【5分でわかる】GTM(Googleタグマネージャー)の設定方法
インターネット広告
2024.11.28
更新日:2024.07.05
公開日:2017.08.21
ディスプレイ広告とひとくちに言っても施策は様々。中でも多くの広告主様が出稿されているのが、YDA(Yahoo!広告 ディスプレイ広告)と、GDN(Googleディスプレイネットワーク)です。
この記事では、ディスプレイ広告でも代表的なYDAとGDNの違いについて紹介していきます。
※YDAとはYahoo!ディスプレイアドネットワークの略称で、どちらもディスプレイ広告を配信する広告ネットワークのことを指します。
なお、2020年7月からはYahoo!広告 ディスプレイ広告(YDA)の提供が開始され、2021年春にはYDNは提供を終了しています。
ディスプレイ広告は、インターネット上での広告手法の一つです。テキスト広告が主に検索エンジンで表示されるのに対し、ディスプレイ広告は主にウェブサイトやアプリ内で視覚的に訴えかける形で表示されます。
この広告形式は、ビジュアル要素が強く、ユーザーの注意を引きやすいのが特徴です。特に、ブランド認知度を高めたい場合や新製品を広く知らせたいときに効果的です。
検索連動型広告について詳しく知りたい方はこちらの記事を合わせてご参照ください。
ディスプレイ広告は、インターネットが商用化された1990年代から存在しています。初期のディスプレイ広告はシンプルなバナー形式が主流でしたが、技術の進化とともに多様な形状や機能を持つ広告が登場しています。
例えば、動画やインタラクティブ要素を含む広告などがそれです。このような進化によって、より多くのユーザーに効果的にアプローチできるようになっています。
ディスプレイ広告は、広告主が設定したターゲットに基づいて、特定のウェブサイトやアプリに表示されます。広告の表示位置や形状は、広告主が選べるため、自社の商品やサービスに最適な方法で広告を出稿できます。
また、広告の効果測定もリアルタイムで行えるため、広告戦略を柔軟に調整することが可能です。
ディスプレイ広告は、その形状や表示される場所、目的によってさまざまな種類があります。主なものには、バナー広告、インタースティシャル広告、ネイティブ広告などがあります。
動画広告は、視覚と聴覚の両方で情報を提供するため、ユーザーの注目を集めやすい広告形式です。特に、ストーリーテリングが可能なため、製品やサービスの魅力を多角的に伝えることができます。
しかし、制作コストが高い場合もあるため、ROI(投資対効果)をしっかりと考慮する必要があります。
リッチメディア広告は、動画や音、インタラクティブ要素などを組み合わせた高度な広告です。この広告形式は、ユーザーとの対話を促すことができ、エンゲージメントを高める効果があります。
ただし、制作コストや運用コストが高くなる可能性もあるため、広告予算とのバランスを考慮する必要があります。
ウェブサイトの上部や側面に表示される広告です。視覚的に目立つため、ブランド認知度向上に効果的です。
ユーザーがページを移動する際に全画面表示される広告です。ユーザーの注意を引くことができますが、邪魔に感じるユーザーもいるため、使用は慎重に。
コンテンツと同じデザインで表示される広告です。ユーザー体験を損なわず、自然な形で情報を提供できます。
これらの広告は、それぞれの特性を理解し、適切な場面で使用することが重要です。
ディスプレイ広告のメリット・デメリットを説明していきます。
ディスプレイ広告は、ターゲット層の潜在的な関心や行動パターンに基づいて広告を配信できるため、効果的なターゲットマーケティングが可能です。
たとえば、特定の商品に関心があるユーザーや特定のデモグラフィックを持つユーザーに的確にアプローチできます。これにより、広告の効果を最大化し、コンバージョン率を向上させることができます。
自社の商品・サービスをまだ認知していない、指名ワードもしくは商材の関連キーワードで検索していない潜在層にアプローチすることが可能です。
ディスプレイ広告は、ブランドの認知度を高めるのに効果的です。魅力的なビジュアルやクリエイティブなコンテンツを活用することで、ユーザーにブランドや製品の存在を知らせることができます。
またディスプレイ広告は広告主のメッセージを多くのオンラインメディア上に表示できるため、広範なオーディエンスに広告を届けることができます。
ビジュアル的にわかりやすいバナーや音声付の動画を活用すればユーザーの記憶に残りやすくなり、購入などのコンバージョンには至らなくても、商品やサービスを認知してもらいやすいというメリットがあります。
ディスプレイ広告では、過去に広告主のウェブサイトを訪れたことのあるユーザーに対して、リマーケティングと呼ばれる手法を活用することができます。リマーケティングは、ユーザーがウェブサイトを訪れた際の行動や興味に基づいて、関連する広告を再度表示することです。
このようにすることで、ユーザーに対してブランドの再認識や商品への関心喚起を促すことができます。
前述の通り、ディスプレイ広告では潜在層にアプローチして認識してもらうメリットがあります。それに加えて、一度サイトに訪れたもののコンバージョンに至らなかった訪問者に対しても、リターゲティング広告でユーザーが商品・サービスの存在を再送認識してもらってサイトへの訪問や購入を促進することが可能です。
