SEOとは?SEO対策で上位表示する効果的な施策と事例
SEO対策
2024.12.05
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SEO対策とは「検索エンジン最適化」を意味し、検索エンジン上で自社サイトを上位表示させるために対策することをいいます。
SEO対策を進めるには、キーワード調査・競合サイトの分析・被リンク調査・順位チェックといったさまざまな分析が必要になりますが、それを効率よくサポートしてくれるのがSEOツールです。
ただし、ひとことにSEOツールといっても数が多く、備わっている機能や特徴もそれぞれ異なります。コストを押さえながらも効果的な分析を進めるには、SEO対策の状況や運用体制、求める機能に合わせたツールを選ぶことが大切です。
この記事では、数多くあるSEOツールの中から目的に合わせて最適なものをお探しいただけるように、選び方や各ツールの機能、料金などの情報をまとめています。ぜひSEOツールの検討に活かしていただければと思います。
この記事を読んでわかること
SEO対策と聞くとテクニカルなものをイメージするかもしれませんが、実施できる施策はコンテンツSEO(SEO記事制作)、サイト内部の改善、外部対策(被リンク対策)などと幅広く、それゆえに分析項目も多岐にわたります。
SEOツールでできる代表的な分析項目は、以下の通りです。
分析対象 | 施策カテゴリ | 分析項目 | 詳細 |
自社サイトの分析 | コンテンツSEO | キーワード分析 | キーワードボリュームや関連キーワードの取得、関連性の調査をしてコンテンツ作成に活用する。 |
---|---|---|---|
コンテンツSEO | 獲得キーワードの調査 | どのキーワードで獲得できているのかを確認する。不足しているキーワードを調べるときなどに役立つ。 | |
コンテンツSEO | キーワードの検索順位の確認 | 対策キーワードにおける順位や動向を確認する。施策の効果測定、コア アップデート後の順位変動調査などに役立つ。 | |
コンテンツSEO | トラフィック数 | Webサイトにどれくらい。アクセスがあるのかを確認する。 | |
サイト内部の改善 | インデックス状況の調査 | Webサイトやページがインデックスされているのかを確認する。技術的な側面の分析・改善に役立つ。 | |
サイト内部の改善 | クロール状況の調査 | Googleクローラーの巡回時に問題が発生していないか等を確認する。技術的な側面の分析・改善に役立つ。 | |
サイト内部の改善 | 内部リンク状況の調査 | 同じサイト内からのリンクをどれくらいもらっているか確認する | |
サイト内部の改善 | コアウェブバイタル指標の調査 | ユーザー体験の良し悪しを確認する | |
外部対策 | 被リンク・参照ドメイン状況の調査 | 他社サイトからのリンクをどれだけもらっているか確認する | |
競合サイトの分析 | 競合サイト分析 | 獲得キーワードの調査 | どのキーワードで獲得しているのかを確認する |
競合サイト分析 | トラフィック数 | Webサイトにどれくらいアクセスがあるのかを確認する | |
競合サイト分析 | 被リンク・参照ドメイン状況の調査 | 他社サイトからのリンクをどれだけもらっているか確認する |
※上記の「施策カテゴリ」とは、SEO対策の施策を大枠で分類したものです。実際には各カテゴリを横断して分析する項目もあります。
ここからは数多くあるSEOツールの中から最適なものを選べるよう、SEOツールの選び方について見ていきましょう。SEOツールを選ぶ際は、まず前提として以下の2つを押さえておく必要があります。
担当者の業務範囲・スキルレベルによって使用すべきSEOツールは変わる
SEO対策と一言にいっても範囲が幅広く、担当業務やSEO担当者のスキルレベルに応じたSEOツール選びが大切です。
例えばコンテンツSEOにこれから取り組む新任SEO担当者の場合、コンテンツSEO周りの分析機能が備わった「コンテンツSEOに特化した初心者~中級者向けのSEOツール」を選ぶなど、状況に応じたものを選びましょう。
複数のSEOツールの併用がおすすめ
