持ち方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/15 21:07 UTC 版)
現代人が扇子を持つ時ついつい要を持ってしまうが、檜扇は要を持たないのが正式な作法である。広げて持つときは要の少し上を持ち、閉じてからは片手で中心より根元よりの部分を軽く持ち、もう一方の手を下から先の部分に添える。 平安時代の持ち方を正式に記す資料はないが、絵巻ではたいてい片手で要に近いところを持って胸から顔に近い高さにかざしている。手は右手左手両例が認められる。男子の檜扇は閉じて右手に持つか、懐中する場合が多いようである。 近世では、女子の檜扇は開いて顔を隠すのに用いて大翳(おおかざし)と称し、男の子供用の横目扇(板目の扇)は閉じて6色の蜷飾り(飾り紐)を巻いて用いるのが決まりであったが、近代は女子も閉じて、蜷飾りを巻いて、上述のようなもち方をすることになった。男子は右手に持ち、先を少し下に下げるか懐中し、座るときは座前に置く場合もあった。横目扇も右手に持つ。
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「持ち方」の例文・使い方・用例・文例
- それは箸の正しい持ち方ではない
- あなたはその持ち方に注意しなさい。
- その持ち方に気をつけなければならない.
- 彼のバイオリンの弓の持ち方は注意して見る価値がある.
- 君は妙な鉛筆の持ち方をするね.
- 奇妙なことだが, 日本人の半分以上が箸の正しい持ち方を知らない.
- ペンの持ち方が違う
- ペンの持ち方を知らないのか
- 箸の持ち方を教えてお上げ
- その本の持ち方は逆さまだ
- 箸の持ち方
- 君は妙なペンの持ち方をする
- 本の持ち方が逆様だ
- 妻は世帯の持ち方も知らない
- 心の持ち方
- 事に臨んだ時の心の持ち方
- 心の持ち方によって物事が決まること
- 書道で,直筆という筆の持ち方
- 握り箸という,箸の持ち方
- ちがう持ち方で持つ
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