つう‐かい〔‐クワイ〕【痛悔】
痛悔機密
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痛悔機密(つうかいきみつ、ギリシア語: Εξομολόγηση[2], ロシア語: Исповедь, 英語: Penance[3])とは、正教会における機密の一つ。痛悔機密は罪によって正教徒が教会生活から離れた時の、教会における神との和解の正式な儀礼として位置づけられ[4]、神と人に対して謝罪し、神との交わりに復帰する意義をもつ[5]。また、信者の生活の主要な活力の源であるともされる[6]。
- ^ a b c d オリヴィエ・クレマン著、冷牟田修二・白石治朗訳、『東方正教会』140頁、(クセジュ文庫)白水社、1977年。ISBN 978-4-560-05607-3
- ^ Τα ιερά Μυστήρια της Εκκλησίας μας
- ^ ロシア語・英語語彙の出典:トマス・ホプコ著・イオアン小野貞治訳『正教入門シリーズ2 奉神礼』19頁、西日本主教区(日本正教会)
- ^ トマス・ホプコ著・イオアン小野貞治訳『正教入門シリーズ2 奉神礼』19頁、西日本主教区(日本正教会)
- ^ a b 高橋保行『ギリシャ正教』204頁 - 205頁 講談社学術文庫 1980 ISBN 9784061585003
- ^ 『諸聖略伝 二月』57頁(シリアの克肖者エフレム伝の頁)、日本ハリストス正教会府主教庁 (平成2年発行)
- ^ 『聖事経』 大日本正教会、1895年。NDLJP:824745 。
- ^ 『カトリック大辞典』(359頁左、上智大学編纂、冨山房、昭和42年第七刷)
- ^ イラリオン・アルフェエフ著、ニコライ高松光一訳『信仰の機密』119頁、東京復活大聖堂教会(ニコライ堂) 2004年
- ^ イラリオン・アルフェエフ著、ニコライ高松光一訳『信仰の機密』119頁 - 120頁、東京復活大聖堂教会(ニコライ堂) 2004年
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