ディスプレイ広告の一つの課題は、コンバージョン率が比較的低いことです。ユーザーが広告をクリックしても、実際に購買や目標とするアクションに至らない場合があります。これは、ディスプレイ広告が単に注意を引くだけでなく、ユーザーを誘導して行動を起こさせることが難しいからです。
この問題に対処するためには、魅力的なコピー、明確なコールトゥアクション、効果的なランディングページなど、コンバージョンを促す要素を最適化する必要があります。
潜在層に認識してもらうというメリットがある反面、顕在層/顧客層より購買意欲の低い層に広告を配信するとのことで、
検索連動型広告と比べてターゲティング広告のコンバージョン率が低い傾向にあります。
とはいえ、検索連動型広告ではリーチできないユーザー層への接触が可能なので、 潜在的な新規顧客の獲得を実現することができます。
リターゲティング広告との組み合わせを活用し、ターゲティング広告で流入を獲得したユーザーに再度アプローチすることがコンバージョンを高めることに繋がると思います。
ディスプレイ広告では、クリエイティブの効果を最大化するためにA/Bテストが不可欠です。異なるバリエーションの広告を同時に配信し、クリック率やコンバージョン率などの指標を比較して最適なデザインやコンテンツを特定します。
しかしA/Bテストは時間と予算を要する作業であり、継続的な改善と最適化が求められます。広告主は定期的にテストを実施し、データに基づいて戦略を改善することが重要です。
クリエイティブの勝ちパターンを見つけるまでには常にA/Bテストなどを行い、改善箇所を継続的にチューニングすることが求められます。
クリエイティブのサイズ、色、フォントなどの条件を細かく変更して何度も検証するには少し手間がかかりますが、
テストを繰り返して勝ちパターンをを探り当てるのがディスプレイ広告の醍醐味ではないでしょうか。
ほかにも以下のようなデメリットも挙げられます。
ディスプレイ広告の成功には、適切なターゲティングが不可欠です。ターゲティングとは、特定の属性や行動を持つユーザーに広告を表示する手法です。年齢、性別、趣味、地域など、多様な条件でターゲティングが可能です。これにより、広告効果を最大限に引き出すことができます。
ジオターゲティングは、ユーザーの地理的な位置に基づいて広告を表示する方法です。例えば、特定の地域でのイベントやセールを告知する際に有用です。この方法を用いることで、地域に密着した広告戦略を展開することが可能です。
デバイスターゲティングは、ユーザーが使用するデバイス(スマートフォン、タブレット、PCなど)に応じて広告を表示する手法です。ユーザーのデバイス使用傾向に合わせて、広告の形状や内容を最適化することができます。
ディスプレイ広告の効果を測定するためには、具体的なKPIを設定し、それを定期的にチェックすることが重要です。主なKPIには、クリック数、表示回数、CTR(クリック率)、コンバージョン数などがあります。
これらのKPIをもとに、広告の効果を定量的に評価し、改善策を考えることができます。また、A/Bテストを行うことで、どの広告が効果的であるかを確認することも可能です。
CTRは、広告がクリックされる確率を示す指標です。高いCTRは、広告がユーザーにとって魅力的であることを意味します。しかし、CTRだけで広告の成功を判断するのは早計です。最終的なコンバージョン(購入、問い合わせなど)がどれだけ起きているかも評価する必要があります。
ROASは、広告にかかった費用に対するリターン(売上など)を評価する指標です。ROASが高いと、広告の投資対効果が良いと言えます。この指標を用いて、広告運用の調整や予算配分を行うことができます。
検索連動型広告とディスプレイ広告は、同じオンライン広告でも目的と効果が異なります。検索連動型広告は、ユーザーが検索エンジンで特定のキーワードを入力した際に表示される広告です。一方で、ディスプレイ広告はウェブサイトやアプリ内で表示される広告です。
検索連動型広告はテキスト主体であり、ユーザーの検索意図に応じて表示されます。ディスプレイ広告はビジュアル要素が多く、ユーザーの興味や行動に基づいて表示されることが多いです。
検索連動型広告は、ユーザーが何かを積極的に探している状況で表示されるため、クリック率やコンバージョン率が高い傾向があります。ディスプレイ広告はブランド認知度向上やリマーケティングに有用ですが、直接的なコンバージョンは期待しにくい場合もあります。
検索連動型広告は、ユーザーが検索エンジンでキーワードを入力した際に、関連する広告が表示される形式です。一方、ディスプレイ広告はウェブサイトやモバイルアプリのディスプレイ領域に広告が表示されます。この点で、検索連動型広告は検索結果ページに表示されるため、ユーザーが積極的に情報を求めている時に効果を発揮します。
一方、ディスプレイ広告はユーザーがウェブサイトやアプリを閲覧中に広告が表示されるため、ユーザーの関心や行動履歴に基づいてターゲット設定が行われます。
検索連動型広告とディスプレイ広告との違いは下記の通りです。
検索連動型広告 | ディスプレイ広告 | |
