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どうやら「おふくろさん」のバースには裏事情がいろいろあるっぽい

一週間に4エントリーなんて初めてかも?
仕事に支障が出てきたので(笑)しばらく小休止の予定だったけど、「おふくろさん」のバース部分に関してちょっと調べたら新たな疑問がいろいろ出てきたので、メモとして手短に書き留めておく。
まず、百聞は一見にしかず、YouTubeにあったバース付き「おふくろさん」はこちら。
http://www.youtube.com/watch?v=vOyRGDrcBsU
実際聴いてみると、セリフなんかじゃなく明らかな「バース」。これ同一性保持権にひっかかるのかけっこう微妙。バース部分が終わってから、メインのイントロが始まっててわりとその境目がハッキリしてる。
それはそれとして、このバース、調べてみるとかなり謎が多い。
ハッキリ言って、これは揉め事にならない方がおかしいよ。なんか明るみに出ていない裏事情がいろいろありそう。

調べてわかった事
  • このバース部分にはちゃんとした「作詞家」がいる。ちなみに作曲は原曲と同じ猪又公章とのこと。
  • 「作詞」は、保富康午氏とみて間違いなさそう。Wikipediaの氏の項目 作品欄にも「おふくろさん(前奏部分)」という記述がある。
  • 保富氏は、川内氏に勝るとも劣らない大御所っぽい。JASRACのデータベース で検索すると、
    「科学忍者隊ガッチャマン」や「サザエさんのうた」の作詞、「大きな古時計」の訳詞などを手がけている
  • 「おふくろさん」のJASRAC登録に、保富氏の名前は無い
  • 「おふくろさん」の前奏部分が独立してJASRAC登録されているということも無かった
新たな疑問
  • 普通、新たにバースを作るとなったら、同じ作詞作曲家に依頼するのではないか?作曲は猪俣氏なのに作詞が保富氏になったのは何故?
  • 保富氏には、おふくろさんがバース付きで歌われても著作権料が入らない。これほどの大御所がこの仕事を請けたのにはどんな理由が?
  • そもそも、なぜ別の作詞家に依頼してまでこのバースを作る必要があったのだろう?
  • 素朴な疑問だが、仮に保富氏が今も存命で、今回の騒動に関してバース部分の「保富氏自身の著作人格権」を主張して川内氏と対立したら、法解釈的にはどうなる?
    JASRAC登録が無いので財産権は無いにしても、人格権は有効そうだよね?

なんか情報持ってる人がいらっしゃったら教えてください。

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やればいいじゃん反証実験

※当エントリーには、『「水からの伝言」を信じないで下さい』の著者である田崎晴明先生、並びにその関係者各位の皆様に対して不快感を与える表現があります。その件につきましては こちらのエントリー にてご本人に謝罪しています。


こーゆー形で反響があるとは迂闊だった。みんな大好きなんですね水伝。
いままで無関心だったから想定してなかった。
しかしながら、ほとんどの批判に対して納得がいかないから改めて煽ってみる。
似非科学といわれるものの多くが「そもそも反証できない」というのは一般論としてはそーかもしれない。
しかし、田崎先生の文章を読む限り「水伝」に関しては十分反証が可能だと思ったのだが間違ってる?
田崎先生も「やる必要は無い」と言っているわけで。不可能な事であればこういう言い方はしないっすよね?
具体的に言うと、気相からの氷の結晶成長については結晶の形が飽和水蒸気圧と温度に依存するというナカヤダイヤグラムに則った形で実験環境を整え、その上で「言葉」というパラメータを追加する。

  1. 何も言葉を掛けない
  2. ありがとう、と毎日一定時間声をかける
  3. ばかやろう、と毎日一定時間声をかける

という3つのサンプル群を複数用意して、これを一週間程度続けた後ナカヤダイヤグラムの再現性に影響を与えるかを調べる。
これで、ナカヤダイヤグラムの再現性に影響が無いという結果が出ればOK。
私は物理学者でもないし専攻もしていないので、ナカヤダイヤグラムとか偉そうに言っても超付け刃の知識。だから間違ってる部分があればご指摘ください。
いずれにしろ重要なのはファクトを「社会」に発信すること。どこかのマスメディアとタイアップできれば理想。
田崎氏の文章の中で、少なくとも何らかの具体的「ファクト」がもっと盛り込まれていれば「粗雑」なんて批判はしなかった。
ちなみに水伝の提唱者、江本氏を翻意させるなんてハナから無理。これがメシの種なんだから絶対に翻意なんかしない。江本氏はあくまで「ビジネス」をしたいわけだから、科学のフィールドには極力乗らないように、科学者を刺激しないようにと考えているはず。そこはotsune氏の見解 に同意。
でも、だから反証実験は無意味とは思わなくて、全く逆の見解。
これは言うなれば「似非科学vs科学」の異種格闘技なわけで。科学者同士の揉め事とは別の戦略が必要だと思う。
科学者の仕事はファクトを積み上げる事であって、誰かを説得する事ではない。異種格闘技に有効なのは、「ひたすら科学者らしく振舞う事」。相手は科学者じゃないからこそそれを一番嫌がる。
ボクサーに対するキックボクサーのローキックの様に、効果的で嫌らしい。
信じている者を翻意させる、事を目的としてしまうからおかしなことになる。
江本氏からもし妙な反論があってもスルーでいいのです。
1度だけきちんと反証実験をして、あとはマスメディア等を極力活用してそのファクトを社会に浸透させる事に専念する。
せっかく反証実験が「可能」なんだからその戦略が一番有効だと思うんだけどなあ。
唯一わからないのは、そこまでしなきゃならんほど、実際「弊害」があるのかって話。
物理学者の先生があれだけの長文を書くくらいだから、よほど深刻なのかな?と推測したけど今まで注目してなかったからそこがよくわからない。
だから一応、「弊害がなければスルーすべし」と前エントリーでは留保しといたんだけど。
反証実験のコストに関しては結局そこに尽きると思っていて、そのコストをかける程の意味が無いのであればスルーでいいと思う。


