造語法
造語法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 06:43 UTC 版)
接尾辞の中には動詞語幹について名詞化するもの、名詞語幹について意味を拡張するものなどが存在する。語幹末が子音であるか母音であるかによって異形態を持つものがあるが、以下においてはスラッシュの前が子音の後に現れる異形態であり、スラッシュの後は母音の後に現れる異形態である。 -iac/-gac:動詞語幹について「〜する物、者」という名詞を作る。usere(移る) + iac > useriac(移民) cilug-(皇位を継承する) + iac > cilugiac(皇太子、皇太女) belysé(官制する) + gac > belységac(管制官) -hoth/-coth:動詞語幹について「〜すること」という抽象名詞を作る。hが前に来る子音によっては同化現象を起こすのは音韻規則に従う。動詞が主語や目的語などの要素を持つこともあり、その場合には単なる語の派生ではなく、関係節を形成する文法的役割を果たす。cair-(入る) + hoth > cairhoth(入学) doz-(望む) + hoth > dozzoth(望み、願望) cime-(秘密にする) + coth > cimecoth(秘密) sa-(買う) + coth > sacoth(買い物、ショッピング) -ragh:動詞語幹について「〜する様子、〜する機能」という抽象名詞を作る。守備範囲が広い。mén-(船) + ragh > ménragh(平面宇宙航行機能) -lach:名詞語幹について「〜の集団」という名詞を作る。gosuce-(家臣) + lach > gosucelach(家臣団)
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