘ 八　ﾍ ゞ=ﾆ斗'　r|ﾍ￣ヽJ　　　 　 _|: : : : : :|:、
　　　 ヽ　＼ ト　　　　　　し'　l　　 ｀　　　￣/ : : : : : |: :＼
　　　　　＼　ﾊ　　　￣￣ 　　|　　　　 　 　 |: : : : : : :|: : : :＼
　　　　　　 l丶 ',　　　　　　　 |　　　　　　　 |: : : : : : :|: : : : : :＼
　　　　　　 | : : :ゝ、　　　　　　　 ＿　　 　 ｨ|: : : : : : :|: : : : : ＼:.＼
　　　　　　 | : : : : : 丶.　　　＾　´　　 　 ／ ｌ;|: : : : : : :|: : : : : : : ＼: ＼
　　　　　　 | : : : : : : :/　｀i＞ .　　 　／　 ／|: : : : : : :|:_: : : : : : : : ＼: :＼
　　　　　　 | : : : : :／{　　 ヽ 　 ｀¨´　 ／ 　 |: : : : : : :|　｀＞ ､: : : : : ＼: :.＼



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,. へ
　　　　　　　　　　　,'〒＝= ､,. -‐フ´∠ﾆi |
　　　　　　　　　　　| |__,' ￣ヽ:y-/∠　　 ! !
　　　　　　　　　　　＞＝＝手ー'｀ｰ＝＝ｨ、　　　　　　　　　　　　その後、私はすぐスキマに戻って寝ちゃったしねー。
　　　　　　　　　　/ ７／`ｰ‐'´ゝ''"⌒､__,.-､ヽ､
　　　　　 ∩　　　i､ /ｲ i ,ﾊ,ﾍﾄ､（ﾄ､iヽ. ﾄゝ ,)　）　　　∩　　　　　　あの時は朝食の後でしたっけ？
　　　　　 ',　',　　　 iY ', ゝ○　　ﾘ ○ ﾚi ） `i''"　　 / /
　　　　　　＼＼　　 ` ) i )　ﾄｰ--‐ｲ ﾉ ｲ　ノ　　 ／／
　　　　　　　 ＼＼._／（ﾘ `　.｀二´.ｨ'ゝ, 〉(ヽ,､／／
　　　　　　　　 ゝ´:::ゝ-､),ﾍ┬'ヵ＜ﾌヽ/ヘ:::ヾ／
　　　　　　　　｀ｙ::::::::::Ｖﾊヽ'､`Ｌﾊ_ﾉレﾘヽﾉ:::::::う

　 　 　 　 　 　 　 　 　 |{ ＼:./　　　　　　　　　| : : |: : : l: : : ヽ: : : :＼l_
　　　　 　 　 　 　 　 　 |:＼　)　　　　　　 　 　 | : : |､: : ﾄ､: : : :＼:_:_:／
　　　　　　　 　 　 　 　 |:.:/｀(　　 -―――-　 ヽ : l-＼|‐丶--ｲ: : /
　　　　　　　　　　 　 　 l:〈ヘ ',ﾞY´ ￣￣￣ ｀ヽ __｀7´ ￣￣　｀7: :/　　　　　　　　薔薇水晶様の事を事を思うのならば、
　　　　　　　　　　　　　 ',:ﾊ 　 ',{　｀ゞｧ=一'　rﾉ　 ' l　｀ ｰ=＝'/: :/
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　'; :＼　,＼_　　　__／ 　 l　ヽ　　＿ /: :/　　　　　　　　　せめて少しでも顔を見せ、雑務であろうとこなす。
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ; : : :｀ﾍ　　　　　　　　 |　　 　 　 /: :/
　　　　　　　 　 　 　 　 　 |: : : : : :ヽ　 　 　 __　　　_　　 ,〃: :/　　　　　　　　　　そのくらいの気持ちがあって当然では？
　　　　　　　　　　 　 　 　 |: : : : : : : :＼　　　 ｀　 ´　 ／/: : /
　　　　　　　　　　　　　 　 |: : : : : : : : : | 丶　　 　 ／: :/: : :/
　　　　　　　　　　　　　　 / : : : : : : :／{　　 ＞＜ |ﾍ.:/: : :/:|
　　　　　　　　　 　 　 　 /: : : : : :／ l　 ＼　　 　 /　,: : : /: :|
　　　　 　 　 　 　 　 　 /: : : :／/ 　 |　　　＼　 /　/.: : :;(: :｜
　　　　　　　 　 　 　 ／ -‐　　/　　｜　　　 x少x./.: : : :lヽ｀丶.
　　　　　＿　　-‐　´　　　 　 / 　 　 |　　　//小./ : : : : l　＼　 ｀　-　 ＿
　　　　 l ヽ.　　　　　　 　 　 /　　　　|　　//　ｌ| /: : : : : :|　　 ＼　　　　　　￣￣,１
　　　　 |　　＼　　　　　 　 / 　 　 　 |　// 　 ｌ|;': : : : : : :|　　　　〉　　　　 　 　 /｜
　　　　 |　　　 |　　　 　 　 ＼　 　 　 ∨〈 　 〃: : : : : : : |　　 ／　　　　　　　　ｌ　|



　　　　 /: :: : : : :::: /: : : ::/.: ; : : :|: .:: : : : : : ::: : :|: : : : :l. : : : : l:::. : : : :|.: : : : : : :
　　 ／/: .::: .　:::::::/ : : .::/: .:|. : : | .:::: : : : : :.:::: : |:: : : |. |:. : : : |:::::. : : : |: : :i: : : :
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　　　 l| l:::::|.|:::::::|l| :::::/ .|:|　ﾞ|ト:､|::| |::::.ﾞﾄ:/　|/,,|=:/‐|゛'''|:‐:|-:|､:::::::l|:::l: : : : : :|:::　　　　　　　……いいのよ、ゆり。
.　　　 ﾞ .l::::|λ::::l':|:::::l　　l|,　l､l:|､|l　|:::::λﾞrl'´ |７_''=≡''|-/|/|:::::::/.|:/:. : : : : : |:
　　　　　ﾍ:|l :〉::::::l|::::|!　 ´￣｀ヾ､　 |::/　ﾞ{､､,,}/:l ﾞl´{lソ}/}､ ﾞ}:::::ｲ |/::::. : : : : : |　　　　　　　幸いにして、内政は……本当に苦労をかけるけれど
　　　　　　〉 ハ:::::|l:::|ﾞl　ｨ=≠ミ、 　 ﾞ'　　 ﾍ｀ﾞl､ ﾍ ﾞi,}ﾆ'ソ/ ﾉ|:/ |./: :::::::. : : : : :
　　　　　 ./:/: : ヾlﾍ:|::|. 　 　　　 　 　 　 　 ＼ ヾ､ヾ二'_ﾉ／'´　|.': : :::::::::. : : : :　　　　　　　ゆりがいてくれるお蔭でなんとかなってるし、
　　　　　 //: : ..::::/ .::::l 　 　 　 　 ,　　　　　　ヽ､.＿,>.ｨ'ﾞ＼　　 ||.: : ::::::::::.. : : :
　　　　　/': : : .::::/ .::::::ﾍ　　　　　 ヽ　　　　　　　,,　　 ,}l　　＼ -|:|: : ::::::::::::.. : :　　　　　　　私もこれから勉強していくから。
　　　　 /': : : .:::/: .:::::::::::丶 u　　　　 　　　　　　 ﾞ''-‐''　　　., |.ﾞ´|:|: : ::::::::::::::.. :
　　 　 / : : : .:/ : .:::::::::::::::::::＼　　　　｀ ー‐　　 　 　 　 　 ／--‐''|:|: : ::::::::::::::::..
　　　./ : : : .:/: : .:::::::::::::::::::::::::〈.ヽ､　　　　　　　　　　　,.イ : : .::::::::_|:.| : ::::::::::::::::
､_,. -'‐'''ﾞ´￣￣｀ﾞ''‐-.､_:::::::::::,rヘ. :ﾞlヽ.　　　__,, -‐ ‐-'ｧ:'' : ..::::／,ハ::| : :::::::::::::::
ヽ,｀ヽ : : : : : : : : : : : : : ｀ヽ､く;;;:::::＼ﾍ-｀'''ヾi´:: : : ;／ : ,r''´￣｀ﾞ`ﾆ=l:ﾍ: ::::::::::::::



.　　 　 　 　 ／'　　　　〈　　　　　　 　 ｀ヽ､__{_,,.イ　　　　＞ ､´￣｀¨ 7
　　　　　　 ;′　　　　　 ＼　　　　　　　　 〉''´＿.　　　　{　　/ /ゝ-彳
　　　　　　」　　　　　　　　 ＼　　　　　 ／　　　　｀ ___／　　｀´.＿／
　 ､――'´ ＿＿　 　 　 　 　 ヾー=彡´　　 .__　 r'´　,,斗‐　 ヽ　 〉
　　ヽr ､　{＼　　｀　　　 　 　 /　　ヽ　　 ／ヽ〉ノ　 }´＼　　 　 ∨　　　　　　なんと立派な向上心！
　　〈_〉└'　　ヽ 　 　／ 　 　 {　　＿ 　 /　　 {ｉ　　 :}　　｀ー=ミ　ヽ
　　 / ,ｨ　 ,/　人　　____　　 　 ／　 .ゝ '　／ 八　　 ｨ芹 i　　i}. ｀ヽ}　　　　　薔薇水晶様の国を思う気持ちには、感服致しますばかりですわ！
　　 Ⅳ {　/　　　＼_{　ゞ==ミ_ 乂.　　　爪　　　 ＼　}似 {　　i}　八
　　 乂人{ ヽ　＼　＼'ｰ==彡''厂　　＼　ﾑ.　　 ,,　 ヾ　　　　人. 　 ＼
　　　　　　　{＼　＼　｀ｰ=彡/ヽ　　 　 ＼ '≠彳　　　　' 八　　＼. 　 ＼
　　　 　 　 人　＼　｀ー=彡;′　＼　　 　 ーｧ 　 　 　 ,　　 ＼　　＼.　　ヽ
　　　　　 　 　 ヽ　｀ー=彡' {　 {､　 ｀ー=ミ＜　　　 ｀　/　　 　 ｀ｰ=ミヽ 　 ‘.,
　　　　　　　　　 ｀ー===ー人,人＼.　　 ＼ 　＼ー一'_　　　 　 　 　 ｀　､　 :}
　　　　　　　　　　　　　 　 　 ,ゝ, ＼ヽ　　　＼　 ヽ: :ﾏ, ｀ ､　 　 　 　 r ､ }　ﾉ,ｨ
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /: : :｀ー- ミ ､　　＼　‘,: ﾏ,　 ｀ー､　　　.{/≫≪/}
　　　　　　　　　　　　　 　 /: : : : : : : : : :/,＼　　ヽ　 : ﾏ,.　　　‘,　 　 '´/　Y´
　　　　　　　　　　　　　 ／＿＿＿: : : ://: : :ヽ.　 ‘, .} :}i}　　　　ゝ、　 ;′ノ
　　　　　　　　　　　 　 《´￣￣ｰ=ミヽ//: : : :{≧ ､ ,}ﾉ: :}i}　　　　　 }　 {r'´

　 l　 : : /: : : : ／　　 |: : : : : : : : : : : : : : : : : :丶-=彡ｲ: ﾉ:|
　 |　: ::/: : : ;　　　　 , : :l: : : : : :|: : : : : : : : : :丶=ﾆ三彡':/|
　 | : ::/: : : /　　　　 |: : |: : : : : :|: : : : : : l: : : : : : :..┏┓┏┓
　 ',: : l: : : /　　　 　 |: : ﾊ: : : : :卜: : : : : :＼:_: : ┏┛┃┃┗┓
　　Vﾍ: : /　　　　　 |: :,'　',: : : :！ ＼ : :_:_: :＼..┗━┛┗━┛　　　　　　　　……だから、本当にそう思っているのならば、
　　 |　V::{　　＿　　 |: { 　 ヽ: : : ',　ノ丶: : : : :ノ.┏━┓┏━┓
　　八　ヾ!　　 ＿｀≧x:',　　　＼: :', ｨfi　 ﾃ示　 ┗┓┃┃┏┛　　　　　　　　実際に動いて見せよと。
　　　 ﾄ . _{ f´ｨ=fi　示〒㍉　　　ト_ゝ ゞ='-‐ '/: : :.┗┛┗┛
　　　 lヘ 八　ﾍ ゞ=ﾆ斗'　r|ﾍ￣ヽJ　　　 　 _|: : : : : :|:、
　　　 ヽ　＼ ト　　　　　　し'　l　　 ｀　　　￣/ : : : : : |: :＼
　　　　　＼　ﾊ　　　￣￣ 　　|　　　　 　 　 |: : : : : : :|: : : :＼
　　　　　　 l丶 ',　　　　　　　 |　　　　　　　 |: : : : : : :|: : : : : :＼
　　　　　　 | : : :ゝ、　　　　　　　 ＿　　 　 ｨ|: : : : : : :|: : : : : ＼:.＼
　　　　　　 | : : : : : 丶.　　　＾　´　　 　 ／ ｌ;|: : : : : : :|: : : : : : : ＼: ＼
　　　　　　 | : : : : : : :/　｀i＞ .　　 　／　 ／|: : : : : : :|:_: : : : : : : : ＼: :＼
　　　　　　 | : : : : :／{　　 ヽ 　 ｀¨´　 ／ 　 |: : : : : : :|　｀＞ ､: : : : : ＼: :.＼



