能力・効果
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/06 13:26 UTC 版)
魔法使いがオリジナルのカード、従者がコピーカードを所持することで、以下のような能力を使用できる。 従者への魔力供給 呪文によって定めた時間(コンマ秒単位)、魔法使いが従者に対して自らの魔力を送り込む。これにより、従者が一般人であっても身体能力が向上させられるなどの効果がある。スカカードによる契約でも魔力供給は可能だが、その場合は時間制限が厳しくなるようだ。また、魔法使いの習練次第で時間制限を延ばすことができる。 従者の召喚 遠方の従者を魔法使いの元へと転移させることができる。魔法使い自身の魔力はおおよそ必要としない。 ただし限界距離はせいぜい5 - 10kmと短い。また従者の意志や状況に関係なく召喚してしまうため(明日菜は入浴中にネギに全裸で召喚されてしまった事がある)、強制転移魔法の一種とも言える。 念話 カードをおでこに当てて 「テレパティア (TELEPATHIA)」と唱えることで、離れた従者に向けて語りかけることができる。しかし、カード一枚では一方向に語りかけることしかできず、双方向の会話を行うためには従者にもカードを持たせる必要がある。また、コピーカードを第三者に貸し与えることで、従者以外の者と会話することも可能である(詳細な仕組みは不明)。 さらに、従者が幻想世界(ファンタズマゴリア:φαυτασμαγορια)に意識を置いているとき、パクティオーカードに夢見の魔法をかけることで幻想世界に潜り込むことができる。 語りかけの内容はテレパシーのように相手の頭の中で直接響くことになるが、語りかける側は声に出して喋る形になる。 通信はあまり強力でなく、比較的容易に妨害されてしまう。 潜在能力の発現 従者に秘められた力 (potentia) を、呪文により引き出すことができる。なお、天ヶ崎千草との対戦の際、明日菜にこの効果を使用した所、アーティファクト(後述)であるハマノツルギが出現した。 アーティファクトの召喚 従者は自身のカードを持った上で「アデアット(adeat:「来たれ」)」と唱えることで、専用の魔法具であるアーティファクトを呼び出すことができる。仕舞う場合には「アベアット(abeat:「去れ」)」と唱える。なお、呪文の意味を理解している必要はなく、契約主との距離に関わらず使用が可能である。基本的にアーティファクトは呼び出した本人しか使用することができない(ネギのアーティファクト「千の絆」等 例外もある)。 パクティオーカードの中にはアーティファクトが出るカードと出ないカードがあり、アーティファクトが出るカードをアーティファクトカードと呼ぶ。マスター側に強力な魔力・気が無い場合、アーティファクトカードが出ない(仮契約自体は出来る)。 詳細はアーティファクトの項を参照。 衣装の登録 アーティファクト使用時の衣装を登録するいわばおまけ機能。いくつか登録できるらしい。 防御力アップ アデアットでアーティファクトを出すだけで防御力が上がる。
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