市房ダム
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市房ダム(いちふさダム)は、熊本県球磨郡水上村、一級河川・球磨川水系球磨川本流に建設されたダム。旧名は新橋ダム(しんばしダム)。高さ78.5メートルの重力式コンクリートダムで、洪水調節・不特定利水・発電を目的とする、建設省(現・国土交通省)が建設し、完成後熊本県営となった多目的ダムである。ダム湖(人造湖)の名は市房湖という。
- ^ 右岸所在地は「ダムカードを配布します!」より市房ダム管理所所在地を記した。ダム湖名は『角川日本地名大辞典 43 熊本県』144ページ、堤体積は「市房ダムの概要」、電気事業者・発電所名は「水力発電所データベース」、その他は「ダム便覧」による(2020年7月28日閲覧)。
- ^ 右岸所在地は「幸野ダムの概要」、堤高・堤頂長・堤体積・総貯水容量・有効貯水容量・電気事業者・発電所名は「水力発電所データベース」、その他は「ダム便覧」による(2020年7月26日閲覧)。
- ^ a b c 「角川日本地名大辞典」編纂委員会、竹内理三 1987, pp. 144–145.
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- ^ 熊本県企業局 2019, p. 40.
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- ^ “球磨川治水対策協議会・ダムによらない治水を検討する場 球磨川治水対策協議会の検討に関する意見募集について (1/6~2/6) 別紙4 (5/7) ダム再開発案・放水路案”. 国土交通省. 2020年7月26日閲覧。
- ^ “「やばい…280m超える」寸前で回避された緊急放流、緊迫の所長メモが歴史公文書に”. 読売新聞オンライン (2021年6月29日). 2021年8月13日閲覧。
- ^ “ダムカードを配布します!”. 熊本県 (2020年2月3日). 2020年7月26日閲覧。
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- ^ 地球丸 2006, pp. 184–185.
- ^ “『夏目友人帳』の聖地巡礼!熊本県人吉球磨地方に行ってきました!”. にじめん. (2018年9月30日) 2020年7月26日閲覧。
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