配信面 | 検索結果ページ | サイト・アプリ内の広告枠 |
---|---|---|
配信先 | Yahoo!・Google リンクやキーワードからの誘導先ペ ージ、特定カテゴリページなど | Yahoo!・Googleと提携しているサイトやアプリの広告枠 |
ターゲティング | キーワード・ターゲティングリスト | 興味関心・行動・デモグラ・類似ユ ーザー・ターゲティングリスト |
掲載フォーマット | テキスト広告・レスポンシブ検索広告 | テキスト広告・バナー広告・インフィード広告・レスポンシブディスプレイ広告広告・動画広告 |
ディスプレイ広告と検索連動型広告の大きな違いは、広告が表示される配信面や配信先が異なる点です。検索連動型広告は検索エンジン上のキーワード検索結果ページに、ディスプレイ広告はさまざまなWebサイトの広告枠内に広告が表示されます。
次にターゲティングが違います。検索連動型広告は検索したキーワードをターゲティングしますが、ディスプレイ広告はユーザー属性や行動、表示するサイトなどをターゲティングします。
また表示される掲載フォーマット(広告の見せ方)も違いがあります。検索連動型広告はテキストのみですが、ディスプレイ広告はバナーや動画など、多くの掲載フォーマットが使用できます。
検索連動型広告では、一般的にはクリック単価(Cost Per Click)に基づいて広告主が広告費を支払います。ユーザーが広告をクリックした場合のみ課金が発生します。
これに対して、ディスプレイ広告では印象単価(Cost Per Impression)が一般的です。広告が表示される回数(印象)に応じて広告費が発生します。ただし、クリックベースの課金形態も利用可能です。
ディスプレイ広告は、検索連動型広告と比べて課金形態やクリック単価も大きく異なります。
検索連動型広告 | ディスプレイ広告(運用方) | ディスプレイ広告(運用方) | |
課金形態 | クリック課金 | クリック課金 ビューアブルインプレッション課金 | ビューアブルインプレッション保証型 |
---|---|---|---|
クリック単価の相場 | 1クリックあたり10円~1,000円 | 1クリックあたり10円~200円 | ディスプレイ広告予約型は「基本料金20万円~」など商品ごとに費用が異なる |
※クリック単価は業種、商材やターゲティングによって大きく変わる可能性があります。
検索連動型広告は全てクリック課金方式です。ディスプレイ広告(運用型)は基本クリック課金が採用されていますが、一部インプレッション制課金の広告もあります。またディスプレイ広告予約型については、全商品「ビューアブルインプレッション保証型」と呼ばれるインプレッション制課金が採用されています。
ニーズが顕在化したユーザーが検索行動を起こした時に表示される検索連動型広告と異なり、ブランド認知を広めたい時に利用されることも多いディスプレイ広告ならではの課金形態です。
GDNでは、「広告が表示されても見られていないんじゃないの?」という広告主の懸念に答えるため、インプレッション課金の場合、視聴範囲内に広告が表示された場合のみ課金が発生する「視認範囲のインプレッション課金」といった運用をすることも可能です。
従来のディスプレイ広告は、視認範囲内までスクロールされなかったにも関わらず課金される場合もありましたが、GDNの上記設定であれば「必ずユーザーの視認範囲内に広告表示される」ため、広告の無駄打ちを抑えられます。
また、クリック単価(CPC)にも大きな違いがあります。
表のCPCはこれまで弊社で運用した結果を基に算出した平均数字です。キーワードやターゲティングの仕方によってCPCは大きく変動しますが、ディスプレイ広告は検索連動型広告に比べて上限と下限の間に金額の幅が少ない傾向があります。
検索連動型広告の主な配信目的は、ユーザーの検索意図に対して的確な広告を表示し、クリックやコンバージョンを促すことです。具体的なキーワードに基づいて広告が表示されるため、需要の高い商品やサービスに対して効果的です。
一方、ディスプレイ広告の配信目的は、ブランド認知度の向上やターゲット層への情報伝達です。視覚的な魅力や創造的なコンテンツを通じて、広告主のメッセージを多くのユーザーに届けます。
検索連動型広告 | ディスプレイ広告 | |
配信目的 | 顕在層の獲得 | 認知向上・刈り取り |
---|---|---|
掲載されるタイミング | 検索エンジンで検索をした時 | 配信先のサイトを訪問した時 |
検索連動型広告とディスプレイ広告は、それぞれ掲載されるタイミングが異なります。
検索連動型広告はユーザーが何か検索エンジンで検索をしたときに表示されるものになりますが、ディスプレイ広告はユーザーが検索行動をせずに他のサイトを見ている時に表示される広告です。
検索連動型広告では、ユーザーはすでに商品やサービスに興味を持っていて、購入するかどうか検討しているため、商品の購入など最終的なコンバージョンまであともう少しのところにいるユーザーの背中を後押しすることができます。
ディスプレイ広告は、ターゲティング広告とリターゲティング広告に分けられます。ターゲティング広告は、まだ商品のことを知らずニーズがはっきりしていないユーザーに対し、商品やサービスの存在の認知やニーズの喚起を促します。コンバージョン獲得よりも、認知向上や見込み顧客の獲得に有効です。