[追記]
判りやすく言うと、「メディアを巻き込むためのプレゼンとしての反証実験」をすべきという事です。
otsune氏の言うとおり、これが「洗脳合戦」だとすれば、「著名な物理学者の実験結果です」という言葉が社会に対して持つ絶大な「洗脳力」をもっと自覚すべきという事。

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ジョンケージ『4分33秒』オーケストラ実演の様子

ジョンケージという、20世紀を代表する前衛作曲家がいる。『4分33秒』はおそらく彼の作品の中で最も有名だろう。
この曲をおおざっぱに説明すると合計4分33秒間演奏者が「何もしない」沈黙の音楽である。初演はピアニストによるものだったが、これまであらゆる楽器の演奏家がこの曲を「演奏」している。
YouTubeで、この曲のオーケストラによる実演映像を見つけた。
おもろい。何度見てもコントにしか見えない。客なんて半笑いじゃないか?つか、明らかに曲間でワザと咳とかしまくってるw。
しかし、全然失礼な感じじゃないんだな。むしろリスペクト感が伝わってくる。
客も演奏者もなんだか楽しそうでいい。
ジョンケージには賛否両論あるが、個人的には正真正銘の天才であったと思う。そして、凡人から見れば突出し過ぎた天才は「ネタ」でしかない。
『4分33秒』はiTMSでもダウンロードできると聞く。ジョークなのかマジなのか。というか、ジョークで良いのだ。
ネタとして扱うのは、凡人が天才に敬意を表す作法なのかもしれないと、映像を見てて思った。

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MT4i導入-携帯電話で閲覧できるようにしました

MT4iをやっと導入しました。
インストール超カンタンなのな。つーかこれインストールって言わない。パスワード設定して転送しただけ。
うーん、なかなか優れものですなあ。
で、何ができるかって言うと、要するにこのサイトを携帯から参照できるようになりますた。
携帯からアクセスを試みる方は、URL
http://www.virtual-pop.com/tearoom/i
にお願いします。後ろに ”i” を付けるだけです。
つーか、QRコードとか表示した方がいいんかな?そのへんは検討しておきます。
長文エントリーとか、携帯から見るとすごいな。1エントリーが3ページとかになっちゃってるw