.　　 　 / /　⌒＼＼ 　 ./ /　　　　 　 　 / /　　、　 　 　 　 　 丶
　　　 / /　　　｛　＼＼/ ｢￣⌒＼　　　　)ｈ、　　＞､、　　　)　　 )
　　　｛ ｛　 　r…＜、　　ﾉ 　 ||　　＞…彡⌒＼　　　 ＞…く …く
　　　 ＼＿,ノ 　 　 ア¨´｜　|八 斗‐（ ∨ハ|　 ＼__彡＜ 　 }　　 ＞- 、
.　　（￣　　./ 　 ／|　　　　　|／＼　　＼＼}|　　｜　/　　＼し''゛　 　 ﾉ　　　　　　　そうですね……その件に関しては……。
　　　＼　 /　　/ 　|　　　　　|　ｘ抖ｬｾ抓ミト|　　｜ / 　 |　|　 |＼ 　 ｛
.　　　 /＼|　　 　-ｰ八 　＼ | ﾉﾉ　 弋,沙ﾉ^/　 　|　　　　　|　 |　 ｀¨¨´ )
.　 　 ｛　　|｜　　　| 　 ＼　 ＼　　''"´⌒　/ / 　 |　　　　　|　 |　　　 ／
　　　　＼ |｜　　　|xぅ笊ミ｀¨⌒ヽ　　　　/　'　　｜ 　 　 　 　 |＼＿(
　　　　 　 |｜　　 彳　,＾沁r　 _　　　 　 　 /　　　|　　 　 　 　 | 　 　 ｀¨ヽ
　　　　 　 |八　　　|　 |^''´ 丶　　　　 　 　 |　　 　 　 /　/　　｜　 　 ､__ﾉ
　　 　 　 　 　＼ 　　ハ　　　 　 ,,.　 -，　　|　 ｜/　/　/　　　八　　 ／
　　　　　　 　 //＼　 从 　 　 ｀'''　　　　　 |　　|/　/　/　/ 　 　 ＼｛
　　　　　　　 ｛｛ ／¨¨¨¨¨　￣ﾉ　　　　　　 |　 ｜ /　/　// 　 　 ＼＼
　　　　　r-､　／ 　 x―く¨¨´＞　　　　　 ｲ|　　| /　/　//　　　　∨＼＼
　　　　 ﾉ,､‐''゛　 　 　 ＿｝////// うT爪 八 　 /　/　// //　　　 ∨　＼＼
　　 ／　 　 　 　 　 　 ￣`ヽ////////}　　 ＼/　/　/　/Λ　_,.斗====-＿_)
　 /　　　　＼　　　　　　＼｣ニニ=-_,ノ　　 　 ｛　　 /　/　 ／ニニニニニ／ﾆ
　{　　⌒ヾV　〉　　　　 >　 )ﾆﾆ／⌒ 　 　 　 八　 /　 　 /ニニニニニ／ニニ
　|　　　　 ｛ｼ===彡r　　／ﾆ／　　　　　　 　 　 ＼( 　　 {二二二二／ニニニ
　|　　　 　 {ニニニニニﾆ／　　　　　　　　 　 　 　 　 　 {ニニニニニニニﾆﾆ

　　　　　　　　　　　　 　　,. -──-- ､_
　　　　　　　　　　　 　,.r ⌒ ヽ　//⌒l | 　｀ヽ､
　　　　　　　　　　 　,',､ゝ＿＼nｲ　　/ﾉ　ﾉ 　　ヽ,
　　　　　　　　　　 r'y､/⌒y'へ-'⌒i'￣ヽ_,.へ_　 ',
　　　　　　　　　　 とﾍ＿,.'-─'´￣｀ｰ-＾ｰ-､_ｉ ｀､l
　　　　　　　　　　　ﾉi　　　　ハ　　ハ ﾊ ﾉヽヽ ､＾ヽ
　　　　　 （｀ヽ,.へ　　ﾚ　.ｲ ○ ヽ､!　　○　l ノ　ヽﾉ　　　　　　　　　　前向きに、善処と検討をさせていただきますわ！
　　　　　 (と7 /　｀!ｰ-) 7 "" 　ｒ─┐　""从　 )
　　　　　　　| .|　　　　(Ｙ ヽ、　 ヽ_ノ　　.ノ (　　ﾊ　　　　　　　　　　　それでは、お昼寝の時間ですのでこれにて失礼！
　　　　　　　ヽ.!　 　 　 ﾄ､7｀｀' ｰ-rｰ=T7レｰ ､.(｀ヽ ___
　　　　-8く￣::ヽ､_______.iﾍ＿／｀7⌒ヽへヽ＿_i/ 　｀ヽ.￣ﾆ=8-
　　　　　 　｀ー――――――-ヽ､__､ﾉ――――‐'"´￣





　　ﾉ⌒)　　　　　　 　　 　　　　　　　　　　　　　　 /ゝ
　 (　/　　　 　 　 　　　 ＿＿_　　　　　　　　　　　（ /　　　　　　 　 　 　 　 　 く＞..00　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ｎ
---々-=====ニニニニ＿＿__ニニニニ=====-々-------　　　 　 　 　 　 .n ﾊ　　 　 三　　　 三　　　Ｏ　Ｏ　Ｏ　 . /厶__
　　/)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ ﾉ　　 　 　 　 　 　 　 　 （八U八）　　 ⊇)　　　⊇)　　　 　 　 　 　 .└'^ｰ┘
　(　(　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｒ_／
　　^



　　　　　　　　　　　　　　　　_,.　　-―‐ ' く
　　　　　　　　　　　　　　／: : : :_:_:: :/: : : : ＼
　　　　　　　　　　　　 ／: :／´ 　/: :{: : : : : : :_:>‐ｧ＿_
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　　　　　　　　　　｛ヽ|ノl-‐'　　　| 　 |-‐'　　　|: : :l
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　　　　　　　　　　　　　　　＜´::＿::／／　／　　　　　　　　　 ＿＿｀ 　 、
　　　　　　　　　　　　　　＿　ノ/　／ ／/　　　　　　 ／　　　　　 　　ヽ、ヽノｌ＿_
　　　　　　　-―　＿￣　-― ´／　　　/　　 　 /　　′　　　　 　 ＼　　　　Ｖ´＜＿
　　　／　 -―　　　 　 　 　 ／／　　 /　　/　/　 /　 　 　 　 　 　 　丶　　　V´ヽ
　　く ／　　　　　　　　　 ／// /　　 ′　/　 l　　l　 　 　 　 ｌ　　　 l　　ヽ　　 !＼ ＼
　　　＼ヽ　　　　　　　／　 l/| l　 !　!　　 !　/l　　ｌ　　l　 　 ! l 　 l　 !　 　 !　　l、　　　　　　　　　おやすみなさい、紫。
　　　　　　　　　　　／　　　　l/!　!　l　｀/ト l　!　/l　　!　　/　! 　 l　l　　ｌ　ｌ　　ﾄ ヽ
　　　　 　 ＼　　　　 　 　 　 　 ｌ/!　ｌ　/_l_　!｀ヽl　ト､ !〃ヽ ∧　/　!　　ｌ　l　　 !　ヽ＼
　　　　　　　　>､　　 　 　 　 　 　 >､!∧!　　　　!ヽ!　lヽ/{!/＿!/!_/　　 !　!　 ! !
　　　　　　 ／　 ヽ／　　　　　／//l ヽ　ー＝ミ、 ﾚ′!V´,r=_-‐､ヽ ! / /　/ !l
　　　 ＿／＿＿ 」〉　 ／　／　/ i ､!　　　　　　　　　　j∧〈:i´r=ミ:〉/l/ /! /! / !
￣ ＿／-―　二＿／/　　 　 / ∧_|　　　　 　 　 　 　 　 Vl/ト彡l//／ ｌ/ l/　 !
￣／　　／　|＞､:::::::｀ヽ、 　 / / / ﾊ　　　　　　 　 ′　　 ヾ二 メ/l/　 　 　 　 !
／ 　 ／　／.::::::/.::::＿_::::＼/ /　|/　 ヽ、　　　 `　 -　　　､＿ノ /ﾉｌ /
　 ／　 .:/.::::::::::::￣::::::＼｀ヽ:＼　 ｌ 　　　 >､　 　 　 　 　 　 ￣∠ ノl/　　 l　　　 l
　　　...:::! :::::::::::::::::::::::::::::::∨.:::::::＼!　＜´＿ ＼　＿　　-‐__ ´ //.::::′　　 !　　　 l
　 ....:::::::| ::::::::::::::::::::::::::::::::::ｌ:::::::::::::::ヽ＜´:::＼｀ヽ ＿　｀V´　 ｀ヽ:::::/ｌ:.　　　　　　　 !
..:::::::::::::::!::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ＿:::::::::￣::::::::ハ::::::＼）_ノヽ-―く::::/::l:::..　　 !　　　　l
:::::::::::::::/､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::｀ヽ、::::／.::::ヽ:::::r= ﾍ、＿＿ノ::/.::::!::::..　　l　 　 　 l

　 l　 : : /: : : : ／　　 |: : : : : : : : : : : : : : : : : :丶-=彡ｲ: ﾉ:|
　 |　: ::/: : : ;　　　　 , : :l: : : : : :|: : : : : : : : : :丶=ﾆ三彡':/|
　 | : ::/: : : /　　　　 |: : |: : : : : :|: : : : : : l: : : : : : : : : : : /: !
　 ',: : l: : : /　　　 　 |: : ﾊ: : : : :卜: : : : : :＼:_: : : : : : ／: /
　　Vﾍ: : /　　　　　 |: :,'　',: : : :！ ＼ : :_:_: :＼丁￣: : : /　　　　　　　　　　　あの『スキマ妖怪』――！！
　　 |　V::{　　＿　　 |: { 　 ヽ: : : ',　ノ丶: : : : :ノl: : : : : /
　　八　ヾ!　　 ＿｀≧x:',　　　＼: :', ｨfi　 ﾃ示斤: : : : :/　　　　　　　　　　　　スキマをこじ開けて身ぐるみを剥いでやりましょう！！
　　　 ﾄ . _{ f´ｨ=fi　示〒㍉　　　ト_ゝ ゞ='-‐ '/: : : : : l
　　　 lヘ 八　ﾍ ゞ=ﾆ斗'　r|ﾍ￣ヽJ　　　 　 _|: : : : : :|:、
　　　 ヽ　＼ ト　　　　　　し'　l　　 ｀　　　￣/ : : : : : |: :＼
　　　　　＼　ﾊ　　　￣￣ 　　|　　　　 　 　 |: : : : : : :|: : : :＼
　　　　　　 l丶 ',　　　　　　　 |　　　　　U　 |: : : : : : :|: : : : : :＼
　　　　　　 | : : :ゝ、　　　　　　　 ＿　　 　 ｨ|: : : : : : :|: : : : : ＼:.＼
　　　　　　 | : : : : : 丶.　　　＾　´　　 　 ／ ｌ;|: : : : : : :|: : : : : : : ＼: ＼
　　　　　　 | : : : : : : :/　｀i＞ .　　 　／　 ／|: : : : : : :|:_: : : : : : : : ＼: :＼
　　　　　　 | : : : : :／{　　 ヽ 　 ｀¨´　 ／ 　 |: : : : : : :|　｀＞ ､: : : : : ＼: :.＼



