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のんびりひとり時間 至福のお風呂タイム

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  • お風呂はどうしてカラダとココロにいいの?
  • 手作り 入浴剤
  • お風呂タイムを演出するバスグッズたち
  • 一期一会の手仕事 INTERVIEW お風呂博士 石川泰弘さん

お風呂はどうしてカラダとココロにいいの?

お風呂にはカラダを快適にする3つの効果があったのです。

ココロもカラダも開放され、自分に戻れるお風呂。誰もが心地良さを感じる場所です。カラダがポカポカ温まることによって全身の筋肉がやわらかくなったり、汗をかくことで感じるリフレッシュ感、湯船に浸かった時のふわっと浮く感覚など、たくさんの快適をお風呂は持っています。「疲れている時はリラックスできるし、落ち込んだ気分を盛り上げてもくれるし、お風呂はカラダのコンディションを整えてくれるトレーナーみたいなものかもしれません」とはバスクリンの広報でありお風呂博士の石川泰弘さん(一期一会インタビュー参照)。

でもどうしてお風呂がそんなにいいことずくめなのか、気になります。その理由を石川さんに教えていただきました。「お風呂には『温熱効果』『水圧による効果』『浮力効果』の3つの効果があって、その3つの作用がカラダとココロに働きかけて、全身で快適を感じていくんですよ」。

まず温熱効果とは?「入浴で温められたカラダは血行が良くなることで新陳代謝が活発になり、汗によって体内の老廃物や疲労物質が除去されます。自律神経もコントロールされるので、お湯の温度を変えることで体調管理が出来ます」

次に水圧による効果。「湯船に浸かるだけで腹部に水圧がかかって、横隔膜が広げられ肺の容量が減少。そのために呼吸数が増えて心肺機能が高まります。それによって血流が促進され、足のむくみが解消したり、疲れが取れていきます」

そして浮力によるリラクゼーション効果。「水中では人間の体重は浮力が働き、約9分の1になります。そのためカラダが軽くなり、筋肉の緊張がほぐれてくるのです。湯船にカラダを沈めた瞬間の開放的な気分は、まさに浮力によるもの。気分がゆったりするのでリラクゼーションにもってこいなのです」

こうしたお風呂の作用が、カラダの疲れを癒し、ケアしてくれていたんですね。そんなお風呂ともっと仲良くして毎日の元気と美容を手に入れてみませんか。

正しい入浴法をマスターしましょう!

お湯の温度
、カラダを目覚めさせたいなら、お湯の温度は41~42度で。少々熱めのお湯は交感神経を刺激して脳やカラダの機能を活動的にします。頭をシャキッとさせたいときにオススメ。逆に、リラックスしたいときは、お湯の温度を39~40度で。ぬるめのお湯は副交感神経に働きかけ、心身をリラックスさせます。
入浴時間
入浴時間の目安は、じつは個人差があり、その日の体調や疲れ具合、持病があるかどうかなどを考慮しましょう。通常の目安として、以下を参考にしてください。
  • 全身浴なら、約10分 半身浴なら、約20分
  • 肩こりなどの改善なら、40度のお湯に10分浸かり、肩を上下に10回上下に動かす
  • ★ぐっすり眠るなら、就寝の1時間半くらい前に39~40度のお湯に10分~15分
  • ★むくんだ足をスッキリさせるなら、39~40度のお湯に10分~15分浸かり足指と甲をマッサージ
理想的な入り方
まずは40度くらいの温度で5~10分全身浸かり、そのあと半身浴でゆっくり浸かります。「額にうっすら汗が出てきたら、カラダがしっかり温まったサイン。あとは体調や気分に合わせて全身浴と半身浴を上手く組み合わせてみてください」

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手軽な入浴剤を作ってみよう

「美人の湯」と呼ばれる温泉は、ほとんどがナトリウム炭酸水素塩(重曹)泉。そんな重曹お塩、身近なハーブを加えるだけのバスソルトや、クエン酸を混ぜたブクブクと泡の出るバスボムを作って、お風呂タイムをさらに楽しんでみませんか。

★バスソルトの作り方
[基本の材料](1回分)
  • 塩・・・45g
  • アロマオイル・・・5滴
  • 重曹・・・45g
  • ハーブ・・・適宜
[作り方]
[使い方]
お風呂に入れる時はキメの細かいネットに入れ口をしっかり縛り、入れたら湯船をよくかき回してくださいね。
★バスボムの作り方
[基本の材料](1回分)
  • 重曹・・・60g
  • クエン酸・・・30g
  • 色づけ用の粉(パプリカや抹茶など)・・・小さじ1杯
  • ハチミツ・・・小さじ1/2杯
  • アロマオイル・・・5滴
[作り方]
監修:野松慶子
英国IFA認定アロマセラピスト。東京二子玉川の
ビューティサロン「ラ・マルメゾン」を主宰。