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1995年

私の中で、1995年は「世紀末」という言葉が持つ不安感と退廃感が具現化した1年として強烈に記憶に残っている。
1995年の幕開けは、1月17日の阪神大震災だった。
6433人の犠牲者を出し、重軽傷者も43000人を超えた。しかしこの未曾有の大惨事でさえ影が薄くなってしまう程のテロ事件がその2ヵ月後に起きた。言うまでも無く地下鉄サリン事件だ。
BigBang:こちらのエントリーによれば、この年ワイドショーの65%がオウム事件の報道であった言う。これに阪神大震災の報道を加えれば90%近いのではないか。感覚的にはそのくらい阪神大震災とオウム事件に塗りつぶされた1年だった。
芸能人のゴシップ報道などは全て脇に追いやられた。裏を返せば芸能ゴシップがいかに「平和」を象徴するかが判る。そのくらい日本はある意味「危機的状況」にあった。
オウム真理教の犯罪は、地下鉄サリンや松本サリン、坂本一家殺害だけではない。
無限回廊:オウム真理教年表をあらためて熟読してみた。今読んでもその犯罪の数々に圧倒される。ましてや1995年当時は、これらの情報が連日新事実として少しずつ明らかになり、上祐史浩や村井秀夫がテレビに出ずっぱりで反論を繰り広げた。
そしてその矢先、村井秀夫が多くの報道陣の面前で刺殺された。予想を遥かに超える成り行きに国民の目は完全に釘付けになった。こちらのページのキャプチャ画像を見れば当時のメディアの空気を垣間見る事が出来る。
そんなジェットコースターの様に展開する情報の渦の中で、当時どのくらいの人が事件の全貌を消化できただろうか。
殆どの人は情報についていくのが精一杯で、消化不良を起していたのではないかと思う。
しかし、だ。
2006年の今に至っても、日本国民はオウム真理教が起した一連の事件をちゃんと消化したと言えるだろうか。私には、未だに消化不良のままの様に思えてならない。
そして、消化不良のまま事件は風化しつつある。
現実問題として、オウム真理教は破防法適用を免れ、存続している。
日本国民は、日本の社会は、存続してしまったオウム真理教(アーレフ)と、どう向き合っていけば良いのか。その「あるべき姿」のコンセンサスが取れないまま、重い宿題として10年以上放置されているのではないか。
松本智津夫次男の入学拒否にしても、「ことのは騒動」を巡る議論の噛み合わなさも、根本にはこの「放置されたままの宿題」があるのではないか。
事の発端となったジャーナリストの野田氏は、元公安関係者と聞く。1995年当時事件捜査の最前線にいたとすれば、「オウム」に対して我々には無い想いがあろう事は容易に想像できる。そして、滝本弁護士に至ってはご本人が1994年にオウム真理教によってサリンで殺されかけている。「ネットでDISられた」などとは次元が違う。
そういった背景を考慮した時、両氏の行動原理は十分に理解できるし、安易に批判する事は躊躇ってしまう。
その一方で、松永氏はオウム真理教が一連の犯罪に関与した事が明らかになった後に教団に復帰している。一般人の平均的感覚から言えば、その行動は理解できない。凡人には想像できない論理がそこにあるはずだ。
だから、例え松永氏が現在、教団に対して忌避感を抱いているのが事実だとしても、それは我々一般人が持つそれとは似て非なるものと理解した方が良い。
そういう意味で、松永氏が告白を決断した勇気には一定の敬意を表しつつも、plummet氏が言う ようなある種の「恐怖感」もまた拭いきれない。
1995年から放置されたままの「宿題」。いつになったら答えが出るのだろう。
私が今後の松永氏に期待するのは、その「宿題」解決のキーマンとなってもらう事である。
しばらくは黙して松永氏の言動を注視していきたい。


[追記]
松永氏は本気で語ってくれるのかもしれない。
オウム/アレフの物語
期待しています。

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Googleページランクがおかしくなってる

このブログでは、昨年4月から3ヶ月周期で各所のページランク改定をヲチしてその内容をリポートしているのだが、これまでの周期から今年1月に書けるはずだったページランクリポートがいまだに書けない。
書きたくても書けない。
というのも、なんか今回のランク改定がどうもトラブってるっぽい。
本来であれば、1月の中旬にページランク改定があるはずだったが一向にその気配がなかった。で、1月25日夜に、このブログのランクが4->5にUPしているのに気付き、他のブログも巡回してランク改定が行われたのを確認してリポート記事を書こうとした矢先にランクが全て元に戻ってしまった。
そして、1月31日にこのブログ常連のAmiさんから、「ページランク上がってますよ」と連絡を頂き、調べてみると、確かに改定されてるっぽかったので、「やっと収まったか」と思ってリポート記事を書いてるうちに再び元のランクに戻ってしまった。
それ以降、今日(2月8日)に至るまでページランク改定->元のランクに逆戻り というのを何度となく繰り返していて落ち着く気配がない。ここ2、3日は、昼間の数時間だけ改定ランクで、元に戻るというのを繰り返している状態。
これまでも、ランクが不安定になる事は皆無ではなかった。でもせいぜい1日2日のレベルだった。これほど長くおかしな状況が続いた事はない。密かにGoogle内部では大騒ぎになっているのではないか。
そもそも、今回の改定は内容が酷すぎる。何度か目撃した改定後ランクからいくつか酷かったのを挙げてみると

こんな感じ。ちゃんと更新を続けて良質エントリーを書き続けてるブログばかり。アルファブロガー2005に選ばれてランクダウンとか、ありえない。上がる事はあっても下げはないだろ下げは。ウチのBlogが上がってるんだし。
その一方で、半年以上更新が滞ってるようなブログが5のままだったり。
そりゃランク改定では毎回ツッコミどころはあるけど、全体で見ればネットユーザの感覚との誤差は縮まっている方向に進んでるという印象は持ってた。今回のはあまりに酷すぎる。
で、ここからは憶測で書くが、実際Googleも改定結果が酷いという事を認識していて、いろいろ修正を試みてドツボに嵌っているのではないか、と。
もう3ヶ月周期の改定は限界がきてるのか?
ページランク算定という構造そのものが限界にきてるのか?
なんて、あらぬ心配もしてしまうというものだ。なんか、最近のGoogleは新サービスもハズシがけっこうあったりして、ちょっと暗雲が漂ってないか。というのは言い過ぎ?
いつになったら落ち着きを取り戻すのか、もうしばらく注視していきたい。

