米軍施政下の1954年に起きた沖縄刑務所暴動で、捜査当局が瀬長亀次郎氏ら人民党幹部に罪を着せようと、受刑者に偽証を依頼していたことが、当時の裁判資料で分かった。「瀬長を起訴するから証人になってくれないか」と持ち掛けるなど、生々しい工作が記されている。