　/　|　　　　　　　　　　 ＼　　 ＿_　　　　　 !　　i　 |　　　　　|
./　ハ　　　　　 ﾄ､ i　|　　　X {r⌒ヽ} 　 |　 i |　　|　 i　　 |　　l!
　 /　i 　　! | _L|-┼十ﾃ"´ | i ﾄ､　 |i ゛十┼|-- |　/　　　!　　|
　　　 !　　| i　| |　|i､-|‐ヾ　 | | ! !|ヽ　r一 ｧ{Y}--､/ｲ　　/　　/　　　　　　だ、駄目よゆり、そんな事をしては。
　　　 ﾄ､　　|　!i| ｨ云キ弌ヽ. ! i | |i 　{ ヽr/　Y7__ノ{ |　i,　　 '
　　　 | ヽ　 !|.|ﾘ　戈,{ﾄij.:}i'　ﾘ' ﾘ ! ＼　 Z　Y7　 ﾉ 〉! /　／　　　　　　　　身ぐるみを剥いだりしたら、８月といえど風邪を引いちゃうわ。
　　　j　　＼ﾄ!ヽ! |lii"ｰ‐″　　 :::::::: 　V＼ヽ-＜／.//イ　 ヽ
　　 /　　　|　ﾍ　　　　　 　 　 　{:.　　　　 ｀ｰ1} i /ｲ　 |　　　＼
　 ./ 　　　 }　ハ　i_j　　　　　　＿_　　　ｰ＝彳/　 | i　　ハ.　　｀
　/　　　　/ / 公　　　　　　　（　　〉　　 　 　 /　　 ! |　　　＼
　　　　　/ /　/　}＞　　　 　 　｀ ´　　　 J　ｲ　　　 | i　　　　 ヽ
.　　　　/ '　　_,.ア￣￣＞　　　__　　　＜＿ i　　　　！
､＿_.／/　　 ＞一z＿__二｀ヽ　　／ヘ→　 フ　　　　|
　　　／　　 く　　　　　　￣ヽ　Y　ｒ一≦´￣＞





　　　　　　 /: : : /　!: : : : :l: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼:. : : : : : : : : : : : : : : : : : :|
　　　　　　,: : : :/　 | : : : : |: : : : : : :l: : : : : : : : : : ＼: :.:｀ ｰ--‐ｧ: : : : : : : : : : : ::|
　　　　 　 l : : :'　　 !: : : : :l: : : : : : :.',: : : : : : : : : : : :ヾ::ｰ--‐'´: : : : : : : : : : : : :.'
　 　 　 　 |: : :l　　　',: : : :.:', 、: : : : : ヽ : : : : : : : : : : : :｀¨フ: : : : : : : : : : : : : : ,'
　　　　 　 l: : :|　　　 ':,: : : ::', ＼: : : : : ＼丶 :_:＿,,..　-‐ '´:.:.:. : : : : : : : : : : : :,'
　　　　　　',: : i　 　 　 ＼: : :',／＞--: : ::≧=- ､l : : : : : : : : : | : : : : : : : : : : ,'　　　　　　　あの面の皮の厚い女が、その程度で風邪を引きますか！
　　　　　　 ': : ',　 ＿　　 ｀　ｧゝ ／ ﾉ〃　);;;;ﾊ　| : : : : : : : : : |: : : : : : : : : : ,'
　 　 　 　 　 ＼', y-―',　　 {　　 ／　{し .;;;;;;:ﾘ / : : : : : : : : : | : : : : : : : : : ,'　　　　　　　　というか、その、言葉通り受け取らないで頂きたいです……薔薇水晶様。
　　　　　　　　 トﾍ ｛　):Y¨´ ',r ､　 　 ゝ ;;;;;;ン/j: : : : : : : : : : |: : : : : : : : : ,'
　　　　　　　　 :.　X乂;;;i|　 　 ゞ. _　　＿ _,.／　' : : : : : : : : : ,': : : : : : : : :,'
　　　　　　　　　ヽ :.　 ´]　 　 　 　 　 　 　 　 /: : : : : : : : : :/: : : : : : : : :,'　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　えっ、あっ、ごめん……＞薔薇水晶
　　　　　　　　　　 ｀~　ﾉ　　 　 　 　 　 　 　 /: : : : : : : : : :/:. : : : : : : : ::l
　　　　　　　　　　　 ',　　　　　　　　　　　　/: : : : : : : : : :/:.: : : : : : : : : :|
　　　　　　　　 　 　 　 、　 ､__　　　　　　 /: : : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : |
　　　　　　　　　　　 　 )＼　∟｀＞　　　〃: : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : |
　　　　　 　 　 　 　 ／: /: ＼ 　 　 　 ／: : : : : : : : : /: : : : : : : : : : : :.:八
　　　　　　　　　 ／: : :/: : : : :＼__ ,／: : : : : : : : : ／: : : : : : : : : : : : : : :∧
　　　　 　 　 .／: : : ;:/: : : : :/::_,∠:_: : : : : : _: : ／:.'; : : : : : : : : : : : : : :::. : ::.、
　 　 　 　 ／: : : :／/: : : : :／　　　丶￣￣｀V//ﾍ:::',: : : : : : : : : : : : : ::::. : : :ヽ
　　　　／: : : :／　/: : :.:／　　　　　　　＼　　V//∧:',: : : : : : : : : : : : : ::::.. : : : ＼

　　　　　　　　　　　　　　まったく、薔薇水晶様のやさしさに付け込み、俸禄を貰うだけ貰ってグータラ三昧！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　決して許される事ではありません！！＞ゆり


　　　　　　　　　　　　　　　　　でも、この前紫、お誕生日プレゼントくれたし。悪い子じゃないの。本当よ？＞薔薇水晶









　　ﾉ⌒)　　　　　　 　　 　　　　　　　　　　　　　　 /ゝ
　 (　/　　　 　 　 　　　 ＿＿_　　　　　　　　　　　（ /
---々-=====ニニニニ＿＿__ニニニニ=====-々-------　　　 　 ...Ｏ　Ｏ　Ｏ
　　/)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ ﾉ
　(　(　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｒ_／
　　^

　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /r- ミ ､_　-─-　 ､＿＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　　 // ,　 ´ﾍ}　　　　 ／r──- 、}　　　　　 ＿jr─ｧ
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 // /　　　 }}　　 ／／　　　｀ヽj |　　　　　 ヽ_jﾊｰ'
　　　　　　　　　　　　　　　 { { 」　　＿ {{L__/／　　　　　　 l |ヽ　　 　　 ノ:::ﾉ
　　　　　　　　　　　　　 　 /｀ヽゝ⌒ヽ ＼{{ｿ＞- ､　　　　　l |　}　　　／:／
　　　　　　　　　　 　 　 　 l　　/ r‐ｧ‐＼＿{＿_､　ヽ､＿r=くﾉ /　　 /__:(　　　　　　　　　やれやれ、頭の固い侍女様だこと。
　　　　　　　　　　　　　　 くヽー' /　　/　　 　/　｀Y⌒　}　 }- ゝ、　ヽ｡ﾐx、
　　　　　　　　　　　　　　　 l 　 /　斗ミ､ 　 rf─‐-ヽrｧ'⌒Y､__ｨ´{ 　 }ｰ:':::＼　　　　　　それに比べて、本当に薔薇水晶様の御優しい。
　　　　　　　　　　　　　　　 |イ　| / / N、　 } ＼ト､　ﾘ　　｜　 !ノ 　 |::::<●>＼
　　　　　　　　　　　　　　　 |｜ ﾊ{ {{刊ﾊ ヽ/ィ斥示〉ﾍ 　 /　　l　　　j::::::::, -- ､:}
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼Ⅵ｀弋ソ　　 辷tン/ 　ｨ´　 　 }＼／::::::く ( l ) /
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ﾉ爪wx 　_　 　￣wxィ´｜　　　ヽ　＼:::::::::::￣/
　　　　　　　　　　　　　　　 　 / / 个ト _ ヽ)__.　イ｀j 　 |　　 　　 ＼　｀丶、:/
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／ / 　 |ﾉ「　{|::ゞ-'::/　/　　|ー─-=､＼　　 　 ｀}
　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　 /　　｜'　rキ:::::,ｲ　 l　　 ﾊ__＞ ´￣＼＼　 　 l
　　 　 　 　 　 　 　 　 /　 　/ 　 　 ! f´::::::::::く　　 !　　 ∧}｝ 　 　 　 ＼｀ヾｰ|
　　　　　　　　　 　 　 l　 　 {　　 　 lゞ、:::::::::::::Y=zﾍ　 　 ﾉ　　　　　　　lヽ ﾉﾉ
　　　　　　　　　 　 　 ヽ、　 ｀ト､_∠　ﾉー‐r--|　 r=ゝｲく}} -‐　　　.＞' ￣
　　　　 、r=x　　　 ＿＿l　　ﾉ}_/｀V　l　　 ﾊ´/!　 ヾ'⌒Y::l|　　/＞　　　　　 　 　 .r─┐＿_　　　 　 ｎ　　　　　　.__＿
　　　　 rゞ=' -‐＜::::::/ヾ}_〃} 〈　 ﾍ /　　 l／!　　 ﾚ' 　 }::|}＞ ´　　　　 　 　 　 　 ｀ｱ 勹 r┘　　　._｣ 己　　 　 .└ｰｔﾉ　 　 　 ＿_
　　　　 L_}｀ー'ﾟ-‐'─｀ｰ'ｰく7　 ト､ ﾍ　　　ヽ/　　　 ∨/__ｿ　 　 　 　 　 　 　 　 　 ゝ ﾆン　　　　.（⊆广ﾞ　　　　...广ｰ┐　　　　つ)
　　　　　　　　　　　　　　　　＼　く￣　　 イ⌒ヽ、　/　　}　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ￣￣
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼＼＿＿フヽ、＿＿,.イ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ￣｀ｰ'´　　　ｰtjr'￣





