ダフとは? わかりやすく解説

ダフ【duff】

読み方:だふ

ゴルフで、ボール正確にとらえることができずに、手前地面激しくたたくこと。


だ‐ふ【×懦夫】

読み方:だふ

意気地のない男。臆病な男。

愚夫—に至りてひたすら伊勢神風を祈の外他事なし」〈条野有人近世紀聞


ダフ

名前 DuffDaf

ダフ

読み方:たふ,だふ

  1. 骨牌等)。
  2. 骨牌等の)。
  3. 花骨牌魚津 不良博徒仲間
  4. 花札。〔香具師不良

分類 不良博徒仲間露店商香具師香具師不良

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ダフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/18 13:57 UTC 版)

ダフ
別称:ドフ
各言語での名称
daf
分類

打楽器膜鳴楽器

ダフを演奏する女性。ハシュト・ベヘシュト宮殿壁画。イランエスファハーン1669年)。

ダフペルシア語: دف‎)とは、フレームドラムに分類される楽器であり、中東(主にイラン[1]パキスタンなどの地域で民衆的・古典的な音楽の演奏に使われる。中東やパキスタンのほか、タジキスタンアフガニスタンウズベキスタンコーカサスバルカン半島インド[2]ロシア極圏、の一部でも使われている。

概要

ダフはパキスタンの国の象徴とされる楽器であり[3][4]2006年より発行されているアゼルバイジャンの1ケピック硬貨の裏面と1マナト紙幣の表面にも描かれている[5][6]。また、クルド人ブハラ・ユダヤ人マケドニア人の間でも人気がある[7][8]

ブドウや柳の木で作られた円形の枠に動物の皮や合成皮で作られたドラムヘッドを張り、枠の内側に金属製の三連の輪が付けられている。左手で楽器全体を支えて右手を楽器の右面に添え、右手と左手で交互にヘッドを叩き、金属の輪がぶつかり合う音を出すために楽器を上下に振りながら演奏する。右手を使うときには親指を軸として腕全体、もしくは肘から先を使い、左手を使うときには手首のスナップを利かせて指を叩きつける[9]

イスラム教の預言者ムハンマドはダフの使用に制限を加えておらず[10]、ダフは使用を許可されている唯一の楽器だと信じているムスリムもいる[11]スーフィズムの儀礼でも重要な役割を果たし[12]、スーフィー教団のズィクル(唱名)などの儀礼に使われる[9]

著名なミュージシャン

日本のダフ奏者、ドフ奏者

大石竜輔

脚注

  1. ^ Emami, Seyede Faranak (2014). “Acoustic Sensitivity of the Saccule and Daf Music”. Iranian Journal of Otorhinolaryngology 26 (75): 105–110. ISSN 2251-7251. PMC 3989875. PMID 24744999. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3989875/. 
  2. ^ Sahani, Alaka (2020年2月11日). “Who is afraid of the dafli?”. Indian Express. 2021年11月20日閲覧。
  3. ^ Ahmed, Shaheen (2021年8月31日). “THE MAGICAL INSTRUMENT”. The Victor Magazine. https://www.victormagazine.net/the-magical-instrument/ 
  4. ^ Mirza, Afshan (2021年). “National Musical Instrument of Pakistan and Provincial instruments”. Popular in Pakistan. 05-31-2022閲覧。
  5. ^ Central Bank of Azerbaijan. National currency: New generation coins. – Retrieved on 25 February 2010.
  6. ^ National Bank of Azerbaijan Archived 2007-05-16 at the Wayback Machine.. National currency: 1 manat[リンク切れ]. – Retrieved on 25 March 2009. (Old site -now a dead link- that mentioned the instrument as a daf).
    Central Bank of Azerbaijan. National currency: 1 manat. – Retrieved on 25 February 2010. (Current site that mentions the instrument as a drum).
  7. ^ Tony Langlois (2017). Non-Western Popular Music. Routledge. p. 91. ISBN 978-1351556156 
  8. ^ Dayereh”. Birseyogren.com. 2021年4月20日閲覧。
  9. ^ a b 山口昭彦『クルド人を知るための55章』明石書店〈エリア・スタディーズ〉、2019年、308-309頁。ISBN 978-4-7503-4743-1 
  10. ^ Leaman, Oliver (2013). Controversies in Contemporary Islam. Kentucky, USA: Routledge. pp. 196. ISBN 978-1134499823. https://books.google.com/books?id=DbNEAQAAQBAJ. "The daff, a simple drum or tambourine, is specifically mentioned. The Prophet did not impose any restriction on using the daff, a common musical instrument used at that time." 
  11. ^ Hewer, Chris (2014). Understanding Islam: The First Ten Steps. SCM Press. ISBN 978-0334052333. https://books.google.com/books?id=nGWmDwAAQBAJ. "Some muslims hold all forms of music to be forbidden, others permit certain forms of unaccompanied singing, while others will permit the use of daff or drum like a tambourine (without the cymbals). In some sufi circles the flute or lute are permitted." 
  12. ^ Zuhur, Sherifa (2021). Popular Dance and Music in Modern Egypt. Berkeley, California: McFarland. pp. 200. ISBN 978-1476681993. https://books.google.com/books?id=_m9WEAAAQBAJ. "Daff ... It has been important to Sufi music." 

関連項目

外部リンク


ダフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/16 14:56 UTC 版)

アル・カラルの遺産」の記事における「ダフ」の解説

サーナン身体寄生して生きる小さなドラゴンで、名前を与えることによって宿主一体になる。宿主とは一心同体共生関係にあり、宿主怪我負った際には体組織再生を行う。また、身体変形させることで武器にもなる。

※この「ダフ」の解説は、「アル・カラルの遺産」の解説の一部です。
「ダフ」を含む「アル・カラルの遺産」の記事については、「アル・カラルの遺産」の概要を参照ください。

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