一つのSEOツールですべての機能を満たすのは難しく、SEOツールを2~3個を併用するのがおすすめです。先ほど挙げたような分析項目を単体で調査できるツールもあるのですが、数が多いと分析するときにツールを行き来しなくてはならずかなり手間がかかります。
また、担当者は稟議を上げる回数も増えるなど管理コストも意外とかかるため、可能であれば2~3個程度にまとめた方が楽です。
以上の前提を踏まえ、SEOツールの選び方を3つのポイントで解説します。
各SEOツールが何に特化しているかで、検討すべきツールの目星をつけることができます。使用目的と一致しているかを確認しましょう。
SEOツールを選ぶときは、機能面だけでなく操作性・使いやすさも重要なポイントです。UIももちろん大事ですが、実際にSEOツールを利用している方の声を聞いてみると「機能が多すぎて使いにくい」「使いこなせない」という意見が本当によくあります。
大は小を兼ねるという考えで高機能なSEOツールを選ぶ方もいますが、ぜひ実際に使用する人が使いやすいツールなのかを考慮して選んでください。
ツールの使いやすさは、日々の作業効率に大きく影響するため、無料のお試し期間やデモ版などが用意されている場合はできるだけ活用しましょう。
順位チェックツールなどのシンプルな機能だけのSEOツールなら不要ですが、多機能なSEOツールの場合、使いこなすまでに時間がかかります。そのようなSEOツールでは、サポート体制の手厚さも選定時の重要な要素です。
具体的には、カスタマーサポートの有無やどのようなサポートをしてくれるのか(チャットやオンラインなど)について確認してみてください。
単なるサポートではなく、カスタマーサクセスチーム(顧客が自社のサービスやツールを最大限に活用し、成果を上げるために伴走する役割を担うチーム)が並走してくれるSEOツールだと、かなり手厚いサポートを受けられるはずです。
ここまで基本的な選び方を紹介しましたが、実際にSEOツールを使ってみると「導入時には気にしてなかったけどなくて困った」という機能や見落としがちなポイントがでてきます。
以下の点についても、ぜひ参考にしてみてください。
次の項目からは、具体的なSEOツールを紹介していきます。
期待されているSEOツールとは少しずれるかもしれませんが、「SEO対策をするために必要なツール」という意味では、まず以下のGoogle公式の無料ツールは必ず導入しておくべきです。
このあと紹介するSEOツールも、これらのツールと連携して情報を取得するものも多く、いずれにしても設定する必要が出てきます。
Google公式の無料分析ツール
各ツールの特徴やSEO対策に使う機能について解説します。
※既に導入済みの方は、こちらから次の項目にジャンプできます。
Googleアナリティクス(GA4)は、Webサイト全体のアクセス解析ができるツールです。例えばアクティブユーザー数やセッション数、ページビュー数などの各種数値の把握、ユーザーがどのような経路でサイトに訪れてどのような行動をしたのかなどの分析ができます。
Webサイトの分析には必須のツールで、SEO対策に限らずWebサイトのパフォーマンス把握のためにまずは導入すべきツールです。
SEO対策で使う機能は主に「レポート」「データ探索」です。GA4を導入すると様々なデータを自動で取得してくれるのですが、「レポート」ではその概要を閲覧することができます。
▼レポートのデモ画面
しかしこのデータだけでは深い分析ができないため、「データ探索」機能を活用して自由にレポートを作成し、分析を進めます。
データ探索機能では共通の属性を持つユーザーの行動(コホートデータ探索)やWebサイト内の行動(経路データ検索)など、様々な手法でユーザーのWebサイト内のユーザー行動を分析可能です。
関連記事:GA4のデータ探索機能の詳しい使い方、GA4とは?UAとの違いや導入方法
Google Search Console(サーチコンソール、略してサチコと呼ぶ人もいます)は、Google検索結果でのパフォーマンスを調査できるツールです。例えば、ページ単位でどういったキーワードから流入を獲得しているのか、重複してるページ、検索結果での順位やクリック率などが把握できます。
そのほかにも内部対策、外部対策に活用できる機能が搭載されているため、無料ツールの中で外すことができないツールです。
Google Search Consoleで使う機能は、主に以下の数値のチェックです。サイト全体の各数値を見ることもできますし、ページ別でも確認可能です。