入浴剤の種類と効用

入浴剤は入浴のもつ温浴効果を高めるものですが、成分によっていくつかの種類に分けられます。さっぱり入浴したい、スキンケアを期待したいなどは、成分によって違ってきます。香りに関しては効用よりも自分がその香りを心地良いと思うかどうかでチョイスするのが一番。
バスクリンの石川さんは、「リラックスするにはラベンダーの香り、と言われても、中にはラベンダーの香りが好きではない人もいます。気分によっても好みは変わるので、迷う人はいろんな種類や香りがパックになった入浴剤を使ってみるのがオススメですね」と、アドバイス。下に主な系統をあげました。入浴剤選びの参考にしてみて下さい。

■無機塩類系
温泉由来成分。主な成分として硫酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム(重曹)など。硫酸ナトリウムがカラダにベールをつくり保温します。
■生薬系
生薬に含まれる成分の働きが、保温効果、血行促進効果などを高めます。独特の香りからリラクゼーション効果も期待できます。
■炭酸ガス系
炭酸ガスが血管を拡張し血行促進します。
■スキンケア系
保湿成分を配合した入浴剤は、皮膚の表皮の角質を軟化し、お肌をしっとりさせる効果があります。
■清涼系
主に炭酸水素ナトリウム(重曹)の清浄効果とメントールペパーミントオイルなどの清涼成分で涼しく感じさせます。

お風呂時間をもっと楽しむためのグッズたち

お風呂グッズで、さらなる至福時間を演出

お風呂での時間をさらに楽しむためのグッズが、どんどん登場しています。今回はホテルスパで人気の高いカージュラジャ ティアドの店長・鈴木弘美さんと、バスクリンのお風呂博士・石川さんのお話を交えながら紹介していきます。

演出1:BGM
(1)ツインバード FMラジオ付防水スピーカー
(オープン価格)

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シートを入れ替えて背景をカスタマイズ。濡れた手でも操作OK。
ゆったり寛ぐお風呂タイムでその日の気分に合った音楽を聴くことは、ある意味、最高の心のメンテナンス。自分の好きな音楽を聴くと脳波がアルファ波になり、癒し効果があると言われています。
演出2:あかり
(2)バスライトツガル 980円(税込1,029円)
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お風呂に浮かべるとゆらぎのLEDが点灯し、お湯から出すと消灯します。
浴室を癒し空間にしたいときにおすすめのグッズ。浴室を暗めにすると、気持ちが落ち着くことで副交感神経が優位になり、自然とリラックスモードにシフトすると言われています。
演出3:バブルバス
(3)Rudy(ルディ)イルベネッセレシリーズ/バス&シャワージェル(セール価格:各税込420円、定価:各税込525円)
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約100年の歴史を持つイタリアの入浴剤メーカー「ルディ」のバス&シャワージェル。フローラルな香りと人を魅了するムスクの香りを。ちなみにイタリアではムスクの香りはデートシーンの象徴とか。
お風呂は、お肌にとって生まれ変わる贅沢なひととき。気分を上げたいときには、お風呂を泡だらけのバブルバスにするのがおすすめ。上品な香りも楽しんで。
演出4:かわいいグッズ
(4)おしゃべりトロリン/あひる・ペンギン・パンダ・くま・かえる 880円 (税込924円)
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お風呂に浮かべると、おしゃべりしはじめる可愛い動物たち。おしゃべりと鼻歌は20種類。お風呂に入れた時、お風呂に浮かんでいる時、お風呂から出した時で、おしゃべりがかわります。
子供と一緒のお風呂タイムにおすすめのグッズ。子供だけでなく、大人も癒されてしまうかわいさです。
演出5:整理整頓
(5)バスタブラックタワー(税込2,100円)
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バスタブに渡す収納ラック。バスルームが広々使えるだけでなく、入浴中の読書やアロマキャンドル置き場にも。
お気に入りのグッズを並べて、プチ贅沢な入浴タイム。読書好きの方には特にオススメです。
演出6:香り
(6)ウチノバスアロマ バススプレー/リラックス・リセット(各税込1,575円)
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シャワーを出して蒸気が立ち始めてから頭上にスプレーすると香りがゆっくりと降り注ぎます。バスタブにつかりながら香りが楽しめます。
香りもリラックスに大切な要素。自分好みの香りをみつけて、気分を想いのままに演出してみましょう。
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