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人の脳は10%しか使っていないと確信した

人の脳は10%しか使っていないという説は嘘 という記事が面白い。「なるほどなー」と感心するし、私自身この記事をぶくまし、肯定的なコメントもした。詳しくは、まずリンク先を読んで欲しい。みんなきっと納得する。
ところがだ。
「あるもの」の存在を思い出したとき、急激に疑念が湧いてきた。
いいや、疑念どころではなくむしろ「やっぱり人は脳の10%しか使ってないよママン!」としか思えなくなってしまった。
「あるもの」とは何か。人類は、既に人間の脳そっくりなものを創り出している。それは、コンピューターのCPUだ。
CPUは、占有面積に比べてはるかに消費電力が大きい。その分発熱も大きく、空冷ファンなどの冷却手段も必須である。コンピューターの中でまさに「コストの高い」中枢だ。
しかしシステム設計という観点で考えたとき、CPU稼働率100%が続くマシンなど既に死んでいるも同然だ。平均稼働率50%でも、あきらかに高すぎ。
この「音極道茶室」を公開しているWEBサーバーの場合、平均CPU稼働率は1桁。
最もアクセスが集中し、1日18000PVを記録した日でさえ、平均稼働率は30%を切る。DNSサーバーもメールサーバーも並行して稼動している。
オーバースペック??そんな事は無い。CPUはCeleron800MHz,メモリ512Mのしょぼしょぼサーバーである。
正直、「人の脳は10%しか使っていないという説は嘘」という説のどこに穴があるのかはいまだに判らない。そのくらい説得力はある。でも多分、どこかに考慮漏れがある。
サーバーのCPU平均稼動率が50%を超えただけでシステム屋は肝を冷やすわけだから。実際はやっぱり普段人間は脳の10%しか使ってないんだ。そう確信した。

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わかったつもりになってる人には伝わらない

小学校1年生の時、近所の映画館で初めて洋画を見た。
ブルースリーの傑作「燃えよドラゴン」とショーンコネリー主演「007 ダイヤモンドは永遠に」の2本立てだった。
字幕スーパーを読んでストーリーを理解するのは、6歳の子供には酷だ。
しかしどちらの映画も、当時見た内容を今でも鮮明に覚えている。自分にとってはそれだけ強烈な体験だった。大きなスクリーンの中で躍動するブルースリーやジェームスボンドの姿に胸を躍らせた。その面白さにすっかり興奮し、釘付けになった。個別のシーンもたくさん覚えている。
そして、映画館からの帰り道。一緒に映画を見た兄との会話の内容がまた忘れられない。
兄「おもしろかったのか?」
私「おもしろかったー!」
兄「ウソつけー。おまえ漢字も読めないじゃん。」
私「えー!?だって面白かったもん」
兄「じゃあ、007ってどこの国の人だか知ってるか?」
私「…うーんと、アメリカ」
兄「バーカ!!イギリスだよー。バーカ!!」
せっかく初めて映画を見た興奮に浸っているのに、それに思い切り冷や水を浴びせられたのが本当に悔しかったw。
たわいのないガキのケンカなんだけど。
そして、兄の指摘どおり、6歳の私はおそらくストーリーや舞台設定をほとんど理解していなかったと思う。
それでも当時の私にとって私なりに「おもしろかった」という事実は変わらない。007がどこの国の人か知らなくても、子供は映画を楽しむ。自分なりの楽しみ方をする。まず主役を直感的に見抜く。主役を助ける人は味方。イジメル人は敵。そんな単純な理解でも、燃えよドラゴンや007のような映画であれば十分に楽しめる。
「本当にわかってるの?」
「おまえにわかるの?」
「わかるわけないじゃん」
「わかってんなら説明してみろよ」
「わかってない」というのがたとえ事実だとしても、こういう言葉は「わかったつもり」になっている人には(悲しいかな)伝わらない。

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NHK「週刊こどもニュース」のブログ特集を見た

毎週土曜の夕方6時10分から、NHK総合で「週刊こどもニュース」という番組がオンエアされている。
一昨日あれこれザッピングしていたら、たまたまこの番組が目に入って、でもって特集のタイトルが
大流行!ブログって何?」だったので、思わず見てしまった。

超おもしろかったよ。期待どおりだったよ。
きっとたくさんのこどもがコレ見て理解しちゃったんだよ。

番組内容はこんな感じだったよ。

「ブログとは?」お母さんが冒頭にフリップで説明。

「ウェブ ログの略なんですよねー。
ウェブとはインターネット、そしてログとは日誌という意味なんですねー。
つまり、インターネット上で記録する日誌、という事なんですよねー」

ふむふむーー

「このブログは、インターネットが繋がっているからー、
インターネットって世界中に繋がっているからー、
世界中の人が全員見る事が出来るってわけなんだよね」

Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)世界中の人が全員!?

お父さんの補足説明。

「ホームページってあるよね。似てるんだけどね
ホームページは、企業とか学校とか市町村とか、そーゆーところが作ってる
ブログというのは90%以上、個人が作って持ってる」

そおだったのかあああ!!

番組キャラのピント君が登場。

「まずは人気のブログをいくつか集めてみたよ。さっそく見てみようー!」

キャーーどこが紹介されるのかな!?(0゚・∀・) ワクワクテカテカ …

・・・・・

全然知らないとこばかりだよピント君 (;´Д`)
つか、どこもページランク3だったよ
いや、人気とページランクは関係ないよね!

