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n年前の日付を自動的に表示したい−DATE関数・YEAR関数

対象:Excel2002, Excel2003, Excel2007, Excel2010

このサイト・インストラクターのネタ帳で
「エクセル 1年前の日付表示 関数」
といった検索が行われていることがあります。

Excelで、何らかの日付データがあるときに、その1年前の日付を表示する方法を探している方による検索です。

この手の日付計算は、元の日付データを年・月・日にバラバラにして、前後を求めたい部分に加算・減算を行うのが基本です。

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n年前の日付を表示するサンプル数式

例えば1年前の日付を計算するのなら、元の日付データを年・月・日に分解して、年から「1」をマイナスします。
▼操作手順:n年前の日付を計算する
※A1セルに日付が入力されているときにB1セルにその1年前の日付を表示する例
B1セルに
「=DATE(YEAR(A1)-1, MONTH(A1), DAY(A1))」
という数式を入力する

n年前の日付を自動的に表示したい−DATE関数・YEAR関数

サンプル数式の解説

A1セルに入力されている元の日付の
 年は、YEAR関数「YEAR(A1)」
 月は、MONTH関数「MONTH(A1)」
 日は、DAY関数「DAY(A1)」
それぞれ取得できます。

今回のケースでは1年前の日付を求めたいので、年から「1」をマイナスしています。
それがDATE関数の第1引数
「YEAR(A1)-1」
です。

もしも、1年前ではなく、
3年前の日付を求めたいのならDATE関数の第1引数を
「YEAR(A1)-3」にして
「=DATE(YEAR(A1)-3, MONTH(A1), DAY(A1))」
10年前の日付ならばDATE関数の第1引数を
「YEAR(A1)-10」にして
「=DATE(YEAR(A1)-10, MONTH(A1), DAY(A1))」
としてください。

1年前を求めるために、一旦、YEAR関数・MONTH関数・DAY関数で、年・月・日とバラバラにしたデータを、日付に戻すためにDATE関数を使っています。DATE関数の第1引数には年、第2引数には月、第3引数には日を指定します。

これが
「=DATE(YEAR(A1)-1, MONTH(A1), DAY(A1))」
という数式の意味です。

上記の例でA1セルに今日の日付を返すTODAY関数を入力しておけば、B1セルには今日の1年前の日付が自動的に表示されることになります。

関連語句
1年前の日付表示

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