reasonable
別表記:リーズナブル
「reasonable」とは、道理をわきまえていることや程よいことを意味する表現である。
「reasonable」を名詞形にしたものには「reasonability」「reasonableness」がある。「reasonability」は「合理性」「正当性」といった意味だ。「reasonableness」は「合理性」のほか「道理をわきまえていること」「受容性のある性質」と訳す。「reasonable」を副詞形にしたものでは「reasonably」がある。「道理に従って」「合理的に」「適度に」のほか「分別をわきまえて」といった意味でも使われる語だ。「Keep calm and think reasonably.(落ち着いて、合理的に考えてください。)」のように使う。
なお、「道理をわきまえない」「不分別な」「不当な」といった意味にしたい場合「not reasonable」と表現するとよい。特別な修辞を用いずに「unreasonable」で表現することも可能だ。例えば「It is not reasonable.(合理的でない。)」は「It is unreasonable.(不合理だ。)」とできる。
「リィー」は「r」の発音だ。舌先を丸めるようにして口蓋に近づけ、口蓋と舌の間から息を漏らすように「リ」と発音する。「ィー」は口を横に引き延ばすようにして発声するとよい。「ザァ」は「z」の発音と曖昧母音で構成されている。「ザ」は上前歯の歯茎に舌先を触れさせ舌と歯の隙間から息を押し出すように「ザ」と発音する。曖昧母音の「ァ」は口をあまり開かないようにして、弱く息を漏らすように「ァ」と出す。「ナァ」の「ナ」は鼻から音を出すようにする。「ァ」は「ザァ」の場合と同じく曖昧母音の発音だ。
「ブル」の「ブ」は唇を閉じて一気に息を吹き出すようにして出す。最後の「ル」は「l」の発音なので、上前歯の歯茎あたりに舌先を付け、舌と歯の間から息を押し出すように「ル」と音を鳴らす。
「reasonable」は「reason」と「able」の2つの語から成っている。「reason」は物事の「理由」「原因」「背景」あるいは「道理」を意味する。「able」は「できる」「しうる」という可能性を表す。これらが結びついたことで、「reasonable」は「なぜそうなったのか納得できるだけの理由」といったコアイメージを持つようになった。そのため「reasonable」が示す道理や妥当性は、あくまでも考えればつながりがわかるような理由や原因に起因している。
逆に言うならば、客観的にみてつながりがわからない原因や理由から導かれる妥当性を示す場合は「reasonable」を使うのに向かない。
・absurd 不合理な・道理に反した
・illegitimate 誤った推論による・非論理的な
・illogical 非合理的な・非論理的な
・incoherent つじつまの合わない
・inconsequent 論理的でない・理屈に合わない
・inconsequential 筋の通らない
・indiscriminate 見境のない
・invalid 論拠薄弱な・説得力のない
・irrational 道理のわからない・分別のない
・unreasonable 道理に合わない・不合理
・unsound 不合理な・根拠の薄弱な
「reasonable price」は、「適正価格」や「お手頃価格」と訳されることが多い英語表現である。「We sell at reasonable prices every day.」なら「毎日お手頃価格で販売しています。」となる。
「it's reasonable」は、「(手ごろで)安い」や「お買い得」と訳されることが多い英語表現。「The price of this jacket is 10 dollar? It's reasonable.(このジャケットの価格が10ドルだって?お買い得だ。)」。「it's reasonable」は価格だけでなく考え方や物事の筋道のあり方に使うことも可能だ。この場合「そのとおりだ」「道理が通っている」などと訳す。「She is very reasonable.」なら「彼女は道理が通っている。」となる。
「as reasonable」は、「〇〇が合理的である」「〇〇が妥当である」といった意味で用いられている。「The company regards as reasonable.」なら「当社は妥当であると判断します。」と訳す。
・Your behavior is reasonable but irritating.(あなたのふるまいは合理的だが、癪に障る。)
・Their statements were not reasonable at all.(彼らの証言はまったく筋が通っていなかった。)
「reasonable」とは、道理をわきまえていることや程よいことを意味する表現である。
「reasonable」とは・「reasonable」の意味
「reasonable」とは、「(人が)道理をわきまえた」「わけのわかった」と訳される英語の形容詞である。「He is a reasonable person.(彼は道理をわきまえた人だ。)」のように用いる。「reasonable」は、思考や行動を指して「道理に合った」「合理的な」「筋の通った」と訳すことも多い。例えば「Your explanation is not reasonable.」は「あなたの説明は筋が通っていない。」となる。「手ごろな」「穏当な」「(価格が)高くない」という意味でも「reasonable」は用いられる。「The price of the car is reasonable.」とあるなら「その車の価格は手ごろだ。」と訳す。「reasonable」を名詞形にしたものには「reasonability」「reasonableness」がある。「reasonability」は「合理性」「正当性」といった意味だ。「reasonableness」は「合理性」のほか「道理をわきまえていること」「受容性のある性質」と訳す。「reasonable」を副詞形にしたものでは「reasonably」がある。「道理に従って」「合理的に」「適度に」のほか「分別をわきまえて」といった意味でも使われる語だ。「Keep calm and think reasonably.(落ち着いて、合理的に考えてください。)」のように使う。