小学校のブログも紹介されたよ。
女の子が言ってたよ。

「ネットって世界中に繋がってるから、いろんな人に見てもらえるところが、楽しい」

なんか番組冒頭から「世界中」がやたら多いよ(;´Д`)
いかにもネットに詳しくない大人が考えそうな…
まさかね!ヤラセなんてありえないよね!

さらにお母さんがホームページとブログの違いを解説してくれたよ。つか、ホームページとブログって違うものだったんだね!勉強になったよ!

「ホームページを作るには
まず、専用のソフトが必要になります。
このソフト、ちょっと難しいので本を買って勉強します。
そして毎月インターネット会社にお金を支払います。
一方ブログなんだけど、これらのものは一切必要ありません。」

つまり、ブログの利点ってタダって事だったんだね!
判りやすいね(・∀・)

続いてトラックバックの説明があったよ!!!本格的だね!!

トラックとは、英語で「足跡」の意味。
トラックバックとは、「足跡をつける」て事なんだ
トラックバックのボタンを押すと、見た人の足跡がつく。

工エエェェ(´д`)ェェエエ工

もう限界です…
さすがにいくらなんでも、それは……
mixiじゃあるまいし….

こんなんじゃ子供が(´・ω・`)カワイソス

きっとこっちをオンエアした方が良かったよ。

3分でわかるトラックバック

子供に教える前に、NHKのみんな、もっと勉強しようね!!(・∀・)

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Matimulog:「墨香オンライン」エントリーコメント欄の議論を徹底解説する

町村先生のBlogのコメント欄にてAAの著作権管理に関する議論が白熱している。
ちょっとこの議論は時間が無くてフォローできていなかったのだが、つい今しがたコメント欄を読了。いやはや面白すぎる。面白すぎるけど周囲の雑音が多くてやたら膨大な文章量になってしまっているので、議論のポイントと背景を私なりの解釈で解説してみようと思う。なので、間違いがあるかもしれない。あればご指摘頂ければと思う。
また、こちらも長文になるかもしれないが、当該コメント欄よりは簡潔になると思うwのでご容赦願いたい。
まず議論の発端となった「墨香オンライン」の顛末を簡単に紹介する。
株式会社ネッツジャパンが「墨香オンライン」というオンラインゲームを商品化。
そのゲームの中に2ちゃんねるを中心に広く使用されているアスキーアート(AA)の「モナー」が登場する。モナー絡みでは、つい最近ものまネコ騒動が起こったばかりであり、「モナー」を著作物として扱う場合、企業にとっては頭の痛いデリケートな問題。
で、ネッツジャパンが出した結論は

  • AAの独占使用や意匠登録などを行わないという意図を明確にする。
  • ロイヤリティを2ちゃんねるに供託し、将来的に著作権者が見つかった場合はその方に、一定期間(期間は未定)見つからない場合は、それを管理人個人の収益にするのでなく 2ちゃんねるの環境維持(サーバー代)などに運用すると提案

で、この判断に対して弁護士である壇先生と小倉先生が、それぞれご自身のブログで見解を述べる。その論調は対照的。それを受けて町村先生が両者の意見を、ご自身のブログで取り上げた。以下引用。

壇先生 はとても粋な解決だと評価している。
他方小倉先生 は、裁定制度を使わないのは筋違いで二重払いのリスクもあると批判的である。
いずれが説得的か、考えてみるとおもしろい。
評価するポイントが違うので、かみ合った議論では必ずしもないが。

両者の言い分共に一理あるように見える。だからこそ町村先生も取り上げたのだろうし、議論のテーマとしても面白い。
さて、ここからコメント欄の議論が始まるのだが、その前に壇先生、小倉先生両者の一致点と相違点を整理しておこう。これを頭に叩き込んでおくと、この先混乱しないで済むw。

  1. モナーは「著作者不明」の著作物と見なせる。(両者一致)
  2. 著作者不明の著作物の利用については、著作権法第67条に規定がある。(客観的事実)
  3. しかし、著作権法第67条の適用は現実的では無い。(壇先生説)
  4. 著作権法第67条を適用すべき。(小倉先生説)
  5. 2ちゃんねる(ひろゆき氏)はモナーの著作権利者ではない(両者+ひろゆき氏一致)
  6. ロイヤリティが第三者(2ちゃんねる)に(暫定的に)供託・還元されるのは、法務局に供託金が塩漬けになるより意義がある(壇先生説)
  7. ロイヤリティが第三者(2ちゃんねる)に(暫定的に)供託・還元されるのは、悪しき前例となる。(小倉先生説)