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 _　-‐… 、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, ‐ ´　　 　 　 　 ｀ ‐　、
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｌヽム、　　　　　　　_　-‐ ´ /＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 〉ヽ｀　ﾞ　　、、_, ,-‐¨´　 //　　＞ヽ
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /　廴_　-‐…´ ¨｀￣￣￣｀　　　.／　　　　　　　　　　…………さて。
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /　　 ｀´／ヽ-‐￣ |ヽヾヽ‐-、＿イ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ- 、　/: : ::ﾊｌヽﾍ: レヽヽ: : iﾍ　 》
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 〈 /: !::ヾ⌒ヾｌヽ |rxｫ 〉: : ｌﾍ　>
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ,, ﾍ.　　 ム/: |: :ﾍ-‐'　,　　　ﾉハ: :ｌ∧
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ﾘ |ﾍ'!　 _, /::/人:ゝ　　、_ ,　/: :〉:从:::.
　　　　　　　　　　　　　　　 ｌ|　/| ／　_ ｀¨｀¨ ´｀ヽ、_,／|: ::〉/:ヽ: : :
　　　　　　　　　　 　 　 　 ﾉ |//　 .／ ヽ--., 、ヾヽ、　／:://: : : ヾ :ヽ
　　　　　 　 　 　 　 　 　 / .ﾚ/ ／／-‐… ｀¨ヾヾ ミ》《ﾐ巛 ｀￣/ ヽ::込
　　　 　 　 　 　 　 　 　 /　　´´／ ／::::::::::::::::巛 // ヽ　》》::::::::::::::::|: : :ﾐ　.
　 　 　 　 　 　 　 　 　 /　　　　／ゝ::::::::::::::::ｌ 〃〃 　 ヽ》:::::::::::::::::::ヽ: : : : : ヽ
　　　　 　 　 　 　 　 　 |　 　 ／　　 },　、::::/::::::ﾐ≧＝≦ｌ::::::::::|:::::::::::::ヽ、: : : : ヽ
　　　　 　 　 　 　 　 　 |＿ -‐…¨: ´: : :｀‐/::::::/::::::::::::::::::ｌ:::::::::ヽ:::::::::::::::/ヽ: : : ::}
　　　　　　　　　　 　 　 ／: : :／: : : / .| : :|::::::::ヽ:::::::::::::::::|:::::::::ﾐ}:::::::::::／:| ヽ: : :ﾘ
　　 　 　 　 　 　 　 　 //: :／ .{: : ｌ /　|: : :〉ヽ::_::_::::::::::::::/::::;:::个:::::::::::|ヽ´　〉: :/
　　　　　　　　　　　　,'/: /　 　.|: /|,'　,'// ﾍ:::::::::::::::::::::::::::::::::::||:/|/‐ヽヾ　 ﾉﾉ /
　　　　　　　　　　　　ｌ|: :|　　　 |::| ｌ　ﾉ /ヽノ‐´）:::::::::::::::::::::::::ﾍ/ ﾚ ∧ ヽ　´

　　　　　　　　／:::::::ヽ
　　　　　　　.:::〈⌒ヽ::::＼　 　 　 ／ ヽ
　　　　　　　ｌ:::::.　　_ ≧:::＜⌒Y 　　 |
　　　　 　　入::::::ﾏ　　 ∧::::Ｖ　}　　　|
　　　　　 ´　　＼::＼　 　 :::::〉　}　 _ _ト
　　 　 /　　　　　＼::ヽ　/::/　 /／ﾊﾉ 　 ＼　　　　　　　　　　それじゃ、本日もだらだらとしながら、色々見て回りましょうか。
. 　　_/＿＿__ 　 　 ヽ::V::/ r ＜　/〈 　 ＼　＼
　／:::::::::::::::::::::::::　＜:::::ヽ! ﾉ_　　￣ﾉ　　　 ヽ　 ヽ　　　　　　　……色々ね。
.::::::ィ¨´ ￣￣￣　ﾌ::入::ﾉノ⌒ヽ／　/⌒ヽ　　 ﾙ
l:::::{　　　　　　 ／:;ｲ　 イ　∠⌒　　　　　　 　 }l
ヽ:::＼_＿＿＞:::ｨ-＜ 　レ'　 　 　 　 ﾄ ﾊ li　/八　　 __　 _　　　　　　　　　　　　　　　　　_ ＿_　_
　 ＼:::::::::::::::; く 　 　 )／／⌒　　 |ノ　衍ﾙ1ｲト-＜: : : : : :＼　　　　　　　　　　　　 . : : : : : : : : : : : : .
　　∠二⌒　 ﾉ ／⌒　/ 　 l i! ∧ﾉ 　　　　Y:{ト､ ん～⌒ヽ: : ＼　 　　　　　　　 ／: : : : : : : : : : : : : : : :＼
　 （　　　不ソﾚ |　 i　　 　 ﾊﾙ彳　　 　 ′ |::.＼圦＿ }　 ﾊ_: : : :ヽ: :: .､ 　 　 ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
　　 ー 　 l 　|:　|　 |　　　,仏tツノ　　　 ,　 ハ 　〉　　 ｀＜⌒): : : : : ー: 辷 :´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :∨:⌒:ヽ
.　　　　　 | 　!.　! .人　rv 人　　 　 ー　　 ﾊ:V ,　　　　　　 く～⌒マ:⌒｀:ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : '; : : : : : : : : : : :｀: ＜⌒: :ー: : :: 、
　 　 　 　 !　　　, 　 　 | ﾚ )　＞_＿__　ィ　_ﾉ:i' {　　　　　　　 ＼ﾉ⌒ヽ: : : : :Vヽ: : : : : : : : : : : : : :j: : : : : : : : : : : : : : : : : , : : : :: : : : マ:ヽ
　 　 　 　 /　　/　　　∧ く_ヽ＼ 一⌒ヽY:::)::ゝ_二ﾌ　　　　　 　 ﾏ～ヽ: : : :.レ; : : : : : : : : : : : : : :ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : :＼: : : : : : : ヽ: ::. _ ＿
. 　 　 　 /　　/,　 　 /: : ＼　 } .::） 　 　 }!:｢}::〉::〉　　　　　　 　 　 Y⌒ﾄ: : : ;' : }: : : : : : : : : : : : : : : :,: : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ: : : : : : : V:´: : : : :＼
　 　 　 /　　//　　 〈': :⌒: :.ソ／ｧ=　　 ﾙ:l ﾚ::/　　　　　　　　　　 }__ ハ: :ム斗': : : : : : : : : : : : : : :.!: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :, : : : : : : ＼: : : : : : :＞ー: ┐
. 　 　 /　　//　　　 ﾊ: : : : （ :{: : }　　　 !|:八:::{　　 ./　　　　　　 （_ _{: : :V: : :八: : : : : : : : : : : : : : 人: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :, : : : : : : : ヽ: : : : : : : : : :ハ
　 　 /　　/ '　　　ノ　|: : : : :ヽ＼,!　　　 ,!:{　':::.　ヽ:i 　 　 　 　__ ﾉ ノ: : : :}～ﾍ;_:.）: : : : : : : : : : : :ん: :＼: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :, : : : : : : : : : ＞: : :, イ _ノ
. 　 /　　/　　　　// /: : : : : : :＼　　　　|:ﾉ　j:::j　　:!　　　　 ｒ^Y／: : : : :ﾉ 　 ﾉ: : : : : :⌒ : : : : : :{: : : : : :丶: : : : : : : : : : : : : : : : : : :.; : : : : : : : : : : :.∠ ノ´
　 /　　　,　　　 // /: : : : : : : : :/　　 　 |　 ～′ 　 ､　__ノ⌒ｿ: : : : : ／ 　 /: : : : : : : : : : : : : : ﾉ: : : : : : : :｀: : ､: : : : : : : : : : : : : : : i: : : : : : : : :__ム__ﾊ
　,　 　　　　 　, / 〈: : : : : : : : :/　　　　　　　　　　_ノ⌒V＜: : : : ;.＞' 　 　/: : : : : : : : : : : : : :彡: : : : : : : : : : : : :ヽ; : : : : : : : : : : : : |: : : : ノ7⌒>～
　　　　　　 　 　 /∧: : : : : : :/ 　 　　　 |　　　ノ⌒V⌒＞　｀￣　　　　s≦:_:＿:_;　- ― ＜: : : : : : : : : : : : : : : : : : ゝ: : : : : : : : : : : j辷フ⌒¨´
{ 　　　 　 　 ,ｲ:, '//: ＼: : /:'{　　　　　　|　　 (⌒ソ／　　　　　　　s≦　　　　　　　 　 　 　 ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : :　＞ー　　一
. ヽ　 　 　 　 ﾚ //:　く: :ソ:f'ﾍ　　 　 　 ﾉ__ ノ'⌒У　　　 /⌒ 　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼: : : : : : : : : : : : : : ノ
　　} 　 　　　 !//　　r:': : : :.N ヽ _＿,／～⌒ｰ く /　　 イ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞ー　　――
　 人　　　　 //　　人:_:_:_:ﾉ⌒　　　　　　　 　 　 ヽ_ ノ
／　 ＼　　, '/ 　 く
　　　　 ヽ　,　　　　)
　　　　　く　　　＜
　　　　　 ﾉハ 　 ヾヽ
　　　 ＜ {　 ルへ ∨
　　　　　 ヽ　　　 }ノ



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　　ヽヽ｢く´r}-;. :../:::::::/.: .: .: .: .:;-┘.: .: .:j´
　　　 /ハ_/!r'.: .::!::::::::l.: .: .: .:_.:｣　　ヽ.:」┘
　　 〈,/　 ｌ| l 〕.: .:}::::::/.: .:rソ´!　ｌ　| 　Y
　　　 l　 /| l└i::｣:;::/.: .:_｣l:　 |　 l　ｌ　｜
　　　/　ﾊ.|｣　 〈{zﾁ}:ツｌ| l外､l　｜ l　ｌ|　　　　　　　　　　……とまぁ、凄く胡散臭い『魔族』が薔薇水晶の所に入った、という話は聞いたのだわ。
　 　 !　l　ﾊ ヽ　 Y:::|'|: | ! }ﾄ,ﾐ ﾄヽ!ﾉjﾉｲ
　　 /　l /　＼ ヽ l::::ｉ|: l |::::ゞ'＾ 〈　　　　　　　　　　　　　実際に私も会ったけれど、なんというかこう、つかみどころが無かったわね。
　　 !　/j　　_｢_￣¨ヽ:ｌ: |｣!　ｒｧ／
　　.!　|/　 ﾉ:. ::::: :. :.｀ヽ､￣ ¨ﾌ、　　　　 _,.ｨ_
　 /|　| ／.: .: .: ,:: .: .: .: .: ＼:::Ｋ }　　　 ///厶
　 !,'　l!.: .: ./:: ,: .:l .:l .: .:ヽ.: .:ヽ!｣! ,ﾉ ｒ' Ｔ_,ヘ'´
／|　:l|:. :／:. ,::::::::l.: .: .: .::|::::. :. :.￣´}.:. :._:. :.｣
￣l　l |:::::: .: .; ::::::::ヽ .: .: .: ヽ::::. :. :. :j.: .: .:｀ヽ〉
:::::|　ｌ |.: .: .: .|:::::::::/.: .: .:'::::.､:'´｢--‐'.: .: .:::j:┘
ー|　ｌ l'´｢ ¨ーｔ:'´￣｀ヽ::＿__ソ.: .:j.: .: .:／



　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＿,.　==≡ｭ/／´　　ヽ
　　　　　　　　 r‐､＿_　 ,.　￣　　　　´　￣ヾ┓_　　',
　　　　　　 　 l' ／　｀┣、　／　　　　　　　　　 ヾ、　i
　　　　　　　 l　 　 　 ┝| / /　　／　　　　　　､　 `､　!
　 　 　 　 　 | /　　 /┠ﾚ /　　/　　 /　　 !＼ ヽ　　i　|　　　　　　　　　　不可侵なる境界の守り手。　その心境たるや。
　　　　　　　|/　　 / /|K f'　　 !　/ / /　ｌ｜＿ヾ! 　 |｜
　　　　　　　|　　 / /┝{=| f　 i　,'-'-'一ﾉ| !´　　ヽ　 | l　　　　　　　　　　（のらりくらりというか、愛想はいいんですけど、イマイチ内面を見せてくれない感じでした。
　　　　　　　|　 / ,ｨ|ﾋ'|┨.| |　 |//|/ ／　 |'　,zｭ､ |ﾉ ｌ |
　　　　　　　| / /| |! ＼'　| |　 |'{ ,z'ｼ弌 　 　 f::7 ﾘ　リ、　　　　　　　　　　金糸雀さんの所の配下さんは皆さんわかりやすいし、
　　　　　　 //,ィ　i.|∠三( l i　 |　ﾞ 弋:ﾘ　　　 ｀´ f'　|ﾐヾ=‐､
　　　　　 / ／ﾉ=‐¨¨i三三ヽ　 l、　　　　＿｀　　ﾉ　,!_ノﾉｨノ　　　　　　　　私もわかりやすい方だとは思うので余計にだとは思いますが）
　　　　　 ゝ二ニ,.ィノ}三三∧　ｌ､＞ 、 ´- '　／;;|　|ｰtイ彡}
　　 　 　 　 { ｰ彳´彡}三三:∧ .iゞ####ー彳三ﾆ! ｌ三タ ／
　　　　　　　〉ー イノ三三三E|ヽ',　　　　　}%三ﾆ| l三イﾆ{
　　　　　 ／{ ｲ ｛三三/三三ﾆトヾ┻┻┻ｲ｣ﾆ{∨i'三三三、
　　　　／三三｀ｰ三,ｨ三三三三三三三三三ﾆi ＼三三三',
　　 ／三三三ﾆ／　 |三三三三三三三三三ﾆ}　 ∨三三ﾆ',
　 f三三三ニ／ 　 　 }三三三三三三三三三/　　 ∨三ニﾆ',
　 {三三ﾆﾆ<　　　　 ,ｨ三三三三三三三ニﾆ/　　　　∨三ニﾆ',
　　＼三三三＞..､　 }三三三三三三三ﾆﾆ/　　　　　 }三三三:',_
　　　 ＼三三三,ニ≧‐､三三三三三三三{　　　 　 　 |三三ﾆ／ ｀ヽ、
　　　　　＼／,､＼ ＼＼＼ヽ三三三三三ﾆ＼　　　 　 l三ﾆ／､ ヽ　 ヽ}