一方、過去にサイトを訪れたことがあるユーザーに対して再度広告を配信するリターゲティング広告は、ユーザーの購買により近いところに位置します。クリエイティブの訴求を変えることにより、コンバージョンへの後押しをするのに有効です。
検索連動広告では、ユーザーが入力したキーワードに対してターゲティングを行うため、ニーズが顕在化したユーザーに対するアプローチが可能です。対してディスプレイ広告では興味関心や配信面などに対してターゲティングを行うため、潜在層へのリーチが行えます。それぞれの特徴を生かし、バランス良く活用するとよいでしょう。
Googleディスプレイ広告の費用は、ターゲティングの方法や広告の種類、競合状況によって大きく変わります。一般的には、クリック単価(CPC)やインプレッション単価(CPM)などで課金されます。
Googleディスプレイ広告では、日々の予算やキャンペーン期間の予算を設定することができます。予算設定は広告の目的や期待する効果に応じて柔軟に変更可能です。
費用対効果を高めるためには、広告のパフォーマンスを定期的に分析し、必要な調整を行うことが重要です。例えば、CTRやROASが低い場合は、広告の内容やターゲティング条件を見直すことが有用です。
課金方式は大きく分けて以下の3つです。
Googleディスプレイ広告のクリック単価は、広告主が設定する入札価格と競合他社の入札価格によって決まります。
一般的なクリック単価は業界やターゲットオーディエンスによって異なりますが、Google Ads内の入札設定や予算設定を適切に行うことで、広告主が自身の広告費を管理しやすくなります。
インプレッション課金は、広告が1,000回表示されると、その都度課金される仕組みです。自社の存在をアピールするときなどに効果を発揮します。
Googleディスプレイ広告のインプレッション課金は、広告が表示された回数に基づいて広告主が支払いを行います。一般的な印象単価は業界やターゲットオーディエンスによって異なりますが、Google Ads内の入札設定や予算設定を適切に行うことで、広告主が予算をコントロールできます。
Googleディスプレイ広告では、コンバージョン課金も利用できます。これは、広告主が設定した特定のアクション(例:商品の購入、お問い合わせの送信)が発生した場合にのみ課金が行われる方式です。コンバージョン課金を選択することで、広告主は具体的な成果に基づいて支払いを行うことができます。
費用対効果は高いですが、一定の条件を満たす必要があります。
Googleディスプレイ広告の費用は、広告主が設定する予算によって異なります。費用相場は広告の表示頻度や競合他社の入札状況によっても変動します。
一般的には、業界やターゲットオーディエンスによって異なるため、具体的な費用相場を一概に述べることは難しいです。広告主は自身のビジネスの目標や予算に合わせて、Google Ads内で入札価格や予算を最適化することが重要です。
Googleディスプレイ広告の費用は、クリック広告であれば1回につき50~100円前後、インプレッション広告の場合は1,000回表示されて数十円から数百円です。コンバージョン課金はクリック広告の1.5倍前後が目安となります。一ヶ月あたりの予算は15万円から30万円が一つの目安となります。1日あたりで考えると5千円から1万円といったところです。
この金額より低いとすぐに広告費を使い切ってしまい、せっかくのチャンスを失ってしまうかもしれません。1日1万円と聞くと高く感じるかもしれませんが、30日間チラシを頒布したり、テレビやラジオなどの媒体で広告することに比べればはるかに安上がりです。インターネット上で、しかも大きなシェアを持つGoogleをはじめとするサービスで広告を掲載できることを考えると、費用対効果が高いといえるでしょう。
さて、本題のYDAとGDNの違いについて説明していきます。YDAとGDNは同じように感じる方も多いですが大きな違いがあります。違いを理解して施策に活かしていきましょう。
YDAとGDNでは、広告の審査基準が異なる場合があります。一般的に、GDNはより厳格な審査を行う傾向があります。この違いを理解し、それぞれのプラットフォームに適した広告内容を作成することが重要です。
YDAとGDNでは、広告の最適化方法も異なります。GDNはGoogle Adsと連携が深く、より高度なターゲティングや効果測定が可能です。一方で、YDAはYahoo! JAPANの独自のユーザーデータを活用できるため、特定のターゲットに対するアプローチが可能です。
YDA(YouTube Display Ads)は、YouTube上での広告配信を主な対象としています。YouTubeは世界で最も人気のある動画共有プラットフォームであり、広告主はYouTubeの広告枠を活用して、広告を目的のユーザーに向けて配信することができます。
YDAはYouTubeアプリやYouTubeウェブサイト上での動画視聴中に広告を表示し、ユーザーに対してメッセージを届けます。
YDA | GDN | |
自社サービスの配信先 | Yahooの自社サービスサイトが中心 | なし |
---|---|---|