さて、お2人の意見の対立は見ていただければ判るように上記項番3と4、及び6、7である。
もっとザックリ意訳してしまえば、「 著作権法第67条(の裁定制度) 」に対する評価の相違と、「ロイヤリティの第三者への供託・還元」に対する評価の相違である。
整理すると、
「著作権法第67条(の裁定制度)」に関して
壇先生 → 否定的
小倉先生 → 肯定的
「第三者への(暫定的)供託・還元」に関して
壇先生 → 高く評価。
小倉先生 → 否定的。
という事だ。
さらに補足すると、壇先生が著作権法第67条について否定的な一番の理由は、とにかく「時間が掛かり過ぎる」点の様だ。実際、オンラインゲームの開発にかかる費用は莫大で、裁定を待つ間、例えば数ヶ月発売が遅れるとなると、ネッツジャパンくらいの規模の会社であればすぐに干上がってしまうのが現実だ。ビジネスには多分に「時間との勝負」という要素があり、壇先生の考え方は「法の不備を、現実社会での運用における叡智で補うべき」という立場に見える。
一方、小倉先生は「法に不備がある」とか「現実には活用されていない」という問題は重要視しておらず、「著作権法に明確な規定がある以上、それに従うべき」という立場に見える。これもある程度理解できる考え方だ。
しかし、「第三者への(暫定的)供託・還元」に対する考え方の違いはもっと鮮明だ。
壇先生は、「粋である」という表現で高く評価している。対して、小倉先生は「法的根拠が全く無い」と辛らつだ。
さて、これらの前段を踏まえ(まだ前段かよ)コメント欄から重要と思われるものを拾い読みしていく。
(誤字脱字は原文まま。強調は引用者による。)

壇先生の「著作権法の条文に固執して、セーフティを選ぶよりも、今回の対応の方が迅速であるし、著作権の目的とする文化の発展にふさわしい対応ではないか?」に持ち点全部。
 小倉先生の死文(死んだ条文)に固執する見解には賛成できない。一般人が知らない条文(一度も使われたことがないらしい)でストプをかけるのは契約自由の原則に反する
当事者が納得しているのなら、死文を引っ張り出してきてまで外野があれこれ言わんでもいいと思う。


名前: 通行中 | October 15, 2005 01:13 PM

通行中氏は議論のポイントをよく押さえている。ちなみに「一度も使われた事がないらしい」というのは誤りだった様だ(小倉先生から指摘アリ)。
で、町村先生がさっそく合いの手。

契約自由の原則は確かにgood point!
ただ、本来の著作権者が関わらない契約だけに、著作者の逆襲のリスクは一応考慮すべきでしょうね。
未来の著作権のあり方は壇先生の方に魅力があるのだけど、企業コンプライアンス的には小倉先生も捨てがたい。
でもそういうことを言っていると、著作物の公正な利用が萎縮する方向になり、著作者としても本意でないのかもしれません。そういう意識が共通了解になっている場で生み出された作品だということも考えるべきかな。


名前: 町村 | October 15, 2005 02:48 PM

町村先生の上記コメントに、議論のポイントが集約されている。
で、小倉先生反論。

で、上記リンク先によれば「補償金の額については,利用する著作物が1つの場合は,おおむね数千円から数万円の間」とのことなので、正規の手続きをとった方が却って安上がりなのではないかという気もします(ひろゆきさんはいくらのお金の「供託」(→一定期間経過後自己消費)するつもりなのか分からないですが。)。


名前: 小倉秀夫 | October 15, 2005 04:55 PM

ネッツジャパンにとっては額の大小より迅速さが死活問題という事を小倉先生は見落としている。と思ったらやっぱりツッコミ。

小倉さん、有益な情報提供ありがとう。
もう一つ、この裁定には ひどく時間がかかって役立たないという批判もありましたが、この点も改善されているのでしょうか?


名前: 町村 | October 15, 2005 06:18 PM

この後、ゆーき氏、こう氏がコメント欄参入。そして壇先生登場

もりあがってますね。
小倉先生と比較され、町村先生に調理されるとは大変恐縮です。
紹介されついでに燃料を投下しておきます。
補助参加についでですが、2ちゃんねるの規約は無償利用についての規約ですので、本件のような有償利用については、もともと射程外で規約の有効性は問題にならないのではないでしょうか?
2ちゃんねるの環境維持(サーバー代)などに運用するということを前提とすると、ひろゆき氏が供託金を一定期間経過後自己消費というのは必ずしも正しくは無いような?


名前: toshimitsu Dan | October 15, 2005 08:43 PM

この「自己消費」という表現は確かに気になった。ネッツジャパンはわざわざ「それを管理人個人の収益にするのでなく」と明言して釘を刺している。
小倉先生の、2ちゃんねるに対する嫌悪感を露わにした言い回しがこの後エスカレートしていく。そして騒動を大きくする。

 ひろゆきさんにお金を渡すのではなく、法律に規定されたとおりに法務局に供託することを非難するのは、2ちゃんねるに強い帰属意識を持つ「一部の人」だけではないかと思います。
 もちろん、その「一部の人」からは今回Avexが受けたような嫌がらせを受けることになるかもしれませんが、嫌がらせを受けないようにするために一種の みかじめ料 を支払うっておきなさいというアドバイスは、少し躊躇してしまいます(今回のAvexの件を見て、「みかじめ料」を支払って事を荒立てないようにしようという企業が出てくることは想定できますけど。)。


