球状星団
球状星団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 06:31 UTC 版)
詳細は「 球状星団」を参照 数万から数百万の恒星が直径100-300光年のほぼ球状の領域に密集している星団。銀河ハローに分布しており、銀河形成の初期段階、あるいは銀河同士の衝突合体に伴って生成されたと考えられている。主に「種族II」に分類される金属量の少ない年老いた星で構成されており、誕生から100億年以上経過した星も多い。天の川銀河内にある球状星団までの距離決定と年齢の推定には、球状星団によく見られることから「星団型変光星 (cluster variables)」とも呼ばれていたこと座RR型変光星の周期-光度関係が用いられる。 球状星団の分類には、星団中心部への恒星の集中度によって12段階に分類する「シャプレー・ソーヤー集中度分類 (英: Shapley-Sawyer Concentration Class)」が用いられる。 主な球状星団 M13(ヘルクレス座) オメガ星団(NGC 5139、ケンタウルス座) きょしちょう座47(NGC 104、きょしちょう座) M2(みずがめ座) M3(りょうけん座) M4(さそり座) M5(へび座) M72(みずがめ座)
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「球状星団」の例文・使い方・用例・文例
- 球状星団
- ケンタウルス座にある球状星団
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