提携先の配信先 | アメブロ・知恵袋・NAVERまとめ・クックパッド・ニコニコ動画 など | ライブドアブログ・教えてgoo・食べログ・ピクシブ ・YouTube など |
提携サイトの数 | 少ない | 多い |
提携サイトの特徴 | 法人のみ | 個人運用ブログも対象 |
YDAは、Yahoo!ニュースやYahoo!メールなど、Yahoo!の自社サービス内の広告枠を中心に配信されます。提携しているサイトも法人のみのため、比較的信頼性の高いサイトに広告を表示することが可能です。
一方、GDN(Google Display Network)は、Googleの広告ネットワークを通じてウェブサイトやモバイルアプリに広告を配信することができます。GDNはGoogleが提供する広告枠に広告を表示し、広範なオーディエンスに対して広告主のメッセージを展開します。
GDNはウェブサイトやアプリの所有者がGoogleの広告プログラムに参加することで、広告主がターゲット層にアクセスする手段となります。
GDNは、食べログやYouTubeなどの提携サイトの他、Googleアドセンスを利用している多くのサイトの広告枠に広く配信されるため、個人運用のブログなどにも広告が表示されます。
広告の見え方が変わる掲載フォーマットにも違いがあります。
掲載フォーマット | YDA | GDN |
バナー広告 | ◯ | ◯ |
---|---|---|
レスポンシブ広告 | ◯ | ◯ |
インフィード広告 | ◯ | × |
ブランドパネル広告 | ◯ | × |
動画広告 | ◯ | ◯ |
テキスト | ◯ | ◯ |
全体的には大きく変わりませんが、YDAのみインフィード広告とブランドパネル広告というものがあります。
インフィード広告は下図のように、Yahoo!のスマートフォンやアプリのトップページにある「記事と記事の間に広告を表示」することができるメニューです。
ブランドパネル広告は下図のように、Yahoo!JAPANのPCのトップページにある面に配信することができるメニューです。
静止画、動画共に配信する事が可能で、飛躍的な露出感、認知、誘導が期待できます。
ブランドパネルは、国内最大級検索エンジンYahoo!のTOP面という信頼感もあり、広告出稿側としても、ブランドセーフティを保つことができます。
引用:PCブランドパネル 広告仕様―Yahoo!プロモーション広告 ヘルプ
ブランドセーフティーについて詳しく知りたい方は下記の記事を参考にして下さい。
ターゲティングにも違いがあります。まずはデモグラフィックなどユーザーの情報に合わせてできるターゲティングを紹介します。
YDA(YouTube Display Ads)では、YouTube上でのユーザー情報に基づいたターゲティングが行われます。
YouTubeはGoogleのプラットフォームであり、Googleアカウントと連携しているため、ユーザーのデモグラフィック情報や興味関心などの情報を活用してターゲット設定を行います。広告主は特定のユーザーグループに広告を表示することができます。
一方、GDN(Google Display Network)では、Googleの広告ネットワークを通じてウェブサイトやモバイルアプリに広告が表示されます。
GDNは広範なオーディエンスに広告を展開するため、ユーザー情報に基づくターゲティングも利用できます。広告主はGoogleが提供するターゲット設定オプションを活用して、興味関心、デモグラフィック、場所などに基づいて広告を配信することができます。
まずはデモグラフィックなどのユーザーの情報に合わせてできるターゲティングを紹介します。
ユーザー情報を ターゲティング | 詳細 | YDA | GDN |
年代・性別 | 年代、性別毎にターゲティングすることができる。 | ◯ | ◯ |
---|---|---|---|
子供あり・なし | 子供がいるユーザーにターゲティングすることができる。 | × | ◯ |
世帯年収 | 上位10%から下位50%まで指定してターゲティングすることができる。 | × | ◯ |
地域 | 地域別にターゲティングすることができる。 | ◯ | ◯ |
時間・曜日 | 時間・曜日別にターゲティングすることができる。 | ◯ | ◯ |
デバイス | PC・SP・タブレット・テレビ画面(GDNのみ)にターゲティングすることができる。 | ◯ | ◯ |
ユーザーのデモグラフィック情報に合わせてターゲティングできるのはYDAもGDNも同じですが、GDNのみ世帯年収の指定、子供あり・なしのユーザーにターゲティングすることが可能です。
商材やサービスを利用するユーザーの年代や性別、地域やデバイスなどがハッキリしている場合は特に有効なターゲティングです。また他のターゲティング手法と掛け合わせて設定することも可能です。
YDAでは、ユーザーのYouTube上での行動に基づいたターゲティングが行われます。ユーザーの視聴履歴や検索クエリなどを活用して、関連性の高い広告を表示します。
例えば、特定のチャンネルの視聴者や特定のキーワードに関心のあるユーザーに対して広告を配信することができます。