「クリック数」:検索ユーザーの検索結果に表示され、クリックされた回数
「表示回数」:検索ユーザーの検索結果に表示された回数
「CTR」:クリック率=クリック数÷表示回数
「掲載順位」:そのキーワードで検索された時の検索順位の平均
それではここからおすすめのSEOツールをご紹介していきます。コンテンツSEO対策ツールは、以下のような方におすすめのツールです。
※表は左右にスクロールできます。
ツール名 | 特徴 | キーワード 分析 | 順位 チェック | トラフィック数 | 競合サイト分析 | サイト改善点の提案 | AIライティング | サポート体制 |
キーワード分析や順位チェックなどのコンテンツ作成に必要な機能に加え、AIライティング機能もあり。 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 専任のカスタマーサクセススタッフがチャットやオンラインでサポート | |
MIERUCA | 機能が幅広く、細かい分析までできる。本腰を入れて分析をしたい人に向いている。 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | – | チャットでのサポート、カスタマーサクセスチームへの相談ができる | |
EmmaTools™ | 作成コンテンツをスコア化し、コンテンツ品質を可視化できるSEOライティングに特化したSEOツール。AIライティングも実装されている。 | 〇 | 〇 | 〇 | – | – | 〇 | 2ヶ月間の導入支援プログラムあり。その後はチャットでのサポート。 |
TACT SEO | キーワード調査から内部施策・コンテンツ課題分析まで調査を自動化し、コンテンツSEOで必要な作業を効率化できるSEOツール。 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | – | 専任のカスタマーサクセススタッフがチャットやオンラインでサポート |
tami-co(タミコ) | 記事作成に特化したSEOライティングツール。キーワード調査やAI執筆も可能。 | 〇 | 〇 | 〇 | – | – | 〇 | 要問合せ |
トランスコープ | SEOに限らず、AIライティングに特化したツール。社内情報を学習させて、企画書やメールなどのライティングも可能。 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | – | 〇 | カスタマーサクセスあり(詳細は要問合せ) |
Creative Drive | SEOに限らず、AIを活用し自動でライティングできるツール。インタビューや比較系記事など、フォーマットが多数用意されている。多言語SEO記事にも対応。 | – | – | – | – | – | 〇 | 要問合せ |
出典:SEARCH WRITE
SEARCH WRITEは本メディアを運営している株式会社PLAN-Bが開発したSEOツールです。
もともとSEOコンサルティング業を行っていたノウハウをツールに落とし込んでいて、「SEOのプロをいつも隣に」というコンセプトのもと、コンテンツSEOで成果を出すためのフローを、プロと同じように実行できる設計になっています。
戦略設計やコンテンツ品質の管理もでき、専属のカスタマーサクセスによるサポートがすべてのプランについてくるのも特徴です。サイト内部のテクニカルな要素も含めた現状分析、キーワード選定、コンテンツ作成、成果の記録などコンテンツSEOに必要な機能が揃っています。
無料でデモ画面を見ることができるので、ぜひ一度お試しください。
月額料金:4万円~
1,900社以上が利用しているSEOツールです。 分析機能が非常に高機能で、細かい部分まで分析を行うことができるため、SEO担当者がいるなどSEOにかなり力を入れている企業におすすめのツールです。
17年以上の運営実績とノウハウをもとに、スタッフが最適な施策を併走で支援してくれるため、SEO対策に自信がない企業も安心です。また、高機能でありながらも視覚的にわかりやすいUIで分析結果を表示してくれます。
高機能な分、他のSEOツールと比較するとやや費用は高めですが、しっかりと結果にコミットメントしたい人は検討してみてください。
