HANDRAILとは? わかりやすく解説

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handrail

別表記:ハンドレール

「handrail」の意味・「handrail」とは

「handrail」とは、階段坂道などで、人々安全に移動するために設けられ手すりのことである。これは、滑った転んだりするリスク軽減し、特に高齢者子供障害者などが安全に移動できるようにするための重要な設備である。例えば、公共建物公園住宅など、さまざまな場所で見ることができる。

「handrail」の発音・読み方

「handrail」の発音は、IPA表記では /ˈhændreɪl/ となる。これをカタカナにすると「ハンドレイル」となる。日本人発音する際は「ハンドレール」となることが多い。この単語発音によって意味や品詞が変わるものではない。

「handrail」の定義を英語で解説

A "handrail" is a rail that is designed to be grasped by the hand so as to provide stability or support. It is often found on staircases, ramps, or other places where people need to move safely. For instance, it is commonly seen in public buildings, parks, and residential properties.

「handrail」の類語

「handrail」の類語としては、「banister」や「railing」がある。これらはいずれも、人々安全に移動するために設けられ手すりや柵を指す言葉である。ただし、それぞれの言葉微妙に意味が異なり使用する状況によって選ばれる

「handrail」に関連する用語・表現

「handrail」に関連する用語として、「staircase」(階段)、「ramp」(スロープ)、「safety」(安全)などがある。これらの言葉は、手すり設置される場所や、その目的を表すものである

「handrail」の例文

以下に「handrail」を使用した例文10個示す。 1. The staircase has a sturdy handrail on both sides.(階段には両側頑丈な手すりがある。) 2. She held onto the handrail as she walked down the ramp.(彼女はスロープ下りる際、手すりつかまった。) 3. The handrail provides safety for the elderly.(手すり高齢者の安全を提供する。) 4. The handrail was installed to prevent accidents.(手すり事故防止のために設置された。) 5. The handrail is an essential part of the staircase.(手すり階段重要な部分である。) 6. The handrail was made of stainless steel.(手すりステンレス製だった。) 7. The handrail was designed for easy grip.(手すり握りすいよう設計されていた。) 8. The handrail was at a comfortable height for most people.(手すりはほとんどの人にとって快適な高さにあった。) 9. The handrail helped him maintain his balance.(手すりは彼がバランスを保つのを助けた。) 10. The handrail was painted to match the decor.(手すりインテリア合わせて塗装されていた。)

手摺

(HANDRAIL から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/20 00:36 UTC 版)

階段に設置されている手摺

手摺(手すり)(てすり、英語: Handrail)とは、階段、屋上やベランダ、壁面、廊下等に取り付けて人の落下を防いだり行動の補助に使用される状、または横木状のもの。多くは建築物の一部として見られるが、ベッドなどの家具、電車船舶などに取り付けたものも言う。ただし椅子などの肘掛けなどは普通手摺とは言わない。

欄干(らんかん)、高欄(こうらん)、おばしまとも言い、一般には「手すり」と漢字かな交じりで表記されることが多い[1]。狭義には柵上の欄干などの上に渡した手でつかむ横木(笠木と言う)を指すが、柵状のもの(手すり子と言う)も含めて構造全体をいう場合もあり、木材、竹、金属、石材その他の材料で作られる[2][3]

用途

手すりには設置方向により、水平方向の水平手すり、斜め方向の斜め手すり、縦方向の縦手すりがある[4]

また、使用目的によって補助手すりと墜落防止手すり柵、安全手すりとに分けられ、前者はトイレ風呂場などで手で掴んで行動の補助とするもの、後者は屋上やバルコニー、エスカレーターなどからの落下を防止するために膝から胸の高さ程度に作られる柵状のものである。階段に沿って作られるものでは補助手すりと墜落防止手すり柵の両方を兼ねる[3]。安全手すりは、バス電車の急停止の際に転倒防止のために設置されている。

材質としては、木製、鉄製、アルミ製、ステンレス製、ポリプロピレン製、塩ビ製(近年は抗菌仕様のものもある)などが用いられている。

近年では、縦方向水平方向の手すりを一体にした格子状手すり、照明機能や呼び出し機能(補助手すり用)、滑り止めの素材や点字プレートを付加したものもある。

建築分野

建築分野では、水平手すりは歩行の補助、斜め手すりは階段の昇降、縦手すりは便座からの立ち上がりなど体重の上下移動の補助に用いられる[4]

日本の建築基準法では階段とその踊り場や、2階以上のバルコニー屋上などに法施行令第126条(屋上広場等)で、第一項に高さ1.1m以上(但し、高さの基準を満たしていても、途中に足掛かりがあると転落のおそれがあるので注意)の手すりを設置することが義務付けられている。

手すり子の間隔が広いと、乳児が転落する危険性がある。そのため、任意規定ではあるが、法令[5]や規格[6]では、手すり子の間隔を内寸110mm以下とすることが定められている。

交通分野

手すりは車内で立った姿勢を維持したり、座席から立ったり座ったり、車内を歩くのを補助するために設置される[4]。特に座席前などに設置される縦手すりはスタンションポールという[7][4]

ギャラリー

脚注

  1. ^ 日本大百科全集 23 P.831
  2. ^ 日本大百科全集 16 P.130
  3. ^ a b 手すり大全
  4. ^ a b c d 斎藤綾乃, 鈴木浩明, 藤浪浩平 ほか、「列車内の手すり・吊り手の径に関する検討」 『人間工学』 2008年 44巻 4号 p.231-240, doi:10.5100/jje.44.231, 日本人間工学会
  5. ^ 住宅の品質確保の促進等に関する法律に基づく住宅性能表示制度における、等級5の基準
  6. ^ JIS A6601:2013「低層住宅用バルコニー 構成材及び手すり構成材」
  7. ^ 銀座線に新型車両1000系を導入”. 東京メトロ. 2019年2月10日閲覧。

参考文献

  • 工藤圭章「欄干」『日本大百科全集 23』(第二版第二刷)小学館、1994年1月。ISBN 4-09-526123-4 
  • 平井聖「手すり」『日本大百科全集 16』(第二版第二刷)小学館、1994年1月。ISBN 4-09-526116-1 
  • 日本アーキテクチュア編 編『手すり大全』日経BP社、2008年10月。ISBN 978-4-8222-6658-5 

関連項目



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