ポアソン‐ひ【ポアソン比】
ポアソン比
ポアソン比
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/06 00:37 UTC 版)
ポアソン比(ポアソンひ、英語: Poisson's ratio, Poisson coefficient)とは、物体に弾性限界内で応力を加えたとき、応力に直角方向に発生するひずみと応力方向に沿って発生するひずみの比のことである[1]。ヤング率などと同じく弾性限界内では材料固有の定数と見なされる。
- ^ a b 日本機械学会 編『機械工学辞典』(第2版)丸善、2007年1月20日、1214頁。ISBN 978-4-88898-083-8。
- ^ "Poisson effect". The Oxford Dictionary of Sports Science & Medicine (3 ed.). 2014年4月26日閲覧。
- ^ 「弾性力学」p.41
- ^ a b 「弾性力学」p.90
- ^ a b 「構造力学I」p.37
- ^ 五角形のグラフェンの発見-夢の新素材として期待- - 東北大学プレスリリース
- ^ Roderic Lakes, Negative Poisson's ratio materials 2014年1月2日閲覧。
- ^ a b c d e f 小川俊夫『工学技術者の高分子材料入門』(初版)共立出版、2003年10月1日、44頁。ISBN 4-320-04294-8。
- ^ “材料紹介:タングステン”. プランゼージャパン. 2014年3月9日閲覧。
- ^ a b c d e f g 小出昭一郎『物理学』(第3版)裳華房、2003年、89頁。ISBN 4-7853-2074-5。
- ^ “材料紹介:モリブデン”. プランゼージャパン. 2014年3月9日閲覧。
- ^ a b c 境田彰芳、上野明・磯西和夫・西野精一・堀川教世『材料強度学』(初版)コロナ社date=2011-05-02、8頁。ISBN 978-4-339-04476-8。
- ^ “材料紹介:タンタル”. プランゼージャパン. 2014年3月9日閲覧。
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- ^ “材料紹介:クロム”. プランゼージャパン. 2014年3月9日閲覧。
- ^ a b c d e f 「構造力学I」p.34
- 1 ポアソン比とは
- 2 ポアソン比の概要
- 3 ポアソン比の範囲
- 4 弾性率の相関関係
- 5 参考文献
ポアソン比と同じ種類の言葉
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