月額:150,000円〜
EmmaTools™(エマツールズ)はSEO効果の高いコンテンツ作成ができるSEOライティングツールです。ツール内でライティング作業ができ、作成したコンテンツを独自のアルゴリズムでスコアリングしてくれるのが最大の特徴です。
それ以外にも、
・コンテンツ内で使用すべきキーワードの提案
・タイトル、見出しなど各種タグの最適化
・最適な文字数の分析
・コピペ率のチェック
など、プランによってSEOライティングに必要な機能も使用できます。SEO未経験の方であってもSEOに強いコンテンツを作ることができるため、社内でコンテンツ制作を内製化したい企業や、外注しているライターの品質を標準化したい、という企業にもマッチしているSEOツールです。
※個人向けプランもあります
出典:TACT SEO
キーワード調査から内部施策・コンテンツ課題分析まで調査を自動化し、コンテンツSEOで必要な作業を効率化できるSEOツールです。
ChatGPTと連携して文章を自動生成できる機能も備わっており、記事制作の工数を大幅にカットできます。併走プランも充実しており、月8回のツール操作会、勉強会などのサポートに参加することも可能です。
出典:tami-co
tami-co(たみこ)は、「ユーザーの検索意図を捉えた質の高いコンテンツ」の作成をサポートするツールです。
作成する記事のトピックにあたる(ターゲット)キーワードを入力するだけで、コンテンツマーケティングにおいて必要な情報の調査・分析ができます。SEOの専門知識がなくても「tami-coの画面上で作成したタイトルの採点機能」や「AIによるタイトル案の自動生成機能」により誰でも簡単に使いこなせます。
その他にも、
編集プロダクションとSEOコンサルティング事業のノウハウがぎゅっと詰め込まれたツールです。
競合サイトがなぜ1位にランクインしているかがわかるため、1位を狙うための対策を把握してコンテンツを作成できます。7日間の無料トライアルにも対応しているので、まずは無料で体験してみてはいかがでしょうか。
出典:トランスコープ
Enterpriseプラン(600,000文字/月の生成):月額66,000円(税込)
※無料お試しプランあり
「Creative Drive」は、「自動生成」に特化したSEOツールで、ワンクリック記事作成など、時間とコストの削減が徹底されたAIライティングツールです。
AI技術と株式会社chipperのSEOノウハウを組み合わせることで、競合コンテンツ分析からユーザーインサイトの抽出、そしてターゲット向けのコンテンツ設計までの一連の作業を自動化できます。
細かな分析機能は備わっていませんが、記事生成ロジックによりユーザーの検索意図に対応した記事を自動で作成してくれるため、ライティングの知識がない方でも記事生成が可能です。
特筆すべきなのは、画像の生成も行ってくれることです。コンテンツ制作を自動化できるAIツールは多いですが、画像まで作成し、リッチなコンテンツを作ってくれるのはCreative Driveならではの特徴です。
Professional(30記事まで):月額25,000円(税込)
Premium(記事数制限なし):月額50,000(税込)
※フリープラン有ページスピードなどのコアウェブバイタル指標や、サイト内部の改善に特化したツールです。内部対策はSEO対策の中でも施策の数が広いですが、SEOツールを活用すれば効率的にSEO対策を進めることができます。
PageSpeed InsightsはGoogleが公式に提供しているコアウェブバイタル(Core Web Vitals)指標をスコアリングしてくれるツールです。コアウェブバイタルとは、ページの読み込み速度や視覚的安定性など、ユーザー体験の良し悪しを測る指標です。
日本語にも対応しており、何がスコア低下に影響しているのかも把握することができます。
コアウェブバイタル指標はランキング要因であるため、数値が悪ければ改善をすることをおすすめします。こちらはダウンロード不要でWeb上から簡単に利用可能です。Chrome拡張機能も用意されています。
無料
出典:Lumar
テクニカルSEO分析ツール「Lumar(旧:DeepCrawl)」は、コンテンツの薄いページや重複ページ、リンク切れなどWebサイトの内部課題を調査できるツールです。250以上のSEO内部評価の指標をスコア化し、状況を簡単に把握することができます。