名前: 小倉秀夫 | October 16, 2005 12:17 AM

オグリン特有の「慇懃な煽り」が次第に顔を出す。変わってないなーw
この釣りに、壇先生戸惑うw。

なんとなく、議論につられてるようで、気が進まないのですが
裁定に長い時間がかかり、供託金として有効活用される道が無くなるのを良しとするのが多数派であるのなら、私は、一部の人と言われることを選びたいと思います。
「世界中を敵にしても、己が正しいと思うことのために戦うのが弁護士だ」というのが座右の銘ですし。
念のため、私は、2ちゃんねるに帰属意識はありません
なお、みかじめ料と表現することには違和感を覚えます。2ちゃんねるの利用者は暴力団組員じゃないですよ。


名前: Toshimitsu Dan | October 16, 2005 01:31 AM

即座に釣りを仄めかす壇先生はサスガ!
確かに序盤は議論が噛み合っていただけに惜しい。
しかし小倉先生は尚も続ける。

 「モナー」の図柄を利用するときに、その著作権者でも何でもないひろゆきさんにお金を支払うという発想がなぜ生まれるのかといえば、ひろゆきさんに支払っておけば、2ちゃんねるに強い規則意識をもっている一部の人々から、今回Avexが受けたような嫌がらせや脅迫等を受けなくとも済むのではないかと期待するからに他ならないように思うのです。ひろゆきさんにお金を支払い、そのお金自体は2ちゃんねるのサーバの維持費用に用いられたとしたところで、その利用行為が適法になるわけでも何でもなく、法的には全く無意味なのですから。

小倉先生の挑発にのって、この後感情的な反論が大量に釣れる。
ああ、この光景を何度見た事かw。もう序盤の様な議論を期待できる雰囲気じゃなくなっていく。
そんな中、「ゆーき」氏が奮闘。法的知識も豊富に見受けられる。
そして、壇説にも小倉説にもある程度の理解を示している様だ。次の発言が象徴的。

あと、私もこの方法(引用者注:ネッツジャパンのとった方法)にはそれなりに「うまいことやったな」と思ってます。
ただ法的なスジも通しておくべきでしたね、とはいえるとおもいます。
会社はやはり「法人」ですから(法的リスクも信用リスクに直結する時代ですし)


名前: ゆーき | October 16, 2005 04:11 AM

金田真一氏、中井亀之助氏など、小倉先生ブログ常連の面々も次々参入。
お構いなしに小倉先生の攻撃的発言は続く。

 のまネコ問題で「一部の人」がAvexに対して行ったことは暴力団組員に勝るとも劣らないと思いますけど。

「一部の人」とエクスキューズしつつ議論を2ちゃんねる全体に適用していく小倉先生。
しかしそんな中、小倉先生の発言に光るものもあった。例えば以下の発言。

 著作権管理の根本は、利用者からお金を取ってくることではなく、権利者にお金を適切に配分することにあります。そして、権利者にお金を配分できない事情が生じた場合、管理者がこれを自己消費するのではなく、利用者に返すのが本来の姿です

挑発的な言い回しを取り除けばすごく意見としては真っ当なんだよなー。わざとやってるのか。
上記コメントの「管理者」にJASRACを当てはめ、利用者に「音楽リスナー」を当て嵌めれば素晴らしい発言なのだ。しかし、今回のケースでは「2ちゃねらー」はモナーの最大の利用者でもあるという視点がなぜか欠落している様だ。
壇先生は、冷静に議論を元に戻そうと努める。

本件では、著作権者が明らかになることがベストでしょうが、それは困難と思われます。
そのような現状にたったときに、セカンドベスト・サードベストとして、「それを管理人個人の収益にするのでなく 著作権者も利用したであろう2ちゃんねるの環境維持(サーバー代)などに運用するという提案をした」ということなのだと思います。

あー。それなのにオグリン。

この「場を提供した2ちゃんねるに利用の対価を支払え」という考え方は、強く否定しておかなければ、対Avexとの関係で見せた「2ちゃんねらー」の(一部の)凶暴さと相まって、「2ちゃんねらー」という暴力装置による強制に支えられたルールに転化する危険をはらんでいるように思われます。

ちなみに省略してしまったがこの引用の前段部分ではしごく真っ当な事をおっしゃっている。
なのに、結局挑発的な物言いで締めくくるのでそれが無意味になる。小倉先生は、いちいち2ちゃんねるへの嫌悪を織り交ぜないと発言できない体なのか?
さらに壇先生の反論。以下の一文が核心を突く。

私は、法律の枠組みの範囲内で妥当な結論を出そうと努力した人たちを、到底批判する気にはなれません。むしろ、法律万能主義に陥りやすい中でうまくやったなと思います。

また、挑発的な物言いにも苦言を。

なお、「「2ちゃんねらー」という暴力装置」という表現はいかがと思われます。私のブログではないので削除は求めませんが

心なしか、壇先生のニュアンスにもトゲが出て来たw
この後は、新規参入コメンターも増えて議論的にも収拾がつかなくなってくる。
このあたりでオグリンウォッチャーの大御所サスケット氏も参入。
論点が拡散する中で小倉先生が燃料投入。場の空気が一変する。