GDNでも、ユーザーのウェブサイトやアプリ上の行動に基づいたターゲティングが行われます。ユーザーの閲覧履歴や購買行動、興味関心などを分析して、関連性の高い広告を表示します。
例えば、特定の商品カテゴリを閲覧したユーザーや類似のウェブサイトを訪れたユーザーに対して広告を配信することができます。
次にユーザーの行動をターゲティングする方法でも違いがあるので紹介します。
行動をターゲティング | 詳細 | YDA | GDN |
フリークエンシーキャップ | 広告の接触頻度を調整できる。 | ◯ | ◯ |
---|---|---|---|
リマーケティング | 指定したページに訪れたユーザーをリスト化し ターゲティングすることができる。 | ◯ | ◯ |
GAリマーケティング | Googleアナリティクスでリスト化しターゲティング することができる。 | × | ◯ |
類似ユーザー | 作成したリストの類似ユーザーをターゲティング することができる。 | ◯ | ◯ |
オーディエンスターゲティング | ユーザーの行動記録に合わせて、興味関心を リスト化し、ターゲティングすることができる。 | ◯ | ◯ |
カスタムセグメント | 入力したキーワード、URLやアプリ名に関連するユーザーをターゲティングすることができる。 | × | ◯ |
サーチターゲティング | 過去に指定したKWを検索したユーザーを ターゲティングすることができる。 | ◯ | × |
キーワードターゲティング | 指定したキーワードに関連するメディアに配信できる。 | × | ◯ |
カスタマーマッチ | メールアドレスや電話番号など、自社が所有する顧客データを活用してターゲティングすることができる。 | × | ◯ |
リマーケティング
リマーケティング(YDAではリターゲティング)は、サイトに訪れたユーザーをリスト化し、そのリストをターゲティングする方法になります。サイト内の各ページ毎や接触した日付でリストを用意することで細かい配信も可能です。
GAリマーケティング
この配信方法はGDNのみの配信方法で、Googleアナリティクスを基にリストを作成し、リストをターゲティングする方法です。通常のリマーケティングと違い、アナリティクスのみできるリストの作成が可能になります。
類似ユーザー
YDAやGDNで作成した上記のリマーケティングリスト内のユーザーに近しい動きをしていると判断したユーザーをターゲティングする方法です。自社サイトに来たことが無いユーザーの中でも、自社サイトに親和性の高いユーザーを狙うことができます。
オーディエンスターゲティング
YDA、GDNともに設定可能です。特定の興味や関心を持ったユーザーを指定してターゲティングすることができます。
オーディエンスターゲティングは広告の配信対象や目的によって以下のオーディエンスカテゴリータイプから選択することができます。
アフィニティ セグメント(GDN)/興味関心カテゴリー(YDA)
特定の商品やサービスに興味関心を示しているユーザーに対して広告を配信することができます。潜在顧客の集客、ブランド認知を目的とする場合はこちらのカテゴリーから選択しましょう。
購買意向の強いセグメント(GDN)/購買意向カテゴリー(YDA)
商品の検索や、カートに入れるなどの購買検討を行っているユーザー、もしくは旅行や結婚などの計画を立てているユーザーを指定することができます。見込み顧客へのアプローチを目的とする場合はこちらのカテゴリーから選択しましょう。
ライフイベント(GDN)/属性・ライフイベントカテゴリー(YDA)
家族構成や年収、学歴、仕事など特定の属性を持っているユーザー、もしくは就職や引っ越し、結婚など人生の大きなイベントを迎えるユーザーに対して配信することができます。属性やライフイベントでの絞り込みを目的とする場合はこちらのカテゴリーから選択しましょう。
カスタムセグメント
GDNのみ可能なターゲティング方法です。従来は、カスタムインテントセグメントとカスタムアフィニティセグメントの2種類に分けますが、新しいカスタムセグメントでは、2種類のどちらかを選んで作成する必要がなく、商品やサービスに関連する具体的なキーワード、URL、アプリを追加することで、指定した要素に関心があると思われるユーザーに広告を表示することができます。
サーチターゲティング
YDAのみ可能なターゲティング方法です。過去にユーザーが調べたキーワードを指定し、そのキーワードを検索したことがあるユーザーをターゲティングすることが可能です。検索連動型広告で効果の高かったキーワードなどを登録しておくと効率が良いです。
カスタマーマッチ
自社顧客のメールアドレスや電話番号などのデータを活用するGDNのみ可能のターゲティングです。
既存顧客のデータをもとに生成した類似ユーザーに配信することができます。
YDAでは、主にYouTube上の配信面に合わせたターゲティングが行われます。YouTubeは動画プラットフォームであり、視聴者は主に動画視聴に集中しています。広告主は特定のYouTubeチャンネルや特定の動画に広告を表示することができます。
GDNでは、Googleの広告ネットワークを通じて広範な配信面に広告を表示します。ウェブサイトやモバイルアプリの所有者がGoogleの広告プログラムに参加しているため、広告主は関連性の高いウェブサイトやアプリに広告を配信することができます。