例えば内部リンクの状況、JavaScriptがSEOに悪影響を及ぼしていないかなど、多角的に評価をしてくれます。大規模サイトでは、特に導入による効果を得られるでしょう。
要問合せ
Screaming FrogはサイトのURLを入力すると、対象サイトの内部をクローリングして内部情報を抜き出してきてくれます。タグ周りの分析や、リンク切れチェック、リダイレクトの確認などの情報を細かく分析することができるため、SEO会社でも重宝されているツールです。
一方で導入時には高度なSEOリテラシーが求められ、初心者は初見で活用することが難しいツールでもあります。
出典:SEOマスター
「SEOマスター」は業界初のGoogleアルゴリズム分析指標を元にしたSEOアドバイスをくれるツールです。
Googleアルゴリズムとは、簡単にいったらGoogleが検索順位をランキング付けする際に指標としている計算式のようなものです。 Googleアルゴリズムの変更は年に多い時で100回以上行われており、その都度運営しているサイトは影響を受けています。
そのようなGoogleアルゴリズムの影響を吟味して「SEOマスター」では、サイトの構造面から的確なアドバイスをくれるので驚くほど簡単にSEOに対する最適化が可能となっています。
キーワード候補アドバイス機能では、キーワードごとの月間検索数や年間の動向、キーワードでの現在の順位(Yahoo!,Google)、上位表示の確率などがわかるため、自社メディアでどのキーワードを狙えば良いかがわかります。
月額:35,000円(税抜)
外部SEO対策に注力したい方向けのツールをご紹介いたします。
出典:Ahrefs Site Explorer(サイトエクスプローラー)
「Ahrefs Site Explorer」は、被リンク数やドメインの強さといった、外部サイト調査を行えるSEOツールです。日本のSEOコンサルティング会社も多く活用しています。
そもそも被リンクとは、他のサイトに張られている自社サイトのリンクのことで、SEOにおいてこの「被リンク」が多いことはとても重要な要素です。
Ahrefsでは競合サイトの被リンク状況やキーワードも調査でき、このツールがあれば競合サイトの分析は一通りできます。海外のSEOツールですが日本語に対応しているので、英語が苦手な方でも操作可能です。
「Ahrefs Site Explorer」の詳細な使い方については下記を参考にしてください。
「Site Explorer」は、Mozアカウントを作成すれば無料で被リンクを調査することが出来るツールです。
質の高いリンクを数多く貰えていると、それはドメインの信頼性(≒ドメインパワー)が高いと判断されます。Site Explorerでは、このドメインの信頼性を数値化した指標(ドメインオーソリティ)や、アンカーテキストの状況などを分析可能です。
また、被リンクがいつ失われたか、いつ新しいリンクが発生したかなど最新の情報も確認することができます。加えて、壊れたリンクを確認できたり、被リンクのスパムスコアを把握したりすることも可能です。
月額:無料(分析回数に制限あり)
キーワード順位チェックツールは、その名の通り順位を確認できるツールです。対策キーワードに対し、自社サイトが何位にランクインしているのか、またその変動を一覧でチェックできます。
キーワード順位チェックツールの費用は、主に登録できるURL数(キーワード数)によって変わるため、自社サイトで計測したいページ数を踏まえて価格を比較してください。
出典:GSC
GRCは登録したキーワードの順位計測、追跡のためのダウンロード型の順位チェックツールです。過去から現在までの順位の推移、前日比などをチェックできます。
UIはやや古くあまり見やすいとは言えませんが、登録したいURL数が500以上なら他の順位チェックツールより圧倒的に安いです。安く大量のキーワードの順位計測をしたいという方にはおすすめのツールです。
価格も安く「順位計測」という点については必要な機能が揃っているため、根強い人気があります。
出典:Nobilista
Nobilistaは、Webサイトの検索順位を毎日自動で計測してくれるクラウド型順位チェックツールです。検索順位だけではなく、前日比やランクインしているURLも自動的にレポート化されます。