なお、「道理をわきまえない」「不分別な」「不当な」といった意味にしたい場合「not reasonable」と表現するとよい。特別な修辞を用いずに「unreasonable」で表現することも可能だ。例えば「It is not reasonable.(合理的でない。)」は「It is unreasonable.(不合理だ。)」とできる。
「reasonable」の発音・読み方
「reasonable」は日本語では「リーズナブル」あるいは「リーザナブル」と読むことが多い。だが、これらは英語での読み方と近いとはいえない。実際の英語での読み方に近づけるなら「リィーザァナァブル」と書くとよいだろう。アクセントは単語頭の「リ」の部分にある。「リィー」は「r」の発音だ。舌先を丸めるようにして口蓋に近づけ、口蓋と舌の間から息を漏らすように「リ」と発音する。「ィー」は口を横に引き延ばすようにして発声するとよい。「ザァ」は「z」の発音と曖昧母音で構成されている。「ザ」は上前歯の歯茎に舌先を触れさせ舌と歯の隙間から息を押し出すように「ザ」と発音する。曖昧母音の「ァ」は口をあまり開かないようにして、弱く息を漏らすように「ァ」と出す。「ナァ」の「ナ」は鼻から音を出すようにする。「ァ」は「ザァ」の場合と同じく曖昧母音の発音だ。
「ブル」の「ブ」は唇を閉じて一気に息を吹き出すようにして出す。最後の「ル」は「l」の発音なので、上前歯の歯茎あたりに舌先を付け、舌と歯の間から息を押し出すように「ル」と音を鳴らす。
「reasonable」のニュアンス
「reasonable」は、導かれた結果が妥当である、あるいは、考えればわかることである、といったニュアンスを持つ。このようなニュアンスが転じて「reasonable」は「理にかなっている」や「筋道が通っている」という意味を持つようになった。「reasonable」は「reason」と「able」の2つの語から成っている。「reason」は物事の「理由」「原因」「背景」あるいは「道理」を意味する。「able」は「できる」「しうる」という可能性を表す。これらが結びついたことで、「reasonable」は「なぜそうなったのか納得できるだけの理由」といったコアイメージを持つようになった。そのため「reasonable」が示す道理や妥当性は、あくまでも考えればつながりがわかるような理由や原因に起因している。
逆に言うならば、客観的にみてつながりがわからない原因や理由から導かれる妥当性を示す場合は「reasonable」を使うのに向かない。
「reasonable」の比較級・最上級
「reasonable」の比較級は「more reasonable」と表現する。最上級だと「most reasonable」となる。「reasonable」の語源・由来
「reasonable」の直接の語源は中期英語における「resonable」である。この語はラテン語に由来する。ラテン語「ratio(計算)」は接辞「abilis(○○ができる)」と結びつき、後期ラテン語の時期に「rationabilis(理にかなった)」という語を生んだ。「rationabilis」は古期フランス語に取り入れられ「resnable(賢い)」という語になる。「resnable」は中期英語まで伝わり「resonable」となった。「reasonable」の対義語
「reasonable」の対義語には次のようなものがある。・absurd 不合理な・道理に反した
・illegitimate 誤った推論による・非論理的な
・illogical 非合理的な・非論理的な
・incoherent つじつまの合わない
・inconsequent 論理的でない・理屈に合わない
・inconsequential 筋の通らない
・indiscriminate 見境のない
・invalid 論拠薄弱な・説得力のない
・irrational 道理のわからない・分別のない
・unreasonable 道理に合わない・不合理
・unsound 不合理な・根拠の薄弱な
「reasonable」を含む英熟語・英語表現
「reasonable price」とは
「reasonable price」は、「適正価格」や「お手頃価格」と訳されることが多い英語表現である。「We sell at reasonable prices every day.」なら「毎日お手頃価格で販売しています。」となる。
「it's reasonable」とは
「it's reasonable」は、「(手ごろで)安い」や「お買い得」と訳されることが多い英語表現。「The price of this jacket is 10 dollar? It's reasonable.(このジャケットの価格が10ドルだって?お買い得だ。)」。「it's reasonable」は価格だけでなく考え方や物事の筋道のあり方に使うことも可能だ。この場合「そのとおりだ」「道理が通っている」などと訳す。「She is very reasonable.」なら「彼女は道理が通っている。」となる。
「as reasonable」とは
「as reasonable」は、「〇〇が合理的である」「〇〇が妥当である」といった意味で用いられている。「The company regards as reasonable.」なら「当社は妥当であると判断します。」と訳す。
「reasonable」の使い方・例文
・You should be reasonable.(道理をわきまえるべきだ。)・Your behavior is reasonable but irritating.(あなたのふるまいは合理的だが、癪に障る。)
・Their statements were not reasonable at all.(彼らの証言はまったく筋が通っていなかった。)
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