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1か月ごとの簡単に更新できる日付一覧を作成する−DATE関数・MONTH関数・EDATE関数

対象:Excel2000,Excel2002,Excel2003,Excel2007

Excelでスケジュール表を作成するときなどに必須となる、日付を自動的に表示させる方法ご紹介しています。

この方法をご存じの方から
「1か月ごとの日付を簡単に更新できる一覧にするにはどうしたらいいのでしょう?」
といったご質問をいただくことがあります。

例えば、
A2セルに「2009/8/1」という日付が入力されているときに、
 A3セルに「2009/9/1」
 A4セルに「2009/10/1」
 A5セルに「2009/11/1」
と表示させ、
A2セルの日付を「2009/8/15」に修正したら、
 A3セルが「2009/9/15」
 A4セルが「2009/10/15」
 A5セルが「2009/11/15」
と自動的に更新されるようにするにはどうしたらいいのか、というご質問です。

1日後の日付を得るには元の日付に「1」を加算すればOKです。

しかし、1か月後の日付は、「30」日後の場合もあれば、「31」日後の場合、「28」日後の場合、さらには「29」日後になる場合もあります。

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そのため先のようなご質問をいただくことになるわけです。

▼操作手順:1か月ごとの簡単に更新できる日付一覧を作成する
※A2:A13セルに、2009/8/1・2009/9/1・2009/10/1・2009/11/1・・・といった1か月ごとの日付一覧を作成する例 A2セルに「2009/8/1」と入力
 ↓
A3セルに
「=DATE(YEAR(A2),MONTH(A2)+1,DAY(A2))」
という数式を入力
 ↓
A3セルをA13セルまでオートフィル

このサイトでは、nか月後の日付を求める方法をご紹介しています。その方法と相対参照の考え方を組み合わせるわけです。

2003までのExcelをお使いの場合、[分析ツール]アドインを組み込む必要がありますが、EDATE関数でも同じことができます。

B2セルに日付を入力しておいてB3セルに
「=EDATE(B2,1)」
と数式を入力して下方向にオートフィルすれば、DATE関数・YEAR関数・MONTH関数・DAY関数を組み合わせたのと同じような結果になります。

注意点としては、EDATE関数の場合「=EDATE(B2,1)」と数式を入力しただけではシリアル値が表示される可能性が高いということです。

シリアル値が表示された場合、[セルの書式設定]ダイアログ−[表示形式]タブで書式を指定したり、ショートカットキーを利用して日付書式を指定してください。

▼サンプルファイル(003397.xls 36KByte)ダウンロード

サンプルファイルでは、DATE関数・YEAR関数・MONTH関数・DAY関数を組み合わせた例をA列に、EDATE関数を利用した例をB列に作成してあります。

A2セル・B2セルの値を変更したらどうなるかご確認ください。

なお、
簡単に更新させる必要がなく、単純に1か月ごとの日付一覧を作成したいのなら、マウスの右ボタンを使ったオートフィルを利用するのが便利だと思います。

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