　　　　　　　 N'~　　　　　　　　　　 〃　　ﾐミ:､　ヾ,)z
　　　　　　　 i　　　　　　　川川川/　　'´彡ミﾐ　　Y',
　　　　　　 ／　　ミﾐヽ､ﾐ州州州,.=-＝-､　　ミﾐ　災ヾ､　ﾊ
　　　　　　 ﾌ　　　,;彡＝-'"~´　　　　　　｀ヾ:ミ　　　ﾐミ彡'
　　　　　 ､j;　　　{"´:.:.:.　　　　　　　　　　　 ゞミ　ﾐ=-'　';"
　　　　　　ﾞi;　　　;i:.:.:.:.　　　　:.　　.:　　　_,,.､　｀ヾ:、　;彡'　　　　　　　――『魔族』！！
　　　　　　ﾂ　　　j:.:.:.:..　　　､ヾ:.､ ,　 ／〆´　　 ﾞ{:ミ､{ iY
　　　　　　ﾞ=-､　 }:. {`ｰ--､　j　ﾊ -'"r雅ア　　　　川'j /
　　　　　　　　ぐ;ﾊ:.. ｀＜草;`　ﾞ.::　　:.､~´ ' .:　　　　ﾊ_ﾉ
　　　　　　　　　ﾞj;ヽ:.　　　　,:'　.::.　　　　　　　　　　fﾐ{､
　　　　　　　　　 ﾅjヽ:.　　　　　 .:::.　 `i､;:..　　　　　/χ彡
　　　　　　　　　　ﾞj"ヽ:.　　　 ､r-､.ノ~` ヾ:,　　:　　ル彡'
　　　　　　　　　　〃 ﾞヽ:.　　　　,. -yｰ,ｨｪｪゝ　:　 ｲミ:､　,.
　　　　　　　　　　　`xﾅヽ:.　,ｨ-'､ｪｴｴ'"´　｀`　 　 |'　 ﾞ"
　　　　　　　　　　　　､,;メヽ:.　　　ー-:　　 　 　 　 |￣ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　/ `ト:､:.　　' ﾞ　　／　　　 i;;;/ ヽ
　　　　　　　 __,.:-:一'"ﾌ~　　ヽ:.:｀.:.-:─:.´　　　　　｣:/　 ヽ.､＿
　　　 ／"￣　　　;'　　|　　　　 ＼:.:.:.:,;　 ;,.　　　／;:;/　　　＼　 ｀￣`
,..-‐'"　　　　　　;, 　　|　　　 　 ヾ:＼　　　　 ／;:;:;:;/　　　　　i　　;,
　　　　　　　　　 ;,　　|　　　　　　ヽ;:;:＼　／;:;:;:;:;:;/ 　　　　　|　　 ;,





　　　　　　　 　 ＿＿＿＿　　 ,..jI斗r　　　　　‐==ミ＿＿＿＿＿＿__
　 　 　 　 　 ／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}／　　　　　　　　　　　　＼i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i／
　　　　　 　/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i／　　　　　　　　　　　　 　 　 ＼i:i:i:i:i:i:i:i:i{
　　　　　 　＼i:i:i:i:i:i:i:i:i:!/　　　　　　 　/　　　　　　　 　 　 Ⅵ:i:i:i:i:i:{
　　　 　 　 　 }ｉ:ｉ:i:i:i:i:i:i:}　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　Ⅵ:i:i:i:i:i＼
　　　　　 　／:ｉ:ｉ:i:i:i:i:i:i:}　　　 　′　　　　 　 　 　 　 　 　 　 {i:i:i:i:i:i:i:i:{
　　　 　 　 }i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}　　 　/　　　　　／　　　 　 　 　 } 　｛i:i:i:i:i:i／　　　　　　　　グングニル！？
　　　 　 　 ＼i:i:i:i:i:i:i:i:/　　　　　　 　 ／ }　　/}／}/ 　／　　{i:ｉ:ｉ／＼
　 　 　 　 / 　＼＿／　 　 　i{　 　／　　} 　/　　厶イⅥ} 　 {／　　　＼　　　　　　（ひえっ！？）
　　　　　/　　　　　，　 　 　 i{　／￣｀ヽi} ./　　-===ミ} ｝ 　｛　　　　 　 }
　　 　 ./　 　 　 　 ‘，　　 　 {/ ん芳ハ }/　 　ん芳ハⅥ 　 }　　　　 　 }
　　　　{ 　 　 　 　 　 ， 　 　i{　比Vﾘ刈　　 　 比Vﾘ刈 }}　　}　　　　 　 }
　　　　{　　 　 　 　/⌒，　　i{　乂＿ツ　 　 　 乂＿ツ .}}　　}　　　　　　{
　　　　}　　　 　 　 {　 　，　 i{　　　　　 　 　 　 　 　 　 爪 　} 　 　 　 　 ＼
　　 　/　　 　 　 　 ＼__‘， 　{　　し　　 　／＼　　 　 , i}　　{　　　　　　 　 }
　 　./　　　　 　／＼＿Ⅵ，　{　　 　 　　{＿＿}　　／　}　　｝　　　　 　 　 ｛
　　/　　　　 　 {　　　 　 　 ，‘，__　　　　　　　_　ィ}　 　} 　 从　　　　　　　＼
　　＼　　　　　｝　　　 　　__ ，‘，二二ア爪{＿＿{ハ 　i} ／ 　＼　　　　　　　}
　　 　＼　　 　｝　　 　／ﾆニ＼｝ﾆﾆY⌒Y{ﾆﾆﾆニ＼Ⅵi{′　　 　｝　 　 　 　 /
　　　　/　 　／　 　／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{冖冖冖冖}ﾆﾆﾆﾆニ＼{　　　 　 }　　　 　 　 ＼
　　 　.{ 　／　　 　 {ﾆﾆﾆ／^／￣￣＼冖冖／￣￣＼=＼　　 　 ＼　　　　　　}
　　 　 ＼＼　 　r‐「⌒`i{＿人　　　 　/ﾆ大{　　　　 　 }ﾆﾆ}　　 　 　}　 　 　 ／



　　　　　 　 　 　 　 ／￣￣ ＼
　　　　　　　　　　_ノ　 ヽ､_ 　　＼
　　　　　　　　　 （●）（● ）　　　|
　　　　　　　　　 （__人＿）　　 　 |　　　　　　　　　　はい、落ち着け草加。
　　　　　　　　　　'､｀⌒ ´　 　U　|
　　　　　　　　　　 |　　　 　 　 　 |　　　　　　　　　　蘭子ちゃん怖がってるから。
　　　　　　　　　　 |　　　　　　　 {
　　　　　　　　　　 ヽr｀ｰ- -=´ <　　　　　　　　　　　（……グングニル？）
　　　　　　　　/⌒'' ー─,,　　　 ＼
　　　　　　　 /　　　　　　　　　 ｨ　}
　　　　　　 ノ　　　/　　　　　 　|　|
　　　　／　　　｀ヽ i:　　　 　 　 |　|
　　　（__.ィ´ヽ,ム、〉i　　　 　 　 |　|
　 　 　 / ゝ/　/ 7-､
　　　　ヽ／　/　/ /'Y

　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　／　　 _,ノ　｀⌒
　　　　 |　 　　( ●) （●)　　　　　　　しかし、うーん……全く働かない、スキマ妖怪、ねぇ。
　　　　 .|　 　　 （___人__）
　　　　　|　　　　　　　　ﾉ　　　　　　　そもそもスキマ妖怪ってなんだよ（哲学）
　　　　　.|　U　　　 　　|
　　　　　人　　　　　　丿
　　　/⌒　 ＼ __ _ ／
　　 /　　　　　　　＼
　 ./　　人　　　 ./　ヽ
　〈　　<　 　 　 / ＼　＼



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　r＝..､、
　　　　　　　　　　　　　　　　　rー-ﾍ::.::.r':.:＼
　　　　　　　　　　　　　　　r‐､_)ヽ::.:.:.:.:.::.:ｰ^j_rヽ
　　　　　　　　　　　　　 r:j_):..:..:.:.:.:丶::.:..:..:.:.:.::.:r':ヽ
　　　　　　　　　　　　r..､}:.:.:.:....:..:..:..:.:.:..:.:.:.:.::.::.::.ｰr':＼
　　　　　　　　　　　 _ヽ:.:.:.:.:.:.＿.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.::.::.::.:ｰﾍ:..ヽ
　　　　　　　　　　　{_:.:.:.＿:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＞ ―､― -　{｀::.:.:.:.＼-..､　　　　　　　　　　　　　話を聞くに、『あらゆる空間にスキマを開けて、
　　　　　　　　 　 　 _ }.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／　　 /　 l　　 ＼ｰ ､:.:.:.:l:ヽ:くr..､ 　 _
　　　　　　　　　　　{:.｀:.:.:.:.:.:.:／　　 　 l　　 　 　 　 Y｀:.:.:.:.|:..:l/.:.:.:}／_:.ヽ　　　　　　　その間を自由自在に行き来したりすることが出来る』妖怪――魔族らしいのだわ。
　　　　　　　　　　　 ⌒}:.:.:.:/　　　　　 |　　　 l　　　 ト､:.:.:.:.l..:.l.:.:.ｲ∠⊥ﾉ、
　　　　　　　　　　 　 {_:rｭ/　/　　/　 !ﾊ　　 l l　l　 .::l _}:..ヽ|..:.|:._:小￣ ヽ:ヽ　　　　　　ぶっちゃけると、「どこでもドア」と「四次元ポケット」のハイブリッド。
　　　　　　　　　　／　 .V　 .l　　.:|:　 |　l　　ﾘ:|　l　.::ハ_:.:.:.ﾘ:...l´.:ィﾄ＼__ﾉ:.:}
　　　　　　　　　/　 ...::/:{　.::|　i ..:{::.　!　　 /.::j ./ ﾉｲ:::r‐':./:../:.:_レj:.ト- ﾍ´
　　　　　　　　/　 ...: ｲ .:ﾊ　 ﾄ -┬ヽ､ﾄ:.. / .:ｲ/jナ7:.不::.{__/:.:‐ｧv' |::l:.　l |
　　　　　　　/　／:// :/　ﾄトヽト-ｧﾃ=ﾐヽﾄ/ノ ィﾃｵく/ｲVrj､}:.:.{ｨ　 |:.|:.　l |
　　　　　, イ ´..::://／　 　 }ヽ ﾊﾍ 赴ｿ 　 　 ^ 赴ｿｲi :ﾄ{にｿ{^´　　|:j::　j｜
　　　 ／イ　..::j/／　　　 ノイ /ヽ､　　　, 　　　　　,ﾘ /_:/､）　∨ 　 ﾘ: .:/　!､
　 ／´ /　,..--ｲ｀ー──┴''ヽr‐､--─へ . ＿ ／}/´ヽV 　 　l＼ j:..:/　 l }〉
／'　 /__/ 　/　　　　　　　　　｀ヾl　　　　 〉''´ ,､＿_ノ=,_ﾉヽ　　!　ヽ/　 /ノ'
￣￣￣ 〈　　　　　　　　　　　　 //,ィｱ｀ー'´￣　　　 ￣ヽ＼　 /ゝ､∧=イ
　　　　　 ＼＿＿,,. 　--＜l￣￣　//　　　　　　　　　　　　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　　　　　　　　ヽ＿　〈〈＿＿　　　　　　　　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ヽ-'　 　 ￣￣￣￣￣



