暦法と元日
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 05:09 UTC 版)
元日は正月の新年を迎える年初の日である。しかし、年は繰り返すもので、どの季節を年初にしても記年法上問題はなく、太陽暦(特にユリウス暦やグレゴリオ暦)では1月1日そのものに天文学的な意味は特にない。 なお、1月1日以外を年初とする暦法も存在する。太陽暦に基づきながらも、元日が1月1日ではない暦法もあった。例として、フランス革命暦では、葡萄月(ヴァンデミエール)1日が元日とされた。その日はグレゴリオ暦では9月22日から9月24日の間と、グレゴリオ暦1月1日とは大きなずれが生じていた(実際、フランス革命暦最終日となった1805年12月31日はフランス革命暦14年雪月(ニヴォーズ)10日であり、これは葡萄月を1月、果実月(フリュクティドール)を12月と数えると、4月10日に相当する)。
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