NMB48が、2025年の幕開けとなった元日、大阪・NMB48劇場で、同劇場14周年となる新春特別公演を開き、チームN10人、チームM14人、チームB2は14人、研究生13人の総勢51人が出演した。
NMB48では毎年元日に劇場公演を行っており、キャプテン小嶋花梨は「毎年1月1日に、皆さんと1年を始まらせていただいていますが、そのたびに、MMB48劇場とともに、NMB48のグループ自体が歴史を刻んでいるなと感じる瞬間でもあります。14年がたった今も、こうして、ファンの皆さまが足を運んでくださり、NMB48を愛し続けてくださっているから今があります。本当に感謝の気持ちでいっぱいです」とあいさつした。
今年は大阪・関西万博の開催も控え、小嶋は「大阪・難波での活動が生きるグループ活動をしていけたら」と言い、「この難波から大阪を一生懸命盛り上げていけるよう精いっぱい頑張ります」と誓いの言葉も口にした。
公演のラストにはサプライズ発表もあり、3月27日に大阪・オリックス劇場で上西怜の卒業コンサート、その前日26日には「NMB48 SPRING LIVE(仮題)」の開催が伝えられた。
また、30枚目シングル「がんばらぬわい」の“上西怜 卒業記念盤”が3月26日に発売されることも決定。小嶋が監督した上西のソロ曲「夕陽はどこへ行く?」のミュージックビデオなどを収録した特典DVD付きとなる。あわせて、25年第1弾となる31枚目シングルが4月にリリースされることも報告された。
卒業コンサートが決まった上西は「ずっと、最後は卒業コンサートをしたいという目標やったので、かなえることができてうれしいです。前日には卒業記念盤の『がんばらぬわい』を発売させていただけるということで。ソロ曲は(小嶋)花梨ちゃんが監督になってミュージックビデオを撮ってもらいました」と歓喜の思いを伝えた。
そのMVの監督を務めた小嶋は「怜ちゃんの今までの8年間と、今のはかなさみたいなものがギュッと詰まったらいいなと思って、そばにいたからこその目線で作品が作れたらと思っていたので、ファンの皆さんに届けられるのが楽しみです」と思いを語った。
さらに、小嶋は4月リリースの31枚目シングルにも触れ「春にはたくさん楽しみが待っています。年が明けた今日からNMB48は、まだまだたくさんうれしいお知らせができるように精いっぱい頑張っていきますので、2025年もNMB48をよろしくお願いします!」とファンに呼びかけていた。