インストールは不要で、ブラウザで利用できる上に、7日間無料お試しができるので、利用開始までのハードルが低いのも特徴の1つ。PC以外にもスマートフォンや、タブレットでどこからでも閲覧できるので、複数人でレポートや順位を共有したいという方にはおすすめのツールです。
自社サイトだけでなく、競合サイトの順位を計測できるとともに、その比較でどの程度順位が違うのかを表示してくれます。競合がどんなキーワードでランキング入りしているのかもわかります。
※大型サイト運営者向けにカスタムプランも用意されています。
※7日間の無料プランあり。無料プランではすべての機能を制限なく利用可能です。
出典:BULL
「BULL」は検索順位チェックツールで、運営しているサイトの記事順位を全自動でランキング付けしてくれるツールです。Google・yahoo!・Bingのそれぞれの順位を瞬時に割り出してくれるので、SEO管理がととても楽になります。
GRCと比較するとやや費用は高いですがそれでもお手頃価格です。また、クラウド型ツールなので、外出中でもスマホで逐次データを確認でき、個人でブログなどをやられている方にも使い勝手のいいツールです。
出典:GMO順位チェッカー
キーワードの調査に強みを持つツールをご紹介いたします。
Google広告の管理画面から使用できるGoogle広告キーワードプランナーを用いると、キーワードの競合性や、月間の検索ボリュームを調べることができます。
SEO対策では、キーワードの選定が非常に重要ですので、このツールを使用して適切なキーワード選定を行いましょう。
https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/
無料
Googleが公式で提供しているキーワード検索ツールです。
検索トレンドを調査することに特化しており、ます。最近検索が増えているキーワードや、季節要因によって変動するキーワードを発見することができます。
ただし、実際の検索ボリュームが数字として見れるわけではなく、検索割合を0〜100で表示する仕様になっています。
無料
出典:キーワードマップ
SEO対策で一番重要といっても過言ではないキーワード選定をマインドマップで分かりやすく瞬時に提示してくれる便利なSEOツール「キーワードマップ」。
競合調査、市場調査に特化したキーワード調査ツールです。
初心者の方でも分かりやすく、全ての機能に解説が設けてあるのでとても良心的かつ利便性が高いのが「キーワードマップ」の特徴でしょう。
また、1週間の無料トライアル期間も設けてあるので、気になる方はまずは試しにデモ機能を使ってみることをおすすめします。
40時間かかっていた広告の調査・分析時間を2時間に短縮できた事例もあり、約95%の工数削減を実現しています。また、月2件しかなかったお問合せが1年間で月145件まで増加した事例もあり、CV率を70倍に増加させた実績もあります。
※月々のご利用回数に応じた月額定額制 (料金の詳細については一般では提示されていないため、直接お問い合わせください。)
出典:キーワードファインダー
自社サイトのSEOキーワード選定に特化したツールです。 キーワードマップを自動で作成することが可能で、選定したキーワードの「SEO難易度」や「月間検索数」などを瞬時に把握することができます。
またおすすめのキーワードやコンバージョンに近いキーワード、自社が独占できているキーワードを知らせてくれるなど、を自動で取得してくれるため、キーワードの分析にかける時間を削減することができます。
※7日間の無料デモあり。初期費用は無料。
出典:Ubersuggest
Ubersuggestは一定の制限の範囲内であれば、無料で手軽にSEO対策が行えるツールになっています。キーワードを入力するだけでそのキーワードのサジェストや関連キーワードが一覧で表示されます。
またキーワードが表示されるだけでなく、CPC(広告のクリック単価)や上位表示の難易度も表示されるため対策を行う際にその数値を参考に優先順位をつけることができます。
ダウンロードが必要ないため、検索してすぐにSEO対策が行えます。
月額:2,999円〜9,999円(無料プランあり)
出典:SimilarWeb
競合分析に特化したWebサイト分析ツールです。