　　 ／￣三＼
　／;;;;　_ノ 三 ＼
　|;;;;;;;　　 （ ○）（○）　　　　　　　……何それ、チートじゃん？
.　|;;;;;　　　 （__人__）
　 |;;;　　　　｀ ⌒´ﾉ
.　 |;;;;　　　　　 　 }
.　 ヽ;;;　　　　 　 }
　　 ヽ;;;l　　　　ノ
　　　/　　　 く
　　　|　　　　 ＼
　 　 |　　　　|ヽ、二⌒)

　　 ） . .:.／.:.::::／　 　 　 　 　 　 　 ＼　＼.:.::| |::::::人
. 　（ . . .:.:.:::::::/ 　 　 　 /　　　　　　　　ヽ　入| |／ヽ　｀ヽ
　　 ＼.:.:.:.::::/　　　 /　′　 l　　　　　 | 　l ｢:::| |:::::::ﾉ　　 !
　 　 　 Y.:.:.′　　 ,′! l　　 |　　 　 　 |　 }ﾉ..:.| |:::::ﾉ　 　 |
.　　　　 ゝ┤　　　|　 |｜ l　|　　　 l　　　（. .:://.::∧　 　 |　　　　　　　　　　実際、薔薇水晶の所に仕官した際の試験では、
　　　 　 　 l !|　　_|＿Lｊ､ l ｜　_／|_/ l |　）//.::/　ｌ　　　|
　　　 　 　 |八 l l l{＼|｀ヾﾄ､l､／￣l/｀刈Y北Ｌ.,′ |　　　|　　　　　　　　　　侍女であるゆりを相手にゴールを守ったと聞いているのだわ。
　 　 　 　 ｜　ヽヽl ´==''　　　　 ==''＾ } |　ﾋｼ''′　|　　　|
.　　　　　　'　 l / ∧　　　　'　　 　 　 ｲ｜Y´　 　 ｜　　 |　　　　　　　　　　ゆりも、キンキ地方全土で見れば優秀な武将（選手）なのだけどね。
　　　　 　｜　j l　|｜丶　　 ‐　 　 イ｀ヽl　l　 　 　 |　　　|
.　　　　　/|　 {｜ ! | ヽ　｀ ｒz=.､´　ﾉ　 /　lト､　　 ｜　　 |
　　　　 //ｊ／. :|　! |＼　l､{{ｒ勿}}〃　 //| jj:::::＼　 |　　　|
. 　 　 /.／. .:.::::| 　 { 　 　 ｀ﾞＴﾞ´　　 // l|从::::::::::ヽ.!　 　 |
　ｒ‐=ﾆ´.:::ヽー=≧ト:.ｒ‐⊂ニニﾆ⊃x/ /ｊ/:::}::::::::::::::ヽ.　　|
　 ＼::::::::::::::ゝ---/´ ミ}厂厂厂厂ｊｒ―‐ヘ/.:::j:::＼::::::＼_ｊ
　　　＼::::::::::::::::::/　 ア{ i/ i/ i/ i/jゞ､ヽ｀ヽ＼{:::::::::＼::::::::｀ヽ



　　 ／￣￣＼
　／　　 _ノ　　＼
　|　　　 （ 一）（●）　　　　　　　　　ふむ……話を聞くに、ＤＦかＧＫか？
　|　　　　 （__人__）
　 |　　　　　｀⌒´ﾉ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＧＫらしいのだわ＞真紅
　 |　　　,.<))／´二⊃
　 ヽ　/ ／　 '‐､ﾆ⊃　　　　　　　　　なるほど。　ＧＫっていうのは替えが利かないポジションだが、その癖防衛戦・侵攻戦共に重要な役割。
　　ヽ､ｌ　　　　´ヽ〉
　　 ,-/　　　 __人〉　　　　　　　　　　……多少問題があるといえど、優秀なら手元に置いておきたい、か。
　 / ./. 　 /　 　 ＼
　 | / 　 /　 　 　i　＼
　 |"　 / 　 　 　 | >　 )
　 ヽ／　　　　　 とヽ /
　　 |　　　　　 　そ ﾉ

.　　 /　　　 　 ,　　　　　　　　　　　ﾍ　　 ヾ:.:.ﾍｉ:ｉ:i:iﾍ:.:.:.:.:(_
　　/　　　　　 {　 　 　 　 ',　',ﾊ　　　!　┌┘:.:.:|i:i:i:i:ｉ|:.:.:.:.:.:.〕
.　/　 　 ,'　,　 l|　　　　　 ,｝　! |　 　 |　 {:.:.:.:.:.:.:}i:i:i:i:i|:.:.:.:.:く　　　　　　　　……正直、私なら政務もせず、かといって軍務に励む訳でもなく。
　j　　 ! {_ l|　 ﾊ　　　　　j |　l.ﾉ　　 人　L_:_:.:.:.:|ｉ:ｉ:i:i:|:.:.:.:.:.:.}
　|l!　 :|　ﾍl|　ﾄﾍ ゝ､　　 {ﾉ/ 「　　/　/ﾊ　_〕:./i:i:i:i:ｉ|:.r―ｲ　　　　　　　　　といった奴は即刻下野させるけれどね。
　',ﾍ　:| 　 l|| /_＼　l|ﾚ'了 　|　＞ミﾄ､　　（:.:.:r=ﾐ､iﾉ:_:] .ｌ |
　ﾊ ﾍ ﾄ､　l|ハ伐心 ﾍ｛　 ,斗rそか㍉l// :　}:.{薔ﾘ ./　| |　　　　　　　　　その点が、薔薇水晶のやさしさであり、甘さであるといった所だと思うのだわ。
　　ﾏ {＼メ＼K弋ﾂ　　　　　 弋_ソ ﾉ ./　ﾊ ∨ゞｲ./　 j ﾊ
　　 ヾゝ./　l| ﾊ 　　　　　　　　　　　 /　/:i:i|　|:i://　 /ｲ　'.
　　　 l /　 :l|　ﾊ　　　 '　　　　 　 　 !　|:i:ｉ/　ｊ/ノ　 / /　　l
　　　 K　　:l|　 .入　　 ー―　 　　　|　|:ｉ/　,l|/ 　 / /
　　　 l　 　 l|　ｲ .才`;=x、　　,x≡三|　|/　/ |　　 {　{
　　　 |　　　| 　!∧三三三ﾐ/三三三l　!　/　j　　 .|　|
　　　 |　　　|　,j三∨三r=彳ﾍ三三∧ .|/　./　　　|　|
　　　 |　　　| /三ﾐ∧三｛均{フ三≫三ﾍ 　 |　　　 !　!



　　 ／￣￣＼
　／　　 _ノ　　＼
　|　　　 （ ー）（ー）　　　　　　　　　　しかし、「スキマ」使いの「グータラキーパー」か……。
.　|　　　　 （__人__）
　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ　　　　　　　　　　『魔族』である、という偏見は抜きにしたとしても、
.　 |　　　　　　　ｎｌ^l^l
.　 ヽ　　　　　 |　　 ﾉ　　　　　　　　　確かに家の為に動いている様子が無い以上は、怪しい気はしないでもない。
　　 ヽ　　　　ヽ　く
　　　/　　　　　ヽ　＼



､＼: : : : :＼/: : : :／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::.
ゝ､丶: : : : : : : :彡'´¨　　 ｀ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : ﾍ
: : : : : : : : ＞'　　　　　　　　ゝｰ==ﾐ､: : : : : : : : ノﾍ:::.
≧ﾆ: : : :/｀　　　　　　　　　　　　　　＼: : : : : : : : ≧::.　　　　　　　　　新規に加入をしたという事だしねぇ。　これはもう、『キンキ』からの差し金に違いない。
／/: : : :!　　　　　　　　　,.':: ≠　　　　 ヽ: : : : ､≦} |:ﾊ
, 'ノ/!:ﾍ:{　　　　　　　 ,.:::／__ _,　　　　　 ヾ､: ::､＼リ: :ヽ.　　　　　　　よし、早速『シガ』へと攻め込もうそうしよう。
　 /ゝ､ ﾍ　　　　　　,:::./ ｨ r兮ﾉ　　　　　　　ヽヾ､ノ!: : : ﾊ
　　　　 ゝﾍ＿...-､　　　 'ｰ '　　　　　　　　　　　 |　∨/: ::!
　　　　　＼ゝ-´r兮､ヽ丶　　　　　　　､　　 　　　:.　　V: : |
　　　　　　丶ヽゝ｀'　 .､　Y´｀.ゝ､　　　 .　　　　 i　　　|: : i!
　　　　　　　　 ヽ　　 .:! ヽrｧ '　　｀ ヽ　:!　　　 ::.　　　ゝリ｀ヽ 　 ／＼
　　　　　　　　　 ゝ.　 ゝ= '　,≠=--ｧ　 i　　　 .:　　　　　 丶､／: : : : : .
　　　　　　　　　　　丶　　// ,. .':://　　 ;　　　,　　　　　　　/: : : : : : : : :＼__
　　　　　　　　　　　　 ｀ ､　ゝ こ '　　　　　　/　　 　　　 ／: : : : : : : : :/: : :
　　　　　　　　　　　　　　 ｀､ ｀¨　　　　　 ／　　　　　／: : :＼: : : : : :/: : : :
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＞x､　　　／　　　　　　/: : : : : : ::＼: : /: : : : :
　　　　　　　　　　　　　　／: : : :＞彡ﾍ　　　 　 　 /: : : : : : : : : :ヽ': : : : : :
　　　　　　　　　　　　 ／: : : : : :〈　 }　　　　　　　/: : : : : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　　　　　　　 /: : : : : : : : :ﾍ ｿ､　 　 　 　 ,: : : : : : : : : :: : : : : : : : : :



　|　 　 | |　　　| |　　　　| 　 　 !　 　 　 |
　| 　　.」_l　　　|_Lノ　　 | 　{、 |　　　　 |
　|　　 ｜! ￣　{ {　　 　 l　　 ヽ!　 　 　 |　　　　　|
　L　　 i!.L __　 ', 、　　 .ﾊ　　　| ＼　　 |　　　　　|
　 　 `ｰ気>、＼}　＼＿{ }＿__..ﾄ､　＼　|　　　　　|
　 　 |　| 　云ト、　　 　　　 　 　 }＿　　|!ー- 、　.|　　　　　　　　　　……それ私の前以外でいったら、宣戦布告と取られかねないから注意するといいのだわ？草加。
　　　|　| 　弋じﾒ　 　　　　　　 ⌒＼ ＼}}＿＿ 　 |
　　　|　}　`ー―　　　 　 　 　 気>、｀ー --　　 ヽ}
　　　|　|　　　　　　　　　　　　　 弋::辷≠ラフ　!　L ＿
　　 /! .{　 　 　_ノ.::　　　　　　　 、 ｀¨¨"´　　　|
　 ./ .| ﾊ　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ￣￣ ,,　　　 |　 　 //
　/　 l　∧　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 !　　//
./　 / ./　 ＼　　　　　　　　 　 　 　 ﾉ〈　　　　,' 　 //
'　 / ./　／} ,へ 　 ＼_　　　　 　 　 ⌒ ヽ 　 / 　 //
　/ ./／ ／,':.:.:.:.:＞:, ｀¨`　　　 　 　 　 __　 /　　//
./ ／ ／/　{ :.:.:.:.:.:.///＞､_＿　。o≦ 　 ／　／/
!、 ／ ./{　 ∨:.:.:.:.:| | |:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:/ヽ　／　／／
〈　 ／, ┘　 ∨ :.: | | |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/　 }/　.／／
. ﾚ'/ /　　　　 〉:.:. | | |:.:.:.:.:.:.:.:.:.|ヽ ./　/ /　`ー―ヘ
　/　{／`７　./ :.:.: | | |:.:.:.:.:.:.:.:.:.|　　＼ 二二二二二 ＼

