吉野家「著しく不適任な言動」「本日以降の契約関係一切ない」…女性蔑視発言の常務解任
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牛丼チェーン「吉野家」の常務取締役、伊東正明氏(49)が講師として登壇した講座で女性を
伊東氏は、早稲田大が16日に開いた社会人向けのマーケティング講座で「生娘をシャブ漬け戦略」として、「田舎から出てきた若い女の子を牛丼中毒にする」などと発言した。「男に高い飯をおごってもらえるようになれば、絶対に(牛丼を)食べない」といった趣旨の発言もあった。
伊東氏は2018年に入社し、常務として経営全般に携わっていた。吉野家HDは「人権・ジェンダー問題の観点から到底許容することのできない職務上著しく不適任な言動があったため」と説明。「本日以降、当社と同氏との契約関係は一切ない」とした。また、同社の河村泰貴社長の役員報酬について、4~6月の3か月間、固定報酬の30%をカットすると発表した。