海岸の整備事業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/01/06 13:38 UTC 版)
次郎六郎地区の海岸環境整備事業は、1983年(昭和58年)度に着手され、1991年(平成3年)度の完了を予定していた事業である。総合保養地域整備法(リゾート法)に基づく「三重サンベルトゾーン構想」の中にあって、直接的にリゾート開発に参加した数少ない公共事業であった。この事業は、日本国民の休養の場の提供と豊かで潤いのある農村の実現を目的に行われ、870mにおよぶ護岸・養浜・潜堤の整備と水飲み場、トイレの設置が行われた。付近では真珠や海苔の養殖が行われているため、養浜に四国産の海砂を使うなど、コンクリートを避け、なるべく天然素材を利用するという配慮がなされた。1992年(平成4年)に海水浴場として開場した。
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