次に配信面をターゲティングする方法を紹介します。
配信面をターゲティング | 詳細 | YDA | GDN |
プレースメント | サイト単位でターゲティングができる。 | ◯ | ◯ |
---|---|---|---|
トピックターゲット (YDAはサイトカテゴリー ターゲティング) | サイトの属性をターゲティングすることができる。 | ◯ | ◯ |
コンテンツターゲット | サイトやページのコンテンツをターゲティング することができる。 | × | ◯ |
プレースメントターゲティング
広告を配信したいWebサイトのURLを指定して広告配信できる方法です。効果の高い配信先のサイトを抽出し優先的に配信したり、反対に効果の悪いサイトを除外することも可能です。
トピックターゲティング
広告を配信したいWebサイトの属性を指定し広告配信できる方法です。上記のプレースメントターゲティングはサイトURL単位だったのに対して、トピックターゲティングはサイト属性単位でターゲティングできる方法になります。
コンテンツターゲティング
GDNのみ可能なターゲティング手法です。コンテンツターゲットは広告を配信したいWebサイトのテーマをキーワード単位で指定することができます。
これらも、使い方によっては非常に強力なターゲティングです。
例えば「教えてgoo」のURLをプレースメントターゲティングし、コンテンツターゲティングで「リフォーム」を設定すると、教えてgoo内でリフォームについて調べているユーザーに広告を配信することが可能です。
ターゲット像が明確であれば有効なプロダクトの1つになります。
広告掲載基準は、広告プラットフォームや広告ネットワークのポリシーやガイドラインに基づいて設定されます。広告掲載基準は、適切なコンテンツやデザイン、法律や規制の順守などを確保するために存在します。
一般的に、以下のような基準があります。
広告掲載基準はプラットフォームやネットワークによって異なる場合がありますので、広告を掲載する際には各サービスのガイドラインを確認することが重要です。
一部広告商品においては、広告掲載可能な訴求商品、サービスに制限があり、また、媒体によって配信できるクリエイティブのサイズや容量が異なりますので、クリエイティブを作成する前に確認しておきましょう。
詳しくは下記の記事をご参照ください。
ここからはGDNを例として、ディスプレイ広告の入稿方法について紹介します。
Google Adsの管理画面で新しいディスプレイ広告キャンペーンを作成します。キャンペーンの目標や設定を決めましょう。
まず、目標を選択します。
コンバージョン目標を設定している場合は、「販売促進」または「見込み顧客の獲得」、認知目的であれば「ウェブサイトのトラフィック」または「ブランド認知度とリーチ」を選択しましょう。
例として、今回は認知拡大を目的として「ブランド認知度とリーチ」を選択します。
続いて、キャンペーンたタイプから「ディスプレイ」を選択し、配信のURLとキャンペーン名を設定します。
キャンペーンタイプを選択します。GDNでは、商品やサービスの販売促進、ブランドの知名度向上など、さまざまな目標に合わせたキャンペーンタイプが用意されています。
キャンペーンの設定を行います。配信地域、予算、スケジュールなどを指定します。
地域、言語、デバイス、開始日と終了日などを設定します。
予算と入札単価を設定します。
予算はキャンペーン全体の広告費の上限を意味し、入札単価は広告の表示を競うための金額です。
オーディエンスターゲティング設定を行います。
リターゲティング広告を実施する場合はあらかじめ設定したリターゲティングリストをチェックし、興味関心ターゲティング広告を配信するにはアフィニティ セグメントや購買意向の強いセグメントなどから商材に適切なターゲティングを選択しましょう。
興味関心、デモグラフィック、場所などのターゲティングオプションを利用して、広告を表示するユーザーを絞り込むことができます。
最後に広告作成をします。
テキスト、画像、動画などのコンテンツを設定し、魅力的な広告を作成しましょう。また、バナーサイズやフォーマットに注意して広告を作成します。
レスポンシブディスプレイ広告を配信する場合は、画像/動画、ロゴ、URL、広告見出しや説明文を設定して保存すれば、キャンペーンの審査が始まります。
結論からいうと、予算が許す範囲でまずはどちらも利用し、反応が良い方に多く予算を投下するという方法をオススメします。
YDA(YouTube Display Ads)とGDN(Google Display Network)は、それぞれ独自の特徴と利点を持っています。配信する広告の目的やターゲット層によって、どちらを選ぶべきかが異なります。
YDAは、YouTube上で広告を配信するため、動画コンテンツに興味を持つユーザーにアプローチするのに効果的です。もし動画広告が目的であり、特定のYouTubeチャンネルや動画に広告を表示したい場合は、YDAが適しています。
一方、GDNはGoogleの広告ネットワークを通じて広告を配信し、多くのウェブサイトやアプリに広告を表示することができます。GDNは広範な配信面を持ち、幅広いユーザーにリーチしたい場合に適しています。
