DeNAに浮上する「ポスト宮崎」問題と牧三塁転向プランの点と線…電撃トレードで内野ポジション争い勃発
23日昼に電撃発表されたDeNAの浜口遥大投手(29)とソフトバンクの三森大貴内野手(25)のトレードには、驚いたファンも多かったろう。
2016年にドラフト1位でDeNA入りし、通算44勝をマークした浜口は、17年のソフトバンクとの日本シリーズで八回1死まで無安打と好投。今年の日本シリーズでも中継ぎとして活躍した。ソフトバンクの三笠GMは「貴重な左腕で佐賀の出身でもある。(16年ドラフトの)スカウトのリストには(あった)」と、8年越しの恋人であることを強調した。
一方、DeNAに移籍する三森は、16年にドラフト4位でソフトバンクに入団。22年、23年は主に二塁で100試合以上に出場した。22年は規定打席にはわずか6打席足りなかったものの、打率.257、9本塁打、20盗塁をマークした韋駄天だ。
「三森は積極性があって足もある。足を使いたい三浦監督好みの選手といえるでしょう。選手層が厚いソフトバンクではレギュラーを取り切れなかったものの、まだ25歳で伸びしろもある。二塁のレギュラーを取れる実力はあるとみています」(パ球団のフロント)
DeNAは三森の加入によって攻撃のバリエーションが増えそうだが、ベイスターズOBは「牧秀悟(26)と宮崎敏郎(36)の起用に影響する可能性はある」と、こう続ける。