SEOに限定した機能だけではないので正確にはSEOツールではないですが、競合サイトの流入数や検索キーワード分析ができるため、競合のSEO状況の分析にも活用できます。
制限はありますが、無料で活用できるためまずは無料で始めることをおすすめします。
料金の詳細については一般では提示されていないため、直接お問い合わせください。
出典:SEMRUSH
SEMRUSHはSEOだけでなく、広告分析やSNS競合分析機能も搭載した競合分析ツールになります。
海外では有名で導入社数も多く、機能も充実しております。
懸念点としては海外のツールのため、一部日本語に対応していない機能があり十分に分析機能を活用できない場合があることです。
とはいえ、世界で1000万ユーザーが利用している競合分析ツールですので、非常に高い分析力を発揮してくれることでしょう。
月額:119.95ドル〜449.95ドル
出典:アナトミー
アナトミーのダッシュボードは、どんなサイトにも必要な情報をまとめたSEOチェック機能です。ドメイン全体の検索獲得情報に加えて、指定ディレクトリ、指定ワード、指定URLと視点と詳細度の異なるSEO情報を確認できます。
さらに、アナトミー特有機能であるポートフォリオ分析により、指名・目的などの検索種別を自動分類します。GA4との連携することでコンバージョン、エンゲージメントの状況確認も可能です。
ちなみに、ダッシュボード機能に関しては、永年無料で使えるため有料プランを申し込まなかったとしても、おすすめのツールとなっています。
無料(ダッシュボードプラン)
出典:DemandMetrics(旧GinzaMetrics)
分析対象:自社サイト
搭載機能:キーワード調査、コンテンツ分析、サイト構造調査、被リンク調査、順位チェック
サービスサイト上で「SEOのモニタリングツール」と謳っているDemandMetricsですが、実は単なる順位をモニタリングするだけのツールではなく、SEO対策全般を行える機能が搭載されております。
また最も得意とする検索順位の計測の部分では大量のキーワードを登録してモニタリングすることが出来るため、大規模サイトでSEO対策をインハウス化したい方におすすめです。
また、過去のSERPを確認できる機能も搭載されており、過去の順位だけでなくどんなふうに見えていたのかという情報を保管できます。この機能を活用すれば、現在と過去の情報を左右で表示し、比較することができます。
月額:料金の詳細については一般では提示されていないため、直接お問い合わせください。
出典:chiyo-co(旧:影武者)
「chiyo-co」はコンテンツコピーチェックツールの一つで、外注ライターが納品した記事の不正を的確に指摘してくれるツールです。
コピペチェックツールについては「無料」のツールも多く出回っていますが、こちらのはそれらとは一味違い、コンテンツの重複箇所を的確に指摘し使われたサイトまで詳しく教えてくれます。
また、アカウント登録からツールの利用開始までとても簡単に行えるので、メディアの記事を外注している方にはとてもおすすめのツールです。
視覚的に内容を理解できるよう、ハイライトでコピペ・類似箇所を一目瞭然に表示してくれます。そして、グラフ形式でキーワードの重複も検出してくれます。
月額:4,400円〜55,000円(無料プランあり)
SEOツールを選ぶ際には自身の活用目的と用途に合ったものを選んで利用することをおすすめします。
SEOツールはご紹介した通りかなり沢山ありますので、一度無料プランやデモを試してみてから、その後の契約を検討してみてください。
▼SEOをもっと学びたい方はこちらもチェック
SEO対策の全てを紹介!
■株式会社PLAN-Bについて
SEO対策やインターネット広告運用などデジタルマーケティング全般を支援しています。マーケティングパートナーとして、お客様の課題や目標に合わせた最適な施策をご提案し、「ビジネスの拡大」に貢献します。
■SEOサービスについて
①SEOコンサルティング
5,200社を超える支援実績に基づき、単なるSEO会社ではなく、SEOに強いマーケティングカンパニーとして、お客様の事業貢献に向き合います。
②SEOツール「SEARCH WRITE」
「SEARCH WRITE」は、知識を問わず使いやすいSEOツールです。SEOで必要な分析から施策実行・成果振り返りまでが簡単に行える設計になっています。