広告の目的やターゲット層によって最適な選択が異なるため、広告戦略を立てる際には広告の目的やターゲット層を考慮し、YDAとGDNの特徴を理解して適切な配信先を選ぶことが重要です。
それでも迷う場合は、配信面やターゲティング設定が豊富なGDNを優先させるのがオススメです。GDNはGoogleアドセンスと提携・掲載している個人サイトやブログなどにも表示できるため、幅広い潜在層へのリーチが期待できるでしょう。
続いて、ディスプレイ広告を上手に運用する4つのポイントを紹介します。
ディスプレイ広告のクリエイティブは、広告の効果に直結する重要な要素です。複数のバリエーションのクリエイティブを作成し、A/Bテストやパフォーマンスの評価を行いながら、最も効果的なクリエイティブを見つけていきましょう。
ディスプレイ広告はバナーや動画などを通じてユーザーに視覚的にアプローチするため、ユーザーに響かないクリエイティブであればユーザー行動を促すことは難しいでしょう。
クリエイティブの良しあしを判断するために、A/Bテストを実施することが重要です。ディスプレイ広告では、例えばバナーのデザイン、キャッチコピー、CTA(Call To Action)ボタンの有無など1つの要素を指定してA/Bテストで比較します。指定した要素のパフォーマンスはどのように変化したか引き続き検証し、クリエイティブの質を高めるのが重要なポイントとなってきます。
レスポンシブディスプレイ広告は、自動的に異なるサイズやフォーマットに適応する広告形式です。複数のバナーサイズに対応することで、広告の表示範囲を拡大し、より多くのユーザーにリーチすることができます。
レスポンシブディスプレイ広告は、広告スペースに合わせて広告のサイズ、表示形式、フォーマットが自動調整されるため、サイズが決まったバナー広告より多くのサイトに掲載されることができます。
また、レスポンシブディスプレイ広告は画像か動画だけでなく、広告見出し、ロゴ、説明文などのアセットを組み合わせて自動的に生成されるため、配信目的(サイト誘導か購入促進など)につながる可能性が最も高い広告を配信し、簡単にディスプレイ広告効果を最大化できます。
レスポンシブディスプレイ広告のおさえておきべきポイントについては、下記の記事をご参照ください。
フリークエンシーキャップは、特定のユーザーに同じ広告を過剰に表示しないようにする設定です。適切な頻度で広告を表示することで、ユーザーの広告に対する興味を維持し、効果的な広告配信を実現しましょう。
一般的には、フリークエンシーの回数が増えるにしたがってクリック率とコンバージョン率は悪化する傾向にあります。理由は、単に「この広告もう何回見たことがある」「サイトの内容は分かってるしもうクリックしたくない」というユーザーがいるかもしれませんので、フリークエンシーキャップを設定せずにずっと同じクリエイティブを配信するなら、ユーザーからの反応が徐々に悪くなっていく可能性が高いです。
ディスプレイ広告の運用ではクリエイティブの入れ替えを定期的に行うか、運用のデータからユーザー行動を分析するうえで、その広告にあったキャップの設定内容を決めておくことをおすすめします。
フリークエンシーキャップの設定方法や回数の確認方法については、下記の記事をご参照ください。
類似オーディエンス機能を利用すると、既存の顧客やウェブサイトの訪問者に類似した属性や興味関心を持つユーザーに広告を配信することができます。これにより、よりターゲットに合ったユーザーにリーチし、コンバージョン率を向上させることができます。
例えば、リターゲティングリストに含むユーザーは、自社サイトに訪問したことがあるため、商品やサービスに対してある程度の興味があると考えられます。これらのユーザーと似た類似ユーザーにアプローチすることで、より効果が見込める広告運用が可能になります。
ディスプレイ広告の世界は日々進化しています。最新のトレンドとしては、プログラマティック広告やAIを活用した広告などが注目されています。
これらの最新トレンドを取り入れることで、より効果的な広告運用が可能になります。
ディスプレイ広告は多岐にわたります。主な種類を以下に示します。
ディスプレイ広告の成功には以下のポイントが重要です。
これらのポイントを踏まえ、ディスプレイ広告の戦略を構築することで、効果的な広告展開が可能となります。
検索連動型広告とディスプレイ広告の違いから、YDAとGDNの違いを今回は紹介させていただきました。
広告で大切なのは「何を売るのか」ではなく、「いつ」「誰に」「何を見せ」「どこに連れていくのか」です。検索連動型広告はキーワードでターゲティングするので、ユーザーのニーズが明確ですがディスプレイ広告はそうはいきません。
そのため「いつ」「誰に」の部分を明確にしたうえでターゲティングで検証し、更に対象としているターゲットが自分事かできるための「何を見せ」を検証していくことが必要です。ディスプレイ広告はPDCAを回していくことで、施策改善が可能な媒体です。そのためにはまず「いつ」「誰に」広告を表示するのかを決めるターゲティングがとても重要になります。
広告運用は検討しているがどの運用法が適応しているかわからない方は、
一度広告運用会社の選定方法を確認してみるのもいいでしょう。