　　　　　　　　／　　 ＿＿_ ／　　　　　　　＼ ＿＿＿　 ＼
　　　　　　　/　　　〈:i:i:ｉ:ｉ:／　　　　 　 　 　 　 ＼:i:i:i:i:i:i:〉　　＼
　　 　 　 　 |　　 　 _＼:/ 　 　 |　　 　 　 　 　 　 ＼＜__　　 　|
　　 　 　 　 |　 　 /:i:i:i:ｉ| /　 /｜　 　 |　 　 　 　 　 ∨:i:i＼ 　 |
　　 　 　 　 |/　 /:i:i:i:i:ｉ:/　　| N＼ 　 {＾＼　|　　　　 |:i:i:i:i:ｉ:}　｜
　　　　　　 /　 └┬―|　 |/|/　　,＼ ＼　V|　　　　 |ヽ{￣　　 ＼　　　　　　　　　　　怨嗟は消えぬ、その身朽ちるまで。
.　　　　　 /　 /　 ｜　 |　 | ＿__丿　 ＼{ー |＾VⅥ　 |　 ＼　　＼ ＼
　　　　　〈　 〈 〈　人　 |　 | 斗斧ミ　 　 ィ斧ミLﾞＷ　|　　　＼〉　} 　 〉　　　　　　　　　（でも……今の情勢でもまだ、動こうとしないって、
　　　　 　 ＼　／ 　 i　|　 |〔　 Vｿ　　　　Vｿ　〕/７ i |　　　rく 　 　 /､
　　　 　 {￣￣ -=彡′|　 |ヽ　""　 　, 　 ""　/ /　Ｎ　　　{　ｰ=＝彡}　　　　　　　　　逆に怪しくないかな？って私は思います。
　　　 　 {　 -=＝彡′ l　|｣ハ　　　　　　　U ├' |　|´　　　{ｰ-=＝彡{
　 　 　 └＜⌒,ｰ┐　 И|　八　　(⌒⌒) 　／　｜ |　　　　 ＞―┬┘　　　　　　　　　……普通なら、疑いを晴らそうと逆に仕事を頑張るんじゃないでしょうか？）
.　　　 　 ｢￣￣ 　 }　　　|- ､ { ＞- ￣ -＜^ト、 И′　　　{ ｰ-＝{
　　 　 　 ＼ -=_彡} 　 /　　　{ーウ　　　|/rく_ﾉ_／⌒＼　　 ＞┬┘
　　 　 　 　 У　／　 /　　 　 ＼{＼_j⌒ｰﾜ／　 　 ┐　 ＼　＼｢
　 　 　 　 （r'＾V　　 /　 { 　 ／＾Ｙ⌒Ｙ＾＼　　 ｀ヽ　　　　　|
　　　　　　　　 　 ／　　 }／ 　 ,人__人　　＼　 　}　　　　　|
　　 　 　 　 　 ／　　　 / 　 ／　　ﾊ　^＼ 　 ＼V　　　　＼|
　　　　　　　 〈　 {　　 {У /　 　 /　|　 　 ＼　/{ 　 　 　 　 ＼
　　 　 　 　 　 ＼|　　{/　 　 　 /　　|　　　　∨f′　　 　 　 　 〉
　　　　 　 　 ｢￣ ＼/込___ 　 /____　| 　＿_.ノｼ′　　　　　 ／
　　　　 　 　 У　　 |　　｀途彡ﾍ辷え彡冖「＾ ＼＿＿人／}＿
　　　　　　　 ＼_/ 八 　 　 　 {　 　 　 　 　 　　 人圭彡气′ }
　　　　　　 　 /└～^＼　＼　＼ 　　　　　 /　 У/　|　　 ＼/



　　 　 |: : : : : : : :／　　　／　　　　　　　　＼　｀丶ﾄ､:.|:.:.:.:.:.:.:|: : : : :ート､､ヽ
　　　　ヽ.ィ: : : :/　　 ,　/　　　 l　　　　 　 　 'i '"´: : :.:|:.:.:.:.:.:.:!: : : : :_:ハ ',ヽ
　 　 　 r‐:':::::::/ 　 /　/ . 　 　 | 　 　 .ｌ.　　 　| .',: : : :.:|:.:.:.:.:.:.:|: : : : L_ｌ::', ',r
　　　　 ',_:､:::/　 　|｜|.　　 　　| 　　　.|.　　 　|　｀丶;.:.|:.:.:.:.:.:.:!: : : : : :ﾊ::ヽ
　　　　　 ﾉ:,'　 　.｜ｌ｜ 　 　 　＼　 　ﾄ､　　 ｜ ｌ !´: :.:!:.:.:.:.:.,' : : :r '　｀￢　　　　　　　　　……何を言いたいかはなんとなくわかったのだわ。
　 　　　　/:| | . 　 |十ト 、　　 　 |__x ┼‐ヽ- /　| .).:: /:.:.:.:./: ::::::::|　　　 |:
.　 　 　 /:::,! |　 　.VV_　_＼　 ｀丁__ヽ|_____∨ ヽ{: : :/:.:.:.:./::::::;::::ﾉ|　　　 !:　　　　　　　　　でも、そうね、蘭子の言うように、
　　 　 /:::::ﾊ.ﾄ　、　ﾄ下丁丁　 ‐-不三丁丁ﾌ 　,ﾊr'＾,-ﾍ':::::::::}::! ｜　 　.!:
.　　　　.ヽ|l　',ヽ ＼| 弋_‐.ﾌ　　　 弋_ー_フ 　　| .|/j〈ィ'>》_ノ"!::l　.!　　　|:　　　　　　　　　この状況で何ら動きを見せないというのは逆に怪しくないのかもしれないのだわ？
　　　　　　 　 ｜丁|　 ,、,、　　 　 　 ,、,、,、l　 ! .|:.ヾ ﾆﾌ　 　 !::l .｜　　 |:
.　　 　 　 　 　 |　ｌ｜ ′′　　 　 　′′′|　ｌ| .|／:.:.:.:.⌒ヽ丶|.　|:　　..|:
　　　　　 　 　/ / 人　　　　　　　　 　 u　｜ ｌ|　|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼|:　　 |:
　 　 　 　 　 / /| |_　 ＞　.._　 r_‐_､　　_, 　ｌ　l.!　!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼　 |:
　　　　　　 /,ｲ　| |!　/:.:.:.::::ﾊィｭﾍ:￣「｢ヽ ..,' .,':|　|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ|:
　　　　 　ノ'　　 | .| ,′／｀ヾﾆﾝリ:::..:.:.:.:.:./ /:.:.!　!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
　　　　..'"ｨ　 　 |　||:.::':.:.:.:.::.:.`￢´:.:.:.:.:.:./ ':.:.:.:.|　|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:'.
　　 ＜._ <　　　.|　||:.::::::::::::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:!　!:.:.:.:.|　|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|

　　　　 ／￣￣＼
　　　／　　 _ノ　　＼
　　　|　　　 （ ●）（●　　　　　　　　　　そもそもそいつ、働く気が無いのになんで仕官したのよ……。
　　　|　　　 　 （__人__）
.　　　|　U　　　　　　ﾉ
　　　 |　 　 　 ∩ ノ ⊃
　　／ 　 　 .／　＿ノ
　 (.　 ＼ ／　.／_ノ │
　　＼　 “　／_＿_|　 |
.　　　 ＼／ ＿＿＿ /



　　　　　　　　i ｌ´ヽク/ﾉ　　//　　　　　 j　　　　　　　 　 　 l i　　　　 　 i　　(〈_l V /
　　　　　　　　ヾ＝ ,ｲ（__　 l |　 　 　 　 小　　　　　　　　　 | | 　　｀i　 　 l　( ゝ---'
　　　　　　　　　 /.:ｌ|i　フ　| |　 {　|　|　 :i| i　　　　 　 |　 　,| ﾄ、 |　 |　　| |　 ）:i:::|::::|
　 　 　 　 　 　 /.:/.|l 弋っ| | .:　|｜ |、:;| ｌ |　　　　　 |　　/l/　i l|　 |　　!:i　/:::::k:|!:::|
　　　　　　　　/.:;/ |!　::|〈 :i.|| 、 | |什三|上i k.　| 　 .ｊ / / ﾘ　 |ﾑ　j　 , j ｌ 〈:::::　i:||::::|
　　　　 　 　 /.::/　|　:::| | :| |kl　 ヽﾄ|ﾉ＼|＿　ヽ|、.ﾉ/ ./＿ /／'l／/, / /,'i :l|:: . l:||::::|　　　　　　　イマイチそこの動機もわからないのよね……。
　　　　　 　 /.:::i　 |　::::| | ::|c,ﾍ ヽゝ＿＿＿_` 　 ヾｿ/＿＿＿＿　ﾘ/iノノ | :|ｌ:::.　|!|/
　　　　　　　＼|　 |　::::|.｜::|{回})　|ヽ　弋:シ`　　　　'　　 弋:シ､` |!　|{廻}）:||::::.　|l　　　　　　　　　本人は、俸禄が良かったから、と言っているけれど。
　　　　　　　　　　|　:::::|　| :::i⌒ ｌ . |　′ ￣　 　 　 　 　 　 ￣ `　 |ｌ　|´⌒|..::||:::::　|!
　　　　　　　　　　|　:::::|　ヽ､l 　.|　.|、　　　　　　　 ,　　　　　 　 　 ||　|　　ヽ､||:::::　l!
　　　　　 　 　 　 | . :::::|　　　　 .|　.|､ 　 　 　 　 　 '　　　　　　 　 /.ｌ . !　　 　 |::::. . |
　　 　 　 　 　 　 |　::::::|　 　 　 ,! . ,|､　　　　　　　　　　　　　 　 ｲ　.|　|　　　　|:::::.　|



　 　 　 　 ヾﾐ:::::::::::::::::::::::::::::::|
　　　　 ﾄ=彳::::::::::::::::::::::::::::::::|
　　　　　{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
　 　 　 ｨｿ::::::::::::::r''"~´´´　｀|
　　　　乂:::::::::::::/ 　 　 　 　 |
　　　　 彡jj::::::/　　　　　　　|　　　　　　　　　……そこそこ優秀なＧＫなようだし？
　　　　　 ミj::::l ヾ＝､,,,_　 　 |
　　　　　　1|:::| 　 ヾ,UTﾐヽ　|　　　　　　　　　いい俸禄を貰っているのかい？
　　　　　　 ハl, 　 　￣｀　　 |
　　　　　 　″ !　 　 　 , ' 　 |
　 　 　 　 　 　 ト　　　｛､　　|
　　 　 _.. -‐イ {ﾊ ! ^ヽ､.＿__|
,r─''´　__rイ|　 | ヽ.　 ヽニﾆ|
＿__rイ　　　!　　ヽ ヽ　　 　 |
　　　 |　　　| 　 　 ヽ ` ー--|