 公式的な見解だけならべると、任意に寄付がなされたり、正常な取引だったりするけれどもその実はそうではないことはみな分かっているという部類の金銭出えんがあることくらいわかっているでしょうに


名前: 小倉秀夫 | October 20, 2005 09:03 AM

地味にこの爆弾は強烈だった。静観していた町村先生が反応する。

小倉さん
いかにも裏取引がありそうな書き方ですが、この件についての具体的な情報をお持ちなのですか、それとも一般論?
ひろゆき氏に、小倉さんいうところのみかじめ料を支払ったところで、現状の2ちゃんねるでは組織的な押さえが効くものでもなさそうだし、おかしな振る舞いとなれば祭りが防げるものでもないと思うので、一般論としての憶測も成り立たない気がします。


名前: 町村 | October 20, 2005 11:06 AM

具体的な情報については持っていても持っているとは言えないので聞くだけ野暮です。
2ちゃんねるについては、「組織的な押さえ」は利かないにしても、2ちゃんねるへの帰属意識の高い人々の間でのひろゆきさんのカリスマ性を考えれば、それほど不思議なことではありません。裁定手続という、法的には正しいが、ひろゆきさんにはお金が回らない制度を用いた場合には企業が攻撃されることを予告した人が個々のコメント欄にも存在したことは記憶に新しいことです。


名前: 小倉秀夫 | October 20, 2005 11:26 AM

そうなんですか。
そうだとすると、小倉さんの書き込み(暴力団よりも悪質な利用者に強いカリスマ性を有するひろゆき氏が、その危険を利用して、いわれのない金銭を脅し取るというスキームで厳に金銭を利得し費消しているという趣旨)は名誉毀損に該当するでしょうなぁ
そしてそのことについて具体的情報はあるともないとも教えてくれないので、それが真実または真実と考える相当性は、私サイドでは全くないわけです
そうだとすると、こういうことかな。
ブログコメント欄開設者は「小倉秀夫」名義での書き込みを認識していて、しかもそれがひろゆき氏の社会的信用を低下させることも認識しつつ、しかも、真実または真実と考えるについて相当の理由があるわけでもなく、その書き込みを放置しているわけで、ここのブログ開設者たる私も名誉毀損の責めを負うわけですか?
少なくとも私が小倉秀夫名義の書き込みの真実または真実と考える相当性があることの立証責任を負うのでは、それができない以上は責任を否定できないことになるでしょう。
削除した方がいいと思いますか?>小倉先生


名前: 町村 | October 20, 2005 11:48 AM

すっかり前半の議論はすっ飛んでしまった。そして町村先生でなければ出来ないであろう強烈な切り返し。
この町村先生の問いかけ以降、小倉先生はパッタリと姿を消したw。
ちなみに、しばらくコメンターのやりとりが続いた後、ひろゆき氏名義のコメントが。

面白そうなので、被害者として名乗り出てみます。
権利が不当に侵害されているということで、町村先生に発信者情報の開示を求めてみます


名前: ひろゆき | October 22, 2005 12:55 AM

ひろゆき氏本人かどうか定かではないが、なんだか妙に大ゴトになってきたw。
この後、壇先生も登場しなくなり、当事者のいない議論は混迷の度を増すばかり。
主にトニオ氏や福田氏などの発言に対し、サスケット氏やハップン氏がツッコミを入れるという状況が続いている。ケロリン氏やkyoumoe氏なども登場。
できれば、この議論の原点に立ち返り(壇先生と小倉先生のエントリーをもう一度読み返して)建設的な議論に戻していただく事を願う。
全体の印象として、小倉説肯定派の方々は、「第三者による供託金管理」を問題視している様で実際は、その第三者が「2ちゃんねる」だから反発しているだけの様に見える
何しろ、小倉先生にしてもそのシンパにしても、執拗に2ちゃんねる批判ばかり繰り返しているのだから。
いったいどっちなのか。「第三者」が「ひろゆき氏」じゃなければ無問題なのか、それとも第三者への暫定的供託そのものに反対なのか。
前者であれば、「ひろゆき氏よりもっと相応しい誰か」を提示すべきだし、後者であれば、もっと一般化した議論をすべきで、2ちゃんねる批判に終始するのは的外れという事になる。
ちなみに、壇先生も別に「2ちゃんねるへの供託・還元」に固執しているわけでは無いので、もしもっと良い供託・還元先を代案として提示できるのならば、普通にコンセンサスは得られるのではないか?
そんな中、サスケット氏はさすがにポイントを外さない。

本題は裁定制度を使用するか、利益をコミュニティに還元するかどうか。
あるいは、そう言う事例を取った際、ホンモノの著作権者が出てきたときどうなるか、ですが。
ちなみに、小倉さんも壇先生も町村先生も裁定制度を使わないで利益還元するという行為について、完全拒否はしていないのですが、争点が何故か そのうちコミュニティである2chへの利益還元がマズイという話になっていますね。

この一言が状況を的確に表している。
さて、小倉先生はコメント欄に帰ってきて町村先生の問いかけに答えるのか。
ひろゆき氏は本人なのか。発信者情報開示は行われるのか。
まだこの物語は終わっていない。