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うるう年かどうか判定する−DAY関数・DATE関数

対象:Excel97,Excel2000,Excel2002,Excel2003,Excel2007

「Excelで、ある年がうるう年かどうかの判定をするには、どうしたらいいのでしょうか?」
というご質問をいただくことがあります。

年が4で割り切れるときはうるう年で、でも100で割り切れるときはうるう年ではなくて、でもでも400で割り切れるときはやっぱりうるう年というのが、2000年問題以後有名になったうるう年の判定ロジックですが、これを計算式にしようとすると結構面倒です。

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Excelのワークシート上でうるう年判定をするなら、2月29日にあたる日が、2月29日ならうるう年で、3月1日ならうるう年ではないという判定をしてやるのが簡単です。

▼操作方法:うるう年判定を行う
※A1セルに西暦年を入力して、C1セルに「閏年です。」「閏年ではありません。」という表示を行う例 C1セルに
「=IF(DAY(DATE(A1,2,29))=29,"閏年です。","閏年ではありません。")」
という計算式を入力する

IF関数は「閏年です。」「閏年ではありません。」という表示を行うためのもので、ポイントは
「DAY(DATE(A1,2,29))」
の部分です。

DAY(DATE(A1,2,29))は、2月29日にあたる日を取得する計算式で、うるう年ならば「29」となりますが、うるう年でなければ3月1日の「1」が返されます。

うるう年かどうかを、2月29日にあたる日付で調べるという、なんだかパラドックスみたいにも感じられるこのロジックを利用するのが、Excelのワークシート上でうるう年判定をするのに、一番簡単な方法じゃないかと思います。

▼サンプルファイル(002089.xls 21KByte)ダウンロード

サンプルファイルの、C1セルに上記の計算式が、参考のため
C4セルには「=DAY(DATE(A1,2,29))」
C7セルには「=DATE(A1,2,29)」
という計算式がそれぞれ入力してあります。

A1セルの値を
「2000」
「2004」
「2007」
「2008」
などに変更して、C1・C4・C7セルがどのような表示になるかご確認ください。

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