ニュース
再配達削減へ リース後の宅配ボックスを賃貸住宅で再生 日本郵便ら4社
2024年12月27日 13:44
三菱HCキャピタル、フルタイムシステムとフルタイムロッカー、日本郵便は、再配達の削減に向けて宅配ボックスの設置拡大で協力する。
フルタイムロッカーは宅配ボックスの大手。今回の取組では、リース契約満了後に再生した宅配ボックスを再配達の多い地域に設置(再生)することで、資源の循環と再配達の削減を目指す。
三菱HCキャピタルおよびフルタイムロッカーは、これまでコスト面で導入が難しかった集合住宅などに、新品と同様に使用でき、安価な再生宅配ボックスをリースで提供する。日本郵便は再配達率に係るデータを三菱HCキャピタルとフルタイムシステムに提供し、再配達の削減を図る。
宅配ボックスの設置状況は、分譲集合住宅では90%を超えているが、賃貸集合住宅では約40%に留まっている。そのため再配達の削減には、こうした賃貸住宅での宅配ボックス設置が必要となっていくる。
フルタイムロッカーのリース契約満了後の宅配ボックスを再生。フルタイムシステムと三菱HCキャピタルは、日本郵便から提供されたデータを基に、再生宅配ボックスを再配達が多い(不在率が高い)地域の集合住宅等に提案し、効率的に設置していく。