吉野家「著しく不適任な言動」「本日以降の契約関係一切ない」…女性蔑視発言の常務解任

スクラップ機能は読者会員限定です
(記事を保存)

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 牛丼チェーン「吉野家」の常務取締役、伊東正明氏(49)が講師として登壇した講座で女性を 蔑視べっし する不適切な発言をした問題で、親会社の吉野家ホールディングス(HD)は19日、伊東氏を解任したと発表した。

吉野家
吉野家

 伊東氏は、早稲田大が16日に開いた社会人向けのマーケティング講座で「生娘をシャブ漬け戦略」として、「田舎から出てきた若い女の子を牛丼中毒にする」などと発言した。「男に高い飯をおごってもらえるようになれば、絶対に(牛丼を)食べない」といった趣旨の発言もあった。

 伊東氏は2018年に入社し、常務として経営全般に携わっていた。吉野家HDは「人権・ジェンダー問題の観点から到底許容することのできない職務上著しく不適任な言動があったため」と説明。「本日以降、当社と同氏との契約関係は一切ない」とした。また、同社の河村泰貴社長の役員報酬について、4~6月の3か月間、固定報酬の30%をカットすると発表した。

株・為替情報はこちら
スクラップ機能は読者会員限定です
(記事を保存)

使い方
「経済」の最新記事一覧
記事に関する報告
2934134 0 経済 2022/04/19 12:26:00 2022/04/20 15:42:31 2022/04/20 15:42:31 /media/2022/04/20220419-OYT1I50061-T.jpg?type=thumbnail

主要ニュース

セレクション

読売新聞購読申し込みバナー

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)