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年末年始の渋滞、上り1月3日がピーク 休日割引は5日まで無し

(イメージ:Adobe Fireflyで作成)

高速道路各社は、年末年始の高速道路での渋滞予測を発表しました。対象となる期間は2024年12月27日~2025年1月5日の10日間です。今年は年末年始休暇が長くなる人が多いことから、昨年よりも渋滞回数が増加する見込みです。

下りは東名で連日渋滞

今年の年末年始の渋滞は、下り線では12月28日~30日の3日間、1月2日~3日の2日間が最も混雑する日程と予測されています。渋滞が発生しやすい時間帯は主に午前中になります。いずれも30km以上の渋滞は予測されていませんが、10~29kmの渋滞が多く発生する見込みです。下り線の混雑ピークは12月29日、1月2日となっています。

下り線における25km以上の渋滞は、12月28日~1月2日、4日にかけてはほぼ連日、東名 綾瀬スマートIC付近で最大25kmの渋滞が発生します。そのほか、12月28日、29日は、伊勢湾岸道 伊勢湾岸道弥富木曽岬IC付近で最大25km、1月2日は、東北道 羽生PA付近で最大25kmなど。30kmに達する渋滞は発生しない予測です。

上りは1月2日と3日に要注意

上り線は、1月2日~4日の3日間が最も混雑する予測。渋滞が発生しやすい時間帯は主に夕方以降です。なかでも1月3日は混雑のピークで、30km以上の渋滞も予測されています。1月2日も3日に準ずる混雑が予測されていて、同じく30km以上の渋滞も予測されています。4日はやや混雑は収まるものの、それでも10~29km以下の渋滞は多く発生します。1月1日や1月5日は大きく混雑が減る予測です。

上り方面における25km以上の渋滞は、1月2日に関越道 高坂SA付近で最大30km、中央道 小仏トンネル付近で最大25km、東名阪道(伊勢道) 鈴鹿IC付近で最大25km、名神 大津IC付近で最大25km。

1月3日は、東北道 加須IC付近で最大35km、関越道 高坂SA付近で最大30km、東名阪道(伊勢道) 鈴鹿IC付近で最大25km、名神 大津IC付近で最大25km、神戸淡路鳴門道 淡路IC付近で最大25kmなどとなっています。

休日割引対象外の期間に注意

年末年始の12月28日~1月5日の期間は、休日割引の適用外となります。特に今年は三が日の後に土日が続いて休みになるため、4日、5日も休日割引適用外になるので注意しましょう。

休日割引は、ETC搭載車を対象として、祝日・休日の0時から24時の24時間、都市部など一部を除いた通行料金を3割引するというものですが、オーバーツーリズムの抑制を理由に、GWやお盆休み等の繁忙期は適用外となっています。

なお、午前0時から午前4時までの間に対象の高速道路を利用すると、通行料金が3割引になる「深夜割引」は年末年始期間も利用可能です。

編集部