池田市の地域分権、せっかくいい制度なのに…① コミュニティリーダー養成講座から
2010年 07月 22日
10.7.22
今晩、池田市主催の「池田市地域コミュニティリーダー養成講座」に参加しました。
今回で3回目の同講座(私は初参加ですが…)、まず元岩手県知事・総務大臣の増田寛也さんが「先端都市・池田の挑戦―行政、市民に求められるもの―」と題して基調講演されました。
増田さんは、地域に予算提案権を与えた池田市の地域分権制度は、直接民主主義の拡大という点で大いに評価できるとし、それが時代の流れでもあると述べられた一方で、地方自治体の条例制定権の拡大、自治立法権の確立も強調され、そのために首長と議会の権限を強める必要があると説かれました。
後半は、その増田さんに大峯伸之さん(朝日新聞論説委員)、倉田市長を交えたパネルディスカッション。
会場からは「今、うちの校区では12年後の地域像を考えている」(池田小校区)、という積極的な声も出ましたが、「地域コミュニティの関心は今ひとつ」(五月丘小校区)、「地域が一緒にやろうとなっていない。動かされている感じ」(秦野小校区)、「地域コミュニティを知っている人は25%くらい。50人ぐらいの委員で公金の使い方決めてもいいのか、という声もある」(市議会議長)といった現状を嘆く発言が続きました。
では、事態をどう打開するか。
私は、大峯さんの「(他市では)私たちは市の下請けではない、という声もよく聞きます」という発言にヒントが隠されているように思えました。
今晩、池田市主催の「池田市地域コミュニティリーダー養成講座」に参加しました。
今回で3回目の同講座(私は初参加ですが…)、まず元岩手県知事・総務大臣の増田寛也さんが「先端都市・池田の挑戦―行政、市民に求められるもの―」と題して基調講演されました。
増田さんは、地域に予算提案権を与えた池田市の地域分権制度は、直接民主主義の拡大という点で大いに評価できるとし、それが時代の流れでもあると述べられた一方で、地方自治体の条例制定権の拡大、自治立法権の確立も強調され、そのために首長と議会の権限を強める必要があると説かれました。
後半は、その増田さんに大峯伸之さん(朝日新聞論説委員)、倉田市長を交えたパネルディスカッション。
会場からは「今、うちの校区では12年後の地域像を考えている」(池田小校区)、という積極的な声も出ましたが、「地域コミュニティの関心は今ひとつ」(五月丘小校区)、「地域が一緒にやろうとなっていない。動かされている感じ」(秦野小校区)、「地域コミュニティを知っている人は25%くらい。50人ぐらいの委員で公金の使い方決めてもいいのか、という声もある」(市議会議長)といった現状を嘆く発言が続きました。
では、事態をどう打開するか。
私は、大峯さんの「(他市では)私たちは市の下請けではない、という声もよく聞きます」という発言にヒントが隠されているように思えました。
by takeshi_yamagen | 2010-07-22 23:41 | 園芸高校と総合計画