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＿／￣＼
　　　　　 　 　 ／￣｀ヽ_/＼＿＿　 --――-＜＿|／￣｀ ＼
.　　　　　　 ／　　　＿__|__/　　/　　　　　￣　　ヽ ＼(＿＿　|
　　　　 　 /　　　／　／⌒ヽ／　　　　／　　　　　　　＼／　 |
.　　　 　 /　　　　　 / 　 　 〈/　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　 |　　　　　　　　　　　　　小さなメダル５個！
　　　　　|　 　 ／　〈　　 　 /　　　/ 　 　 　 　 　 | 　 }　 　 | ∧
　　　　　| 　 /　　　/￣＼/　 　 /　　　　　}　 　 ｝　∧　|　 |　∧　　　　　　　　　　　　（安すぎる、という程ではありませんが、目が飛び出る程の高額でも無い筈ですよ）
. 　 　 　 |　 |　　　/　　 　 |　　 ｌ|　 /　/　/ 　 イ　/　 | | 　 |　 ∧
.　　　　 ││ 　 /＿_ 　 /|　 　l|　/　/／j ／　} / ,　│|　　| 　 ∧　　　　__
　　　 　 │　/　　　　＼/ {　 　 ﾚレ'⌒ メ(== //イ ニj/　/│　　 }　　　/ /
..　　　　　|／　　　　/ 人__|　 　 | Y ﾋ芹トﾐ　/　 ,ｨ心 犲/　 |　　 /　　 / /　　／ )
.　　　　／　　　　／／　 |│　　 l癶乂ツ　　　 　 ド'　 {　　 /　／ﾄ　　/ /__／ ／
.　　 ／／／　／／　　　ヽ|　 　 |　 　 　 　 　 　 ヽ　/| 　 /／― |　}/　　 　 (＿＿＿
　　（___{　{　　／(__　　　　 ∨ 　 |　 　 　 　 ＿　　　/ | //　￣￣}|　　　　　　 r―‐―'
　　　 ￣￣＼　　ﾉヽ　　　　∨　 ト _　　 ＜__　)　 ノ　j/人＿＿,ﾉ |　　 　 　 　 ―--，
　　　　　　＿ ＞'　,ﾉ}　　　　 ∨{ |　 ＞　_　　　／⌒ | /∠＿{___/￣￣廴__／￣￣
.　　 　 　 {＿＿　／}　　／￣ ∨ ＼r‐┐　丁´(　 　 |∧＿＿厂|　　 /　 　 〉
.　　　 　 └‐一')___ハ /　　 　 　 　 ＼厂￣)￣〉　 ／ └=ミ |___ﾚ'⌒ト-＜(
　　　　　　 　 (＿＿,ノ′　　＿＿＿＿＼／ ／＼⌒ヽ__　　 ヽ／　　|　　 ｀ヽ
　　　　　　　　__ノ一) i　　　　　　 　 　 　 ￣｀ヽ　 }　　}　＼　ﾉ{　 　 　 　 　 /
.　　　　　　　 フ__／　|　　　　　　 　 　 　 　 　 |‐┴‐┐　　＼_∨　　 　 　 /
　　　　　　 　 　 　 　 |　　　｀ー――一'　　　 / /　￣{‐-　｣___/|　　　　　/|
　　　　　　 　 　 　 　 |＼　　＼　　　＿＿__／__{＼＿} 　 　 　 ￣＼　　 　 |
　　　　　　　　　　　　 |　 ＼＿_}　　　　　 //￣￣＼|　　　　　　　　　 　 　 |
　　　　　 　 　 　 　 　 ヽ＿＿　＼＿___／ |　l　 　 / ＿＿　　　　　　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　}――／￣￣￣￣ |　＼__/＿　 　 ￣￣￣ 　 　 　 |
　　　　　　　　　　　 　 ￣￣(／￣／￣　　＼／　　　|「　‐-　　＿＿　 　 /

　　 ／￣￣＼
　／　　 _ノ　　＼
　|　　　 （ 一）（●）　　　　　　　　　　……何にしても、確証は得られない、か。
　|　　　　 （__人__）
　 |　　　　　｀⌒´ﾉ　　　　　　　　　　　ただ、怪しい……というと失礼かもしれんが、
　 |　　　,.<))／´二⊃
　 ヽ　/ ／　 '‐､ﾆ⊃　　　　　　　　　　新規の配下にはそれなりに注意を払った方がいいかもしれんぞ、真紅。
　　ヽ､ｌ　　　　´ヽ〉
　　 ,-/　　　 __人〉
　 / ./. 　 /　 　 ＼
　 | / 　 /　 　 　i　＼
　 |"　 / 　 　 　 | >　 )
　 ヽ／　　　　　 とヽ /
　　 |　　　　　 　そ ﾉ



　　　 　 ／￣￣＼
　　　 ／　 ヽ､_　　＼
　　 （●）（● ）　　　|　　　　　　　ただでさえ、ジュン様が病に伏せられて、不安定な地盤なんだ。
　　 （__人__）　　　　 |
　　 （　　　　　 　 　 |　　　　　　　豊かな土地であるキンキを狙う奴は、ごまんといる筈だろ。
.　　　{　　　 　 　 　 |
　　 ⊂ ヽ∩　　 　 く
　 　 | '､＿ ＼　／　 )
　 　 |　 |_＼　 “　.／
　 　 ヽ､ ＿_＼_／





.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:._:.．-‐- ．.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:'ﾍﾐｘ':〉
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.イ´　　 、 丶　 ｀ヾ:.:.:.:.:.:.くミｭ_ヾヽ 、　　 _＿__
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／　　　丶　 ＼ ヾ:､　　丶、.:.:.)厂｀ヾ≠=彡’￣￣ ｀ヾ:､
.:.:.:.:.:.:.／　　 !　 ｀ヽ.＼　 ＼ ＼ヽ　 ゞノ｀ヾ:、　 ＼㍉、　`ー- ．. _
.:.:.:.:.:/　　丶 | 　 ヽ　ヾ:､、　ヽ　＼:.､ヾ:.、　ヾ:、＼ ＼ `ー― -==．_　　　　　　　　……考えたくない事だけれどね。
.:.:.:.:.′ 　 　 i!　ﾄ､ ﾊ 　 ヾ:､ 　 X　ﾐヾ　ﾍ　　 辷x　丶ヾー=ミ
.:.:.:.:i　丶　　 |　ヾ､ミｘヾ:､＼／ ヾ八㍉、{　　 ヾ:､ ＼　＼＼　　　　　　　　　　　　でも、そうね。　少しだけ、注意をしてみる事にするのだわ。
.:.:.:.:| i　　＼ i!＼　 ＼ヾ､xく.＼.ｨく`liト:.ヾヽ.　　 `ー=ミx　`ー=ミ､
.:.:.:ハ{: 　　　1　 ＼　 ヾ　ヾ`ぐツ　ﾘ　}ﾊ　ﾊ　　　　　　 `ー=．. _＿
ｘ:.:.:.:.i|ゞ ＼　! 丶　 ﾞx ハ ト!　　　　　,ｨ:::}i } L.．'´し,.．∧_
　＞ l|.:＼　 ゞﾊ､ ／X j, <　　､　 　 〈::::::|l ﾚ"　 ／:::／　}.:￣三ﾆ=ミ
　 ｀ゞじ.:.:.ヾ､＼Xヾﾊxぐツ　　　‘′　）::ﾉ"イ／:::／　,:ィ|.:.;ィ.:.:.:.:.:.:.:.
　　　ヽ> ヾ ヽハミ㍉ｬ‐ ．_　　　_ ｒ彡r7 / /:::／ ／ /:iﾘｲ./.:.:.:.:.:.:.:ｨ
　　　`:くヾﾒヽ　`ｰｘ. ハ 　 　￣ ／:::::Y_/ /／ ,.イ //／ イ.:;ﾍ:_,.イ7.:
　　　　 i Y}iハ　 　 } ix ヽ　　ｒfﾁ::::::::::::::）〃／.:/　〃７ /〃7ﾉ::::::〈
　　　　 | iX　 ‘，　 | !､　 ＼ ﾚ`ｰｧ:::/〉:=彡:::::/／:::::/ ﾑ才:':;:ィx::/
　　　　 | |ハ　 入 八ヾ:ヽ､ У /:::::/ｲ::::::::::::::::"ヽ、/.．彡:::::{　　`
　　　　 | |　‘．　ﾊ　 ヽ ＼:/　/::::/ .ﾉ::::::::::::::::::::::ハ::::::::::::::::::::>


※【八雲紫】の存在を知りました。
※【真紅】がキンキ内部の新規配下の動向を注意するようになりました。

　　　 　 　 ／￣￣＼
　　　　　／　 ヽ､_　　＼
　　　　（―）（― ）　　　|　　　　　　　　（うーん……孔明の動きについて相談したかった、けど……。
　　　　（__人__）　　　　 |
　　 　 （｀⌒ ´　　　　　|　　　　　　　　　結論的に、あの一件は孔明の罠でなく誰かの手引き感って方向にシフトしたからなぁ、ここからは無理か。
　　　.ｌ^l^lｎ　　　　U　 |
　　　.ヽ 　 L　　 　 　 ﾉ　　　　　　　　　他に何か真紅と話す事はあっただろうか……）
　　　　 ゝ 　ﾉ　　 　ノ
　　　／ 　 /　 　　 ヽ
　 ／　　 /　　　　　 |



１．姉妹仲について突っ込んで聞いてみる（←桜田家の他姉妹と交流ルートが出来るかも＋姉妹にアポを取りたい人はこれ）
２．配下候補について突っ込んで聞いてみる（←真紅の新配下について意見が出来る）
×．ＳＯＳ団の動向などについて説明する（持っている情報＋今月攻め入る情報を与えます＋孔明ムーブの相談なども）
４．俺、この前見合いしたんだぜ！（真紅の反応が見たい人に）
５．他の地方で何か動きって無いかな？（キューシューに入ってこないような情報は無いだろうか）
６．防衛戦における戦術論を交わそうではないか（２人共攻撃寄りの能力だけど、防衛は大事です）

　　　　　　　　　安価下１から１～６を指定してください。２票入った選択肢で進行します。

　　　　　　　　　　　　　　　　＿_‐-　､
　　　　　　　　　　　　　＿-―/////////＞-_
　　　　　　　　　　　＿＜/////////////////>、
　　　　　　　 　 　 ∠/////////////////////ﾊ
　　　　 　 　 　 '"////////////ｲ/__V////////,ゝ　　　　　　　　　　　　　　姉妹について聞かせて！といった所で、一旦ここで区切らせていただきます。
　　　　　　　　 ｲ//////////' 'ﾞ,.ｲ,｡､｀ヾVﾘ ﾊ.V/ハ
　　　　　　　　//////lVヽ{　_／　 ｖｿ 　 .}ｿ 'j: }//ﾊ!　　　　　　　　　　　　　　紫色って、なんか強キャラ多いっすね（他人事）
　　　　　　　　 l/ﾊ/〈 ー,.､ ､　　　　　　　' 　 './//,{
　　　　　　　　 '　 '⌒ヽ ゞ'　､　　--､　 　 　 ////ﾊ　　　　　　　　　　　　　　それでは、おやすみなさい。
　　　　　　　　　　　　　､　　 〈::::::::,.-:!　　　　V//ﾘ
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ヽ:::!　ﾉ　　　　　V/-､
　　　　　　　 　 　 　 　 　 `　　 ｀ ´　 ／　,. ＜: : :,. `ー: : : : :￣￣｀: ､
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＞　イ　／＿:,:.ィ: : : : : :.:／: : : : : : : : :ヽ
　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／: : :l　／: ; イ二ﾆヽ: : : :,: : : : : : : : : : : : : ',
　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／＿: : :'"__-ﾆニ二二ニ',: :/: : : : : : : : : : : : : : l
　__.. ＿,...........___　　　　 '"´:／ﾆニニニニ二二ニﾆl/: : : : : : : ／: : : : : :.:|
<ｒ_'''",.....　　r'" ＞､　 ／／ﾆニニニニニ二＞-ﾆﾆヽ : : : : ／: : : : : : : : :!
　 ／._ｆヽ　,.､＼ ／　ヽ/二ニニニニニﾆl´.●　lニニ}: : : /: : : : : : : : : : ﾉ
　 ｀'" l .l､/ /　__　／: : : :｀'マﾆﾆ二二二ｌ-‐=ニニ二| : : : : : : : : : : : : : {
. 　 　 l .l/ .'／.,.ノ_: : : : : : : : :｀'＜ニニニ二二ニニﾆ!: : : : : : : : : : : : : :j
.　　　 ! :' /　/　,.-:' : : : : : : : : : : : :｀"＜-‐_￣: : : : :.:}: : : : : : : : : : : : :./
　 　 　',　'　'　.〈 :＼ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : "': :ｰ:': :＿: : : : : : : : : :!
　 　 　 ヽ　　　 ヽ､:l＞:､: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ: ＼: : : : : : :!
　　　　／ゝ.＿_, ｲ:.}: : : :＞:､: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :': : : : : : : .:/
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